幼少から無能と揶揄されてきた少年、オスカーには才能がなかった。
唯一、最弱スキルと呼ばれる「デバフ」を除いて。
「デバフ」は万国共通の最弱スキル。
命中率悪し、成長率悪し、効力悪し、の三重苦。
それでも彼は諦めずに最弱を磨き続け、規格外の力
を手に入れる。
遂には、勇者という地位にまで抜擢された。
だがそこで待っていたのは、周囲の嫉妬だった。
同じ勇者メンバー達は、平民のオスカーが、自分達よりも高い実力を持っていることを妬ましく思っていたのだ。
平民の分際で、最弱職のクセに生意気だ。
難癖や言い掛かりの果てに追放処分が決定し、彼は一人追い出されてしまう。
しかし、連中は知らなかった。
オスカーの力が、自分達の想像を遥かに超えていた事を。
これは何一つ認められなかった最弱職の少年が、数々の強敵を打ち倒し、真の勇者に返り咲く物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 16:50:59
579173文字
会話率:32%
江戸の町で昨今流行りの裏稼業。
モノでもヒトでも依頼されれば何でも贋物を用意するというハッタリカタりの騙しの商売〈贋物屋〉。
その贋物屋の正体は同じく昨今流行りの芝居の一座、深山一座の看板女形の雪之丞と立役者の助三。彼らは卓越した演技
と幅広い人脈で困り事を抱えた依頼人を助けていく。
古道具屋の信濃屋徳兵衛は蔵の中で絶望の声を上げた。客の御家人から預かっていた茶碗が蔵の中で割れていたのである。御家人は日頃から素行のよくない男で、信濃屋の一人娘を狙っていた。この事が知られれば、どんな難癖をつけてくるのか知れたものではない。
徳兵衛は意を決し贋物屋を訪ねるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 08:27:56
55230文字
会話率:37%
「息子よ、父からの誕生日プレゼントを与えよう。自室に置いてあるから好きにすると良い」
そう言った父の言う通り、末っ子で第四王子の僕の部屋には、簡易的な牢屋が置かれていた。その中には、ボロボロの布一枚だけを羽織り、全身傷だらけ。足は鉄球が繋
がれて逃げられなくなっていて、首輪までつけられた美しい少女だった。
詳しく父や少女に事情を聞いてみると、彼女は元々我が国の貧民街に住む民で、病気の母君の薬を買うために借金をしていたが返せなくなり、肩代わりとして奴隷商人に無理やり連れていかれたそうだ。
奴隷の売買は法によって禁止されている。なのに、権力がある人間達の欲求を満たすために、いまだに存在を許されている。
そんなのおかしい。法は平等でなければならない。法は民を守るためにある。なのに……どうして王族がその法に反する事をするんだ。どうして彼女のような民を、自ら進んで苦しめるんだ。
僕はこの国の王家や貴族の在り方が納得いかない。この奴隷に関する法以外でも、我が国の法は、ほぼ難癖に近い形で貧困に苦しむ民に罰則を与え、重い税を課している。そして、権力のある人間が好き放題している。
でも、それをいくら父王や兄上達に言っても理解されない。
おかしい。民は国の宝だ……こんなの、狂っている。
僕は思った。牢屋の隅っこに膝を抱えて震えている彼女を……こんな狂った国の犠牲になった彼女を救いたいと。それが、四男で何の権力を持たない僕に出来る数少ない事だ。
たとえそれが、世界の全てに否定されようとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 20:40:55
61549文字
会話率:64%
「じ、実は俺、付き合ってる女の子がいるんだよね」
俺こと“木曽匠(きそたくむ)”が見栄を張って放ったたった一言を、一歳年上の幼馴染で美人でスタイルよくて生徒会副会長で弓道部の部長という完全無欠の美少女、“中原巴(なかはらともえ)”に偶然
聞かれてしまった。
すると巴姉は俺に彼女(バーチャル)がいることに反対らしく、難癖をつけてきた。
それも、姉気取りで。
だから俺は、そんな巴姉を突き放すようにしたら、次の日から巴姉の様子がおかしくなってしまった。
いつもなら朝練に行くはずなのに、サボってわざわざ家の前で待ってるし、昼休みには手作り弁当を持って誘いに来るし、果ては同じく幼馴染の“今井護(いまいまもる)”の誘いに乗って一緒にカラオケ行く羽目になるし……。
でも、俺は分かっている。
単に『姉』が、『弟』離れできていないだけだと。
これは初恋の人にさんざん弟扱いされてひねくれてしまった主人公と、弟?への想いが強すぎる幼馴染の、すれ違いからこじれにこじれたラブコメ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 18:40:15
9491文字
会話率:46%
あっちの人は「右に行け」と言う、こっちの人は「左に行け」と言う。さらには「空を飛べ」と無理難題を押し付けてくる人まで。一々そんなのに振り回されていたらキリがない。
個人的な意見だけど、批判より肯定の方が、広い視野を必要とする高度な技術
だと思う。人を肯定できる人はいざとなったら批判もできそうだが、批判する人って優しい文章を書けるのだろうか? そんなのは馴れ合いや傷の舐め合いだと言って、書く価値もないと思っているのかも。それか、よほどリアルで気を使いまくってストレスを溜めているネット弁慶なのか。本当に批判が切磋琢磨のための内容あるものとなっているのか疑問である。
色んな意見があることが当然の世界で、あえて人を傷つけるような書き方をすること、自分の意見をコメントで送り付けることがそんなに立派なこととは思えない。尊敬できる・感動する肯定コメントは見たことあるけど、批判コメントを見て尊敬したり感動したり、「私もこんなコメントを書ける人になりたい」と思ったことはない。
作品を否定して回るのは、心から応援したいお気に入りの作品を探して読むより楽しいことなんだろうか。「人それぞれ」なことに一々難癖付けずに「人それぞれだよな」のままにしておいても良いんじゃなかろうか。
批判で溢れたコメント欄より、その作品のことが好きなファンが集い、語り、趣味が合う仲間を見つけて繋がれるようなコメント欄の方が良くない? 自分の作品愛を思う存分語り、他の人の作品愛にも耳を傾ける方が楽しそうだと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 19:57:41
3035文字
会話率:0%
カイル・ロックウェルはクロム王国の王太子であったが、今現在辺境の地『モリス』で魔獣を狩る生活をしている。何故王太子である彼がこのような地に追いやられているのか人々は噂したが、辺境伯の娘であるシャノンは特に気にせずにカイルに接してくれていた。
ある日モリスに王都から突然使者がやってくることになる。いったい王都で何があったのかたずねるシャノンにカイルは「俺は他の女性にうつつを抜かして婚約者をないがしろにし、難癖をつけて婚約破棄を言い渡した」と告げた。そしてやって来たジェイミソン侯爵はカイルの元婚約者、ホリィ・ゴールズワージー公爵令嬢の今の恋人で、カイルに王太子の座を降りろと要求してきたが……。『アルファポリス』『カクヨム』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 16:13:17
37740文字
会話率:34%
はじめの婚約者が妹姫に心を奪われてしまって以来、ベティーナ王女の縁談話は浮いては消えてを繰り返していた。それはひとえに理想の高い彼女が相手に様々な難癖をつけるせいであり、世間ではとんだ我儘姫だと噂されている。しかし、彼女が結婚相手を選り好み
するのには、ある一つの理由があった。
これは、そんな我儘で高慢で美しい王女様と、彼女に振り回される幼馴染ヴィルマーの話。
「俺はヴィルマー・ハルデンベルク。で、あっちにいる高慢そうなお姫様は――」
「紹介の仕方に悪意を感じるわ、やり直しよ」
「口を開くと残念な我儘姫――」
「褒めなさい。このわたくしを。褒めて紹介なさい」
「見た目だけしか取り柄がないと有名なベティーナ・ブルメンタール王女殿下だ」
*以前投稿した同タイトル(短編)のリメイクであり続編でもあるお話ですが、このお話だけでも読めるようになっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 06:00:00
48276文字
会話率:45%
敵国を倒すため、遠征に放り出された第一王子。
けれどようやく帰ったら、敵国を倒すまで時間がかかったと難癖をつけられ、王子の座からの転落させられた上、異母弟の第二王子が婚約破棄した令嬢と結婚するよう言われて?
最終更新:2021-07-28 17:50:43
3510文字
会話率:6%
子爵令嬢リヴィアは困っていた。
とある伯爵令嬢が、自分を悪役に仕立て、そのせいで婚約破棄されてしまったからだ。ならば次へ行こうとしたものの、伯爵令嬢シャーロットがリヴィアに難癖をつけて評判を落とし、婚約を打診した相手から次々と嫌がられる事態
に。
このままでは結婚できない……。
困ったその時「じゃあ、僕と婚約してみるかい?」と言ってくれたのは、友人のセリアンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-13 17:06:30
124787文字
会話率:31%
【勇者パーティ】の主力として【北の魔王】討伐に貢献した【精霊騎士】ハルト・カミカゼは、ある日突然【勇者】に難癖をつけられて【勇者パーティ】から追放されてしまう。
帝都を追い出され行く当てもない旅を始めたハルトは、ひょんなことから野盗に襲撃
されている少女二人を助けることになった。
しかし助けた相手はなんと【南の魔王】を名乗るへっぽこ幼女と護衛のハーフエルフの女騎士で!?
命の恩人として彼女たちの住まう南部魔国に客人として招かれたハルトは、そこで様々な精霊を使役しながら時にだらだら、時にドタバタしたスローライフを過ごすことに――!?
「時に神をも殺す炎の魔神とまであがめ恐れられる【イフリート】を、お主はなーに肉を焼くことなんぞに使役しておるのじゃ!」
「なんだそのことか。実は【イフリート】は肉を焼くのがものすごく上手いんだぜ?」
「こやつはいったい何を言っておるのじゃ!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 17:23:02
138635文字
会話率:46%
大正二年、正倉院の虫干しで見つかった文物は世界を変えるにふさわしい物だった。
当時の日本でこんな物を公表すれば、あっという間に欧米列強によって難癖が付けられ奪われてしまう事が考えられた。
その技術を手に日本はどう変わるのか。
チートとま
では行かないけれど通常よりも数段優れた素材と理解不明な技術を投入してみる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 05:00:00
172420文字
会話率:27%
夢は最弱と侮られ、即追放。
その後田舎で、現地で助けた不遇な美少女達と悠々自適のスローライフ。
……そのはずだったのだが?
早々に持っているスキルをアタリ認定されて女勇者に心身ともに依存されてしまった。
まぁいい。
どうせすぐに
「は
ずれスキルの癖に!」
と幅を利かす誰かが難癖をつけに来て追放してもらえるだろう。
そう思ったのが甘かった。
一見はずれスキル持ちに見える主人公が、女勇者に依存されながら冒険に駆り出され、夢の追放目指して頑張る話。
その一話に当たるであろう部分を読み切りで書いてみました。
(読み切り故、主人公のスキルについてはほぼ触れる事が出来ていません)
需要がありそうなら連載形式で書いていけたらいいななんて思っています。
*特に誰も主人公に辛く当たらなかったので、ざまぁは特にありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 12:09:02
3012文字
会話率:33%
人間と魔族の対立を終わらせたい。
そんな野望を持つ今代の魔王アガレスだがその反面、勇者パーティは一向に動こうとしない。
待ちきれなくなったアガレスは自ら勇者パーティとの接触を試みるが、勇者はどうしようもないクズで、仲間を勧誘しては追放を繰
り返していた。
「もう我慢できぬ、こうなったらわしがパーティに入って嫌でも魔王討伐に向かわせてやる」
そう考えたアガレスは自らが勇者パーティに参加するが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 20:08:40
2547文字
会話率:53%
傭兵アイゼンはこれまでの経緯を思い浮かべてながら焚き火を眺めていた。
そんな時、勇者エイリが仲間のアンナとクレインが居ない事に気が付き、二人は捜しに出向くのだが……その日が一行の解散になるとは誰も予想だにしなかった。
短編完結作
品
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 20:53:15
3344文字
会話率:35%
学校を休んでいた間に勝手に席替えが行われ、なぜか学校一の超絶美少女篠原水希が隣の席に。21世紀で最も平凡な高校生、高槻悠太は関わり合いを持たないように身を潜めていたら、美少女の方から声をかけてきて……
「なに、その変な時計?」
「変っ
て、普通のデジタル時計だぞ……」
「そんなダサい時計初めて見たんだけど」
ささいなきっかけから始まる身分差ラブコメです。
カクヨムでも掲載しています。
ツイッターやってます。
冬寂
@winterm06035772
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 19:00:00
151888文字
会話率:67%
とある若妻が、夫に制裁を加えて別れるために、大学の先輩だった半グレの男と接触する。
しかし男は若妻に夜を店をやるように持ちかけ、口車に乗って起業を申し出た若妻を詐欺セミナーに参加させる。
若妻がグループのスカウトの元ホストや元キャバ嬢達
とセミナーに参加すると、他の受講者とは異なる雰囲気を放つ幼い容姿の青年と出会う。
若妻が青年を意識すると、青年も応えるようになる。
ところが、元キャバ嬢から難癖をつけられてしまう。
孤立している男に優しくすると依存してくるから手に追えなくなると。
そう言いながら、元キャバ嬢も青年を強く意識していた。
その青年は途中からセミナーに参加しなくなり、元ホスト達は若妻に暴言を吐くようになる。
疑問を抱いた若妻に、元キャバ嬢はスカウトが考えていた、あまりにも非道な青年の使い道を明かす…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 12:00:00
38243文字
会話率:50%
超能力者の犯罪組織撲滅の為の政府公認機関、超能力による不当な暴力から国民を保護する部隊。通称「超保部」の人達。
そんな彼らが広告塔として主人公を勧誘するも難癖付けられて断られ続けて話が進まない話。
最終更新:2020-09-28 12:00:00
329文字
会話率:0%
我々はしばしば、人によっては毎日、上昇棺というものに乗ります。
なんで皆さんは不安など感じずに上昇棺に乗るんですかねえ。私には到底理解しかねますよ。皆さんは車に乗るときにはシートベルトを着けるでしょう? でも、上昇棺にはそんなものはないんで
す。おかしくないですか? 地面と平行移動する時にはシートベルトが必須であるのに、地面から垂直移動する時には要らないなんてねえ。まあ、とは言っても我々は電車に乗るときにはシートベルトなんて野暮なものはしませんしねえ。これはひょっとすると出来の悪い詭弁なのかもしれませんよ。
いや、すみません。余計なことばかり口にしました。何が言いたいのかと言うと、私は上昇棺に乗り込む時、得も言われぬ不安を感じずにはいられないのですよ。聡明な読者の皆さまならば分かってくれるかと思いますが、つまり、それがひょっとすると落ちてしまうんじゃないかという不安です。分かっております。私だってそんなことを言って結局は乗り込むのですから、日々その不安に打ち勝っている口です。上昇棺をメンテナンスする人が当然いて、何の問題も無く運営されているのですから、勝手に不安を感じて上昇棺に難癖をつけるというのは非常識極まりないし、そんな人は階段を使えばよかろうし、もっと言ってしまえば精神病質者の誹りを受けても仕方ないところでしょう。しかしながら、と、ここまで言っておいて私はさらに付け加えるのですが、車にだって電車にだって、はたまた飛行機にだって窓というものがついておろうに、殊上昇棺にだけは窓は一般的でなく、むしろついているものの方が少数であるように感じられます。四方を壁に囲まれて上昇し続けているというのは気持ちに穏やかではないでしょう。中には母胎回帰願望なんてものを持っている人もいるなんて聞いたことがありますが、私はあの閉塞的な空間に閉じ込めらることのがどうも苦手ですねえ。
ああ、いけない。また余計なことばかり話してしまい、本題に入ることを忘れてしまいました。今回のお話はまさしくその、上昇棺にまつわるお話になります。どうか皆さまに楽しんでいただければ幸栄に存じます……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 16:26:53
4706文字
会話率:58%
ベルシス・ロガ、潤滑油、蝶番役と揶揄される帝国八大将軍の一人。
ベルシスの仕事を評価しない皇帝が、こともあろうに魔王との戦いを終結させた勇者一行にも難癖付けたので
義憤と保身からマジギレしたら、帝国を追放される。
だが、幼い頃は『シャーチク
』なる労役者として生活する妄想を抱えていたベルシスは、ブラック環境を嫌い、他者と誠実に接してきたので、何だかんだと助けられ
勇者一行にも懐かれて、魔王すら盟友となり、いつの間にやら大陸の覇者に成り上がる。
シリアスだけど何処か抜けてる戦記物の始まり。
9/2完結
カクヨム、ノベルアップでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 08:19:14
158470文字
会話率:28%
オカルトマニアでアニオタの変態、駄城雄馬は童貞を捨てたい一心で、無謀にもネットの黒魔術を頼って自宅で召喚術を決行する。もちろん、魔術とは名ばかりで現実に起こりうるはずのない出来事。しかし、おかしなことに魔法陣が輝きだしてエルフが異世界から召
喚されたのだ。
「あなた誰ですか?」
「エルフっ娘キタァああああああ!」
エルフの召喚に歓喜して吠える彼をエルフの少女、イリューナ・ミシェリィナは困惑する。
雄馬はイリューナへ童貞を捨てるために協力してくれと全裸になって迫るとイリューナが発動した暴風にあおられて雄馬はボロボロにされてしまう。
「早くここから帰してください!」
だが、元の世界に戻す方法などわからず、イリューナは自らの帰還する方法を探す。だが、彼女をめぐってあらゆる騒動が勃発し、雄馬も巻き込まれ始める。
だが、それも一時的なこと――
しばらくして彼女は家で厄介になり、自ずと人間世界のエンターテイメントや環境に染まってしまっていく。
難癖のあるエルフの美女と変態の青年がおくる破天荒物語がここに開幕!
現在、本作品は正式には第18部までが話がつながっています。
19部以降からは再度改稿してますので話は繋がっておりません。
アルファポリスより出張掲載。
物語は中盤まで同じように展開していきますがルートが異なる予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 16:58:19
101955文字
会話率:48%
シャーマンプリーストであるガイルは、あまりにも強すぎ、またギルド内の人望もあった。
そのせいで嫉妬に狂った勇者ベルは、難癖をつけてガイルを追い出してしまう。
追放されたガイルは、清々したとギルドを後にした。
これで腰を落ち着かせることができ
ると。
そんなガイルには、一つの夢があった。
それは伝説の聖剣と聖鎧を遥かに超える武器防具を、自らの手で鍛え上げることだ。
今日もガイルはその武具の素材となる鉱石や、アイテムを集める為にダンジョンへと今日も挑む。
迷宮に潜む異形の怪物や凶悪なドラゴン、古の遺跡に封印されていた邪悪な恐ろしい神々と戦いながら。
これは後の世に史上最強の鍛冶師と呼ばれ、強大な帝国を築いた男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 22:51:58
17339文字
会話率:31%