リギディア王国の王子ルカリィアは、聖なる魔の女王によって額に宝玉を授けられ、以来、不老不死になった。いつしか賢者と呼ばれるようになり、趣味の冒険の旅にでかける以外は森の中の庵で静かな生活を送っている。不死の身となって数百年の後、彼は子孫
にあたる現リギディア国王からひとりの赤子を預かる。カドゥリアーナという名前の女の子で、ルドゥーン王の娘だ。王妃が亡くなったため、その遺言で賢者に育てられることになったのだった……。
初出:WWWA『REVOLUTION』Vol.10
M・I氏によるコミカライズ『わたしは羊』あり
『REVOLUTION』Vol.11に掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 12:00:00
49448文字
会話率:42%
魔界『イースタン』大魔王の娘ファウは、
暴れん坊で自分勝手、おまけに無責任!
許婚のお城を破壊しに乗り込んだり、人間界に降りていって鬼ヶ島へ侵攻したり・・・
魔王ギッシュなエネルギーは妹のキョウティや許婚のシュウを巻き込んで暴走する!
自分で撒いた種で父である大魔王に怒られながら・・・
ファウはリッパな大魔王になることができるのか!?!?
これは大魔王を目指す『魔王女子 凶星のファウ』
愛と涙と血と闘争の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 23:46:30
197063文字
会話率:39%
想像してみて欲しい。記憶を失くした時の自分の状況を……。俺の場合、魔王という存在を倒してまで欲しかった女がいたそうだ。当時の俺にとっては、それこそ命を賭けるだけの価値があったらしい。
さて、記憶を失くした今の俺は、以前のように彼女を愛す
ることができるだろうか……?
……無理だと思う。それに性格に関しても、昔の俺と今の俺で正反対、水と油だ。同じ女性を好きになるとは思えない。故にこんなことが起こる。
『どんな甘美な菓子よりも、俺の最高の好物はお前だ!(過去)』――「ぐはっ!?(現在)」
これは彼女と昔の俺がじゃれあっている時のセリフを聞かされた時の俺の反応、それを短く纏めたものである。このように、別の人間としか思えないセリフに、俺は困惑させられているというわけだ。つまり、過去と現在でこれほどの乖離があるということの証明である。
……しかしどんなに性格が違う俺でも、そんな彼女に夢中になるのは、変わらない運命だったようだ。
何せ昔の俺が言うように、俺の好物は彼女なのだから。
それを自覚し始めた俺は、いつしか、彼女との思い出を共有しているかつての自分に対して、ちょっとしたヤキモチを抱き始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 21:43:40
10091文字
会話率:24%
目を覚ますと、着衣を乱した美少女がいた。
少女は俺の婚約者だと名乗るが、俺は自分のことも、彼女のことも、それ以外のことも何一つとして覚えていない。どうやら俺は記憶喪失のようだ。
少女から話を聞いてみると、なんと俺は魔王を倒した英雄であり王子
だという。しかも、記憶を失う前はゴリゴリの超肉食系男子だったらしい。
一体全体何がどうなっているんだ……!?
困惑しながら日常生活を送っていると、不意に昔の記憶が俺を襲う。
『どんな甘美な菓子よりも、俺の最高の好物はお前だ!』 ……ぐはっ!?(吐血)
記憶が戻る度に黒歴史ノートが解放されていくような悶絶を繰り返しながら、果たして俺はどこへ向かっていくのだろうか……。
属性盛りすぎ王子様と幼馴染みの巫女が織りなす、時に真面目に、時にふざけたお話がここに開幕!?
魔王討伐後に待ち受ける二人の運命やいかに……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 22:13:47
46970文字
会話率:33%
祐司は手も足も縛られ、目隠しをされた状態で目を覚ました。
何も見えない暗闇の中で聞こえるのは、許婚の美穂と、祐司と思いを寄せ合っているほのかの声。
そしてもう一人――。
最終更新:2022-02-01 22:17:13
10172文字
会話率:48%
最高神ティファ・ビシシェナエントにより、世界は、神、人間、魔族に分かたれた。
人の住む世界はマグノリア、メルカルス、ルドイルド、ラトリアナの四つの大陸に分かれ、人間は魔族、妖魔の影に怯えながら暮らしていた。
人間を
食料としか思っていない魔族とその下僕、妖魔から人々を守るために、魔導士、聖魔剣士という四大陸から称号を与えられた人々がいる。
魔導士は六階級。見習いが雫紋、初級が三日月紋、中級が半月紋、上級が望月紋、特級が五芒星紋、最上級が六芒星紋。それらの紋が額に現れる。
聖魔剣士は五階級。見習いが鉄、初級が銅、中級が銀、上級が金、最上級が白金。大陸ごとの印が押された指輪が贈られる。
しかし、鍛冶屋であった父が命を削って鍛えた聖剣「蒼真」を手に、父を殺されたシルヴェーラは蒼真と離れることなく聖魔剣士になるために、三年前旅に出た。シルヴェーラは唯一の六芒星紋の大魔導士デュマ・アルセウスに鍛えられ、金の聖魔剣士であり、望月紋の上級魔導士となった。
シルヴェーラは旅の途中砂漠で次元流砂にのまれ、マグノリア大陸からメルカルス大陸のヴァーゴの地に転移し、運よく王子ガルディエルに救けられた。ガルディエルの依頼によって剣術を教えるために水晶宮に留まったシルヴェーラは、王宮を守護している特級魔導士ディアゴ・ヴァルシュに会う。シルヴェーラは王子の酒宴に護衛として付くが、騙し討ちにあい王子達を操られてしまう。黒幕はディアゴ・ヴァルシュ。魔族最高神官だった。
ディアゴ・ヴァルシュが優勢の戦いの中、彼女の持つ蒼真が蒼い閃光を放った。全ての力を無にしたのは、蒼真の柄にある蒼水晶。ガルディエルの王家の緋水晶と共鳴していたのだ。
それを見たディアゴ・ヴァルシュが、驚きの真実を口にした。シルヴェーラが八年前行方不明になったガルディエルの許婚であり、ヴァーゴの聖者と呼ばれたセレフォーリアだと。
動揺し傷つきながら、シルヴェーラは魔族の命、第三の目を蒼真で貫いた。シルヴェーラは生い立ちを知るが、聖魔剣士として生きると決めた。互いに惹かれあったガルディエルに別れを告げ、マグノリア大陸へ恩師デュマと共に旅立つ。
この作品は「ツギクル」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 03:47:49
56410文字
会話率:35%
高校3年生の石野樹里はあああ
最終更新:2022-01-12 12:00:00
44918文字
会話率:36%
巴琴乃(ともえことの)は、一族を繁栄させるためだけの理由で幼い頃から虐げられてきた。
自死も許されず、ただただすり減り続けていくだけの日々。今日も自分の命ができる限り早く終わることを祈りながら、彼女は死んだように生きる。
唯一心安らげるのは
、夢の中だけで逢える美しい人との時間だけ。ただ一つだけ、その時間だけを楽しみに過ごす日々。
そんな中、琴乃の双子の姉である結彌乃(ゆみの)に縁談が舞い込んでくる。
それが、全ての終わりであり、始まりだった。
一族繁栄の礎とされた少女は、攫われた先で幸福を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 19:00:00
62119文字
会話率:31%
戦争寸前の両国がそれぞれの王族が結婚して同盟を結ぶことで落ち着いた。
主人公のアシュティンは第一王女だった為、国の為に許婚との婚約を解消して王になったばかりのジャンカルロ王に嫁いだ。
しかし、夫になった相手の国ではアシュティンの年は未成年も
未成年として扱われる年だったらしい。自国では成人式を終えたばかりだったアシュティンだったが、それを理由に夫に初夜を断られてしまった。
丁重にもてなされ、王妃としての勉強に追われていく彼女は気づけば半年経っていた。王は相変わらず、仕事に追われて会いにもこない。環境にも慣れて、勉強だけの日々に飽きてきた彼女は、暇つぶしに貰った恋愛小説を読んで、ふと思ったのだ。
恋を知りたい。恋とはどんなものかしら?
アシュティンが元許婚と育んだのは絆と相棒に近い信頼だった。夫となった人は、仕事に追われており仲良くなるどころではない。
彼女は色んな人に恋を聞いて回った。その中で夫となった王の話、暗殺の問題や城内の人間関係に触れていくことになった。その過程で夫との関係も変わっていくが―?
アルファポリス様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 08:00:00
74929文字
会話率:51%
乙女ゲームで婚約破棄される立場だと気がついたのは、入学一年前。
舞台になる学園に行くまいとして、進路変更しようとして失敗。
泣く泣く入学式を受け、ミドルスクールから一緒の許婚から離れようと習い事を増やすも、何処へ習い事を始めても会ってしまう
。
許婚相手に半分諦め気味になってきた頃に、ヒロインもおかしなことをしていることに気が付いた。
気づけば攻略対象も2人足りない。
自分が置かれている状況が変わっていたことにも気がつく主人公のクラリベルが決めた将来とはー。
クラリベル編は全7話構成です。
こちらはゆるふわな設定になっておりますので、気を抜いて読んでいただければ幸いです。
エリオット編は全10話構成です。
こちらはダークファンタジーの世界となります。
できるだけコメディを入れましたがシリアス多めです。途中から推理するストーリーなども入ってきます。ヤンデレが主人公の話になり、クラリベル視点とは正反対の裏世界になります。それでも大丈夫な方は進んでください。
アルファポリス様にも投稿しています。
小説家になろう様には初投稿作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 23:57:56
87890文字
会話率:29%
地味目な女子が好きな、根暗オタクの氷室冬夜には幼馴染の許婚がいる。久しぶりに再開した彼女は自分とは釣り合わないほど可愛くなっていた。彼女の好みはどうやら王子様系のイケメンっぽい。ならばなるしかない彼女の理想に。
あれ?彼女小悪魔系だったの?
隠キャな隠れイケメンが好きな、地味でオタク女子の涼川美夏には幼馴染の許婚がいる。久しぶりに再開した彼は自分とは釣り合わないほどかっこよくなっていた。彼の好みは小悪魔系の女子のようだ。ならばなるしかない彼の理想に。
あれ?彼王子様系だったの?
勘違いから間違ったお互いの理想になるために奔走する男女を両方の視点から描く話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 16:24:19
55200文字
会話率:53%
12歳のエティは長年姉のアンジーからいじめられ、両親からは姉と比べられては貶されていた。
ある日姉の結婚が決まった。玉の輿だった。
同時にエティの婚約も決まった。相手はアンジーのことが好きな隣家のレリーだった。
ある日、エティが狩りから帰る
と、アンジーとレリーが逢引きしていた。
エティは仕返しすることを思いつく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 12:54:25
6723文字
会話率:3%
イケメンで優秀な許婚のアルと、
魔法の天才ノアは結婚する予定だった。
ところが、父が第4王子に嫁がせ権力を握るために、
アルとの婚約を勝手に破棄してしまった。
・・・・・・
ノアは得意の悪知恵で、第4王子との結婚を阻止。
すると、
アルがクーデターに成功したら結婚すると言われたので、その言葉を信じて参加し成功。
アルは大国ゼノの王子になったが、
ノアの約束を破り、大貴族で皆の人気者であり、
親友のアントワネットと結婚。
1番の功労者であるノアを利用するだけ利用して、
いらなくなったらポイッと捨てられたノアは大激怒。
反撃を試みるが、親友のアントワネットの裏切りで、
呪いの指輪を付けられ、
魔法が封印され老婆に変えられた。
しかも、ノアが実際にやった二人の仲を裂く方法を
・・・・
少~~しだけ誇張され記事が出さた。
その影響で、『悪役令嬢』として国中の悪者に仕立てられ、国外追放。
・・・・
復讐を誓ったノアは、大国ゼノに経済戦争を仕掛け、
・・・
貧乏国にして懲らしめようと企んだ( ̄▽ ̄)ニヤリ
計画を実行するためには、呪いを解いて魔法と若さを取り戻す必要があった。
・・・・・
ただ、呪いを解く条件の1つが、
「相性が悪い相手とキスする事だった」
ノアは結婚するまでキスをしないと決めてたので、
大きく動揺しながらも、キスの妄想をしていた。
( ̄▽ ̄)デヘデヘ
相性の悪い男カツが店を閉める張り紙をしていたので、
チャンスと思ったノアは、黒字にする条件でキスを迫るんだけど・・
・・・・・
二人であるルールを決めてお店を始めたけど・・
・・
カツは、ヤバイ考えの老婆ノアを早く追い出したい。
ノアは、言う事を聞かないカツを服従させ、
・・・・
呪いを解くため仕方なくキスがしたい(^3^)。
二人の意地とプライドを賭けたバトルが始まる。
【見所】
・何を売って黒字にするのか?
・カツの弟とライバル店の娘の恋は?
・アントワネットの使用人であるカツの兄が、
妹の女将軍と恋仲に?
・ゼノ国を貧乏にするための悪知恵とは?
・なぜ「悪役令嬢」の名前を使うのか?
恋愛×お店作り×サクセスストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 11:00:00
6457文字
会話率:32%
顔が怖すぎた少年、役座 彗(やくざ すい)は、幼い頃病院にて『アルビノ』を発症した少女、白河 雪乃(しらかわ ゆきの)と許婚となる。
しかし、その許嫁の契約は、彼女の手術が終了すると共に、あっさりと解消された。
……はずだった。
高校
生となった彗はその持ち前の面からヤクザの役座と学校中から恐怖の対象として名を轟かせていた。
そこへ、高校生となり、誰もが振り向く美少女となった雪乃が転校する。彼女が彗に言い放った言葉は、学校中に衝撃を与えることとなった。
「久しぶり、彗。私の未来の旦那様」
「……スゥーー。人違いじゃねえっすかね…?」
これは、そんな顔が怖すぎたひねくれ少年と、対して美しすぎた鈍感少女の恋愛奮闘記である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 21:06:20
6157文字
会話率:37%
僕、岸田光範は許婚、義妹、幼馴染に挟まれて波乱な生活の予感!?
最終更新:2021-09-17 17:59:07
85600文字
会話率:71%
御堂寺珊瑚はとある事情で、同じ年頃の友達がいたことがない。
そんな珊瑚が勇気を出して「蛇屋」を訪れたのは、望まぬ見合いを破断にするため。「蛇屋」のシキは蛇と心を通わせ自在に操る、十六歳の少女だった。
全てをひっくり返す便利なカードなんてな
い、だから一緒に考えてみようよとシキは言い、蛇屋のコネを使って珊瑚を孤島の私立学園へ連れていく。考える時間を稼ぐために。
だがそこには、鬱屈した思いを抱える珊瑚の異母姉がおり、年下の許婚も珊瑚を追ってやってくる。
珊瑚は学園内で直接許婚に不服を申し立て、そして思う。自分には圧倒的に経験が足りないと。そしてたったひとりでいい、友達が欲しいと。
「だからシキ、友達になって」
これはふたりの孤独な少女が友達になる、最初の一歩の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 18:00:00
83085文字
会話率:43%
妹として長年一緒にいた白髪美少女のシュガー。しかし、彼女はドイツとのハーフ。
俺の両親は純日本だからドイツハーフの彼女が生まれてくるはずはないのだが……?
あとドイツには告白文化がないらしい。
最終更新:2021-08-27 20:03:04
4855文字
会話率:51%
「いや、義理でも兄妹が結婚するなんておかしいだろ」
それは子供の頃、義兄が義妹に言った何気ない一言だった。
かつては仲の良かった義兄の天寺宗一(あまでらそういち)と、義妹の天寺莉々(あまでらりり)。
しかしお互い高校生になった今で
は会話も少なくなり、特に莉々は宗一を避けていた。
「俺はお前を本当に大事な妹だと思ってる。できれば昔みたいに、一緒に笑って過ごしたいんだ」
「……義兄さんのそういうトコ、ホント嫌い」
宗一のアプローチも虚しく、一向に改善する傾向の見られない兄妹仲。
やれやれ、なにか都合よく仲直りできるきっかけでも起こらないもんか……
兄妹関係に悩む宗一だったが――その〝きっかけ〟が唐突に訪れる。
「宗一くん、莉々ちゃん、あなたたち〝許婚〟になりなさい」
「はああああああああああああああああああああっっっ!?」
両親によって許嫁にさせられてしまった宗一と莉々。
さらに海外赴任によって家には義兄妹だけが残され、半ば強制的に二人きりの生活が始まる。
困惑する宗一だったが、対する莉々はなぜか彼との距離を縮め始め……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 00:25:56
13664文字
会話率:41%
大丈夫! 僕が必ず君を奪ってみせるから!
僕の好きな女性ひとは、許婚がいる。
最終更新:2021-07-20 03:00:00
1539文字
会話率:47%
貴族の子息が集まる学院が、ついに女子に対しても門を開いたその年。
残念ながら女子の入学者は、男子六十五名に対してたったの三名。そのうち二名は他国からの留学生だった。
当然と肩を竦める者も、残念と肩を落とす者も、教員、生徒どちらにもいたが、当
の三名にとっては知った事では無い。様々な理由はあれど、彼女達は自らの意志で門を叩いたのだから。
雪と氷の国の貴族、死霊術師のグラナート・ゴールヌイ・フルゥスターリ。
遠い南方に伝わる神秘、竜の息吹使いの陶 紫花。
そしてこの国の男爵家の一人娘、ラヴィリエ・シアン・ドゥ・シャッス。
あっという間に仲良くなったそんな三人の、昼下がりのお茶会のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 00:21:41
8997文字
会話率:46%
占い師に「三人の運命の男がいる宿命の乙女」と言われてしまった鈍感男爵令嬢クララ。
三人の素敵男子たちの深い愛に翻弄されながらも、ようやくローランドを好きだと認識し始めた!
それなのに、運命の矯正力か、どうしても他の二人から離れられない。
も
しかして、運命の人は他の二人だった?
あなたがクララに選んだローランドは、本当にクララの恋人で合ってますか?もしも、違うと思ったなら、すぐに他の男子に乗り換えてください。
【第三章:個別ルート】に入るまで、まだまだ運命変更可能!
三つのパラレル・ワールドで動く運命を、主に男性側の視点から綴ります。
各ルート1日1話で時系列に沿って毎日更新予定。混乱するので1ルート選択をおすすめします。
ただし「逆はー・びっち」ルートがお好みの方は3ルート同時に読んでも可。八方美人な主人公にイライラしたい人にはおすすめです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 06:33:16
91007文字
会話率:28%
弔いに行った平佐田は再び、御館様に出くわす。滋子は、御館様から姿を隠そうとして、平佐田の前にしゃがみ込んだ。子供らの話から、滋子は御館様の許婚だと知って平佐田は気落ちする。
ところが、滋子には御館家へと嫁ぐ気持ちはなく、医者の助手になるため
、平佐田に薬草の教授を依頼する。
急に道場が始まることになり、平佐田は島の役人、吉野から、守女について教えられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 21:00:00
10549文字
会話率:28%
重定の家で会った取次様、宗爺から教えられた夕刻の隠れん坊。
島での不思議に翻弄される平佐田に、二人の子供の子供の死が、突き付けられる。
今度は葬儀となった島の大事に、平佐田は智次、時頼と共に出向く。
平佐田の知る葬儀と、さほど変らぬ儀式に参
加した平佐田だが、そこにはやはり、島の有力者、お館様の存在がある。
平佐田はそこで、滋子と、お館様との関係を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 23:02:04
8698文字
会話率:26%
弥平(庄助)のつれだと名乗った玉助と共に、件の医者のいる、橋谷家の隠居邸へと向った庄助は、そこで素間の知人、松阪の春庵に会う。春庵から、件の医者の正体を聞き、また、その男はもう、松阪へ移ったと知らされる。
村に戻った庄助は、母と待っていた素
間に、春庵先生から聞いた話をすれば、素間は既に医者の正体を知っていた。間違いで殺された太兵はどうやら、式部の連絡役と思われ、始末されたらしい。
天皇家と将軍家の対立、そこに関わる間諜と、素間の話は剣呑だ。
その昔、天皇家には、八瀬童子という間諜がいたと、語る素間に、突然、つけ髷が庄助の口を借りてしゃべり出した。
死人の付け髷、弥平は八瀬の村人だった。牛谷の童を、八瀬の村はどうするつもりだと、尋ねる素間に、弥平は、八瀬村の事情を語る。
弥平の死の原因を聞いた庄助たちは、庄助を襲った総髪の男の関わりを思い描く。
庄助を救った付け髪おすずは、付け髷弥平と許婚だった。
間の山に神さんの子が宿る。
意味不明の言葉を囁いた素間からは、血の気が失せ、庄助の腕の中で瞼を閉じた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 19:17:49
14537文字
会話率:35%