この国が二度目の鎖国を行い、戦争の一途を辿る『今』。私は『魔法の竹槍』で変身した――。
『第七感』。私に眠るその力が、魔法の竹槍によって目覚めたのだった。
鎖国、戦争。その影響から外国の文化は排除され、従わない者は憲兵により捕らえられた。
それは『非国民狩り』と称され、多くの国民が裁かれた。
しかし、外国への憧れは消す事が出来ず、国民はその思いを膨らまし続けていた。
『宮本かぐや』。彼女もまたその一人であり、彼女達女学生はチョコレートに夢中だった。
それが、非・国民的であっても。
彼女には目標があり、その為に職業訓練校通っていた。
しかし、女学校を蹴ってまで入学した学校だったが、戦争の影響から、学徒動員により兵器を造る日々が続き、彼女はその空気に逆らえずにいた。
そんな中行われた竹槍訓練が、彼女を、彼女自身を変えてしまうのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 05:02:00
46801文字
会話率:33%
未確認生命体「ポリゴン」によって長年鎖国を拓きながら平穏を保っていたキョメル帝国は終焉を迎えた。ポリゴンによりキョメル帝国は乗っ取られ、新キョメル帝国として新たな歴史が始まってからはや12年、迫害を受けているはずの人間のトウコは健康体で無
気力に日々を過ごしていた。それもそのはず、彼女はポリゴンの王族の三女に動く人間標本としてずっと飼われてきたのだ。
そしてある夜、10年間ずっと身を隠していた女王が王族のみの晩餐会を開き、遂に姿を現した。そこで彼女が宣言した一言で王宮内は混乱へと導かれる。長らく穏やかであった王宮内は、一気に血みどろの闘争へと発展する。冷静であるはずのポリゴンが本性を表したかのように、お互いを疑い、遂には拷問をし、殺害をする者も現れた。その中で一人、人間として身を潜めるトウコ。彼女は女王に関してある秘密を抱えていたのだった…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 08:12:23
12377文字
会話率:34%
いい加減に中国から学んだらどうなんだ?
最終更新:2022-05-16 08:57:04
9536文字
会話率:53%
※本作は『箱庭』シリーズのリメイクです。
世界は緩やかに停滞しようとしている。
数世紀も前から叫ばれていた燃料枯渇問題は、様々な取り組みが行われているものの、未だ解決の糸口が見つからないでいた。
まだ裕福な地域も残るものの、地理的
に自然エネルギーに乏しく、また化石燃料もない<貧しい地域>はエネルギー制限がかけられており、日常生活が原始的になり<文化的な生活>が送れない地区は広がっている。
君たち ―― 日本もまた、自然エネルギーに乏しく、化石燃料のない国だった。
それでも、技術立国としての地位を確保していたため、裕福な国ではあったが、技術が飽和していた世代において、衰退の一途を辿るであろうと予言されていた国でもあった。
日本は、持てる技術を駆使して、火山帯である地形を利用した地熱発電などを推進することで、どうにかエネルギーを確保しようとしていた。
しかし、国際社会はそれを許さず、残り少ない資源をコントロールしようと各国は躍起になり、ようやく海底地熱発電機構<ワダツミシステム>の運用にこぎつけた日本に対し、エネルギー資源の供給に制限を課した。
運用が始まったばかりのワダツミシステムでは、国内需要を賄いきれないと判断した日本は、衛星を使って太陽エネルギーを地表受電するという、とんでもない技術を採用した。
そのことにより、当時、ぎりぎりの均衡で保たれていた国際社会のパワーバランスが崩れると懸念されたが、日本はその技術及び得たエネルギーの国際流出を自粛し、緩やかに鎖国するという道を歩んだ。
列島に生きる人々の生活を支えるのは、東海沖に浮かぶ人工島からなる海底地熱発電機
構<ワダツミシステム>、そして、列島上の宇宙空間に建設した静止衛生群および宇宙基地からなる宇宙太陽光発電機構<アマテラスシステム>。
これは世界の片隅で引きこもることを選んだ人々の群像劇。
※思いついた順に書いていこうと思っていますので、時系列はバラバラです。
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■お礼
※『箱庭』シリーズに反応くださった方ありがとうございました。
※今後はこちらを地味に更新していきたい所存です(2021/08/31)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 22:39:48
97316文字
会話率:39%
世界は緩やかに停滞しようとしている。数世紀も前から叫ばれていた燃料枯渇問題は、様々な取り組みが行われているものの、未だ解決の糸口が見つからないでいた。まだ裕福な地域も残るものの、地理的に自然エネルギーに乏しく、また化石燃料もない”貧しい地
域”はエネルギー制限がかけられており、日常生活が原始的になり”文化的な生活”が送れない地区は広がっている。
日本もまた、自然エネルギーに乏しく、化石燃料のない国だった。
しかし、彼らは40年前に、衛星を使って太陽エネルギーを地表受電するという、とんでもない技術を採用した。そのことにより、当時、ぎりぎりの均衡で保たれていた国際社会のパワーバランスが崩れると懸念されたが、日本はその技術及び得たエネルギーの国際流出を自粛し、緩やかに鎖国するという道を歩んだ。
日本が鎖国して40年。
東海沖に浮かぶトコヨと称される人工島 ―― 海底地熱発電所であるリュウグウを中心とした国立機関を舞台とした青春ドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 14:52:53
14869文字
会話率:31%
江戸×現代×サバイバル
突然の国の発表は「参勤交代」?
さらに、刀狩りや鎖国も始まる中、
人の消えた東京で一大事件が起こる。
最終更新:2022-02-24 13:18:01
9258文字
会話率:29%
ひとは、みな。
猜疑心。
というなの
愛情に 飢えている
日常をそんなことで、彩り豊かにしよう
最終更新:2022-02-07 12:36:53
210文字
会話率:0%
現実とは少し違う地球。
何が違うかというと日本以外の世界は男女比1:25程度である。日本だけが男女比1:1である。鎖国によりなんとかなっているがいつまでも鎖国が続くわけがなく…。
最終更新:2022-02-02 17:00:00
17301文字
会話率:41%
和の国。幕府が政権を担い、世は侍が頂点に君臨していた。
彼らは、西洋諸国の文明を限定的に取り入れ、独自の機関(からくり)文化を発達させることによって、鎖国を続けていた。
士農工商の身分からも外れた下人の平賀源一郎は、下町でジャンク屋を
切り盛りしていた。そんな中、記憶喪失の美少女が侍に追われて逃げてきて……
現代の江戸が舞台となった、冒険活劇になってます。ぜひ読んでみてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 12:36:10
14667文字
会話率:52%
お馴染みの八ツあん熊さんが昔ふうの貧乏長屋でくり広げる与太話です
(同じようなのツイッターに投稿)
最終更新:2021-12-13 01:52:07
790文字
会話率:96%
ある日、記憶を失った白髪の少年が島国へと流れ着く。
ネロと名付けられた少年の異国風の顔立ち、人のものとは思えないほど真っ白な髪、鍛え抜かれた肉体、それら全ては、瞬く間に国民の注目を浴びることとなった。
ネロは当初、首のひしゃげた老夫婦の死
体の横で気を失っているところを発見されたため、殺人犯として扱われるが少年法により”学園”にて保護、及び観察されることになった。
その理由は「彼が国にとってある利益をもたらす可能性が非常に高い」ということ、そして仮にその少年が再び殺人を犯そうとしても「全校生徒、及び教師陣の”異能”によって即刻処理、又は捕獲が可能」と判断されたためである。
何を隠そうネロが流れ着いたその国は100年間の鎖国中であり人口1億人を超える全国民がそれぞれなんらかの異能を持つ、八百万(やおよろず)の国、ジパング帝国であった。
国立異能養成高等学校ー通称『学園』は全国の15歳〜18歳を集め中学卒業時の「全国異能一斉適正調査」によってA(能力使用者)、特A(特殊能力使用者)、B(能力発現者)、特B(特殊能力発現者)、C(能力確認者)、特C(特殊能力確認者)、D(能力未発現者)、X(未分類、分類不可)、の8つのクラスに分けられる。適正調査を受けていないネロはそのうちのXクラスに配属されることとなった...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 22:00:00
2756文字
会話率:25%
西暦2084年、新皇紀では42年。
日本は再鎖国し、最高行政官は征夷大将軍となっている。
中国共産党独裁政権は崩壊し中華連邦となり、朝鮮半島は統一され統一朝鮮となった。
日本からも沖縄が独立し、琉球王国となっている。
第42代征夷大将軍の
治世が始まってすぐに、日本を貶める陰謀が発覚する。
高病原性鳥インフルエンザウイルスを用いたバイオテロだ。
テロを未然に防ぐことはできるのか、そして仕掛けた相手は?
近未来小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 17:16:41
63912文字
会話率:64%
鎖国が解かれ、異国の文化が入り始めた江戸末期。陰陽師の家系に生まれ、女だてらに陰陽師になった琳子が出会ったのは、異国から来た妖精だった。
※前編だけの公開になってますので、タイトルは仮です。
※時代設定、考証などすべてがかなりいい加減で
す。「幕末風味」でお読みください。
「おうち時間」のお役に立てば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 12:12:32
32120文字
会話率:33%
鎖国の時代に唯一開かれた「異国」への港、長崎港。
その歴史から長崎は旧くより「招く土地」だった……善いものも、悪いものも。
人の世に紛れ込む、「異者」から長崎を守るのが「天艦」の一族に課せられた使命だ。
彼らが率いる「天艦隊」は、今日
も港にて平和のため戦っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 15:32:51
11172文字
会話率:29%
もし日本が鎖国せず、国を開き続けていたらどうなっただろうと思って書いた小説です。
最終更新:2021-08-19 20:41:39
28510文字
会話率:9%
______帝国都市『東京』。長らく鎖国体制にあったこの国は、近年開国された。
下町でる江戸区域に住む千尋は、今日も趣味である「盗み聞き」に徹している。そこで聞いたことを小説家である宗雪に提供することが千尋の仕事だ。そんな中、千尋の拾って
きた話によってある事件に2人は巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-11 19:44:49
1796文字
会話率:36%
鎖国が解かれたばかりの江戸時代末期に、エジプトでスフィンクスと記念撮影した男たちがいた…。
江戸幕府がフランス政府に派遣した外交団『横浜鎖港談判使節団』
長い間、鎖国により欧州文化に触れてこなかった者たちが、突如としてフランスのナポレオン
三世に謁見することとなる…。
待ち受ける道中の苦難、慣れない文化への戸惑い…。
池田長発率いる日本人使節団が辿った歴史とは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 13:28:20
42626文字
会話率:50%
「大罪人の娘 前編」は、明智光秀の次女、凛(りん)が大罪人の娘となるまでの過程を描きました。
「大罪人の娘 後編」では、さらに2人の女性が登場します。
1人目は、明智光秀の長女、玉。
凛の姉で、関ヶ原の戦いの前夜に悲劇の最期を遂げた細川ガラ
シャです。
2人目は、斎藤利三の娘、福。
江戸幕府三代将軍の徳川家光の乳母にして教育係を勤め、大奥を作り江戸幕府を影で操り、女帝とも呼ばれた春日局です。
そして、豊臣秀吉と徳川家康そして江戸幕府に関わる日本史上の3つの謎の新説を描きます。
①豊臣秀吉はなぜ朝鮮出兵したのか?
②関ヶ原の戦いの本当の目的は?
③江戸幕府はなぜ鎖国したのか?
前編の最後で、東へ逃れた凛と夫の左馬助の運命は?
明智光秀の理想を受け継いだ者たちが、新たな戦いに挑みます!
【第八章 天下人秀吉】
福は父と別れ、玉は閉じ込められました。光秀と密約を交わしていた秀吉は、それを守ろうとします。そして賤ヶ岳の戦いで勝ち天下人となります。賤ヶ岳の戦いにおける数々の謎が明らかになりました。
【第九章 ガラシャ】
(執筆中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 00:00:00
6054文字
会話率:0%
「香川県へ行かないか」
すべては友人のその言葉から始まった。いまや四半世紀にわたり鎖国を続け情報統制をおこなっている香川県。ジャーナリストである私はその香川県の秘密を暴くため、香川県の潜入取材を試みるのであった。
※459=シコク
※
この物語はフィクションであり、登場する自治体、人物、団体、法令などは実在のものとは一切関係がありません。万が一似たものがあっても他人の空似であり偶然の産物に過ぎません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 22:56:49
18571文字
会話率:4%
◎◎目次をスクロールしますと題名でネタバレしますのでご注意ください。◎◎
私は高校一年生の爆雪めぐみ。どこにでもいる普通の女の子。クラシックバレエとお裁縫が好き。左膝に軽い障害があるのでプロバレリーナになることはあきらめて将来は洋裁学
校へ行ってバレエのお衣装を作る仕事につきたいと思っている。私には母の命と引き換えに自分が生かされているという自覚があるので文句は言わない。優しいボーイフレンドが欲しいと思いつつ膝のことで乱暴な男子に虐められた経験があるので恋には今一歩踏み込めない。でもいつかは素敵な恋をしてみたい。今は町役場勤務の父と地味な二人暮らしだけど、私は人生に夢を持っている。いつか優しい彼と素敵な恋愛結婚をして楽しい家庭を作りたい。そんな平凡な生き方を望んでいた私。でも仲良しの友人 、友永理玖のバレエコンクールの応援に行ったことで大きく私の運命が変わってしまう。理玖はそのコンクールで優勝したがテレビのインタヴューで私もついでに映ってしまった。それがyou tube に転載され、たまたま視聴した人が私に一目惚れしたというのだ。その人は、百年ほど前に東欧から独立した鎖国状態の国家、メイデイドゥイフ王朝社会主義人民共和国のグレイグフ皇太子だという。共和国とは名ばかりの王朝の血を引くものだけが種々の特権を持つ独裁国家の皇太子。もちろんそんな国は誰も知らないし、日本とは当然国交はない。そんな状態なのに、皇太子妃にと望まれてしまう。皇太子の年齢は何と四十歳! ちょっと待って、それ、私のお父さんと同じ歳だよ! 私の意思とは無関係に周りの環境が大きく変化していき、友人始め世間の女性から嫉妬を受けて一時は人間不振になる。が、私の専属通訳になったレイレイ、元皇族で海外生活が長い 春美野筆子の助言を経て、私は日本国籍を捨て、皇太子妃になるべく決心するが、という話。ところが事態は二転三転し、皇太子妃どころか、私は拉致も同然に誘拐されてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 06:00:00
417889文字
会話率:39%
すべての願い事が叶うという『黄金梅』の実。その実を守るため、黄梅市(青梅市)は東郷都(東京都)から独立を決意。以来、黄梅市は独立国家地帯となり、『黄金梅』は梅宮本家を始めとする八つの分家と一部の自警団により守られ続けることとなった。それから
100年。その『黄金梅』に対し、新たな希望と野望を抱く者たちが現れだす。『黄金梅』と『黄梅市(青梅市)の自治』を巡り、6人の人物たちが交錯する群像劇。そのうちLOVEもあるよ。この作品は自サイト『宿り木』で掲載していたものを転載したものです。朝川椛と高木一が交互に書いているため、文字数にばらつきがあります。
※1「多摩地区ローカルSF」とあらすじ、題名の一部は『すと世界』さんよりアイデアをいただきました。
※2 この作品はフィクションです。場面、登場人物、などは実在する人物、地域とは一切関係ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 09:00:00
1136367文字
会話率:43%