龍神の清浄な気によってあやかしの跋扈する外界とは隔てられた霧ノ国。
桔花(きっか)はそこで花楽師を生業とする齢十七の少女であった。しかし結年祭(としゆいのまつり)の日、内裏で行われる大祓の儀で花楽を奉納していたところ、ふとした拍子に面が外れ
、千年前の鬼女であり悪女と恐れられる紅の君のように真っ赤な相貌が露わになってしまったのである。
桔花はすぐに捕らえられて牢に入れられたが、そこへ謎の青年が現れ、桔花をあやかしの跋扈する外界へと連れ出す。青年の名はシヅキ。あやかしの住む黒尾の地にて社を構える祭神であった。
――これはちょっとやさぐれた花楽師の少女と一見冷たそうだが実はぽやんとしている神様の話。
※この話は以前、なろうとカクヨムに途中まで掲載していた「かくりよの笛吹き娘」を大幅に改稿したものですが、構成や設定をだいぶいじったのでほぼ別物となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 01:54:15
54823文字
会話率:29%
リリアンは普通の村で平凡な生活を送っていたが、ある日突然異世界へと迷い込んでしまう。彼女はそこでアダムという謎の青年と出会い、二人は共に冒険を始めることになる。
異世界では、二つの世界をつなぐ特別な力を持つ「紡ぎ手」と呼ばれる存在が現れる
ことが予言されていた。リリアンはその紡ぎ手の一人であり、彼女の力を使って異世界と現実世界を結びつける使命を帯びていることが明らかになる。
リリアンとアダムは異世界を旅し、さまざまな困難や敵に立ち向かいながら、紡ぎ手としての使命を果たすために奮闘する。彼らは自分たちの力や絆を深めながら、新たな仲間や魔法の力を得ることもあります。
彼らの冒険は、魔法や剣術の戦闘、仲間との絆、自己成長、そして二つの世界を救うための壮大な戦いなどで構成されています。物語はリリアンとアダムが最終的な試練に立ち向かうクライマックスへと進み、彼らの運命の結末が描かれます。
『紡がれる運命』は、二人の主人公が成長し、困難を乗り越えて使命を果たす姿を通じて、勇気や希望、絆の大切さを描いたファンタジーアドベンチャーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 22:55:46
2999文字
会話率:0%
梅田の地下は誰もが迷う迷宮……?そこで出会ったのは、さまよい続けながらも肩寄せあって暮らす、あやかし達だった。
東京から大阪に来た大学生・小阪初名は、地元民でも迷うと噂される地下街に足を踏み入れ、見事に迷ってしまう。
途方に暮れていた初名
に手を差し伸べたのは、驚くべき美貌をたたえた謎の青年・風見だった。
だがその風見という人、とんでもない方向音痴で、さらに迷うことになり……!?
大阪の地下街(地下迷宮)で出会う、ちょっと暖かい、ちょっと切ない、”さがしもの”の物語。
ここは何でも見つかる場所。
だから皆、何かを探し求めている。
あなたのさがしものは、何ですか?
※こちらの作品はエブリスタ、アルファポリス、魔法のiらんどでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 12:00:00
161292文字
会話率:52%
【三の倍数の日の20時更新】
ある日いつものように父の墓参りに行くとそこで謎の青年に出会う。
その青年が落としたICカードを墓にかざすと地下室が出現した。
そこで出会った謎の機械生命体、アマハラから父は生きていると知る。
そして父親に会うた
め、そしてかつて世界を救ったとされる父親を超えるために主人公神成極夜(かみなりきょくや)は魔術学園サンクチュアリに入学する。
しかし実力主義の曲者揃いの学校生活は波乱の毎日だった!!!!
死んだ父の謎、正体不明の組織、星を滅亡させる伝説の竜などさまざまな謎が浮かび上がってくる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 19:10:35
127189文字
会話率:46%
舞台はマッドシティ。
この頃、血を抜かれた死体が発見されるという事件が立て続けに発生していた。
この事件にヴァンパイアが絡んでいると睨んだ「闇の支配者」イハラ=ウラトは、背後に蠢く者共を炙り出す為に鉄砲玉として謎の青年ジェイを召喚する。
ウラトは手始めにと、部下のアサトと共にジェイを溜まり場となっている「リュクス」に向かわせる。ジェイは圧倒的な力でもってそこにいるヴァンパイアを殲滅する。
そこには、カナという少女のヴァンパイアがいた。だが、ジェイは何故かカナを殺すことをせず、血を与え 、そして連れ戻った。
そのあとも、ジェイは圧倒的な力でもって次々とヴァンパイアを倒していく。
一方、事態を重く見た事件の首謀者であるミドリ製薬は、裏仕事専門の部署「特殊総務部」所属にしてヴァンパイアのセントウダ=サトシを差し向けた……。
血で血を洗うヴァンパイア・ノワール!
※暴力表現があります
※嘔吐シーンがあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 21:17:51
120323文字
会話率:47%
ある日、普通の高校生である主人公・裕翔(ゆうと)は、見覚えのない場所で出会った謎めいた青年と出会ったことで彼の周りでさまざまなことがおきる。
というよくありそうな作品です。
作者は初心者なのでアドバイス等をいただけると幸いです。
最終更新:2023-04-10 14:11:00
996文字
会話率:57%
「双子は|凶兆《きょうちょう》」古くからそう言い伝えられている桃源国。
この国では双子として生を受けた者が無事、成人することはほぼ、ない。
そんな中、服部半蔵の娘、琴葉は男女の双子として桃源国に生を受けた。
何故か生かされた琴葉は、
現在十七歳。くノ一い組に属する忍び者としてひっそりと組織の中で生きている。
「多くを望まなければ、それなりに楽しい人生」
琴葉はそう信じて生きてきたし、これからもそのつもりでいた。
そんな中、父である半蔵から新たな任務が下される。それは女の園である「大奥」で潜入捜査をしろというもの。
何でも江戸城本丸大奥において将軍が寵愛していた奥女中が亡くなったらしい。
そして彼女が残した遺書のような書簡が絶賛紛失中とのこと。
「大奥って、一度でもお手付きになったら二度と出られないらしいよ」
周囲に散々脅されながらも、琴葉は任務のため大奥に向かう。
するといつぞやの任務で顔を合わせた怪しい侍が琴葉を待ち構えていた。しかも何故か女装し、琴葉と共に大奥で捜査をするという。
ひょんな事から大奥内、長局で女装した青年と共同生活を始める事となった琴葉。
戸惑いながらも、大奥で遭遇する幽霊事件に盗難事件。
そして、将軍の寵愛を受けた奥女中が残した書簡は見つかるのか。
琴葉は多くを語らぬ謎の青年と共に、事件解決の為に大奥でのお勤めを開始するのであった。
※本編は全56話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 07:00:00
256115文字
会話率:39%
乗っていた馬車が襲われ、死にかけたところを偶然通りかかった謎の青年に拾われた少年。いずれ役に立つ
からとあらゆる知識や戦闘技術を叩き込まれる。
十数年後、「教えられることはすべて教えた。あとは自由に生きるといい。ただ、俺の代わりにこれを頼む
」と2つの依頼をされる―――――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 00:00:00
2608文字
会話率:40%
人類と異種族が共存する近未来。
主人公の少女はスラム街で襲われ、謎の青年に救われる。彼女は青年に恋をした。
彼を捜しに再びスラム街を訪れる少女。
青年は少女を拒む。少女は青年の敵だった。
やがて少女は、人類と異種族の間にあった凄惨な戦い
があったことや、異種族を生み出した天才科学者がいたこと知る。そして、歴史の闇の葬られた別の異種族がいたことや、どうやって人類が破壊した地球環境が救われたかも・・・。
そうして、新たな地球で生まれた差別と格差・・・。少女はそれを受け止めきれるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 11:14:26
249962文字
会話率:48%
ひと月の修練を終え巫女習得の儀式に向かう少女こと私。
翌日より開かれる闘技会の優勝者と国のための任につく、のですが、
陛下に優勝を期待されているのは、今朝空から降ってきたばかりの謎の青年?(かっこいい)。
なんだか態度が大きいけれど、とんで
もなく強い!のかはたまた周りが弱いのか。
そんな感じで始まる私の物語
私は何をするって?今回の私は巫女の力?を披露しますよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 12:14:03
63376文字
会話率:55%
「盟約の花嫁~星の刻印~」と同じ時代の王国側の物語。
遥かな古の時代、天・冥・人界の脅威〈虚無の王〉を人界の〈沈黙の地〉に封印し、この地を守る為、各界は盟約を結ぶ。天界からはオラール王国に〈光の聖剣〉、冥界からはデュルラー帝国に〈闇の聖剣
〉が与えられた。それ以来、その聖剣を行使するに相応しい血を存続させる為、天界・冥界は同胞の乙女を花嫁として人界に送り出す……
捨て子の女神官フェリシテは類まれな容姿を持っていたが異性から欲望の対象として見られ、そのためか同性からは妬まれ。いつも偏見を持たれていた。
そんなある日、偶然に出会った謎の青年との事が大袈裟になって処罰を受ける羽目に!
しかしその謎の青年が現れて無実してくれたのだったが……
彼の同行者はオラール王国の女王と、その親族の貴公子が三名。そして謎の青年は第二王子ユベールだと言うのだ!
驚くフェリシテに女王は『天の花嫁よ。迎えに参った』と言った。
天の花嫁の婚姻相手は王統(太陽の刻印)を継ぐ第一王子と決まっているが既に亡くなっていて候補者は王族の四人だと告げられた。
女王の歳の離れた弟ギスランは勇猛な騎士。甥のマティアスは王国一の頭脳を持つ高級官僚。第三王子のシャルルは心優しき士官学生。第二王子ユベールは面倒で退屈を嫌う怠け者。皆、個性溢れる者達だった。天の花嫁が選ぶ者は王国の後継者となる――果たして誰が選ばれるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 23:38:09
86351文字
会話率:49%
光の女神と闇の女神。
良い女神と悪い女神。
神話の時代の不思議な力が残る世界。
人々は皆、光の女神と同じ金髪に青い瞳で産まれてくる。
綺麗な金と青を持つ者ほど強く尊ばれる世界で、持っていて当たり前の色を持たずに生まれていた色無しのトウコ。
黒と紫。
皆が忌み嫌う闇の女神の色を持って生まれた忌み子のトウコ。
色のないトウコとは真逆の光の女神に愛されたような、色を持つ恋人のリョウ。
トウコとリョウを暖かく見守るオカマのマリー。
恋人とオカマと暮らしつつも孤独を抱えるトウコ。
そんなトウコの前に不思議な青年が現れる。
何故トウコは持って当たり前の色を持たずに生まれたのか。
トウコが生まれた理由はあるのか。
トウコが不思議な青年と出会う時、世界は動き出す。
かもしれない。
トウコに執着するリョウと、胃が痛くなりながらもそれを見守るマリーに、3人をかき乱す謎の青年。
倫理観が壊れた男女がイチャイチャしたり喧嘩したり戦ったり、オカマを振り回したり振り回されたりするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 07:14:38
19433文字
会話率:28%
誰からも救われず、ただの道具として育ての親に育てられた無性の15歳神城玲音。
「お前の望みはなんだ?」ある日聞こえた謎の声に問われる。誰なのか分からない謎の声と言葉を交わし玲音は自分の望みを知る。自分の望み…それは自由になる事。それを叶えて
くれるのなら誰だって構わない…
「僕をここから自由にして!!僕を連れ出して!!」
望みを聞きいれそして、謎の青年が玲音の前に現れる…
欲のままに、望みのままに、ありとあらゆる神秘と世界の理を知り、人間不信のレオンが心を開くまでの物語
レオンと謎の青年による異世界冒険譚開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 18:10:30
4220文字
会話率:59%
覇皇…………それは神が決めた王の中の王、世界を支配、征服、自由にすることができる権利。
その権利を得るには神に選ばれ「王」になる必要がある。
今のこの世界では十二人の王、十二帝王と呼ばれる世界を支配している者たちが存在する。
その神に選ばれ
た十二人の中から覇皇が選ばれる。
主人公のレンは十二帝王の一人、英雄王の息子であり才溢れる存在、だが周りの期待による強力なプレッシャーに押しつぶされそうになる。だがある日謎の青年に「僕が少し手助けをしてあげるそして君は覇皇を世界の王を目指すんだ」
そしてレンは覇皇を目指して旅をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-01 00:02:15
57763文字
会話率:46%
今日、私は40になる。この歳で初めて本当の恋を知った――
聖女ミレーヌは王太子の婚約者として責務を全うしてきた。しかし、新たな聖女エリーの出現で、彼女の運命が大きく動き出す。
エリーは自分を乙女ゲームのヒロインだと言い、ミレーヌを『悪
役令嬢』と決めつけ謂れのない罪を被せた。それを信じた婚約者から婚約破棄を言い渡されて投獄されてしまう。
愛していたはずの家族からも、共に『魔獣』を討伐してきた騎士達からも、そして守ってきた筈の民衆からも見放され、辺境の地リアフローデンへと追放されるミレーヌ。
だが意外にも追放先の辺境の地はミレーヌに対して優しく、その地に生きる人々ととの生活に慣れ親しんでいった。
ミレーヌはシスター・ミレとして辺境で心穏やかに過ごしていたが、彼女の耳に王都での不穏な噂が入ってくる。エリーの振る舞いに民達の不満が募っていたのだ。
聖女の聖務を放棄するエリーの奢侈、100年ぶりの魔王復活、異世界からの勇者召喚、そして勇者の失踪と度重なる王家の失政に対する民の怨嗟――次々と王都で問題が湧く。
一方、ミレの聖女としての力で辺境は平穏を保っていた。
その暮らしの中で、ミレは徐々に自分の『価値』と向き合っていく。
そんな中、ミレは黒い髪、黒い瞳の謎の青年と出会う。
この人を寄せ付けないエキゾチックな青年こそがミレの運命だった。
「アルファポリス」でも投稿しております。(若干の修正あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 21:10:01
135294文字
会話率:42%
死にたいと思う魔女に謎の青年セイヤと出会い魔女は凍りついた心を取り戻すお話。
最終更新:2022-04-20 19:18:51
2735文字
会話率:26%
そのとき、竜に育てられた《少女》は竜殺しとなった。すべてはただ、竜にたいする愛ゆえに。
かつてひとは竜とともにあった。人類は竜を信仰し、竜の恵みを享けながら穏やかに暮らしていたが、際限ない欲望により《戦争》が勃発した。竜は争いを嘆き、壊れ
ていった。こころの壊れた竜は気候を乱し、暴れまわる。
斯くして竜とひとは、別れた。
殺せるはずのない竜を殺しながら旅をする娘《メリュ》は、謎の青年《ラグス》と出逢い、行動をともにすることになる。
何故、彼女は微笑みながら、竜を殺すのか。
美しき地獄に祈りの声はなく、ただ憐れみの賛歌が響きわたる……これは英雄にも勇者にも竜殺しの聖女にもなれない、ひとりの少女の、愛と殺意の旅路を綴った幻想譚(ダークファンタジー)である。
*連載について
毎日20時に投稿致します。
*注意書き
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件・出来事とはいっさい関係がありません。ご了承ください。
最強とついていますが、対人戦では不殺を貫くので多少苦戦します。
またR-15程度の残酷描写があります。
*お知らせ
第26回電撃小説大賞最終候補作《死者殺しのメメント・モリア》
メディアワークス文庫より好評刊行中 です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 20:00:00
124228文字
会話率:33%
様々な歴史や文化が残る、輝かしい時代。
世界でも有名な先進国の首都に住む青年フレディ・ルーカスは、未解決事件の真相を追う世界特別諜報軍隊。
通称『シア(SIA)』と呼ばれるエリート部隊の役目を担っていた。
ある日、1つの事件を追っ
ていたフレディは、その途中で裏社会を生きる犯罪組織のテロに巻き込まれてしまう。
民を守ろうと立ち向かうが、爆発の爆風に当たって絶体絶命の危機に陥った。
そんな危機的状況のフレディを、突然現れた謎の青年が救う。
全ての始まりは、青年との出会いからだった。
「貴様っ……誰だっ……」
「俺の名前は、ヘリオス!かっこいい名前だろ?」
これは、性格が正反対な2人の青年が織り成すブロマンスストーリー。
世界に残り続ける未解決事件を追う中で、2人の友情は固く結ばれていく。
そして、謎の青年ヘリオスの正体は何なのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 19:00:00
600文字
会話率:14%
光村 雄介と妻の夕凪には三人の子が生まれていた。その内の長男の陽一と末っ子で長女の優花が両親の代わりに悪霊退治をしている。陰陽師や巫女としての霊力が強い優花は弓矢で悪霊と戦っていた。守護龍の月華と一緒にだ。
そんな優花の前にある時、謎の青年
が現れて助けてくれた。父のはとこである女性の息子だと告げる青年に驚く優花。青年と優花は徐々に惹かれ合うが--?
(「白光の神子と金の龍」のスピンオフで次世代の物語です。前作を読まなくても大丈夫なようにはなっています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 16:32:46
6348文字
会話率:65%
村で働く16歳の少年ルークは、嵐の中で大怪我をし、謎の青年イーベルトに助けられる。
恩義を感じたルークは、村から離れて生活をするイーベルトの生活を支え親睦を深めていくが、イーベルトにはルークに語れない秘密があった。
最終更新:2022-02-10 06:28:54
1970文字
会話率:23%