「貴女との婚約は破棄させてもらう」「ええ、よろしいですわ」一昔前までだったらあり得ない光景だった。学園の卒業パーティーでの婚約破棄。それが今では卒業生の分だけ行われ、成立しているのが常識と化していた。婚約破棄の義務化。十六年前の若き国王が公
爵令嬢との婚約を破棄して男爵令嬢と新たに婚約を結んだことを正当化するためだけの法律である。破れば貴族としての地位の剥奪という重い罰が待っている。だというのに、第一王子レオン=ランクルフォードは婚約者のことを愛していた。婚約破棄する理由なんてどこにもなく、しかし破棄しなければ王族といえども地位を剥奪される。その上で第一王子が選択したのは──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 11:27:53
5350文字
会話率:47%
侯爵令嬢であるアシュリーは幼い頃から自分が貴族女性という型にはめられる事を苦痛に思っていた。
ドレスよりもズボンを履きたい。
段々と膨らむ胸が嫌だ。
生理なんかもっと嫌。
かと言って男性になりたい訳では無い。
唯、自由になりたいだけなのだ。
性別に縛られて生きたくは無かった。
アシュリーは側仕えのメイドであるリンに恋心を抱いていたが、呆気なくその恋は終わりを迎える。
失意の中、出会った背筋も震える程に見目麗しいシリウスと名乗る男に酔った勢いで長年抱えていた自分の性別に対する違和感を洗いざらい話してしまう。
するとシリウスは言った。
「君に自由を捧げよう」
そして深酒に呑まれた翌朝、侯爵家に一通の手紙が届く。
なんと若き国王陛下がアシュリーを妻に迎えると書いてあった。
大騒ぎの後にアシュリーが降した決断は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 07:08:36
17385文字
会話率:25%
大国の若き国王に嫁いだのは、古き血筋が取り得の貧乏国の姫君。
そう。
私の取り柄は、古書にも出て来るほどの血筋だけなのです。王様のお母さまは踊り子さんなのだと聞きました。こちらの大きな国でそれは居心地が悪いことでしょう。
これは政略結
婚。
あるとき嵐が来るまでは。
(完成しています。3/1、3/2のそれぞれ4時に続きが公開されます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-02 04:00:00
15540文字
会話率:30%
『黄金王の花嫁』に大幅な加筆を施した増補版。
黄金の都市国家コルトシュタインの若き国王アルフレッドと、
彼を取り巻く様々な人々が織りなす、
ドタバタ青春ラブコメ(?)ファンタジー、再び開幕!
最終更新:2020-01-17 17:04:50
202409文字
会話率:35%
白い髪と肌を持って生まれたエルシュは「植物の国」と呼ばれているアルヴォル王国の姫君であるにも関わらず、母方の血筋の影響で「雪華の力」と呼ばれる氷雪を操ることが出来る力を持っていた。それにより、親兄弟からは忌み嫌われ、姉の身代わりとしてエルシ
ュは隣国の若き国王へと嫁ぐことになってしまう。しかし、嫁いだ先のドラグニオン王国の国王であるリディス・ドラグールは、何故か銀色の仮面を常時身に着けている国王だったのである。
「それがあなたに宿る『呪い』だと言うならば、私はその『呪い』ごと、あなたを愛します──」
これは笑うことが上手く出来ない姫君と生きることに悲観的な国王が一歩ずつ進んでいく物語。
※本作品の著作権は伊月ともやにあります。無断転載・無断引用・無断使用・自作発言は禁止しております。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 17:37:51
142121文字
会話率:39%
政権交代後の過渡期にあるグスタール王国。
通称「森のひと」と呼ばれる亜人、猫型の獣耳を持つ狩猟民族のリーフィアは、ひょんなことから王妹シルフィールの従者として王城に出仕することとなった。
不慣れな環境といわれのない差別に悪戦苦闘する日々の中
、彼女は主の兄である若き国王クリストハルトに奇妙な違和感を抱く。
その違和感の正体を知った時、彼女に降りかかることとなった思わぬ災難とは……!?
「やらしい意味じゃなくて、オレ、純粋にもふもふしているの好きなんだよね。獣耳、可愛いからずっと触ってみたかったんだ」
は……? 屈託のない顔で何とんでもないこと言っているのよ。そんなセクハラ、許すわけないでしょ!
―――そう、思っていたはずだったのに。何がどうして、こんなことになってしまったんだろう……?
因果な運命に巻き込まれた真面目で不愛想な猫耳娘と、彼女の獣耳がいたくお気に入りの軽薄なワケあり影王、そんな二人が紆余曲折を経て秘密の主従に至るまでの物語。
※自サイトからの転載です。アルファポリスにも投稿しています。
※R15は今後の展開に備えての保険です(^^;)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-22 22:00:00
114275文字
会話率:46%
一六八九年、名誉革命と呼ばれる政変で英国王に即位したウィリアム三世とメアリ二世。
その戴冠式後の大祝宴で、事件は起こった。
史上初、国王の即位に対する異議申立。
若き国王の守護闘士サー・チャールズ・ダイモークは、時代に翻弄される誇りを貫き通
すことができるのか?
※「カクヨム」様、「小説家になろう」様、「アルファポリス」様、重複投稿となります。
全17話予定 ※18話になりました。
第1話 ダイモーク卿
第2話 マーミオンの血脈 5月2日公開予定
第3話 即位大祝宴の夜 5月3日公開予定
第4話 ジョン・チャーチルと国王 5月4日公開予定
第5話 シュロウズブリ伯爵 5月5日公開予定
第6話 老人と娘 5月6日公開予定
第7話 ティターニア 5月7日公開予定
第8話 レディ・スノーデン 5月8日公開予定
第9話 森の水辺 5月9日公開予定
第10話 彼女の理由 5月10日公開予定
第11話 夏は来たりぬ 5月11日公開予定
第12話 それぞれの誇り(上) 5月12日公開予定
第13話 それぞれの誇り(下) 5月13日公開予定
第14話 ふたたび即位大祝宴の夜 5月14日公開予定
第15話 戦場の剣と守護の剣 5月15日公開予定
第16話 決闘の朝 5月16日公開予定
第17話 旅路の果て 5月17日公開予定
第18話 エピローグ ~ そして今 5月18日公開予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-18 12:00:00
44380文字
会話率:24%
小さな国エルフィの王女サーリア。美貌の彼女は数々の逸話から『神に愛でられし乙女』として敬われていた。
ある日、隣国アダルベラスが攻め入ってきて、サーリアは略奪されてしまう。
連れて行かれた隣国で待っていたのは、アダルベラスの若き国王レ
ーヴィス。
サーリアはエルフィ国民を人質とされ、レーヴィスの側室として生きていくこととなる。
※ 特に序盤、残酷な描写があります。
※ 「カクヨム」「魔法のiらんど」に改稿したものを掲載中。
※ 2024/3/19改稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-08 12:08:09
159093文字
会話率:42%
今夜も紅い月が空に登る ── バルト王国の王城では、国王夫妻が涙にくれていた。隣国のヴァラキアの若き国王が姫をよこせと脅迫してきたのだと。
悲嘆にくれた国王夫妻は思い余って異世界から娘を召喚した ── 恐ろしき吸血族への生贄の為に……。
遥彼方様の「紅の秋」企画参加作品です。
すいません。多忙につき前編までしか投稿できませんでした。後半は後ほど。なんなら企画外しますので。
その後、遥彼方様のご厚情によりOKとの許可が出ました。ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-06 23:58:24
10202文字
会話率:31%
砂漠を背にする小国は、より良い土地を求めて争いを繰り返していた。男は砂漠の部族を束ねる長の弟であったが、武人として身を立てるべく異国へ足を踏み入れた。若き国王の信任を得、戦功の褒美にと下賜されたのは……
最終更新:2017-08-17 11:00:00
9252文字
会話率:25%
エネストローサ王国の末娘・レティシアは、かねてからの婚約者である北の大国・アウデンリートの若き国王、ディートハルトとの結婚を間近に控えていた。
先代アウデンリート国王が急死したために延期されていた婚姻を待ち望んでいたレティシアだったが、いざ
嫁いでみると、なんと夫にはすでに愛人がいて──!?
天然姫君×無愛想国王の、すれ違いな恋物語。
※ カクヨムでも投稿しています。
※ 毎週日曜更新予定です。
※ 2017年6月11日完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-11 19:49:57
44242文字
会話率:40%
戯れでも、慰みでもかまわない。いつか別れなければならないなら、今だけでも。少しでもこの人の孤独を癒すことができるのなら――。
悪魔のようだと謳われる若き国王ヴィルヘルムの元に、悪魔と契約した疑いのある娘が献上される。彼女は人間のものとは思
えない紫色の瞳に美しい銀髪を有していた。
そんな彼女を王は飼い猫だと甘く飼い慣らしていく。そして、互いの秘密を知ったとき、彼女は王の“もうひとつの仕事”を手伝うことを決意する。
次第に惹かれていく二人。しかし二人の前に立ちはだかるのは、立場や身分以上に大きなものだった。
※基本あまあま時にシリアス。切ない&ギャグ混在。悪魔や黒魔術などの要素ありです。
※他小説投稿サイト様にも同名義で公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-14 22:17:01
156628文字
会話率:48%
人間と魔族が対立する世界『アルテカ』。
何百年と続く魔族との戦いに終止符を打つため、若き国王は古より王族に伝わる『救世主召喚の儀』を決行する。
どんな屈強な救世主が現れるのか。
誰もが期待する中、現れたのはなんと女子高生!!
救世主
として戦ってくれ!
「申し訳ないけど、パスで」
私の妻にならんか?
「ちょっとムリ」
我が道を行く、滅ぶなら勝手に滅んでろ系女子の凛子が、救世主としてなんやかんやなんや頑張っていく予定の話ーー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-07 01:05:26
13400文字
会話率:34%
とある大陸の辺境にある平和な小さな王国。
ある日突然大型の神竜に襲われて、ほぼ壊滅状態に陥ってしまった。
その国の即位して間もない若き国王は、わずかに残った国と民を見つめて一つの決断を下す。
『よし、このまま全部放り出して逃げよう』──
─と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-13 18:43:56
6472文字
会話率:26%
とある世界に魔法の技術でとても栄えていた王国があった。
その王国には国王、クラウド王がいる。
クラウド王はあらゆる魔法、機械をいとも簡単に撃退する強大な力と、国民を想う優しい人柄に国民達から絶対的な信頼を集めていた。
一見安全な王国に
、いつしか依頼主のあらゆる願いを完璧に叶えてくれる存在がいるという謎の噂が広まっていく。
そんな中、ある晩に噂の存在が突如王国の城へ現れ、強大な力を持つ国王を無残に殺害した。
そしてその存在は、城の中の者たちを一通り殺した後、恐怖に怯える老人と、その老人に震えながらしがみつく国王の息子に対しこう言った。
『わたくしはキラークイーン。あなた達は依頼対象外ですから…ウフフッ…それではご機嫌よう。』
その存在は紺色の美しいドレスを身にまとったとても美しい女性だった。
こうして王国の城の中で唯一、国王の息子であるカイアスと、その世話係であるドレイクのみ生きのびた。
だが、この惨劇な出来事の裏には大きな秘密があった。
なぜ国王は殺されるよう依頼されたのか。
一体、誰が依頼したのか。
そして、キラークイーンの真の目的は何なのか。
国王である父親を殺され、国を滅ぼされたことで復讐を誓った若き国王カイアスと、その父親を殺し、国を崩壊へと導いた張本人、謎の暗殺者キラークイーンの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-16 19:36:19
2141文字
会話率:62%
若き国王ルークは花嫁探しの舞踏会を開いた。そこで愛狼の花嫁にふさわしい少女を見つける。見つけられたメリッサは意思疎通の出来ない狼の花嫁として暮らす羽目になるのだった・・・
最終更新:2015-05-16 21:53:58
6962文字
会話率:43%
魔法使いは 唐突に襲ってきた虚脱感に、密かに 眉を寄せた。座り込みたい程の脱力感を隠して、若き国王の質問に答える。
妖精-同士の交信後から始まる お話。
『戒縛の王シリーズ』の9話目です。
最終更新:2015-05-01 20:00:00
14004文字
会話率:12%
幼い頃に犯した小さな過ちが招く、愛し合う二人にとってお互いに望まぬ変貌。
それでも二人は互いを想い愛している気持ちに変わりはない。
狂おしいまでの愛情に身を焦がし焦がされる若き国王と王妃の愛の物語。
ツイッターにてヤンデレ小説書いたっ
たーという診断メーカーより示されたお題、
『Mな王』と『マザコンなママ』を題材にしたヤンデレかも知れないお話です←
※本作中においては将来跡継ぎとしての子供を産む存在として王妃をママと位置づけていますので予め御了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-19 11:35:37
6239文字
会話率:59%
元フランス外人部隊所属初の女性兵士サラ・ブルックナーは、血なまぐさい戦場から離れ、ごく普通の生活を送ろうとしていた。彼女が引きこもっている間、南欧の島国「フォイオン」で新しいエネルギー鉱石3Xが発見され、世界の資本主義が一変するニュースが起
きた。そのためフォイオンは、資源を獲得しようと画策する世界中の政治家やテロリストの注目を浴びることになった。サラは外人部隊の教官だったベンから、フォイオンの若き国王アンドレを護衛するという新しいMissionを依頼された、しかし国王の婚約者役まで演じるはめになり、傭兵から一転して優雅で豪華な貴族生活と、アンドレの真剣な愛に戸惑う。そんな頃、フランス外人部隊のサラと同期の極悪人二人が、今再び謎の組織「アーネスト」に雇われアンドレを襲ってきた。それと同時にアメリカ合衆国の胡散臭い陰謀がちらつき始めるがその真相は闇の中。そして何よりも極悪人二人を配下に置き国王を襲うボス、クライブの正体は・・・。クライブはアンドレの兄ロイではないか??徐々にテロリストの手口が分かり始める。フォイオン王室の闇が石油利権に絡む国々の思惑と複雑に絡み合う。王室の闇である「亀裂の入った家族」に何もできなかった自分を責めるアンドレ、家族こそはいないが戦友と固い絆で結ばれたサラとの距離が、少しずつ近くなりはじめる。アメリカにうごめく陰謀が見え隠れする中、戦友ロシア人イワンは、アメリカ情報局のメルビィナと密かに組み、謎の組織「アーネスト」を探り始める。残虐非道な傭兵キラー・ディアゴが新たにアーネストに雇われた!北欧訪問中、サラはこの国の皇女バレリーが、アンドレの正式な婚約者だったことがわかり離れようとするが、ディアゴが国王一行を襲い始め、攻撃をうけたホテルからアンドレとサラは間一髪脱出した。そこで偶然育ての親エリーと出会う。安全な場所にアンドレを託し、サラは単身エリーの報道の力を借り陽動作戦で囮になってくれたベンやパブロらを救出に向かう。この時アンドレに初めて、「家族が心配する気持ち」を知る。テレビ中継されたこの事件でアーネストの存在が世界中に知れ渡り、エネルギー鉱石を何としてでも手に入れたいアーネスト、腹黒き国連の企図、不正を隠蔽したいアメリカ大統領の思惑が絡み合い、軍事侵攻を受けフォイオン宮殿は燃え上がる。そしてサラ奪還作戦に動き出すサラの戦友たちは・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-02 19:00:00
30020文字
会話率:42%
魔王により魔物が蔓延り、今にも壊滅してしまいそうな世界。そこへ召還された女勇者と若き国王は魔王を倒す旅の過程で自然に恋仲になっていた。
(※僅かに出血表現が有ります)
最終更新:2013-01-16 12:11:44
8640文字
会話率:50%