自分の名前は|九竜美里《くりゅうみさと》。性別は女性。年齢は16才の高校生。そして薬師という生産職系の開拓者でもあります。
実は、高校に入学して16才になった時にダンジョンにある職業部屋で調合というスキルと薬師というジョブを授かったのです。
このジョブとスキルは、第一階層ボスのいるボス部屋にある職業部屋に入ったときに、ステータスによってはジョブを取得出来ない事があります。まあ、自分は両親が開拓者で、ジョブの取得条件を知っていたのでその辺は余裕でした。
その日のうちに開拓者ギルドと呼ばれる政府機関に薬師として登録。ダンジョンでドロップする薬草の類を採集して、ポーションを作製するという個人事業主の道も開かれました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 13:30:00
226243文字
会話率:44%
大学生の”本田 猛”(ほんだ たける)は女神”サリース”によって、異世界<アーシタ>に召喚された。自分とは別の世界から召喚された仲間もいたが、こいつらはまったく戦ってくれなかった。ラスボスの魔王の時ですら戦わず、あっさり死んだ。俺は一人で魔
王を倒し、自分の世界に帰還したが違和感があった。違和感を調べると、この世界は死んだ仲間の平行世界(べつせかい)だった。以前に死んだ仲間に聞いたことがある、自分のいた世界には異世界を救って帰還した”勇者”が大勢いて、政府機関<アズナブル>に所属している事、地上に出現するモンスターを討伐する事、間違ってこの世界に来てしまった”勇者”を秩序を乱す存在として倒している事を。・・・・これはマズイです。死になくないです。死に物狂いで戦って、異世界を救ったのに帰す世界を間違うなんて、最初っから最後までダメダメなポンコツ女神め!まあ、グチってもしょうがないか、俺はこの世界で生きて行こう。幸い、この世界には一般人も低級モンスターを討伐する職業”ハンター”がある。俺は”ハンター”になり、ひっそり生きて行こう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 05:16:42
109306文字
会話率:16%
S.C 941年、シンセシティ—。近未来の都市で、能力を持つ移民が増え、社会に深刻な格差と混乱をもたらしていた。能力を駆使した犯罪が多発し、治安は悪化の一途を辿っている。警察や政府機関では手に負えない状況に、能力者を扱う特別部隊「ユスティテ
ィア・ルカヌス」が設立され、その中で最も新しい班「第20班」が結成された。
班長に任命されたのは、18歳の青年柄本隼風。風を操る能力を持つ隼風は、仲間を集める前に単独で調査に向かう。彼の最初の任務は、東区のスラムで発生している能力者による犯罪事件を調査することだった。
隼風がスラム街で出会ったのは、白瀬由莉という18歳の少女。彼女は、能力を使って犯罪者から金を奪っているという噂があり、警戒心を強く持つ一方で、どこか複雑な事情を抱えていた。隼風は彼女に対し、自らの班に加わるよう勧誘し、由莉は心を決め、隼風の班に加わることを決意する。
由莉と共に動き始めた隼風は、次第に彼女の能力と過去に隠された秘密、そして能力者同士の対立に巻き込まれていく。由莉が抱える家族を救うための闇の行動と、それに伴う葛藤、そして隼風の班が次第に成長していく中で、他の能力者たちとの戦いが繰り広げられる。
一方で、シンセシティの街では、能力者の移民が急増し、その影響でますます複雑な犯罪や事件が発生。能力者たちを巡る謎と人々の思惑が交錯し、隼風とその仲間たちは、次第に大きな陰謀に巻き込まれていく。
「第20班」のメンバーは、個々の能力や過去を乗り越えながら、能力者による犯罪を解決し、街の未来を守るために戦い続ける。しかし、その先に待ち受ける真実は、予想もつかないものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 00:00:00
27605文字
会話率:48%
──私が愛した人は、世界の破壊者でした。
夜の闇を引き裂くサイレン。さまざまな怪異が霧に乗って訪れる「濃霧現象」。それは役小角、空海らが聖地とした四国の港町・水城市で起こる謎の怪現象だった。
濃霧の中では『ゴースト』と呼ばれる住人
のドッペルゲンガーのほか、神話上の怪物、都市伝説の怪物、妖怪らが受肉する。ソロモン72の魔王、メドゥーサ、ペルセウス、中国からは斉天大聖・孫悟空、日本からはイザナミノミコト、ヒルコ、日本最大の怨霊・崇徳上皇──。世界の「神話」の枠を踏み越え現れる「幽世」の者たち。
果たして、この街ではなぜそんなデタラメな「奇跡」が起こるのか……?
その水城市では主人公・北藤翔太が幼馴染である海野美優と平凡な高校生活を送っていた。密かに惹かれ合い、互いに想いを届けられないでいる2人。だが実はこの翔太こそが、世界を滅びへと導く存在だった。
果たして翔太は人類や神々、悪魔たちの敵として覚醒するのか。
「翔太くんは私が守る!」
「美優は俺が守る!」
鍵を握るのは翔太、そして美優の想い……。
この世界ではその背景に、国家や政府機関にも強い影響力を持つ秘密結社「国際魔術会議(ユニマコン)」も暗躍する。そして彼らの正体が判明した時、これらすべての謎が解き明かされる!
「神話」が交錯する閉ざされた田舎町を舞台に繰り広げられる神と悪魔の「バトルロイヤル」。
宇宙崩壊、そしてこれを阻止せんとする切り札=「聖女」の出現。そのプロローグが静かに幕を開けた──。
※……古今東西、様々なホラー作品のオマージュも盛り込んでいます!
【週刊アスキーさん記事】
https://ascii.jp/elem/000/004/119/4119786/2/
(旧タイトル『ウジャトの方舟』)
【街の舞台モデル】
愛媛県八幡浜市(この作品で町おこしを目指します!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 14:13:42
814858文字
会話率:32%
普通の生活を送る高校生、桐谷零。
彼は3年前まで政府機関の兵士として特殊能力を開発され、洗脳され、利用されていた。
機関の手を逃れた彼は平穏無事な日常を過ごしていたが、些細な切っ掛けで機関に見つかってしまう。
かつての仲間と再開した零は協力
し機関からの刺客を迎え討つ。
彼は普通の日常を掴むことはできるのか……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 00:00:00
159377文字
会話率:43%
ケイデン・リードは、並外れたプログラミングとハッキングの才能を持つ高校生。表向きは平凡な学生生活を送りながらも、彼の技術はインターネットの裏世界で一目置かれる存在だった。しかし、ある日、偶然アクセスした政府の極秘データベースで見つけた情報が
、彼の人生を一変させる。そこには、国家規模の監視プログラム「エニグマ」の存在と、その背後に隠された巨大な陰謀が記されていた。
エニグマは、人々のプライバシーを完全に侵害するシステムであり、政府の「正義」の名のもとに自由を奪う計画の中核だった。ケイデンはその危険性を感じ、この計画を阻止しようと決意するが、彼の行動はすぐに政府機関に察知され、追われる身となる。
逃亡を続ける中で、ケイデンは同じく政府に反発するハッカー集団「リバース」と出会い、彼らと協力してエニグマの計画を暴露しようとする。だが、裏切りや犠牲が続き、次第に信じていた仲間や自分の正義にも疑問を抱き始める。果たして、ケイデンは巨大な権力に立ち向かい、真実を明らかにすることができるのか?そして、自らの行動がもたらす結果を受け入れる覚悟はあるのか?
スリルと葛藤が交錯する中で、ケイデンは一人の若者として成長しながら、技術と人間性、そして自由と責任についての答えを探し求める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 20:02:47
8783文字
会話率:18%
20XX年、○○会社が開発した、デジタル世界を舞台としたバトルゲーム通称デジバトが大流行した、老若男女問わず数日でインストール数を伸ばし、皆が遊んでいた、だが1部の政府機関は、デジバトのシステムを利用し、有志型のアルバイトを始め、小中高生、
会社員、老人、スマホを持っていれば、即採用という物だった、業務内容は、企業や会社のコンピューターに発生したバグやウイルス退治である、デジバトはバグやウイルスがモンスター化しているのだ、誰も応募する訳ないと思われていたが、多数の応募が殺到した、理由は、報酬があるという事だ、バグやウイルスを倒し、問題が解決すれば、解決報酬として、報酬金が端末にチャージされる、そして今では、お小遣い稼ぎに走る、小中学生、少しでも稼ごうと頑張る高校生、仕事と両立する、会社員などが増えた、老人は孫に連れられてくる程度だった。
そして、デジタル世界に入る為の合言葉は「デジタルロック、潜入」
また「デジタルロック、プライベート」と言うと、デジタルシティという街でゲームセンター、飲食、武器防具購入、雑貨購入など貯めた金額で楽しむことも出来ていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 23:46:49
2333文字
会話率:92%
人間を凶暴化させるウイルスが全世界に蔓延して三ヶ月、地上の覇者は人間から感染者へと移り変わった。警察、自衛隊は壊滅し政府機関は機能停止。文明は崩壊しわずかな生存者が息を潜めて暮らす中、少年は廃虚と化した街で一人生き延びていた。感染者の目を盗
み、部屋の一室に引きこもる生活。しかしある日出会った少女によって、少年の生活は一変することになる。(注:第二部からご覧になっても楽しめると思います)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 01:12:18
1178127文字
会話率:32%
20XX年。火星連邦組織は見捨てられた。
地球から火星への移民が始まって数十年。火星は順調に発展を遂げていた。
地球と火星間には定期連絡船が航行し、火星唯一の宇宙港を中心に開拓し発展していく。
その後、火星連邦政府が樹立し、順調に人口も
増加していった。
中枢機関にはコンピューター『マーズマザーコンピューター』通称『MMC』が、人類を効率よく管理。
これにより人々は火星全土へと進出し、人々は半球体のドームを形成し、そこに都市を建設し、子を産み育て死んでいくライフサイクルが確立された。だが突如、何の前触れもなく地球との定期連絡船が廃止され、地球との通信も不可能となる。
『MMC』の人工知能による判断だと推測されたが、それ以外にも宇宙港は固く封鎖され、資源や電力の供給も止められ、情報など通信も一切遮断さた。
宇宙港と中央政府機関は、巨大な壁に封鎖された外部からの侵入を一切遮断した。
近づく者は『MMC』防衛システムと、配位された防衛用人型ロボに排除された。
こうして各ドームに住む市民たちは、厳しい火星の環境へと見放された。
辺り一面に広がる赤茶けた荒野。
オレンジ色の空。
日中は30℃前後、最低気温は-150℃にもなる極寒の地。
酸素はなく二酸化炭素が枯れた大地を包み込む。
頻繁に発生する強烈な砂嵐「ダストストーム」
過酷な環境下に置き去りにされた人類は、自らの力で生き抜くしかなかった。
絶望に突き落とされる人類に、さらに追い打ちをかけるように出現する怪物やモンスターといった類。
いつしかドーム外の広大な砂漠には、未知の生物や物体が闊歩するようになった。。
地球上の生物によく似たモンスター。
そしてまるで意思を持ったかのようなロボット。
彷徨う機械化された怪物。
さらには暴徒化した人間や、他のドームを荒らし盗みや略奪を行なう無法者の存在も現れた。
自警団や、戦闘を専業とするハンターや用心棒、傭兵などを駆使し、この荒んだ世界を生き抜かなくてはならなかった。
さらに最近出没するモンスターや徒党に対して、自衛のために砲塔や機関砲などの武装を施す。
それはまるで、近代地球の地上で活躍した戦車を小型化し多様な車両。
人々はそれを『マーズ・パンツァー』通称『MP』と称して、開拓や自衛のために活動させていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 23:59:36
5588文字
会話率:36%
妖怪パンクな世界へようこそ。
妖が資源として消費される世界。
暴走した妖から人々を守る政府機関に入隊した霊力ゼロな主人公……妖に家族を殺された少年の復讐が始まる。
最終更新:2024-07-14 06:00:00
5008文字
会話率:62%
うだつの上がらない派遣OLの桜子は、ある朝、会社のエレベーター内で突如自分の「おなら」が喋りだすという奇怪な現象に見舞われる。罹りつけの専門医の紹介により、寄生虫研究の若き権威である帝大医学部准教授の松本の元で診察を受ける。松本によれば、
喋べるおならの正体は「寄生虫」であり、しかも、実は「地球外寄生生物」であるというのだ。さらに、事態はより複雑で、寄生生物に寄生されたキャリアにはそれぞれ個々に特殊な能力が発現するという。これらのキャリアの保護・管理を目的とした政府機関の人間、小野田と山本により、さらにある大国との国家間による策謀までが問題に絡まり、有無も言わさず桜子はその只中へ巻き込まれてゆく。果たして、桜子の身に何が起きるのか、はたまた、喋らないただの臭い屁をこける日は来るのだろうか。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 00:00:00
104659文字
会話率:44%
舞世界は、財団、財閥、コングロマリットが国々を支配している。各国政府は現存しているが、企業間の調停役という役割で、国家運営の実権はない。
そんな世界の、資本主義が社会の根底と決められた、とある国。その首都にて。
日系人のシバ・サエモは、孤児
院で生まれ育ち、数企業が合同で立ち上げた超能力開発機構に引き取られ、念動力を発現させる。その後は表向きは学生として暮らしながら、政府機関に所属する汚れ仕事を担うことに。
政府の犬を自認しながら、あまり社会の役に立たないと認定された念動力を武器に、社会の害だと認定された機械化人間や組織を潰して回る日常を送っている。
世界を支配する企業にこき使われる政府。その使い走り(ランナー)の苦労を記す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 18:00:00
330368文字
会話率:33%
片田舎で居候をしている記憶のない青年、弐可はなんてことないスローライフを送っていた。ただある日村で起きた生物災害をきっかけに弐可の人生は一変することに。政府機関に保護された弐可はどうやら自分が人ではなくなってしまったことを知る。このままでは
行き場を失い、自分のことも分からないまま終わってしまう!そう思った弐可は自身を保護した機関の申し出を受け入れ、協力及び機関に所属し仕事をこなしていくことになる。弐可の新たな人生はどうなっていくのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 00:00:00
6042文字
会話率:40%
政府機関にある才能を認められてとある高校に入学することになった水城国広は、同様に入学した仲間たちと共に政府や組織の思惑に振り回されながらも人間として生きようと奮闘する。
最終更新:2023-07-04 02:55:20
1371文字
会話率:19%
時代は20XX年、動画配信が当たり前になってる現代に突如現れた動画
???「このりんごをこれから浮かします。なんとそれがあなたたちにもできるようになります」
この動画を見た視聴者は程度の低いCGを使った動画だと思ったが
コメント欄にこの動
画を見た視聴者の中に、実際にりんごを用意すると浮かすことが
できるようになったとコメントするものが出始める。実際にSNSで撮った動画を見ると
りんごを浮かせる様子が撮影されているが、人によって浮かせる方法が違うのだ。
そして、りんごを浮かすだけではなくgift(スキル)が使えるようになったと報告する者たちが
現れ始めた。なぜgiftという名前で呼ばれているかというとそうとしか
表現することができないからだ
(実際に話すときや文章で書く時にgiftとしか表現できないようになっているため)
このgiftの出現に困り果てたのが各国の政府機関。このgiftの取り扱いを巡って
各国の政府機関は最初に規制をかけようとしたのだが、しかしgiftの取り扱い方を
巡って各国は考え方を変えるようになっていく。次第にレアなgiftを持つ人物を
囲い始める。世界は混乱の渦に巻き込めれていくのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 19:22:46
36877文字
会話率:52%
異世界召喚。だがそれはこちら側からすれば単なる誘拐、侵略でしかない。
このことを予期した政府機関によって、クラスごと召喚が行われる予定の学園に集められたのは、いずれも一騎当千の猛者たち。
召喚を利用して逆進行を果たすためである。
その中のひ
とりに現代に生きる“草”いわゆる忍者であり、異能の力を持った少年もいた。
これは物語が始まるエピローグ。ひとりの少年の旅だちまでのエピソードである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 13:05:02
11674文字
会話率:44%
地球外生命体VS地球産異能力者!!
夜空のUFOを拳銃一挺で撃ち落とすこの男。男の名はロック・フォーリング。普段は教会の神父をよそおっているが、彼こそは闇の政府機関〝ファイア〟のほこる人型電磁加速砲だ。
西暦2071年……異星人〝アーモンド
アイ〟の攻撃により、史上五回めの氷河期をむかえた地球。絶滅へのタイムリミットをただ待つだけの人類に、アーモンドアイの侵略はさらなる追い討ちをかける。ただ、人類だってまだあきらめてはいない。そう。この惑星には彼らがいる。常識離れの戦闘能力を秘め、熱いハートを心に燃やすこいつらが!
「命乞いでもしたいとこだが……相手がいないな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 13:38:53
235354文字
会話率:34%
──以下、「NOAH(ノア)」の資料より一部抜粋
1,変化獣(へんげじゅう) について
変化獣とは、その名の通り、人間に変化することのできる獣、及び、獣に変化することのできる人間の呼称である。
一般に、変化できる姿は人間、動物と
もに1種ずつのみ。
彼らは普通の人間や動物とは別の存在として扱われるが、当局の調査によれば、その能力は先天的かつ突然変異的であり、血筋や環境との関係やその他の規則性については現段階では発見されていない。引き続き調査を進める。
2,「NOAH」について
人智を超えた能力を持つ変化獣を管理・保護するため設立された政府機関である。「ブレーメン」を始め、いくつかの特殊部隊を有する。……
……
666,厄災の獣 について
詳細不明。
発見し次第、ただちに処分すること。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 18:06:28
49779文字
会話率:44%
三村 大知は現代の浦島太郎を体現したといってもよかった。
彼は『妣島(ははじま)サバイバル研修集団失踪事件』で30年ぶりに生還した1人だった。
政府機関に隔離され、2カ月にも及ぶのあらゆる検査を終え、ようやくこちら側に還ってきたというのに、
心は曇ったままだ。
かつての恋人、波多 真智子をドライブに連れ出し、悩みをぶつけることにする。
真智子もまた、妣島でなにがあったのか母親のように問いかけるのだが、三村は子どもっぽくはぐらかすしかない。
カーラジオから流れてきた音楽番組『大泉 仁志のミュージックG-LOC』でさえ、この集団失踪事件のことについて、あれこれ憶測で発言するほど、世間をにぎわせていた。
ディスクジョッキーたちの無責任なトークに苛立ちを憶えた三村は、ラジオ局に抗議の電話をかける。
応対したディレクターは、むしろ番組人気に火がつくと思い、三村に出演の交渉する。
そして生放送中、三村はスペシャルゲストとしてスタジオに飛び入り参加。ついに政府にも洩らさなかった集団失踪事件での真相を語りはじめる……。
「――まるでトラバサミに挟まれたも同然だった。おれたちは罠にかかったんだ」
三村たちは浦島太郎と同じく、異界へ行き、手厚いもてなしを受けたという。乙姫のような美女との契りまで交わしてしまった。
しかしそれは超えてはいけない一線だった。彼らは罰を受けたのだと告白するのだった……。
奇想天外な現代の龍宮城とは何か? そして謎の腰蓑姿の美女たちの狙いとは?
※本作は夏のホラー2022企画作です。テーマは『ラジオ』。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 06:12:52
52856文字
会話率:32%
西暦203x年
地球外生命体を宿す紫に輝く星を発見。
色姿からその星は『アメジスタ』と名付けられる。その星に生息する生命体は姿形は人間と変わらず、瞳のみが異なり紫に輝いていた。そして、超常能力を保有していた。
アメジリアと言われたその生命
体は幾つもの人工衛星を破壊、後にアメジスタは星ごと急接近する。
衝撃による地球破壊や侵略を恐れ、星の破滅を決行。
破滅は成功したものの、星の破片は北海道の小さな街『姆羅市』に墜落し街をを消却させ衝撃の振動で東日本に甚大な被害をもたらした。
それから五年後ーー
超常能力を宿す子供が生まれる。
能力を発揮する時は瞳が紫に光り、忌まわしきアメジリアの再来と畏怖され、超常能力者は『アメジリア』と呼ばれ差別の対象となる。
突如現れた超常能力者を対処するべく政府もアメジリアを捕獲する為の政府機関「特別異能管理委員会」が設立。その他にも政府非公認のアメジリア捕獲の組織が設立される。
アメジスタ破滅から30年後
極希に現れる超常能力保有のアメジリアは異端とされ社会から阻害される。
人間として産まれ後にアメジリアに覚醒する者
アメジリアの存在を狩る者
差別、迫害、捕獲、残虐な人体実験、殺戮。
理解ってほしい、人間として生まれたアメジリアは人間の心を持つ事を。
人間との共存を望むアメジリア。
人間を憎み人間を滅ぼす事を願うアメジリア。
アメジリアの存在が許せない人間達。
様々な人間と元・人間の戦いの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 09:47:44
20956文字
会話率:35%