傾向:文芸系、シリアス&ダーク(で社会派っぽいのを目指しました)
分量:一般的な長編の1/3ぐらい?
秋口のある日、病院に救急患者が搬送されてくる。それは、校舎からの飛び降り自殺を図った女子高校生だった。そして、その夜中に、今度は自身の
左腕を切りつけた女子高生が搬送されてくる。
二人が昏睡状態の中で見る夢。
それは、ほとんど同じ夢だった。夢は自分の置かれていた孤独な状況、イジメの恐怖、親友をかばえなかった・裏切った後悔を象徴する内容で、二人はその孤独、恐怖、後悔を再び突きつけられ、苛まれてしまう。
その苦しみに引き裂かれながらも、心の奥底の最後の防波堤の中で二人の心は耐え、やがて孤独と恐怖を乗り越える。
最後に、二人は自分の中にある後悔、味方でいられなかった・裏切った罪悪感と向き合う。自分を裏切った相手、そして裏切ってしまった弱い自分を受け入れて、彼女たちは夢の中から目覚めていく。
※ファンタジー要素はありません。遺憾ながら。
※ややホラー的表現・描写が使われている箇所があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-30 13:26:31
32132文字
会話率:19%
※過去作品です。
海沿いに面した小さな町、峰台町には昔から防波堤に幽霊が現れ、その姿を見た者は命を奪われるという都市伝説があった。
しかし、それは噂ではなく実際に目撃した人は近年になって続々と出てきた。
この峰台町の小さな小学校の新人教師
として務める松平俊輔(まつひら しゅんすけ)はその噂を「ただの悪い噂だろ」と聞き流していた。
ある日松平はその防波堤で幽霊と遭遇することとなる。
その幽霊の姿は--------
これはその幽霊とひとりの教師の物語である。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-02-18 14:27:02
211文字
会話率:0%
千年前、文明は一度滅び、人類は過去の文献の一切を失った。それでもどうにか生き延びた人類は、戦争もなく牧歌的な暮らしをしていた。
『JP』という島国では、珊瑚が突然変異したとされる『花虫』という植物が、汚染物質を内海中に放出し猛威をふる
っていた。その汚染物質は、やがて青い海を、死の臭い漂う朱い海へと変質させてしまう。
そして人々は、陸地を汚染から守るべく、高い防波堤を作った。
やがて人は海に近寄らなくなった。
舞台は、海に近づく事が許された特殊指定区域『CS』。
落ちついているが、どこか影のある主人公、高崎陸は、汚染物質だらけの海の中から『古代機械』といわれる文明崩壊以前の遺産をサルベージする仕事に精を出していた。
ある日、サルベージした棺のような古代機械。それは、幼少期に絵画展で見た『棺の少女』という絵画にそっくりだった。中身が気になった陸は、こっそりと本来開けてはいけないと規定されている古代機械を開けてしまう。
そこには、絵画と同じように少女が眠っていてーー
*ほのぼの海洋ボーイミーツガールです。バトルなし。適度なSF要素と恋愛要素あり。ヒロイン一筋。周囲を振り回すヒロイン。おじさん多め。女の子少なめです。雰囲気でお楽しみください。
*地の文少なめ。会話文多め。
*1話につき3000文字程度。月に1回程の更新ペースです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-27 09:24:22
111895文字
会話率:34%
防波堤の先にあった謎の落書きを見ていたら謎の童子(性別不明・頭が少しおかしい・なぜかいつも濡れている)に懐かれました←今ここ。
そんなこんなで教師である優人は、海辺の田舎で起きた小さいような大きいような謎を解いていく。
・第一章→触ると怒
られる鞠の話
・第二章→目の前から人が消えた話
・第三章→童子を刀で斬りつけようとする想い人の話
どこの章から読んでも大丈夫な仕様になっています。
第22回電撃大賞一次落選、どこが悪かったのかご教授くださいm(_ _)m
改稿するごとにあげていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-24 18:38:14
41832文字
会話率:38%
中年男が釣りをしている。有給をとって、のんびり釣りってわけではないらしい。それにはある事情があった。
最終更新:2015-07-17 19:23:34
1262文字
会話率:0%
城之内浩也とその娘が身を隠す高台。眼下には廃施設が見える。娘の腕の中には赤ん坊がいる。夜目にもキラキラと肌を耀かせ……。赤ん坊の存在はまだ社会問題となっていない。世界全体でも二十名ほどしかいないからだ。その父親とは……。
最終更新:2015-07-09 07:46:52
23766文字
会話率:68%
海が大好きな少年は〈ほし〉拾いに魅せられていた。
ある日古い自転車を見つけ防波堤へ向かう。
防波堤は一人で行ってはいけない場所だったけれど、好奇心が疼いてしまった。
途中にある小さな灯台に引き寄せられた少年。
あまり恐くない(ハズ)ですが
ホラーです。苦手な方はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-24 18:00:00
4658文字
会話率:30%
終わりというものに強く惹かれます。それをテーマに短いお話を書いていきたいと思います。プロローグ的なものだと思っていただければ幸いです。
キーワード:
最終更新:2014-12-09 13:06:37
2309文字
会話率:29%
海で見た黒髪少女の話
知り合いの女性と話していたらふと思いついたので書いてみました。
最終更新:2014-04-18 18:50:50
759文字
会話率:0%
練習船『海王丸』は日本の航海訓練所が所有する世界最大の練習帆船である。2004年10月20日22時47分、実習生を含む167名の乗員を乗せた『海王丸』は、台風23号の影響によって伏木富山港の防波堤に座礁する。乗員の大半は十代後半の実習生だっ
た。座礁した『海王丸』の船内で一体何が起こったのか―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-22 23:07:07
12429文字
会話率:37%
岬の防波堤で出会った少年と少女。少女の持つペットボトル。その中の水が無くなれば、彼女は故郷へ帰るのだという。彼女と別れたくない彼は、ある計画を立てるのだが……海辺で綴られる、一夏の物語。
最終更新:2011-10-10 17:45:51
4150文字
会話率:17%
俺が、防波堤で出会った男が釣り上げようとしているのは「三日月」だった。
最終更新:2011-08-27 16:12:29
200文字
会話率:0%
主人公の皐は大雨の中、防波堤の上に立ち尽くす少女に一目惚れをする。そんなベタな、よく言えば王道な恋愛もの。
最終更新:2011-05-09 07:17:59
29839文字
会話率:38%
五十年目の終戦記念日、男は朝から多摩川の土手に寝そべっていた。コンクリートの防波堤にビニールのレジャーシートを敷き、タオルを枕にして、ショートパンツひとつで真夏の陽に当たっていた。……そして、そこから長い回想を経て、「小説」を書き始めるまで
の小説。
【初出】『日&月』創刊号・平成7(1995)年12月発行折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-07 14:31:11
32582文字
会話率:37%
河川の氾濫に対する防波堤
最終更新:2011-02-02 17:11:32
203文字
会話率:0%
防波堤の一番先に行き外海に向かって足を投げ出して座って、何も考えずにぼ〜っと海を眺めてる時が一番好き。あえてなにも考えずにしているわけではないのだけど、波の音を聞き潮の香りを感じていると自然と頭がなにも考えなっていく…人は生きてるの?生かさ
れてるの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-01-30 00:46:14
1815文字
会話率:100%