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最終更新:2018-06-26 20:51:27
1488文字
会話率:49%
「明日も葵の風が吹く」
現代では極普通のオッサンだった私が、若返って田沼時代を駆け抜ける泥臭いお話。
私、有坂総一郎は趣味である時代劇を見終わってベッドに入った。しかし、眠りにつくと同時に急激な落下感で目が覚め、そして意識を失った。
目
が覚めた場所は明和4年の江戸神田橋は田沼意次邸。側用人に就任したばかりの田沼意次といきなり遭遇。新領地経営に現代の知識を提供することで用人として側仕えすることになる。そして、平賀源内と邂逅。
そして田沼時代を終わらせないための悪戦苦闘の日々が始まるのであったが、想定外の第二の転生者の出現、私の発した一言、行動が思いもよらぬ時代の特異点となっていき、歴史の歯車が加速していく・・・。幕閣が、越後屋三井が、雄藩が、それぞれの思惑で歴史を塗り替えていく。
<NEW>
動き出す雄藩、幕府は先手を打ち京都・大坂への統制力強化を進める。そして、伏見城築城、伏見-大坂への鉄道建設、それを阻止したい地元反対派と裏で支援する長州藩……しかし、過激派の暴走で長州藩の行動は裏目に出る。国鉄副総裁神庭幸太郎とその一行は伏見において拉致される。拉致された国鉄職員を薩摩藩士がたまたま見かけたことで幕府現地出先機関の大坂総督府は出兵、長州藩蔵屋敷を急襲……。
基本スタイルとして、主人公視点での描写、ときに別の人物の視点と切り替わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-23 07:00:00
400553文字
会話率:52%
この物語は現在のいわき市で起こった百姓一揆という史実に基づいている。
この百姓一揆は『元文磐城百姓大一揆』と呼ばれ、磐城平藩領内の二万数千人
という百姓が内藤氏の圧政を糾弾すべく、蜂起し、磐城平城を包囲した。
一揆の結果、幾多の請願は認めら
れたものの、一揆の首謀者十人が打ち首・獄門
という無残な結末に終わった。
首謀者の末裔、佐藤と湯長谷藩士を先祖に持つ武藤という仲のいい友達同士の
友情も絡めて、史実を独自の観点で整理し、物語とした。
少し硬い文章になっているが、辛抱して、読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-18 20:00:00
2541文字
会話率:27%
西の果ての地「士の国 千久然藩」に住む松原一は、若き侍である。藩主の元で日々勉学・鍛錬などに励みようやく一人前として育ちつつあった。藩主の娘、姫君とは幼い頃から一緒に育ち幼馴染の間柄である。
松原と姫の16才の誕生日の夜、ようやく一人前
となった二人を祝うための儀式を執り行おうと盛大な宴が催されることになった。城では藩主、藩士など総出で宴を開催し、皆酒を酌み交わしたり豪勢な食事を囲んだりと騒いでいた。宴の主役となった松原は、藩主にこれからの振舞いや精進を説かれ、そこで「ひとつ、お前にどうしても伝えなければならないことがある」
と切り出される。
「お前はーー」
その言葉は轟音に掻き消された。
鬼が城の一部を崩し城内に侵入してきた。藩士たちが咄嗟に迎撃しようと構えるが、鬼は凄まじい速さで姫を掴み、暗がりの向こうへと消えてしまう。連れ去られた姫を救い出すために、鬼の巣窟があると言い伝えられる東の果ての地を目指し松原と仲間は冒険の旅へ出た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-16 01:52:03
13860文字
会話率:55%
黒船来航から十余年、旭《アキラ》と呼ばれる人型兵器が闊歩し始めた幕末。長州征伐を間近に控えた瀬戸内の小藩浮鳴の藩士達は、ある日浜に打ち上げられた奇妙な男と関わりを持ったことで、動乱に巻き込まれていく。
*時代小説とありますが、話の内容上
、考証的に不適切な表現が頻出します。
また、ロボットに関する科学的考証についても、ほとんど掘り下げないままの可能性が高いので、そうした要素を楽しみたい方には、期待外れになってしまうかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 23:58:55
19902文字
会話率:40%
元神林家藩士夏目修一郎は、敵を追って太和(たいわ)の国神林藩から遥か西方の国ラウールまで流れてきた浪人である。
主家の仇である妖術士“不知火”によって潰された主家の恨みを晴らすため、修一郎は不知火を追い続ける。その一方、“冒険者”として冒
険者ギルドに加わり、用心棒稼業で剣を振るう日々を送るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-09 17:18:04
152542文字
会話率:59%
自分を過信しすぎてしまうことはありませんか?
最終更新:2017-06-16 22:12:05
208文字
会話率:0%
彼女の感性と向き合う私のお話です。
最終更新:2017-06-15 21:15:36
905文字
会話率:15%
失うのは本当に辛いこと。
最終更新:2017-06-15 16:47:00
688文字
会話率:12%
武州忍藩(埼玉県行田市)の幕末をとりあげる長編小説。
第1篇は、忍藩の江戸湾(東京湾)警固。
突然の任命からペリー来航までの藩士達の奮闘を描く。
以下のブログでも(先行)連載中。
http://ameblo.jp/not6caras/the
meentrylist-1-10066165900.html
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和田孫兵衛:忍藩士。寄合。大塩平八郎の乱平定に活躍した・坂本鉉之助の娘婿。乱後は隠遁生活で学識を深めていた。
木戸兎毛:木戸家の次男坊。江戸での剣術修行後、活躍の場もなく悶々と過ごしていた。市井の生活に染まっており北武蔵の方言を話す。
木戸環:忍藩士。物頭。兎毛の兄。酒に酔わない限り冷静沈着。
後藤五八:忍藩士。寄合。人柄がよく周囲から信頼されている。孫兵衛にとって叔父のような存在。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-24 22:43:40
23207文字
会話率:27%
黒船来航以来、日本国内は混乱していた。
江戸幕府を助ける『佐幕派』、鎖国をやめ、他国と国交を結ぶ『開国派』、天皇を敬う『尊王派』、外国人を排斥する『攘夷派』、幕府を倒す『倒幕派』、そして、それぞれの人々の思惑、信念、陰謀、野望により、慶応
四年(1868年)江戸時代最後の内乱が勃発した。
『戊辰戦争』である。
奥羽越列藩同盟を中心とする『旧幕府軍』と薩摩藩長州藩を中心とする『新政府軍』との戦いは、火器の発達により凄惨を極めた。
もはや槍や刀の時代ではなかった。
新しい時代の始まりであった。
その激しい時代の渦の中に巻き込まれた、小さな藩があった。
『越後長岡藩』である。
はじめ、長岡藩は河井継之助による構想『スイスのような中立国』を目指した。
内乱をしていては外国に侵略される可能性があることを、河井は憂慮していた。
慶応四年五月二日。
小千谷町の慈眼寺にて新政府軍監岩村精一郎と会い、戦をやめて皆で新しい国家を作り、国を共に守ることを提案した。
『小千谷談判』である。
しかし、交渉は決裂。
薩摩藩長州藩は、戦で徹底的に江戸幕府を倒す必要があった。
自分達が徳川の代わりになる為に。
交渉など無意味だった。
河井は薩摩藩長州藩の横暴さ、不正義を目にし、とうとう決断した。
『我らも戦に参加しなければならない。戦を早く終わらせねばならない。国を亡ぼさない為に』
長岡藩は『奥羽越列藩同盟』に加盟し、参戦することになった。
その長岡藩に、一人の少女がいた。
長岡藩士野口久馬の娘、野口ゆきである。
ゆきは長岡で家族や友人達と共に、平和に暮らしていた。
しかし、少しずつ戦の影が忍び寄っていた。
ゆきは戦に巻き込まれていく中で様々な人々と出会い、学び、自分が何の為に生きているのか、自分の役割とは何かを考えるようになる。
普通の少女であったゆきが見た長岡とは何か、人とは何か、戦とは何か、生きるとは何か・・・。
※ 『戊辰戦争』以降は、不快で、過激で、残虐な表現があります。
ご注意下さい。
※ 『dnovels』がサービスを終了するということで、掲載していたもの(2014年12月28日~2016年9月22日)をこちらに転載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-15 12:10:18
989303文字
会話率:27%
橋本次郎衛門は、赤穂藩に仕官していた。が、浅野長矩が吉良義央に刃傷沙汰をおこし、浅野家が取り潰しとなったため、浪人に戻ってしまった。このとき仲間の藩士たちは主君の仇討ちを主張していた。彼は武芸が不得手であり、同時に親戚から婿養子の話も持ち
掛けられていて、仇討ちに参加するか悩んでいた。
実家に帰る途中、鬼神の面をつけた不思議な老人に会い、上等な酒をもらい、相談に乗るという言葉を信じ、自分の悩みをしゃべてしまう。だが、老人は彼を小さい男と笑うばかり。怒った次郎衛門は老人を切ろうとするが、老人は消える術を使ため剣はかすりもしない。それが続いたため、仇討ちをあきらめかけるが、それを更に笑われ次郎衛門は再び闘志をもやし、同時に頭を働かせ老人に一太刀を当てようと考えを巡らせる。ついには酒を使った策をとっさに実行し面に一太刀を当てることに成功する。
次郎衛門はそれで、自分の望みは主君の仇討ちであり、またそのためには武芸の不得手を克服しなければならないことを悟るのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-25 20:23:13
3904文字
会話率:51%
斗南に移住した斎藤と真純は倉沢と同居し、細々と暮らしていた。半年後、会津藩士の家族も斗南に移ってくる。その中にいた高木時尾と家族が、真純たちと一緒に住むことになる。そして斎藤は、会津に留まった時に出会った篠田やそと偶然再会する。真純は、斎
藤とやそは結ばれる運命にあるのではないかと感じるようになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-14 17:32:10
39770文字
会話率:54%
俺は、或る男を探していた。
藩内でも博学で名を馳せ、刀剣に深い造形を持つ男だ。
肥後藩士松村昌直は果たしてそこに居た。
板張りの拝殿に座し、一振りの業物「蛍丸国俊」を目の前にして。
最終更新:2016-05-15 21:57:16
2987文字
会話率:39%
徳川家光の世の中、小藩に生きる藩主の周りで起きる様々な出来事。藩主に振り回される続ける藩士たち。奇天烈ながら武芸百般の名藩主が、お気に入り藩士と共に暴れまわる。
しかし、何でもできると豪語する藩主にも落とし穴が。藩主の嗜み(?)として始め
た料理でまさかの事態!? 天麩羅以外は全員無言!?
武芸百般の藩主とその藩士たちが彩る痛快歴史小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-29 14:59:29
13751文字
会話率:46%
元新選組隊士、斉藤一が藤田五郎と名を改め、会津藩士たちとともに改易の地斗南へやってきた。新選組と副長土方歳三の墓を探したいという感情を持て余し、海峡を越えて函館へ。函館や余市の地で様々な人々に触れあううちに、戊辰戦争と土方歳三を忘れられなか
った藤田に心境の変化が訪れます。
【pixivに以前掲載していたものです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-10 11:49:02
4841文字
会話率:34%
長編幕末タイムスリップ小説『花綴り』番外編。
ある日、子猫を拾った主人公は、仲の良い長州藩士らと子猫の名前を考えますが・・・。
時系列的には、36話と37話の間になります。
最終更新:2015-12-24 10:00:00
3034文字
会話率:66%
幕末の江戸へタイムスリップしてしまった主人公の女子大生は、ひょんなことから、長州藩士の高杉晋作や久坂玄瑞らと知り合いになる。
彼らと過ごす賑やかで楽しい日々。
その一方で、日本を取り巻く状況は激しさを増していた。
真剣に国を憂う高杉らに感化
され、いつしか彼女もまた自分に出来ることを模索し始める。
現代とは全く違う『幕末』という時代の中で、悩み、もがいた末に彼女の出した答えとは。
全45話完結済。ただ今、続編『花信風』連載中。
*自サイトにて重複掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-29 10:00:00
224924文字
会話率:49%
幕末の京都での、とある長州藩士ととある子供との少し不思議なお話です。
キーワード:
最終更新:2015-06-14 21:58:22
6352文字
会話率:20%
ふとしたきっかけで知り合った薩摩藩士の末裔と、学者の娘。
彼女は悩む、貴族の義務について。
親との軋轢はここにもあった。
非情にも優しい女は、何も言わずに話を聞いた。
そして娘は親と和解し、女同士の友情は続き広がる。
最終更新:2015-01-07 19:19:33
1150文字
会話率:11%
江戸時代中期、播磨地方の山奥に位置する小さな藩から夜陰にまぎれて脱藩をする三人の藩士の姿があった。彼らは藩主の政策に見切りをつけ、満月が煌々と輝く中山越えで隣りの藩に逃れようとしていたのだった。
最終更新:2013-05-11 18:22:47
5395文字
会話率:38%
実ることなく 枯れることなく
ただ静かに散り逝く金盞花
その花は、きっと私に似てる
***
文久三年、京に突如現れた壬生浪士組。
彼らは町民に『人斬り集団』や『みぼろ(壬生狼)』などと呼ばれ、蔑づまれていた。
そんな壬生浪士組の敵で
ある長州藩士、紺は、かつて幕府に殺された恩師、吉田松陰の復讐に燃えていた。
そして彼女はある日、ある青年と出会う。
どんどん青年に惹かれる紺。しかし彼は……
***
どうせ散り逝く運命なら
あなたによって散らされたい
それは贅沢な望みですか……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-08 17:21:26
9732文字
会話率:42%
時は明治二年。榎本武揚率いる旧幕府軍との戦いに備え、北上する新政府軍艦隊。その旗艦『甲鉄』に乗船する佐賀藩士・古賀千之助は、ある日雑巾に足を滑らせて転倒し、頭を打つ。次の瞬間、彼が見たのは……。菊の紋の下に新時代を切り開かんとする者達と、葵
の紋に忠を貫く者達。双方の艦に宿る戦姫たちは、何を信ずるのか……?(注・残酷シーンとギャグシーンの落差が激しくなると思います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-27 00:12:31
24966文字
会話率:40%