弔いに行った平佐田は再び、御館様に出くわす。滋子は、御館様から姿を隠そうとして、平佐田の前にしゃがみ込んだ。子供らの話から、滋子は御館様の許婚だと知って平佐田は気落ちする。
ところが、滋子には御館家へと嫁ぐ気持ちはなく、医者の助手になるため
、平佐田に薬草の教授を依頼する。
急に道場が始まることになり、平佐田は島の役人、吉野から、守女について教えられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 21:00:00
10549文字
会話率:28%
重定の家で会った取次様、宗爺から教えられた夕刻の隠れん坊。
島での不思議に翻弄される平佐田に、二人の子供の子供の死が、突き付けられる。
今度は葬儀となった島の大事に、平佐田は智次、時頼と共に出向く。
平佐田の知る葬儀と、さほど変らぬ儀式に参
加した平佐田だが、そこにはやはり、島の有力者、お館様の存在がある。
平佐田はそこで、滋子と、お館様との関係を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 23:02:04
8698文字
会話率:26%