シューレ音楽学院に入学した無名のピアニスト、テア。高名な学院になんの功績もなく特別入学し、さらに世界有数の師を持つことになった彼女には、周囲の嫉妬が向かう。しかしその中で彼女の才能に目をとめたのは、皆から慕われる生徒会長ディルク。彼はテアを
パートナーにと望み、テアはその手を取る。次第に惹かれあっていく二人だが、二人は共に踏み出すことのできない理由を抱えていた……。じれったく、甘い、二人の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-31 13:16:11
773941文字
会話率:31%
雨が降りしきる八月某日。
常盤椿は逃げていた。
人間ではない何かから。
そしてそれに捕まり、血を吸われた。
命の灯火が尽きる前に、蛇の死神――カガチに助けられた。
しかし、その時にはもう、彼女は人間ではなくなってしま
っていた。
これは『猫死神さんと命日まで』から約一年後のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-27 00:49:04
87734文字
会話率:41%
真紅の女帝の記憶が失われる、二ヶ月ほど前の話。
灯火穂香はマンネリな毎日に嫌気がさしていた。
自分探しなのかなんなのかわからないが。
穂香は家出をした。
自分が賞金首になっているとも知らずに。
そして穂香は真っ赤な血に染まった鬼と出会うこ
ととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-27 22:34:12
3508文字
会話率:19%
妖を殺さず封印をする巫女は、他の者を傷つけることをためらわない危険な鬼と出逢う。巫女は何度対峙しても、決して鬼を殺さず何度も封印し続ける。鬼もまた、何度封印されてもそれを解き、何度も巫女を追いかける。
そして、鬼は巫女に問うた。――さあ、今
度はどうする?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-22 08:00:00
3627文字
会話率:7%
幕末逆転劇の一つ。長州、功山寺挙兵。
筆者自ら小咄としてお話させていただいた原稿の最終推敲です。
放送そのものはこの前段階の原稿(+アドリブ)でのお話でした。
でも後悔はありませんよ!
とまぁ自分話はさておき、かつて幕末という時代に起きた
一人の男の起こした消えかかった灯火の中の火花。
その輝きが維新という大炎へと変わるための戦いの物語。
小咄のためのお話なので色々端折りはしましたが
よかったらお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-21 11:04:48
2347文字
会話率:6%
その男が目にしたものは、「理」
最終更新:2012-10-03 22:37:17
1876文字
会話率:42%
物語の舞台は昭和51年頃の仙台。もはや風前の灯火となっていた学生運動の最期と、その時代を生きた学生たちの一コマを描いています。
「もうとっくの昔に終わっていたのかもしれない。しかしどうしても終わることが出来なくてくすぶり続けていた学生運動の
灯火が、いよいよ本当に吹き消されようとしているのだ」(文中より)。
(文芸同人誌に発表済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-03 19:31:39
8784文字
会話率:39%
国直属の治安維持を目的とする機関『教会』。
そこには遠距離に長けた『魔法使い』と接近戦に長けた『騎士』がいる。
紅音 空亜はどちらに所属するか、と言われれば能力的には騎士に属していた。
そして、その騎士の中で空亜は異端者として
最終更新:2012-09-23 01:15:55
1946文字
会話率:15%
半兵衛は病を得て
ひとりとこについている
最終更新:2012-04-23 22:18:28
338文字
会話率:24%
あらゆる資源を喰い尽くしてしまった人類が新たな資源を求めるため、仮想世界を具現化をさせ、その世界から資源を持ち帰る技術を開発した。
実際に具現化した仮想世界はすぐに帰ることはできず、任務をクリアしなければ現実には戻れない。
その上その任
務の難易度が低ければ大したものは持ち帰っては来れない。
(主人公)男は無謀にも人類未踏の任務に、全く自覚なしに挑まされるのであった。
しかも自業自得で…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-04 00:00:00
58557文字
会話率:36%
デルタ宮殿に仕える5部隊副隊長のショウ。そんな彼にある難関の試練が訪れる。
最終更新:2012-03-19 09:59:49
1039文字
会話率:65%
憂鬱な雨の日、日曜日の夕方。生きるのにちょっと疲れた人へ。
キーワード:
最終更新:2012-02-14 19:05:51
688文字
会話率:0%
突如世界中に現れた謎のロボット兵士。冷酷非道の彼らはプログラムの赴くまま破壊と殺戮を繰り返した。風前の灯火となった人類。しかし人々はまだ諦めていなかった。
取るに足りないショートストーリー。
最終更新:2012-02-14 16:50:41
3037文字
会話率:0%
ここは、どこかにある北の大地。
雪の積もるこの雪原に、一匹のオオカミが居座っていた。
彼は寂しかった。今まで、自分に向けられる眼は全て恐怖に満ちた眼をしていたからだ。
「友達が欲しい」
ただそれだけの願いを叶えることも出来ずにいた。
そんなある日、彼の住みかに一匹のウサギが現れる。
「道に迷ったの……」
そいつは狼の自分を見ても怯えなかった、唯一の生き物だった
「俺が怖くないの?」
「あなたは綺麗な眼をしているもの。怖くなんかないわ」
次第に仲良くなる二匹。
冷めきった冷たい心に、暖かい灯火が灯った。
ところが、ライは徐々にある感情が芽生えてくる。
『コイツ、うまそうだな……』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-16 13:14:33
1420文字
会話率:7%
『闇夜の海には、明かりが灯るよ。愛しい人を捜す、明かりが灯る』
淘汰の住む町にはそんな昔話があった。
淘汰は向かう。
闇夜の海に、あかりを灯すために。
幼い日に交わした、何気ない約束を果たすために。
それは大切な友達を救う、ただ
一筋の希望。
淘汰は闇夜に沈んだ海を見つめた。何も見えない暗闇がどこまでも続く。
脳裏にあの時のことが鮮明に思い出された。
親友は、この波音と共に、この暗闇の向こうに消えてしまった。
この暗闇の向こうに巽はいる。
淘汰は見えないその闇の向こうを見つめる。
「絶対に灯してみせる!」
そう叫んだ、幼かった自分のあの日の誓い。
それを、果たすために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-20 00:00:00
33973文字
会話率:26%
これは選ばなれなかった、もう一つの贈り火の物語――心燈(パイア)という字義通りの命の灯火を見出した人類は、企業が管理、運営する都市国家にて擬似的な不老不死と、器の研究が齎した自動機械に寄る生活を享受していた。そんな中、十五年前に他者の心燈を
手に掛けた罪で囚われの身となっていたというヴィクター・ナイトは、企都(ポリス)を襲っている正体不明の怪人《禿鷹》討伐を条件に企業より解放された。頼もしくも恐るべき改造を施された肉体と、電気仕掛の侍女メアリを宛てがわれた彼は、今、薄暗闇を駆けて行くのだが――【空想科学祭2011企画参加作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-03 23:51:02
77860文字
会話率:40%
倉崎龍院、闇城空蛇、雪花とうら、吉良灯火の四人は、特級能力者(Gアビリティ)と呼ばれる、異質な存在だった。
ある日、倉崎龍院の一言で『探偵部』が設立される。様々な苦悩を持った四人が、必死に『人生』をしてみようと頑張る作品。
超能力ファ
ンタジーラブコメとさせてもらいます。
なお、作者はプロではないです。完璧な作品を求められる方はお戻り下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-04 14:42:51
10664文字
会話率:46%
暗闇のなかでのみ存在が表に出ることが出来る光とはなんだろう私はなんだろう・・・
最終更新:2011-05-05 15:08:41
522文字
会話率:0%
鬱蒼と茂る森の中、一人の少女イングリットは盗賊に追われ逃げ惑っていた。
まさに風前の灯火。そこに現れたのは一人の青年と一人の少女。
その出会いは彼女をかつての伝説へと誘う物語の幕開けだった。
ノンストップバトルファンタジー。ここに開幕。
最終更新:2011-03-24 19:46:53
106712文字
会話率:52%
命の灯火がつきかけようとする少女は本を抱き夢を見る。残虐な王は誰にも止められぬ。何を思い剣を振るい、何に涙するのか。今宵もまた夜が来る。帳は下り、全ては闇へ。夜を飾るもの、それは世にも不思議な物語。
最終更新:2010-12-21 21:03:39
81392文字
会話率:28%