爽海島。
その島にはたった一つしかない学園があり、およそ島の10分の1を占める面積を占めていた。『城』とも称せられる爽快学園。その地下用水路には、いわくつきの地下都市があるという噂が流れていた。
信憑性のない噂に無視を決め込んでいたつ
もりの冴木怜だったが、友人の強引な説得により、地下に潜りこむことになってしまった。
「なーんで、俺がこんなことしないといけないんだ……」
潜りこんだ地下奥深くで封印されてしまっていた書物を、誤って冴木が開いたことにより、力の宿った本のページは各所に飛び散った。咄嗟に、一枚だけを手に取った冴木は、いつの間にか『死者と対話する力』を手に入れていた!!
だがそのせいで、生きた人間に死者の想いを届けることを友人の優に強要され、なぜか『霊媒者』として学園の有名人になってしまった。
「平穏に暮らせれば、それだけで俺は満足だったのに……」
(依頼される前に、こっちから事件の調査を依頼しよう!)という自分勝手な考えを持つ優に引っ張られながら、全く困っていない依頼人に対して、「なにか困ってることある?」と冴木は嫌々聞き込みを始めていく。
そんなことを繰り返していくうちに、段々と冴木のことをよく思わない連中も増えていって……。
死者の声に傾けながら、迷宮入りするはずだった事件を解決していくミステリーSFバトルアクション小説!! ……が、始まればいいなーって思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-06 16:00:00
1318文字
会話率:37%
ソレイユ・フランチェスカは魔王討伐のために選ばれた魔法使いの少女。
出発二週間前に驚くべきことを聞く。いわく、
「勇者が失踪した」
※文芸発表会用に書き中。まだまだ序盤です。
最終更新:2012-10-24 21:10:40
3662文字
会話率:35%
かつての富豪が建てたが、そこで悲惨な事件が起こったため、以来幽霊屋敷と呼ばれている古い洋館。そこへ三人の男女が現れて、偶然出会った少年と、そのいわくつきの場所で一晩を過ごすことになったが……という話です
最終更新:2012-08-20 00:30:40
7435文字
会話率:54%
8月5日(0)
僕は旧校舎のいわく付きトイレに閉じ込められている
焦る気持ちを落ち着かせるためにも携帯電話のメール機能を使って
日記をつける事にした
こうしている間にも気配を澄ませば戸の向こうには”ナニカ イル”
これからどうなるのかは
わからないが。
もし、この日記を読む方がいらっしゃったら僕に何が起きたか是非真実を確かめて頂きたいです。
8月5日 21:15分
現在僕は此処から出られていない・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-13 22:07:45
7095文字
会話率:37%
殺人課の刑事であるテオ・リンはサンフランシスコのダウンタウンにある喫茶店で日課を終えようとしていた。しかし、今日は違う。遊び疲れたいわくありげな男と無作為な会話に刑事は引きずり込まれていく。それが一つの交渉に辿り着くとは思いもしないで。
最終更新:2012-07-24 21:15:17
17060文字
会話率:55%
その峠は走り屋達にとっていわくのある峠だった。「何かが出る」だが、その噂の実態を確かめたドライバーは今のところ一人も居ない。そして今夜もその謎を暴きに行こうとする愚か者が一人愛車を駆って峠を越えようとしていた。
最終更新:2012-06-10 16:46:09
5027文字
会話率:30%
彼女は悩んでいた。どうしても欲しいものがあるのにお金が足りない。そんな彼女の家に、超短期かつ高額報酬のアルバイト募集のチラシが舞い込んできた。しかし、それは『このアルバイトをしにいった何人かがその後、行方不明になっている』という、いわくつき
の代物だった。噂だけは友人から聞いていた彼女は――
全ジャンル制覇企画『T.G.C』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-21 19:00:00
4911文字
会話率:34%
その町を守護する役目を負った旅籠の一族「騎志野」の一人娘、紅義には亡き父と交わした一つの約束があった。「弓塚の少女、紫陽」を守り抜くこと――――。自らの決して損じてはならない使命として守り通そうとする彼女に、一人の少年がお役目として一つの
警告を発する。いわく、「何が何でも弓塚紫陽を殺せ」――――。お役目と約定、使命と恋心の間で紅義は揺れ動き……そして再び、終わりの日々は幕を開けた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-30 23:31:38
28252文字
会話率:36%
高校2年生に進学した女島康介(めじまこうすけ)は学校にほど近いアパート「コーポ山下」に引っ越す事になる。しかしそこは毎晩心霊現象の起こるいわく付きの部屋であった。遂に恐怖に耐え切れなくなった康介は部屋を飛び出し深夜の街をウロつくが・・・
最終更新:2012-02-19 00:16:02
7290文字
会話率:22%
惹かれた人が、いわくつきのものがここには集まる。
最終更新:2011-11-25 00:57:38
5139文字
会話率:46%
中学2年生のごく普通な男子、時奈零樹(ときなれいき)。
その頭上に、断花詩織(たちばなしおり)という女の子が落ちてきた。
彼女はそのまま死んでしまい、幽霊となる。
しかし落ちたのが零樹の上だったことから、零樹のそばから離れられない自縛霊(と
いうか人縛霊)になってしまった。
詩織は、幽霊なので姿を消したり壁を通り抜けたりはできるのだが、零樹から数メートル以上離れられなくなる。
怪しいオカルト研の部長、小島魅和(こじまみわ)いわく、なにか心残りがあって成仏できないのだろうとのことだが、詩織本人はまったく覚えていないという。
そして親友(悪友?)である宇良原夕時(うらはらゆうじ)の悪知恵により、幽霊の詩織の能力を活かして便利屋を始めることになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-27 20:25:19
30171文字
会話率:39%
他のサイトに一度公開した作品を一部手直しをしています。
同級生の喫茶店で偶然出会わせた客と知り合うが、その後その客と喫茶店の女店主とのいわく付きな関係に巻き込まれて、意外な顛末を迎える。
最終更新:2011-10-11 05:22:44
1583文字
会話率:42%
親友の旅行デートに巻き込まれることになった僕と幼馴染は、山中の民宿で老紳士に教えてもらった丘へと出かけることにする。
元来、よくモノを失くした。忘れ物も多かった。置き場が分からなくなったのだ。何を忘れたのかも、僕は覚えていなかった。何か
を忘れていることすら、僕は覚えていなかった。
「忘れモノを思い出す」、いわくつきの丘で、そんな僕が思い出したのは――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-28 19:03:29
13639文字
会話率:67%
友人いわく、俺たちは『偽物カップル』らしい。
俺たちは幼馴染で、高校入学当時から交際を始めても関係にたった一つの変化さえ見つけ出せない状態にあった。いつものごとく淡白で、普段通りに平坦な俺たち。変化がないことに青春真っ盛りの俺たちが耐え
られるはずがないというのに、それでも俺たちは微妙な距離感を保ち続けてカップルを継続していた。
何かアクションを起こしても『幼馴染』という枠内に収められてしまう俺たちは『カップル』という幻想を求めていただけなのかもしれない。幻想をその手で掴んでしまった瞬間に、なんだか違和感を覚えてしまったのかもな。文字通り、幻滅ってやつだ。
まあそれでも俺たちは幼馴染でカップルだ。変わりはない。
これはそんな俺たちの、偽物カップルの物語。
不器用で素直じゃない、俺と彼女のお話だ。
本物に昇華しなくてもいい。偽物でも俺たちが今まで通りなら、幼馴染のカップルとしていれるのならな。
お前だってそうだろう?
なあ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-17 23:57:40
45098文字
会話率:32%
この春より貧乏大学生ライフを送ることになった俺は、格安のアパートを探し出すことに成功した。そこには幽霊が出るという『いわく』があったが、そんなもの全く信じる気になれず、喜んでそこに入居した、のだが……ちょっと甘く考えていたかもしれない。
その部屋ときたら、異常に冷え込むわ、変な物音がするわ、物が勝手に失くなるわ、天井を突き破って女の子が降ってくるわ………………はい?
「どっ……ど、どうも~、天井裏居住のお化けで~す。う、うらめしや~」
「……。もしもし、警察ですか? 不法侵入者が……」
「あぁん、そんなご無体な!」
――なんだかんだと下らないやり取りを経て、結局、俺は天井から降ってきた少女『るい』と奇妙な共同生活を送ることとなる。
しかし彼女の行動が原因と思われた幽霊騒ぎに意外な事実が発覚して……。
微妙におバカな不法入居少女、隣人のエロいお姐さん、天然巨乳なウェイトレス、好青年ウェイター、厨房担当セクハラ先輩、人のいい店長…………幽霊騒ぎは一体誰の仕業だ!?
貧乏アパートとバイト先のファミレスで巻き起こる、ほんの少しホラーなラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-28 08:08:09
29797文字
会話率:33%
一度入れられてしまったら二度と戻れないと噂されているいわくつきの病室、第七病棟七階七号室。そこで絶望的な気分に浸っていた僕は、ひょんなことから一冊の古びたノートを拾う。
―あなたはお元気ですか?
そんな出だしで始まるノートと僕の、ラッキーセ
ブン病室での忘れられない日々が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-07 21:15:44
13183文字
会話率:37%
山奥の廃校舎でひっそりと開業している、いわくつきの病院。そこにいたのは、不老不死の闇医者。そして、彼女に付き従う短命の助手。今回訪れたのは、殺人衝動を抱えた孤独の殺人鬼の少女。闇医者様は、そんな彼女にどんな『治療』を施すのか――?
最終更新:2011-05-18 19:55:42
3271文字
会話率:24%
西暦まもない中国西域。僅か4人のいわくありげな隊商が古代シルクロードの要所・敦煌に帰ってみると、そこには圧政を敷く儒者あがりの太守がいたのだった―――という激突必至の王道懲悪エセ歴史ファンタジー。
最終更新:2011-05-11 01:18:06
43695文字
会話率:40%
ゲームをこよなく愛するかなりズレた女子高生、小野寺かのこ。それでも今まではそれなりに普通の女子高生だったけど、ある朝の何気ない登校中、かのこは突然異世界へと召喚されてしまう。その世界は、あまりにも自分の大好きなゲームにそっくりな世界……だけ
ど、何かがちょっと違う……? しかも、自分を召喚したという国の王様いわく、かのこは勇者で王の使命を果たすまでは元の世界に帰してもらえないんだとか!
基本、ギャグ一直線なかのこの冒険コメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-11 15:18:36
40658文字
会話率:31%
王都には王の容態が悪く、次の冬を越せず、宰相が次期国王を狙っているという噂がにわかに流れ出した頃、騎士のテッドはある日路地裏で倒れている少女と出会う。その子いわく自分は王家の直系で宰相に狙われているとのこと。友人の魔術師キストとともに王家の
いざこざに巻き込まれそこから始まる王道中の王道ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-14 08:18:54
12963文字
会話率:56%
17歳の蒼井雄太は、詩人と呼ばれている、ボーっとした少年だった。小さいころに母を亡くした雄太が心を許す唯一の相手が、14歳の車いすの少女、従妹の優花だった。優花とは、いつもバカ話ばかり言いあっていたが、いつか詩人になったら、最初に本を見せ
ると約束をしあっていた。そんな雄太が二学期の始業式に会ったのが、転入生の春野天海だった。天海はごく最近、父を亡くしたそうだが、いわくありげな少女だった。二人の仲は一進一退を繰り返していた。一方の雄太の父は、37歳の妖艶な美女、真木園子の虜となって、息子の反対を押し切って、プロポーズを迫ろうとしていた。難病の優花の体調は、秋が来るとともに悪くなっていく。一体今後の雄太の周囲の人間模様はどう変わっていくのだろうか?雄太の恋の行方は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-26 23:14:34
31757文字
会話率:66%