[夫に相手にされない侯爵夫人ですが、記憶を失ったので人生やり直します。]の続編になります。
記憶を失った私は侯爵夫人だった。不仲と思われた旦那様の究極なヘタレに気付き、私たちはやり直すことを誓う。しかし、記憶が戻ることはなく、私を助けてくれ
る友人を探すことに。
信頼できる友人と会うことはできたが、不穏な話を耳にするようになり……。
義母様に起きた過去を耳にし、私の夫ラファエウにしつこくちょっかいを出してくる王女シャルロットを警戒する必要をひしひしと感じはじめる。
そんな中、私は見知らぬ男に襲われそうになり————。
[夫に相手にされない侯爵夫人ですが、記憶を失ったので人生やり直します。] → [番外編1:殿下] → [番外編2:エラフィーネ] → [番外編3:ラファエウ] → [本作:記憶を失った侯爵夫人ですが、夫と人生やり直します。]の順番でお読みいただければ幸いです。
他社サイト様掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 22:00:00
69790文字
会話率:46%
私立探偵、一ノ瀬永遠(いちのせ とわ)
目元を隠すほど長く伸びたボサボサの髪。身長は175cm。不健康な生活を送ってそうな割には、細身の筋肉質。
彼のもとには、不可解な事件や捜索の依頼が舞い込んでくる。
気を許した人の前では、乱雑な口調だが
、初対面や警戒する相手の前では、丁寧な口調になる。親しい人たちからは、「猫被りのとわ」と呼ばれるほどだ。
彼の探偵事務所は、ネット上に公開されているのにも関わらず、見つけられない。都市伝説と化した探偵だ。
俺の探偵事務所がわからない?ネット上に住所も電話番号も公開しているのに?もっとよく探して、見てくださいな。そうすれば、自ずと入口がわかりますよっと。
相談したいのになかなか辿り着けない。ただし、一度でもコネクションを持てば、迷うことなく辿り着く。
不思議な不思議な探偵が織りなす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 17:11:28
2351文字
会話率:89%
ありふれた平穏な日々は、突如として終わりを迎えた。
生きることだけが唯一絶対の価値となる【異世界ゲーム】が始まったのだ。
人々はレベルやステータスなど、ファンタジーな力を得られるようになった。
その代償に、日々モンスターの脅威にさらされる
。
崩壊した世界では飲食料だけでなく、ジョブやスキルなどの戦闘資源も有限だ。
身を守る術を得ることさえも、弱肉強食の理屈が支配するのである。
そんな既存の肩書や功績が一切の意味を無くした世界で、青年は人らしさを失わずに生きていられるのか――
「――【異世界ガチャ】? ……そうか、俺の能力、ガチャなのか。しょうがない、回すか」
……主人公のボッチ、能力がガチャでした。
ゲーム内通貨でガチャを回し、スキルやジョブ、アイテムや武器だけでなく、ソシャゲのように異世界の美少女奴隷もゲットできちゃうようで……。
召喚された美少女奴隷たち、レア度の高さに恥じない大活躍でサバイバルに貢献しまくります。
ボッチも自分の存在価値に疑問を抱きかねないくらいです。
このお話は。
恵まれない境遇にある自らを召喚してくれた主人のため、その力を惜しみなく発揮していく異世界の美少女奴隷たちと。
とても魅力的な美少女たちと極限状態でサバイバルしていくことになって、色んな意味でドキドキしながらも。
その過程で他のコミュニティが警戒するほどの強者になることなど気にせず、自由に自分らしく生きていくボッチの。
生存の日々を記した物語である。
※作中には奴隷表現があります。苦手な方は閲覧をお控えください。
また作者の都合上、更新は不安定・不定期です。あらかじめご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 23:04:13
477422文字
会話率:25%
「魔族領への偵察」として王命を受け4人で旅をしていたフィルたちは、タカヒロと名乗る弓使い兼荷物持ちを解雇した。
不服を名乗るタカヒロに、フィルたちはさんざん自分たちの任務について話したもののタカヒロは「魔族は倒せばいいんだろ」と言ってきかな
かった。
パーティの輪を乱すとし槍使いのカティ、聖女クオリア、王の許可をとって彼を解雇した。
手切れ金を渡す際、憎悪の目をしたタカヒロを見て報復に来るかもと警戒するフィル。
そんな時、フィルたちに一人の美女が話しかけてきた。アンジェリカと名乗った彼女は、自分を護衛する代わりに魔法でタカヒロから見えなくすることが出来ると提案した。
悩んだ末に、アンジェリカをいれることにしたパーティ。意外と進んでいく中、フィルは疑念を持ち始めた。
アンジェリカは誰なのか。カティはどういった生まれなのか。聖女クオリアが時々見せる苛烈な性格は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 14:01:52
26158文字
会話率:60%
闇をさすらう祓い屋稼業。初めは誰もがただの人。
自分が他の人達とは違う現実を見ていたことに気づいた楓。
祓い屋が「祓う」モノとは何なのか。
答えを社会通念に求めても詐欺師を警戒する必要性以外、人々は何も語ってはくれない。
答えを知ら
ないのだから…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 19:00:00
103319文字
会話率:23%
『悪辣姫』と呼ばれるヘレナは我が儘で、誰も近寄らない孤高の姫。
そんな彼女が隣国の辺境伯、アレンデール・モレルに嫁ぐこととなった。
友好的ではないこの婚姻、そのため、アレンデールも警戒する中で彼女は侍女一人つけずに嫁いで来た。
想い合って
いる恋人がいる、そんな嘘まで吐いて政治的な問題でもある隣国の姫との距離を取ろうとするアレンデールに彼女は初夜の場で言った。
「前もって、お願いしたいことがございます」
その静かな声音も、表情も、アレンデールが知る『悪辣姫』の噂とは異なり彼を混乱に陥れる。
なぜならば、彼女は本当は――ただ、何もかもを諦めただけの女性だっただけだから。
※この作品は主人公が始め良い扱いをされません。
※彼女を傷つける人はいませんが、家族が無関心であったという描写が多く含まれます。
※小説家になろう・アルファポリス・カクヨムで連載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 19:00:00
225490文字
会話率:29%
「わたし」には、何もない。
今はラフィスと名乗る19歳の「わたし」。
容姿は平凡、身分は平民。資産も、頼れる親族も、友人もない。
様々な種類の術を行使する能力、《才》も。
たったひとりの家族だった母は、あらゆるものの名を称(よ)
んで支配するわざ「称名」の遣い手――称名師だったのに。
7年前、正体不明の称名師に追われて母と離れ、住む場所も、名前も変え、素性を偽ってひとりで生きてきた。
周りに嘘をつき続けることにも疲れたある日、アルーダと名乗る美貌の青年が訪ねてくる。
警戒するラフィスに、自信過剰の称名師アルーダは言う――
「どうか、俺の妻になってくれ」
《才》目当ての求婚だと、堂々と告げて。
「わたし」には、何もないのに。
**********
自己肯定感底辺のくせに意外としたたかな主人公と、優秀なのに時々アホっぽくなる残念美男子のハイファンタジー恋愛ものです。
雰囲気はシリアス寄り、バトルあり。転生、転移、チートは(ほとんど)ありません。
シリアスではありますが、前作(「鋼の翼はゆりかごに孵る」)よりもだいぶ死亡率低めです。
お気軽にお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 07:00:00
52530文字
会話率:22%
世界を救う英雄として異世界に召喚された転生者、セイジュ。
しかし彼は無能であると追放され、そして魔王の娘に拾われ、魔王軍へと入り、幹部としてのし上がっていた。
セイジュには目的がある。
そのために魔王軍にて功績を立てねばならない。
だが、そ
の前に立ちはだかるのは四天王最強の牙竜将軍グレイン・ドラヴァード。
セイジュを見下し、裏切り者として警戒するグレイン。
だが、グレインの前に現れた一人の少女の存在によって、セイジュとグレインの関係に変化が生じる事になる。
セイジュは魔王軍の中でどうやってのしあがるのか。彼の目的は。
そしてグレインとの対立は――
これは追放された転生賢者の生き方を描く、異世界ダーク・ファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 16:34:39
10449文字
会話率:28%
その出会いは、蒲公英畑の呪いか。はたまた、信託か。
魔女の住む森に迷い込んだ男は、追ってから逃れて深い傷を負っていた。己を助けた魔女を警戒するも、やがて二人は互いにひかれあい、男は魔女を救うべく、「外」の世界へと飛び出していく。
――「愛
しい人。私は必ず貴女を迎えにきます。どうか、それまで待っていてほしい」
男の言葉を支えに、魔女は待ち続けた。
やがて、魔女を閉じ込める蒲公英の花が姿を変え、彼女の前に愛しい人を迎え入れる。
これは花言葉に託された、小さな恋の物語。
【作品情報】
・お題小説:2月19日の誕生日花(蒲公英)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 11:13:33
4305文字
会話率:35%
新見香織がスクールカウンセラーとして赴任して数日ーー宿り魔の襲撃が加速していた。しかし彼女の行動意図が読み切れず美都たちは疲弊する毎日を送っている。ただ一つ確かなのは目的が鍵ではないということ。警戒する日々が続く中、畳み掛けるように次々と事
件は起こる。
一方、音楽教師である高階律は謎の不眠症に陥っていた。自分ではない誰かの夢。原因不明の夢が彼を襲う。
何の為に、誰の為に戦うのか。美都はそれを再び考えるようになる。そして今、彼女の過去が明らかになる──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 21:58:13
275157文字
会話率:38%
杉浦あずさ(23)は父の晋作(享年51)の突然の死去に伴い、そして、晋作が経営していた会社の借金整理の為に、思い入れのあるコテージを手放さなくてはならなくなった為、最後の荷物整理などを兼ねて、単身、コテージへと向かう。
あずさは小さい頃
、既に母親の葉子(享年30)を亡くしていた。その僅かな記憶の中に母親とコテージで過ごした思い出があった為、コテージには愛着を持っていた。
あずさが一人、コテージに泊まる最後の夜、ある一人の男、ケンが(年齢不詳)が訪ねてくる。
その日、降っていた雨で山が決壊した為、立ち往生を余儀なくされたので、しばらくコテージで暖を取らせて欲しいとの申し出であった。あずさは女性一人で過ごしていた為、躊躇・警戒するが、仕方なくケンを招き入れる事にする。
あずさは正直、コテージ最後の夜を一人きりで過ごすのを寂しいと感じていたので、ケンとの語らいを楽しく感じ、リラックスした心地よい時を過ごす。
あずさはその夜、夢を見る。あずさが母親を亡くした時に、晋作があずさを励まそうと豚のぬいぐるみを買って来た事があった。あずさはそれからそのぬいぐるみを「ブータン」と名付け、大切にしていたのだが、今回のコテージ処分に伴い、荷物整理の保存リストに残していない事に気付き、慌てて別荘の管理を任せていた久保田美智子(67)に連絡を入れる。
あずさはすんでの所で「ブータン」をゴミ集積車から回避する。そして、昨日の夜、訪ねて来た男性、ケンはもしかしたら、いや、紛れもなく「ブータン」ではなかったのかと思うのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 20:00:00
12107文字
会話率:65%
主人公・ルーラは、今までに何度も死んだ記憶があり、全て何者かによって殺されていた。
百一度目の生ではなぜかすぐに殺されず、平和な村に生まれる。両親から愛情を注がれ、幸せに育ち、十七歳になった。
ある日、洗濯物を取り込んでいるとタオルが飛ばさ
れていまい、追いかけて森に入った先で、レオと出会う。
レオは、今までルーラを殺してきた影だった。
ルーラは気を失い、気づくと自分の部屋だった。そこで、自分を運んできたのはレオだと知る。
警戒するルーラだが、レオには事情と考えがあるようで……。
これは、二人が檻から抜け出し、幸せになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 18:48:46
4798文字
会話率:29%
吸血鬼による連続殺人事件に人々が悩まされていたある日、吸血鬼ハンターのジルは彼らから逃げていた。
彼女を助けたのは、初恋の人と同じ青い瞳を持つ、美しき吸血鬼。しかし、彼はジルを根城に連れ帰り、大勢の前で「結婚する」と宣言。彼は、由緒正し
き吸血鬼の名家、パウル家の当主だったのだ。
殺されたくなければ大人しくするよう脅され、警戒するジルだったが、ベルトルトや使用人たちを含む、吸血鬼たちの優しさに触れていく。
そんなある日、ジルは決して立ち入ってはいけないと言われていた「禁断の扉」の先を見てしまい――。
吸血鬼を恨んでいるはずの少女と、口下手で秘密だらけの吸血鬼が結ばれる、ハッピーエンドな異類婚姻譚。
※10万字(30話)程度で終わる予定です。
※4話あたりまでジルの警戒が強いです。
※R-15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 20:45:26
85142文字
会話率:39%
【全13話・ラストまで予約投稿済】隣国を訪問したシャラントン公爵令嬢ジュスティーヌ。突発的に開かれた仮面舞踏会で、若い紳士と恋に落ちたが、彼は王太子アルフォンスだった。女公爵になって公国を継がなければならないジュスティーヌは他国に嫁入りはで
きず、国王唯一の男子であるアルフォンスが婿入りするわけにもいかない。娘が大好き過ぎてアルフォンスをめちゃくちゃに警戒するシャラントン公爵、無理やりアルフォンスがジュスティーヌをさらえば、公爵に息子が殺されてしまいかねないと2人の仲を裂こうとする王妃。2人の恋の行方は──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 12:14:36
29700文字
会話率:20%
「誤字脱字文法ミスに対するケア」についての私見です。
色んなユーザさんがいますが、せめて自分の作品だけは大切にしてあげたいですよね。
最終更新:2022-10-09 17:00:00
5257文字
会話率:12%
※本作品は前作の『騅-後醍醐のもう1人の息子-』の続編です※
前作を読まずとも楽しめるように前作の説明などを話の随所に書きますが、より深く世界観を知っていただきたいので、前作を読むことを強く推奨致します。
以下、一段落目に世界観の説明がご
ざいます。
殺し屋が裏の世界を取り仕切り、殺し屋組織の上層部が政府や警察に口利きが出来る世界のお話。
だが一方で、その見返りとして政府の要望には応えねばならず、度々要人警護の依頼を受けることもある。
彼らは一般社会にはほんの一部にか知られておらず、影の立役者として世の中をどこか上手く回している存在。
したがって、殺し屋が街を歩いていても一般人や警察が警戒することは無く、依頼人が顔を見たとしても連絡は勿論話しかけてはならない為、ごく普通の生活を送ることが出来ている。
ただ、一般社会にも裏の世界にも知られている唯一の存在が居る。
それは後鳥羽家、後醍醐家といった名家と呼ばれる大富豪の一家や、新田家といった貴族で、彼らは金に物を言わせる場合もあるが、ほとんどは殺し屋組織に所属するなり単独で動くなりし、自分の身を守っている。
――そこのあなたも"BLACK"の記録者になってみないか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 17:59:28
760424文字
会話率:26%
「オリビア・クリフォード子爵令嬢。おめでとうございます。竜魔王の生贄に選ばれました!」亡国の令嬢オリビアは隣国のエレジア国に保護され、王太子クリストファと婚約者を結んでいたが、叔父夫婦に虐げられ奴隷のように働かされていた。仕事の目途が付きそ
うになった矢先、突如グラシェ国の竜魔王の生贄として放り出されてしまう。死を覚悟してグラシェ国に赴いたのだが、そこで待っていたのは竜魔王代行、王弟セドリックだった。出会った瞬間に熱烈な求婚、さらに城の総出で歓迎ムードに。困惑するオリビアは、グラシェ国の使用人や侍女、城の者たちの優しさに裏があるのではないかと警戒するのだが、セドリックの溺愛ぶりに少しずつ心を開いていく。そんな中、エレジア国はオリビアの有能さに気付き、取り戻せないか画策するのだが。
これは「誰からも愛されていない」と絶望しかけた令嬢が、甘え上手の王弟に愛されまくって幸せになるまでのお話。
※甘々展開のハッピーエンドです(当分高めミルクティーにハチミツたっぷり+お砂糖五杯ぐらい)。※ざまあ要素在り。※全22話想定。※R15は保険です。
《主な登場人物》
オリビア(19)
|フィデス王国《亡国》の令嬢。エレジア国クリストファ殿下と婚約をしていた。
付与魔法と錬金術が使える。
クリストファ殿下
エレジア国王太子 オリビアと婚約をしていた。
セドリック
グラシェ国竜魔王代行、王弟。オリビアに求愛。
オリビア<<<<<<<<<<<<セドリック
聖女エレノア
エレジア国の聖女。異世界の知識がある?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 13:12:16
127906文字
会話率:42%
念願の喫茶店を開業することになった男。
しかし準備が遅れてしまい、開店してまもなく梅雨入りしてしまった。
しとしと雨が降り続き、客足も伸びず、
このままでは喫茶店を続けられないかもしれない。
困るその男の前に、真っ黒な毛並みの黒猫が現れた
。
不幸の黒猫かとその男は警戒するが、黒猫が喫茶店の店先で額を洗うと、
喫茶店に客が来て繁盛するようになった。
黒猫は幸運の招き猫だったと、その男が喜ぶのもつかの間、
今度は黒猫が急に姿を消し、喫茶店の客も来なくなってしまったのだった。
黒猫に何かあったのかと探しに出たその男の身にも不幸が襲いかかる。
果たして黒い招き猫は、幸運の招き猫なのか、それとも不幸の黒猫なのか。
正反対の二つの性質を持つ黒猫に、その男は何を見出すだろう。
明けゆく梅雨を偲ぶヒューマンドラマ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 02:44:37
5858文字
会話率:6%
「婚約破棄? ええ、しますわよ? こちらから。」の後日談です。
建国祭のパーティーでローゼをエスコートする、セシリア、ミリアム、シルビアの婚約者達。扇子の陰で会場を眺めながら状況を確認し合う彼女達の髪に飾られているのは、昨日のお茶会と同
じ紫色の髪飾り。
事前の打ち合わせとは違う状況に警戒するも、とうとう第一王子達からの婚約破棄宣言は行われた。
何故か厳かな表情や口調の下でウキウキの国王が独演会で場を収めたことに不安を覚えるも、希望通りに自由の身となり会場を去った三人が向かったのは、婚約破棄が成立したら身を寄せようと予定していた修道院。
修道院に届けられた国王からの「報告書」に不審を拭えない三人のところに、何処からか迎えが来るようで・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 04:00:00
39985文字
会話率:10%
聖徳太子が亡くなった後の物語――。
7世紀の飛鳥時代。山背大兄王は、聖徳太子の子。偉大な父に劣らない優れた人柄で、多くの者より慕われていた。だが、そんな山背大兄王を警戒する〝悪〟も、世には確かに存在した。
※『ノベルアップ+』さま掲載
の加筆・修正版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 19:35:40
7360文字
会話率:9%