悪魔――神の命に従い、地獄に落ちた畜生共に罰を下し、永遠の苦しみを味合わせることを生業とする者。彼らは時折、退屈を紛らわすためにとある遊戯を行っていた。遊ぶのに適した畜生を招集し、蘇りをかけた推理ゲームを行わせる『悪魔の遊戯』。遊戯の内容は
いたってシンプル。招集した畜生の中に一体だけ紛れ込んでいる悪魔を特定、または殺すこと。その具体的なルールは次の通り。
一つ。各遊戯には悪魔が一体だけ紛れている。
一つ。悪魔の役割は参加者を皆殺しにすることである。
一つ。悪魔は特殊能力を一つだけ所持している。
一つ。悪魔を特定する、または殺害することができれば、その時点の生存者全てが次のゲームに進むことができる。
一つ。悪魔を特定した際には、「エウレカ」と唱えて十分以内にその者が悪魔であることを示し、告発された者を除く生存者の過半数の賛同を得る必要がある。過半数の賛同を得られなかった場合、その者は脱落となる。
一つ。特定した者が悪魔でなかった場合、「エウレカ」と唱えた者及び賛同した者全員が脱落となる。
一つ。生存者が三名となった時点で、悪魔は正体を現す。その後はルールが変更となり、悪魔を殺すことだけが勝利条件となる。
一つ。「エウレカ」と唱えてからの十分間は、一切の暴力が禁止される。
一つ。参加者は最初の部屋にいる者のみとする。
今宵も悪魔に見初められた哀れな畜生が、自身の知恵を振り絞り蘇りをかけた遊戯に挑戦する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 19:00:00
26707文字
会話率:37%
「千里! 新しい物語を思いついたんだ、ちょっと解いてみてくれないか」
ある日の放課後、友人の橘礼人が突然そう声をかけてきた。その日は久しぶりにバイトがなく、家でゆったり過ごしたかった俺はすげなく断ろうとするが、強引な誘いに根負けして引き受け
ることに。礼人が語る物語、タイトルを『トマトジュース館の殺人』といい、トマトジュース館という奇妙な館に集まった四人のトマトジュース発明家のうち、一人が奇妙な状態で殺されるというものだった。一体だれが犯人なのか推理してみてくれと言われ、俺は面倒に思いながらも思考を始めたのだった。
――読者への挑戦(?)が入っています。もしお暇であれば、少し考えてみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-16 19:00:00
28063文字
会話率:54%
ダンジョンといえば財宝、モンスター、そしてトラップだろう。だがそれだけではない。冒険者を待ち構えるもう一つの壁、それがパズルである。解ければ栄光、解けねば死。これは、ダンジョンのパズル攻略の専門家“解き師”の物語である。
全5問。パズ
ルパートを流し読みしてもストーリーでお楽しみ頂けるよう配慮していますが、我こそはという方はぜひ挑戦してみてください。*挿絵多め
旧題:パズル in ダンジョン! ~そのパズルフロアの攻略、私たちにお任せ下さい!~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-01 21:17:26
21817文字
会話率:45%
2週間の長期休暇に突入した白木。
けれど、前半1週間は姪の子守を押し付けられてしまった。
嫌々ながら姪に付き合い話を聞いていると、どうにも、彼女の参加している旅行企画で死亡事件が起こっている模様。
企画参加者達は次々と死んでいく。
殺される
法則は何だ。
法則を見つけ、姪を守れ。
※感想欄で多少のネタバレがあります。
自力でトリックを解きたい方は読了まで見ないことをお勧めします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 10:00:00
87708文字
会話率:35%
ある日、探偵のもとに依頼の手紙が寄せられた。手紙と一緒に10万もの大金が同封されており、探偵は依頼を断ることが出来ず、現場となった空き家へと向かうのだった。
最終更新:2020-03-08 09:00:00
4777文字
会話率:36%
次々と起こる事件、中村刑事は現場に残された犯人の痕跡を頼りに、犯人を追いかける。そして、事件のかいけつを手助けしてもらうのは相談屋の影山恵子。このコンビがたどり着いた真相とは?
(ライトなミステリーです。そこらのミステリーとは違って長々と
書きません。
次の話に移るにつれて真実が見えてきます。
ミステリー嫌いな方でも楽しんでいただけます。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 13:00:00
15461文字
会話率:33%
「わたし」は駅の周辺の草むらに住処を作って住んでいた。「わたし」はバキバキと近所の奴らを捕えては食料にした。
なぜ「わたし」は奴らを食べるのだろうか?「わたし」とはいったい、、、、
最終更新:2018-07-02 12:00:00
4246文字
会話率:5%
『メゾン・ド・コント・ドフェ』
2階建て、各階5部屋のアパート。
部屋番号は1階は101~105、2階は201~205。
そして、205号室で殺人が行われている。
住人の証言をもとに、
犯人ではなく、205号室の住人を推理する物語。
推理
可能になったところで、読者への挑戦状を投稿します。
その後、解決編も用意しています。
横溝正史ミステリー&ホラー大賞2018応募作品(1次審査落選)を
加筆修正したものです。
連載形式ですが、完結しています。毎週、日曜に更新する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 10:31:15
41869文字
会話率:11%
日常の中にヒソむ狂気。
最終更新:2019-10-03 13:01:34
1953文字
会話率:40%
犯人当て、短編ミステリー小説です。
(「エブリスタ」からの転載です)
少し構成に凝った短編ミステリーになっています。
最後に、生意気にも『読者への挑戦』を載せさせていただいております。
ミステリーがお好きな方は、是非読んで、挑戦してみて
ください。
私の元に、殺人を告白する日記の1ページが送られてくる。私は日記の内容に興味を惹かれて事件を調べ始めるが、告白日記がその後も1ページ、1ページ送られてくるにつれ、衝撃の事実が明らかになっていく。
過去に向かっていく日記(告白日記)と、未来に向かっていく日記(私の日記)が交互に提示されていき、真相が語られていく。何故、日記は送られてくるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-05 13:55:03
12451文字
会話率:23%
【連載中の話のあらすじ】
高堂を尋問するべくバーガーショップへ赴いた青野たち。しかし、そこで殺人事件が発生する。
北次学園に通う高校1年生、青野優紀。「小説部」という部活に所属する彼は、高校生探偵として日々謎解きを行っている。
そんな彼
と、彼を取り巻く愉快な仲間たちの、コメディ風味なミステリです。
基本的に毎週金曜日の更新です。なお、本作は以前投稿していたもののリメイク版になりますが、ほとんどの作品で内容の練り直し及び書き直しを行う予定となっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-19 23:48:30
67224文字
会話率:63%
青風彩春シリーズ第二弾!!
詳しいあらすじは本編が進むまでお待ちください。
ちなみにタイトルの読みは「ひのみつき」です。
最終更新:2019-01-20 21:39:22
3094文字
会話率:34%
山奥の館で開かれた“ドキドキ☆天体観測ツアー”。未婚の男女が星を見ながら結ばれることを目指すその催しに、高校生の氷月純は料理のアルバイトとして参加することになった。しかし、館の中で連続殺人事件が巻き起こり……。
館を舞台にした、(たぶん)
本格ミステリです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-17 18:09:56
6083文字
会話率:36%
これが噂のSF推理小説
2054年。
未来の町では自動運転自動車が走っているが、そんな時代にも交通機動隊は存在している。
いつも通りの勤務中、白バイでパトロール中に本部からの連絡が入った。
無人の車が路上を走っている。
一件の通報か
ら始まった事件の謎に交通機動隊員が挑む!
これは読者への挑戦状、交通機動隊員の推理が冴え渡る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-21 14:50:22
7298文字
会話率:37%
「犯人当てとナゾ解きは、私の生きがいです。ついでに、ウソや隠しごとも大好きです。どうぞこの事件は、私にお任せください」
良家の子女だけが通う学校、――通称、花園で、ひとりの少女が殺された。
死体の第一発見者は、その少女に婚約者を奪われ
たシエナ。当然、少女をうらんでいるだろう。
王立騎士団の騎士であるヒューゴは、シエナと彼女の友人たちに話を聞くが……。
前世の知識を持って乙女ゲームの世界に悪役令嬢として転生したが、ごくごく普通の少女シエナと、転生者ではないのに変人・変態な騎士ヒューゴの探偵物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-17 08:34:38
41745文字
会話率:46%
生まれ変わった作者の圧倒的自信作!
25年前の奇怪な密室に、相川いるかが挑む!
時計村。かつて時計工業で栄えたその町は、二十五年前のある事件を境に、住人が一気に減っていった。
可愛い従姉とともに村を訪れたいるかだが、案の定事件に巻き込まれて
しまう。
時間の密室×雪の密室×不可能密室!
時計なんてものは、ただの針の動くおもちゃに過ぎないのかもしれない。
奇譚シリーズ第四弾!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 00:03:03
5379文字
会話率:48%
劇団の看板女優が毒殺された。容疑者は同じ劇団の6人。不思議の国のアリスをテーマにした殺人事件にいつものコンビが挑みます。果たして誰がアリスを殺したのか?《先生と助手シリーズ第8弾》
最終更新:2018-09-16 11:34:45
20323文字
会話率:55%
◆どの犯人も、予想外。犯人当てミステリ短編集。
●あらすじ
高校生である浦有(うらあり)重楠(しげくす)は、「フーダニット部」という部活に属している。そこでは、部長が執筆した犯人当て推理小説を、部員たちが読み、犯人当てに挑む、という活動が
行われていた。
重楠も、毎回、小説を読んでは、犯人を突き止めようとしている。しかし、どの作品も、一筋縄ではいかず……。
●備考
本作品は、他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-02 17:36:25
49794文字
会話率:62%
◆なんでもない日常の裏で進行する惨劇。
●あらすじ
米倉(よねくら)理実人(りみと)は、卒業を間近に控えた高校生である。理実人の属するクラスは、卒業式の日に、タイムカプセルを埋めることになった。彼らは、持ってきたアイテムをカプセルに入れ、
それを埋める。
四十年後、理実人は、同窓会にて、タイムカプセルを掘り起こすことになる。そこで、彼は、当時の友人に会う。
理実人は、その友人から、とある推理を聴かされる。それは、とても衝撃的な内容で……。
●備考
本作品は、他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-16 02:03:21
11240文字
会話率:55%
親愛なる読者へ
本作品は推理小説です。故にグロテスクなシーンがあります。
途中に読者への挑戦を挿入しました。あなたは読者でありながら登場人物の一人となり、犯人を追究する権利があります。
グロテスクなシーンで気分を
害された方には口直しに、そうでない方は知的欲求を満たすために挑戦してみてほしい。
以上を理解のうえ読み進めてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-05 22:22:37
23566文字
会話率:52%
桜の花弁舞う四月、主人公たちが通う青梛大学は新年度を迎え、新生活に心を躍らせる初々しい新入生が大挙してやってきた。
新入生を巡って各サークルが熾烈な争奪戦を繰り広げるその最中、サークル棟のある部室で、カーテンがズタズタに切り裂かれる事件
が発生した。質の悪いイタズラに気味の悪さを覚えつつも平穏に続いてゆく日常。しかし数週間後、同じサークル棟で、桜色に彩られた首のない女の死体が発見される。
狂気と美意識、歪んだ恋愛感情が複雑に絡み合う、新機軸の青春ミステリ。
ネット小説大賞6二次選考通過作品です。
※本作はアルファポリスでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-23 17:58:28
126775文字
会話率:43%
年も暮れにさしかかった頃。趣味で推理小説を書いている男子学生は、喫茶店で待ち合わせた男に自らが著した小説を差し出した。それはやはり推理小説で、前時代的な閑村を舞台にした、どこか古臭い内容だった。
最終更新:2016-11-10 08:00:00
6388文字
会話率:43%
仮面を被った謎めいた本格推理作家である百夜白夜のフリークである僕――晴原そよぎは、その百夜が主催する孤島でのミステリィツアーに参加することになった。
そのツアーで一緒になった、他四人の招待客とともに、百夜が仕掛ける殺人事件の謎を解き明かそ
うと奮闘するのだが、偽装された死でしかなかったはずが、本当の殺人事件ではないか、という思わぬ事態に発展し――。
その死は、本当に起きたのか?
だとしたら、その犯人は?
最終章ですべての真実が明かされる時、あなたはすべての謎を解いているのか、それとも欺かれたままなのか。
これは、推理作家である百夜白夜からの、読者への挑戦でもあるのです。
受けて立とう、というミステリィ好きな方は、ぜひご一読を!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-05 17:04:46
44089文字
会話率:39%
一応、読者への挑戦です。本当のトリックを暴くことができるでしょうか…?
しかし、文章力やストーリーの組み立て、ヒントの小出しなどには全く自信がありません。トリックが暴けた方、作品に物申したい方など、是非感想を書いていただけたらと思っておりま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-17 00:48:14
1660文字
会話率:22%
生物の教授はどうやって殺されたのか――。
作家の皆さんへの挑戦状です。
最終更新:2015-08-18 15:44:11
675文字
会話率:0%
「君たちはどうやら出られなくなったようだ」
2014年、夏。とある山奥の屋敷で合宿を行う男女8人に襲いかかる想定外の大雨。屋敷に住む謎の少女。そして、恐ろしきいわれ。怯える彼らを包んだものとは--
新たな一歩を踏み出すであろう、戸坂のデビュ
ー作。
隔日連載予定。
最近、連載が滞ってますがご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-17 00:00:00
3442文字
会話率:30%
ミステリマニアである冴えない探偵は死んだ。しかし、その記憶を持ったまま、剣と魔法、そしてモンスターとダンジョン、王道のファンタジーの世界に平民ヴァンとして転生する。ヴァンはずば抜けた魔術の才能、そして前の世界からの知識や感覚で、平民でありな
がら成り上がっていく。だが、そのヴァンの前で、不可解な殺人事件が起きる。果たして、ヴァンはミステリの知識を活かして事件を解決できるのか。ファンタジーミステリ。*この小説はカタザト先生の「ファンタジーにおける名探偵の必要性」の二次創作であり、原作者に許可を得て連載しています。*第一考、大樹が見つめた審判の問題。ヴァンが旅行に出かけた自然公園で、事件が。大樹の下で、何のために審判は下されたのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-20 18:26:31
35287文字
会話率:43%