「アーリア・ウルク!貴方との婚約を破棄させてもらう!」
王宮で開かれた婚約パーティーで突然、婚約破棄宣言された。私が驚いて言葉が出ない間も"元"婚約者のザグロス・フェルガナ王太子様は大声で喋り続けている。
「貴方は
ロゼッタの悪口を言い、彼女の私物を隠したそうだな」
私はそんなことした覚えはないのですけれどどういう事なのかしら?そもそもロゼッタと言う女性は知りませんわ。
「私はそのような事、見に覚えがありませんわ。何か証拠はありまして?」
「証拠ならある。ロゼッタ!」
ザグロス様に呼ばれて前に出たのは可愛らしい女性。髪色は柔らかいブラウン。目が大きくて髪色よりも少し明るい色をしている。
その時、頭の中で何がチカチカと光り、文が浮かんできた。
"ザグロス様、怖いですわ"
あら、これはなんでしょう?
「ザグロス様、怖いですわ」
え、今何と……
"ロゼッタはザグロス様に腕を絡め付け、胸を押し当てている"
思い浮かんだ言葉通りの光景が目の前に広がっている。まるでこれから起こることを予告されているようで気持ちが悪い。
その時、頭の中の文とザクロス様の声が重なった。
『アーリア・ウルク、お前を国外追放とする!これは王太子としての命令だ』
それと同時にたくさんの"記憶"が浮かび上がってくる。私ではない誰かの記憶。でもそれは他の誰でもない"私"だ。
学校で授業を受け、休み時間に友達と笑い合い、放課後の教室のベランダから友達とサッカー部を眺めているものもあった。
これは私の前世の記憶。私が"山瀬 鈴蘭"(やませすずらん)として生きていた頃の。
全てを思い出した。
この世界が前世で私が書いた小説だと言うことも全部。
この世界は前世で自分が書いていた小説の中だと知ったアーリア。婚約破棄され、国外追放までされてしまったアーリアはこれからどうなるのか!?
溺愛系、ざまぁ要素ありのハッピーエンドな作品です!誤字報告、感想等お待ちしております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 20:08:53
5017文字
会話率:47%
2500年に隕石によって南の大陸にばらまかれたウイルスは「バースウイルス」と呼ばれ、
生物を神魔霊獣へと変化させ、またの名を「魔力」と呼ばれた。
最終更新:2022-02-06 00:00:00
1093文字
会話率:43%
後の世で、彼らは語られる。英雄として。
一人は白の龍騎士
一人は赤の姫巫女
一人は鉄銀の兵士
一人は深緑の魔王
彼らの誰一人、争いなど望まなかった。
だが誰一人、戦いからは逃れられなかった。
背負うもの、願うもの、望むもの、渡せぬ
もの。
貫くために戦う彼らは語られた。
-英雄と。
800年後、石油等の資源が尽き、隕石衝突後バイオハザードで魔獣が溢れたオーストラリア。
これは全力で生きる彼らと、人々を綴った物語。
全力で生きる素晴らしさを貴方に。
飛来した隕石によって南半球で魔法が使えるようになった世界の物語です。
戦争の話ですので、暴力的な表現やR15描写が苦手な方はご注意下さい。
では、作者は案内人をプロローグにて待っている方に引き継ぎして、退場しましょう。
では、ごゆっくり、お楽しみ下さい♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 13:57:18
17285文字
会話率:27%
言葉が通じない海女の女性に拾われた王子の話
スカイリリー執筆仮書き
最終更新:2019-12-07 04:53:18
1187文字
会話率:17%
ごく普通の生活を送っていたはずの少女『幌先鈴蘭』はある日妖怪の声が聞こえるようになった。少女は妖怪が見えることで孤立し学校でも、家でも妖怪の声が聞こえることで嫌なことが続く。
しかしある事件に巻き込まれてから少女は自分の力と向き合う決意をす
る。
これは少女が妖怪と人間と向き合う中で成長し自分自身のことを知り妖怪と人間が笑っていける世界になれるように奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-10 22:40:28
100118文字
会話率:50%
短慮を起こしたビアンカは、
古びた家宝を壊してしまった。
特別な力を持たない彼女からしたら、
大事といわれても大事には思えなかった。
それは、由緒ある大事な役割がある品だと分かり、
彼女は壊してしまった責任を取って、仲間と共に旅にでる。
この世界とは違う、別の世界での出来事。
彼女は使命を無事に果たすことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 16:00:00
215330文字
会話率:55%
少女は身体が魔力に適応できず、よく熱を出していた。閉じようとしていた彼女の運命は、様々な出会いによって、また動き出す。
異世界を舞台にした少女と、少年の恋の物語。
最終更新:2016-04-23 13:29:08
32807文字
会話率:52%
愛というものを知らない紫陽家のお嬢様の鈴蘭は家族から酷い扱いを受けていた。まるで屋敷にある置物のように。それに耐えきれなくなった鈴蘭は執事の鬼灯と屋敷を抜け出そうと考えた。けれど、鈴蘭と鬼灯には越えられない身分の差というものがあった。一方、
鬼灯には鈴蘭を自分だけのものにするある作戦をずっと前から密かに練っていた。果たして鈴蘭と鬼灯の恋の行方とは。。。
そして、鈴蘭は無事、鬼灯に愛を教えてもらうことができるのだろうか。
間違った愛しか知らない執事と愛を知らないお嬢様の
何とも言えない不思議な話です。
そして、一つ工夫していることがあります。
登場人物や家の名前は全て花の名前にしてあります。その花言葉を調べたら、真実がわかるかもしれません。評判が良ければ続編やおまけエピソードを作ろうと思います。どうぞ、不思議な世界に足を踏み入れてみて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 16:32:30
1447文字
会話率:50%
とある部族の族長の長男に生まれた息子、バータル。彼は父ワジラの跡を継ぐ立場にあったが、剣の腕は立つものの心優しく殺生ができず、草笛を吹いては野の動物たちと戯れる毎日だった。十五の成人の儀式を前に、ワジラは独り立ちできない息子にいら立ち、遠方
の小屋に放置し、獣たちを殺して二週間生き延びろと命じる。土産は動物たちの干し肉。バータルの選んだ道は……
全四話完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 21:00:00
21105文字
会話率:27%
私立小学校で教師をしている田原史美/25歳は、小学校から付き合いが続いている幼馴染4人がいた。史美には付き合って3年になる恋人がいる。しかし、多忙を極める恋人とはスケジュールが合わず会えない日が続いていた。史美は恋人と会えない寂しさを、幼
馴染の篠塚秀輝に埋めてもらっていた。
史美とは住まいも近所だった秀輝は、幼い頃から史美に思いを寄せていた。史美の為に敢えてピエロの役を買って出て、陰で支え何かと力になる秀輝だった。そんな秀輝を他の仲間たち3人は悲痛な思いで見守っている。秀輝の想いを知らぬまま、史美は恋人からのプロポーズを受ける。ショックを受ける秀輝だが、史美の笑顔のために身を削るように尽くし始める。仲間たちがヤキモキする中、秀輝にも彼を慕う花村沙帆が現れる。彼女は史美たちと知り合う前の秀輝の幼馴染だった。女っ気のない秀輝に寄り添う沙帆に、次第に史美の心にも変化が生まれ始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 02:41:33
29033文字
会話率:51%
人生に疲れた私に話しかけてきた[僕]という存在。よくわからないその存在との会話
最終更新:2021-04-09 19:39:36
5432文字
会話率:78%
憑依体質と共存している花籠 岬。彼女はたった一つの居場所・母親を失い、彼の世へ逝くことを望んでいた。
「阿呆、勝手に逝くな」
そんな岬の前に現れた、怪しげな男。それは母と育てていた鈴蘭の化身・厘だった。
彼の役割、そして使命は、【
ある方法】で岬の命を繋ぎとめること。
「懸想なんて領域では、もう到底補えない」
新しい居場所……それなのに、あやかし男子は予想以上に刺激的で……?
寵愛×憑依×あやかし、の少し変わった日常が始まる。
───生きていたい、きっとあなたとなら。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 00:00:00
47546文字
会話率:49%
奇病が奇ではなくなり、アイデンティティと呼ばれるようになった世界。昔と違い恐ろしい奇病では無く、能力に近いもの。奇病は先天性、後天性と様々。15歳までには必ず1人1つは奇病を持っている。
そんな世界で「喪失少年病」という病気が流行りだした。
症状は「記憶喪失」と「少年少女がかかる病であること」、「発症前、最後に見たものが怖くなる」、「奇病(アイデンティティ)を失う」ということ。原因はわからず、沢山の少年少女達がその病に蝕まれていた。
その病気にかかった少年少女のことは「喪失少年」「喪失少女」そう呼ばれている。
そんな病気が世界に広がりつつあった。
そんなある日。
「重度興奮欲求」のアイデンティティを持つ高校生・通山臨(とおやまのぞむ)の通う鈴蘭学園高校に転校生がやってくる。それは「喪失少女」の稲仁万音(いなにまね)。
重なる偶然から臨と万音の距離は近づく。それが吉と出るか凶と出るかはお楽しみ……!
「たいあっぷ」にも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 12:00:00
16187文字
会話率:53%
真面目とはお世辞にも言えず、成績も良くない生徒、肥前圭は学校から帰ろうとする。だがその時に異世界転移なるものに巻き込まれ、学校ごと森に転移してしまう。目視では近くに街は存在せず、電気もなければ武器もない。だが見たことも無い化け物は出てくる。
そんな中、圭は仲間たちと一緒に生きる事に必死になる。ミミズや芋虫、昆虫食なんてものは食いたくない。それなら死ぬほうがマシという圭は、必死に助かる道を探すことにした。
1章は学校。2章からが本編です。
……それまでに失踪しないといいな♪(白目)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 14:25:48
105256文字
会話率:43%
引きこもり兼メカニックとして、親不孝者だった俺は、敵対するチームによる罠によって死んでしまった。
だが転生した先は、意思のある機械と車の存在する世界。変形ロボット好きの俺は、前世で出来なかったことを楽しむことにした。
最終更新:2020-09-26 06:04:50
18656文字
会話率:49%
ヒーローに憧れていた少女長船 勝月。だが小学生の時に暴力事件起こしてしまった。結果、クラスから省かれ、周りは自分を信用しない。それから勝月は武力を正義として信じ、頼るようになった。そんな勝月は大学生になった今、復讐屋として生計を立てて居た。
そんな勝月はとある青年、虎正と会い、とある事件巻き込まれていく。その事件は失ったものと深く関わり……
力は正義、あの暴力事件の時から周りを見限った少女、勝月。勝月は何を信じ、何を成すのか。
謎解きものというわけではないです。結構人を選ぶ作品なので、それを承知してお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 04:08:23
20325文字
会話率:61%
ホロホロと涙があふれ溢れる
ポロポロと涙が頬伝い流れる。
パタパタと涙が続いて落ちる。
「空に流れる雲みたくなりたいな」
うん、今は空を見ても星しかない。夜だから当たり前だけど……、明日は晴れるよ、満天の星空だ。青空になるよ
。きっと……、
スイ、と星が流れた。
それを見た後、首を下ろすとそこは闇、所々に影のように浮かぶ花。
幼馴染が好きだった鈴蘭の白い花、くっきりと鮮やかに見えたらいいのに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 00:16:03
4636文字
会話率:43%
その店は、夜になると現れる不思議な館。
その店はなんでも、願いを叶えるとか。
そして、店に足を踏み入れる事が出来るのは選ばれし者のみ。
そんな店で働く蘭月は言霊使いの力を持っていた。
けれど、元々その力は親友から貰ったもの。
親友がいなく
なった世界で生きる蘭月を支えてくれたのは、胡蝶蘭、鈴蘭。そして店の当主紫蘭。
紫蘭は十年以上前から大きな館に一人で生きている。
そして彼もまた、願いを持つ者の人だ。
十年前、突如姿を消した前当主の魔女を探す為に店を継いだ。
どんな手を使っても、己の望みを叶える為に、紫蘭は仲間すら利用する。
しかし、そんな皆の前に現れたのは、死んだはずの男。
かつて、蘭月の親友だったその人は、全てを奪う為に現れた。
未だ、親友の死に囚われ続けている蘭月に、男は手を伸ばす。
果たして、彼女はその手を取るのか・・・・・・。
━━これは、一人の男が、自分の願いを叶える物語。
━━そして、一人の少女が自分の正体を知る物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 00:07:56
5238文字
会話率:23%
とある王国に全てにおいて完璧な貴族の少女がおりました。
その世界ではギフト《贈り物》がひとり一つ、神から与えられるのですが、ギフトは個人差があり、いつギフトが使えるようになるかは分かりません。ましてや、5歳でギフトが使えるようになるな
ど、異例中の異例の出来事です。
そう。
その少女は異例中の異例の子でした。
少女のギフトは「想像予知」
予知とはいろいろな未来の道を決定するその場面でしか予知できませんが、「想像予知」は違います。
未来の道をいつでも想像でき、さらにその先の未来さえも想像し、予知できるのです。
別に少女の未来が幸せなら、そのギフトでよかったかもしれません。
しかし、少女が見た未来は最悪でした。
少女は伯爵令嬢でしたが、愛のない家族で、唯一、期待した人からは捨てられ、処刑される運命です。
5歳になったばかりの少女には早過ぎる内容でした。
「許せない。」
彼女は怒りに満ちた藍色から水色へと変わった瞳を歪ませました。
ポタリポタリと涙が溢れます。
「復讐してやる。必ず」
その瞬間、ある此処にあってはいけない、古びた本が目の前に飛び込んできました。
『召喚の魔術』
と書いてあります。
禁術です。
おもむろにその此処にはあるはずの無い、本を手にして、次々とページを開きます。
初めて本を持ったはずなのに。
ーーいえ、ギフトで見たことがあったのです。
「ーーを召喚するための魔術」
と書いてあるページで手が止まりました。
魔法陣が載ってあるため、書く必要はありません。
ピンク色の口が大きく開きます。
『我、セヴィロッテが命ずる。我が魂と引き換えに、契約に応じたまえ。』
不意に台風のような竜巻が部屋中を駆け巡りました。
「お呼びですか?この悪魔を。」
「えぇ」
止むと、目の前には麗しい青年がおりました。
サラサラの金髪は手触りが良さそうで、人のように見えましたが、瞳は悪魔特有の紅の瞳でした。
「復讐がしたいの。手を貸してちょうだい?」
「‥‥‥貴方の魂はとても美味でしょう、ふふっ、喜んで。」
少女の手の甲にそっと悪魔はキスをしました。
これは復讐に取り憑かれた少女ーーのちに魔女と呼ばれる、セヴィロッテの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 12:32:11
3454文字
会話率:32%
この物語の主人公祐(鈴蘭)は生まれつき猫の耳と尻尾のあるいわゆる突然変異の女の子。自分が突然変異のため親から捨てられ、孤児院で育ったがある日、謎多い人物時雨に引き取られ時雨の作った突然変異の子達のための全寮制の学校、夜桜中に通うことになる。
信頼できる友達に出会い、笑い合ったり、時には喧嘩をしたりするそんな日々しかしその姿から事件に巻き込まれたりすることが多くなる。そんな中でその目で様々な真実を見つけ、力を手に入れ、佑は自分の過去と向き合っていき少しづつ成長していく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-13 22:45:44
43144文字
会話率:89%
あの時花畑で見た少女は今も隣にいます。
最終更新:2020-08-18 21:58:29
3536文字
会話率:42%
ある令嬢の"素直になれない理由"
本編の「婚約破棄宣言後に目が覚めた王子(オレ)は」
と併せてお読み頂けると幸いです。
※本編の更新はもう少しお待ちを……すみません。
最終更新:2020-07-26 17:47:37
577文字
会話率:0%
私は彼とお喋りする。他愛もない夢の話を。
最終更新:2020-05-14 01:00:00
2922文字
会話率:5%
兵士【ライト】は真っ黒な本を見つける。そこには友人の天才女剣士【鈴蘭】が主人公の物語――人生が綴られていた。
『この世界の物語を、私が創ろう。』
その本を読んで数年前に国を救った英雄が鈴蘭だと知るライト。けれど鈴蘭の人生は全てその本の作
者《セカイ》のシナリオだった。
セカイは訴える。自分を見つけてみろと。悲しみから人々を救うには神が必要だと。
世界を動かすセカイ。世界をシナリオ通りに動かす彼らを追うライト。
誰が味方で誰が敵かわからない中、世界の真実を求める。
鈴蘭の失った記憶と、世界の真実とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 23:00:00
338047文字
会話率:39%
素人小説。
雑な上に読者に優しくもない。
異世界とか行かないしチートなんて鼻くそと一緒にゴミ箱へ入れた。
多を生かして一を殺す。そうやって世界は回っている。世界が存続している以上、それはどうしようもなく正しいことだ。
では。
切り捨てら
れた一は悪なのか。
切り捨てられた一を愛したことは罪なのか。
そんな感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 15:53:22
74543文字
会話率:38%