わたくしは出来損ない。
誰もが5属性の魔力を持って生まれてくるこの世界で、水の魔力だけしか持っていなかった欠陥品。
それでも、そんなわたくしでも侯爵家の血と伯爵家の血を引いている『血だけは価値のある女』。
水の魔力しかないわたくし
は皆から無能と呼ばれた。平民さえもわたくしの事を馬鹿にする。
そんなわたくしでも期待されている事がある。
それは『子を生むこと』。
血は良いのだから次はまともな者が生まれてくるだろう、と期待されている。わたくしにはそれしか価値がないから……
政略結婚で決められた婚約者。
そんな婚約者と親しくする御令嬢。二人が愛し合っているのならわたくしはむしろ邪魔だと思い、わたくしは父に相談した。
婚約者の為にもわたくしが身を引くべきではないかと……
しかし……──
そんなわたくしはある日突然……本当に突然、前世の記憶を思い出した。
前世の記憶、前世の知識……
わたくしの頭は霧が晴れたかのように世界が突然広がった……
水魔法しか使えない出来損ない……
でも水は使える……
水……水分……液体…………
あら? なんだかなんでもできる気がするわ……?
そしてわたくしは、前世の雑な知識でわたくしを虐げた人たちに仕返しを始める……──
【※女性蔑視な発言が多々出てきますので嫌な方は注意して下さい】
【※知識の無い者がフワッとした知識で書いてますので『これは違う!』が許せない人は読まない方が良いです】
【※ファンタジーに現実を引き合いに出してあれこれ考えてしまう人にも合わないと思います】
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるよ!
◇アルファポリスにも上げてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 17:27:52
45750文字
会話率:21%
没落令嬢オリビアは、その勝ち気な性格とあまり笑わない態度から、職場で「気位ばかり高い嫁き遅れ」と陰口を叩かれていた。しかし、そんなことは気にしてられない。家は貧しくとも心は誇り高く!
それなのに、ある時身に覚えのない罪を擦り付けられ、啖呵
をきって職場をやめることに。
職業相談所に相談したら眉唾ものの美味しい職場を紹介された。
怪しいけれど背に腹は変えられぬ。向かった先にいたのは、学園時代の後輩アルフレッド。
いつもこちらを馬鹿にするようなことしか言わない彼が雇い主?どうしよう…!
喧嘩っ早い没落令嬢が、年下の雇い主の手のひらの上でころころ転がされ溺愛される(予定)お話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 10:33:16
147004文字
会話率:36%
「先生、砂山のパラドックスってご存知ですか。きっと博識な弁護士先生ですからご存知ですよね。ふふふふ。」
山中は不気味な笑みをガラス越しに浮かべていた。本来私情を挟むのは厳禁だが、私はどうにもこの男を好きになれそうにない。この人を小馬鹿
にするような微笑み。虫唾が走る。反省など知らないとでも言いたげに嬉しそうに笑っている。もちろん砂山のパラドックスはよく知っている。高校時代、勉強もそっちのけでその手の問題を調べるのに熱中していた。思考実験とでも言うのだろうか。
私の不快感はきっとわかりやすいくらいに表情に出ていたのだろう。山中は更に口角を上げ、にっこりと笑いながら続けた
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 20:00:00
5712文字
会話率:74%
『大山祁霊能力者会談』。日本全国から選び抜かれた最高峰の霊能力者を対象とした、四年に一度の会談。科学が世界を支配し、霊能力を紛い物として追い出そうとする今の時代、霊能力者はどうあるべきかを語り合う超越者たちによる議論の場。しかし、今年の会談
には、どこから嗅ぎつけたのか霊能力を馬鹿にする一人のフリーライターが紛れ込んでいた。嘘八百を並べ立てた記事を書こうとするフリーライターに皆が厭悪する中、彼は突然の死を遂げる。誰が彼を殺したのか。霊を口寄せする霊能力者の力により、死んだ男に直接殺害者を聞いたところ、予想外の人物の名を挙げられ――。
霊能力者が集まる山中で起きる連続殺人事件。予測不可能な霊能力を前に、犯人の解明は叶うのか?新時代の霊能力ミステリ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 23:38:41
87703文字
会話率:34%
「平民に成り下がった女と婚約を維持するとでも? タドリーニ侯爵家を馬鹿にするのも大概にしろ」そう言われて私、ペトリ辺境伯家ユリアは婚約破棄されました。いえ、いつの間にか元が付くらしいのですが、それどころではありません!
蛮族に侵攻された旧ペ
トリ辺境伯領にいる家族と領民を助けるため、ユリアは通りすがったレーリチ公爵家の門を叩く。すると、ユリアの助けてほしいという訴えを聞いたレーリチ公爵の四男『野蛮人』ことヴィンチェンツォは、乗り気で出兵していった。レーリチ公爵は「息子を落としてほしい、つまり結婚に漕ぎ着けてくれ」とユリアに頼み——。
※この作品は他投稿サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 21:00:00
48480文字
会話率:40%
その女子高生の名は鈴木知佳という。生徒会の副会長だ。そのかわいらしさ? 美しさ? があって、性格はドギツイながらも生徒の人気はひじょうに高い。会長である俺との関係は以前と変わった。密かに俺と彼女は付き合っているのだ。べつにその事実が流布して
もかまわなわないのだが、鈴木は日常生活において、いっさい、そんな素振りを見せない。むしろたびたび馬鹿にするような文言を寄越してくる。それに磨きがかかってきた。まさに俺はドアマット。ほんとうに俺と鈴木は付き合っているのだろうか。鈴木の振る舞いが一貫して曖昧なものだから、俺はそのへん、疑っている。女心の本質。そんなもの、男にわかるはずもない。……なんてね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 09:15:03
7409文字
会話率:68%
数多居る魔王の中でも最強と名高い『反射』の魔力を持つ魔王、ラザロス。
その傲岸不遜な態度と誰も触れる事さえままならいために恐怖されていた彼は、ある日【魔神】になる挑戦権を神から受け取った。
しかし、その神は言う。「お前は確かに全能
と呼べる力を持っているかもしれない。だが、全知ではない。お前にただ一つ足りないもの……愛を知ってこい。魔神に挑むはそれからだ」
そんな事、と馬鹿にするが、確かにラザロスはいつも独りだった。思うところもあり、全知と呼べる知識を身につけるための旅に出るラザロス。
その道中で、彼は一つの機械人形と出会う。その機械人形は何故か『反射』の影響を受けず……しかも、「恋を知りたい。だけどその力がありません」という。
利害が一致した二人はパーティを組む事にし、外界へとともに繰り出すのだった。
だが、神を以てして『全能』と言わせしめた力を持つ彼が外界へ放たれればそれはもうメチャクチャに……。これは、遠慮も加減も愛も知らない魔王と、ただ愛だけを求めた機械人形の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 18:02:38
11827文字
会話率:55%
匿名掲示板でとある人が「さしみの上にひまわりをのせる仕事にごうかくしたよ!」と報告をした。拙い言葉遣いの彼を馬鹿にするように漢字クイズが始まり、スレ民は成り行きを生暖かく見守る。しかし、ひまわりくん(仮名)がなにげなく放った言葉が一同を凍り
付かせてしまった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 08:00:00
984文字
会話率:0%
魔族の王たる魔王様は成長しなくてよいのですか! 四天王の一人、宵闇のデュラハンは今日も余計なことを言い出す。自分が「いらんことしい」なのに気が付いていないのが痛い。しかし、魔王様は真っ向からそれに反論し、デュラハンこを成長していないと言って
馬鹿にする。そんな中、玉座の間では無限の魔力を密かに狙う者が現れ、欲と野望の泥沼をかき混ぜる。さらには、魔王様が頭を抱える!? 裏切りと陰謀のベールが今、はがされる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 21:49:14
15331文字
会話率:56%
シャーリー・フォークナー公爵令嬢は、この国の第一王子であり婚約者であるゼブロン・メルレアンに呼び出されていた。
王立学園の卒業パーティの会場から廊下を挟んだ控室の一つに。
シャーリーはゼブロンからこの日はエスコートできないと予め言われていた
。
エスコートできないのに呼び出される理由が穏やかなものであるはずがないと、シャーリーは覚悟をしていた。
婚約破棄は皆の総意だと言われたシャーリーは、ゼブロンの友人たちの総意では受け入れられないと、王宮で働く者たちの意見を集めて欲しいと言う。
そんなことを言いだすシャーリーを小馬鹿にするゼブロンと取り巻きの生徒会役員たち。
それで納得してくれるのならと卒業パーティ会場から王宮へ向かう。
ゼブロンは自分が住まう王宮で集めた意見が自分と食い違っていることに茫然とする。
連載の形ですが18,000字ほどの短編です。
完結しています。
別サイトにも掲載する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 19:00:00
20306文字
会話率:26%
『妖精の取替え子』であると伯爵家で信じられていたセシルは、療養という建前で実は領地で虐げられていた。王太子の婚約者となったことで急遽王都の学園に来ることになったが、すでに恋人のいた王太子は、爵位の低いセシルを蔑んで馬鹿にする。そして、卒業
パーティの日、セシルはとうとう婚約破棄を告げられた…。 虐げられていた少女が幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 17:00:00
34591文字
会話率:9%
キャルライン・バーニーことキャルは、皇女セシリアから婚約破棄を言い渡された。
彼は王に請われセシリアと婚約したものの、彼女との婚約に反対する者たちの誹謗中傷を受けたり、彼が王家や家柄に迷惑をかけるのを嫌がっているのを知り、わざと決闘も申し込
んだりする者たちさえいた。
セシリアさえもキャルに心を開こうとせず、彼は彼女との関係を諦めて婚約破棄を承諾する。
キャルを馬鹿にする者たちは喜ぶのだが、婚約破棄されたことで事態は一変する。
キャルが、決闘を受けることにしたのだ。
焦るのは、決闘を申し込んだ者たち。
実はキャルはとんでもなく強い騎士だったのだ。
これは一人の青年騎士を貶めた者たちがざまぁされる物語です。
男女関係なくざまぁされます。
恋愛要素もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-11 10:00:00
139216文字
会話率:30%
10歳の時、床掃除をしている時に水で足を滑らせ前世の記憶を思い出した。侯爵家令嬢ルチアーノ。
あれっちょっ……⁉︎私の現状詰んでない?
8歳の時に急に現れた義母に義姉。
あれやこれやと気がついたら、部屋は義姉に取られ屋根裏に。
侯爵家
の娘なのに、使用人扱い。
お母様が生きていた時に大事にしてくれた。使用人たちは皆、義母が辞めさせた。
義母が連れてきた使用人達は私を義母と一緒になってこき使い私を馬鹿にする……このままじゃ先の人生詰んでる。
でも私には、前世では25歳まで生きてた記憶がある!
義母や義姉!前世の記憶が戻った今。これからは思い通りにさせないんだから!
義母達にスカッとざまぁしたり
ザマァ後は冒険の旅に出たり
主人公が妖精の愛し子だったり。
竜王の番だったり。
無自覚チート能力発揮します。
竜王様との溺愛は後半第二章からになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 00:00:00
133850文字
会話率:31%
元令嬢だった人と結婚することになりましたーーーー
元令嬢ですが生活のやりくりはお任せ下さいーーーー
うだつが上がらない貧乏大学教師、アーサーと結婚したのは元令嬢のマリア。
無愛想なせいで悪役令嬢に誤解されがちだった、しかし本当は男
気のあるマリアと、
頼りないようで優しく、実は意外とマルチ(?)なアーサーの新婚生活が始まる。
大学での昇給する気配がないアーサー。
元貴族のマリアを馬鹿にする令嬢たち。
謎の訪問客が来たかと思いきや、
婚約破棄をしてきた相手との事件にも巻き込まれる。
そんなハードルを乗り越えたり、ざまぁっぽいことしたり、ほのぼのしたり、
年の差+身分差のある二人が、少しずつ距離を縮めていく日常系物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 22:37:45
81783文字
会話率:39%
やるだけやられて後はポイっちょされる。
乙女心を馬鹿にするなーーってね。
最終更新:2022-08-31 23:49:05
200文字
会話率:34%
七人兄弟の五番目として生まれた咲希は、ネデナ学園への入学を心待ちにしていた。
全寮制の学園には妹と双子の弟ばかりを可愛がる母も、大家族であることを馬鹿にする同級生もいない。何より、会いたくて仕方ない兄姉達がいる。
だけど、期待を胸に
入学したネデナ学園は異様な場所だった。
広すぎる敷地に、学校とは思えない店の数々。生徒は能力によって五つのランクに分けられ、授業では褒美として本物の宝石【ジュエル】が与えられる。
Sランクが絶対的存在として君臨する学園で、兄姉達は変わってしまっていた。
※この作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 22:50:15
52057文字
会話率:61%
突然違う世界に妹の都合により召喚させられてしまった小川葵(おがわ あおい)。妹が今までの自分の努力を知らずに勝手に連れられてしまったことにブチ切れる。しかし周りは全て妹の味方。どんなに事実を言っても信じてもらえなかった過去を持つ主人公は復讐
を考えることにした。そんな中、唯一自分に優しくしてくれた町中の不思議な男性を忘れられずにいた。だが、それはそれ、これはこれと割り切った主人公。さぁ、今まで私を馬鹿にしてきた報いを受けるがいい。
手なわけでみんなありきたりかもだけど読んでみてねー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 20:38:30
30203文字
会話率:25%
軽装鎧を身に纏う女魔法剣士アフロディアは、容姿端麗ではあるが、年上を小馬鹿にする癖もあり、罵声を浴びる事も少なくない。
しかしその洗練された魔法と剣技は、数多の戦士の群を抜いており、その右に出る者はいないのではと謳われている。
ただ、や
り過ぎる。
その加減を知らない暴君は、今日も戦う相手を探し求めている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 00:19:05
1007文字
会話率:74%
愛知県で頭首工が底抜け脱線したそうだ。
現役土木屋がつたない想像力でいろいろ書き殴ってみた。 後悔はしていない。
反論があるのならば思う存分受け付ける。
最終更新:2022-05-19 20:04:45
1657文字
会話率:16%
演技が好きだが売れない俳優である五十嵐 幸祐は日々大人になっていく周囲が受け入れられず、「ずっと子供のままでいたい」と考えていた。そんなある日、幼馴染である男友達の結婚式で、昔思いを寄せていた同性の同窓生・佐々原 奏汰と再会する。彼は、幸
祐のコンプレックスである小柄を小馬鹿にする性格ではあるのだがそれとは別に、幸祐自身の「こどもっぽい」本心を看破していた。
再開を喜ぶのも束の間、酔いつぶれた幸祐が次に目を覚ましたのは知らない家屋だった。動揺する幸祐にさらなる事態が待ち受ける…。
「オレ…こどもになってる…!?」
そこに現れたのは意味深な小瓶を片手に訳知り顔をする奏汰だった―――。
甘やかしたい男×甘えたい男の擬似パパショタ…見た目は子供、頭脳は大人(精神は子供)…夢にまで見た人生やり直し!?なボーイズラブ(コメディ)。
※この作品はpixivにも掲載しています
作品リンク→ https://www.pixiv.net/novel/series/8413539折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-28 05:16:21
13617文字
会話率:61%