巷を揺るがす連続令嬢誘拐事件。
いまだ解決の糸口さえ見えないこの凶悪非道な事件に挑むのは、若手エージェントである私。
勇躍奮起して、おとり捜査に乗り出したのだが……。
そんな私を待っていたのは!?
最終更新:2022-09-18 21:12:29
5948文字
会話率:34%
ある朝、目覚めたらそこは乙女ゲームの世界だった。
社畜一筋二十五年、家庭もあるアラフィフの俺が、突然「グレン・アルフォード」という商家の少年になっていた。
これが噂に聞く異世界転生か。しかし俺は死んだ覚えが全くない!
やってきた世界は乙女ゲ
ーム『エレノオーレ!』。
帰る糸口を掴むため、ゲームの舞台「王室付属サルンアフィア学園」への入学したが、俺はモブですらない「モブ以下」の存在。どうでもいいが妻とは会いたい。この世界にいる理由は欠片もない。
誰が、何を、どう言おうとも、自分の世界に帰ってやる!
これはゲーム世界から現実世界に帰還せんと目指した四十七歳サラリーマンの物語。
全日更新中です。
3月より全日8時~9時の間、定期投稿。
活動報告の代わりといたしまして投稿小説と同じ要領で
https://ncode.syosetu.com/n7113gt
近況報告「社畜リーマンが乙女ゲームに異世界転生した件」
を書いております。
R15について
この作品には20歳未満の飲酒描写、賭博描写があるためR15作品として公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 07:00:00
2618857文字
会話率:54%
哀れで愚かな連続殺人は今始まった。探偵とその助手はその事件の糸口を掴み、解決することができるのか?
最終更新:2022-08-26 18:00:00
26797文字
会話率:89%
異星人からの侵略。
宇宙開拓の最前線にてそれは起こった。
始まってしまった戦争に、必死に抵抗をするも、多勢に無勢。
戦力を揃えて侵攻を開始した異星人に、防衛もままならず敗退を重ねていく。
開拓星を領地とする日本は、ただちに迎撃
の為の軍勢を繰り出す。
だが、敵の勢いも強烈で、防衛は困難を極めていく。
それでも決して怯むことなく。
一進一退を繰り返しながらも侵略者を撃退していく。
執念にも似たその行動が、やがて反撃の糸口を掴む事に繋がっていく。
______________________
宇宙戦艦に宇宙戦闘機、人型ロボット。
そんなものが出て来る宇宙戦争ものの予定。
最初は敵の侵攻からなので、一方的な攻撃ばかり続く。
そこからの反撃まで時間がかかるかと。
そこは了承してもらいたい。
______________________
今まで、下記のコメント欄とかに作品が出た事があった
今回もそうなるかもしれないので、覗いてみると面白いかも
そうでなくても、単純に作品紹介として
http://mokotyama.sblo.jp/article/189426272.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 12:00:00
89401文字
会話率:5%
春の祭典後に突如やってきた春の嵐が過ぎ去って、やっと平和が戻ったと思った頃――
エルム様のお膝元・クルサール王国の王都に謎の病が広がり、未曽有の大混乱が生じていた。
王立教会は日々治療と救いを求める人々でパンク寸前。民の心の支えでもあ
る聖女イリッツァは、昼も夜もなく対応に追われるが、解決の糸口が見えない前代未聞の事態に、内心途方に暮れていた――
※Twitterでリクエストの多かった、過去作『聖女転生物語』の番外編です。時間軸は、『600年後の後日談』の後(初夏くらい)になります。
※本編後半のネタバレがほんのり含まれているので、少なくとも本編読了後を推奨します。
※カクヨム様にも転載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 23:35:35
107502文字
会話率:47%
その日、妹が死んだ。藍香は、昨晩友だちと共に自室でお泊まり会のはずだった。ところが、翌朝その友だちは忽然と姿を消した。まるで魔法でも使ってその痕跡をかき消したかのように。俺ーー赤洲神治は、妹ーー藍香の死因が単なる自然死ではないと確信し、犯人
を探し始めた。一方で、その頃、市内では願いを叶えてくれるという魔法使いの噂が流れ始めた。犯人への糸口を見つけられずにいた俺は、魔法使いを利用して藍香の死因を突き止めることに。しかし、この魔法使いがとんでもないポンコツの魔女ーー今上麻白という女で・・・【矛盾点等は完結したタイミングで見直す予定です】(カクヨムでも投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 07:00:00
127450文字
会話率:36%
俗にいう「毒親」の両親に耐え切れず家を飛び出した主人公は、天才的頭脳を駆使しながら詐欺やメンタリストの真似事をして生計を立てていた。善人とは言い難い主人公はある日、悪女だった元恋人に復讐を行おうと企てる。しかし、連れの男と揉み合いになり転落
し、気付けばドラゴンが飛び交う世界に転移していた。そこは魔法と科学が混在する世界であり、一度唱えたら死ぬという、とんでもな呪文が存在する物騒な世界。その呪文を唱えた場合、国をも滅ぼせる強大な魔法を発動できるが、代わりに術者は死亡する。そんな世界の常識も知らない主人公だが、既存の知識と推理だけでとある爆発事件を解決に導いたことで、呪文の脅威と闘う軍隊にスカウトされることとなる。数々の事件を解決することになるのだが、配属先は一癖も二癖もある隊だった。隊長の栄治は、主人公を嫌い横柄な態度を取り続ける。副隊長の美萩は、出会いがしらに主人公を痴漢冤罪で逮捕する。呪文担当の盛は、口数が少なくほとんど笑わない。主戦力である有栖は、ド派手な地雷メイクに長いネイル、ハイヒールといった規律無視の恰好だ。しかし、魔法と科学を上手く融合させて戦う彼らは、年に一度開かれる交流戦で優勝を収めて一躍有名となる。さらに主人公の加入も相まって、日本一強い隊として広まることとなる一方で、そこには大きな陰謀が渦巻いていた。部隊の設立は、局長による金儲けを目的とした日本各地メルトダウン計画の阻害因子となる人材を集める為であった。企みを阻止すべく、局長の座を退いた聖は一人で暗躍することとなるのだが主人公との対峙で敗北する。聖との戦いの最中、盛は信念を貫くべく、例の呪文を放った。この世界の人々の覚悟に当てられた主人公は、昔の自分を思い返し、前向きな思考へと移り変わっていく。聖を捉えた一行は全部隊と合流し、主人公の推理を頼りに方針を練る。局長を討つべく奮闘するも、僅かなタイムリミットに絶望する隊員だが、栄治だけが解決への糸口を見出していた。それは、己の呪文を使うこと。隊員に劣等感を抱いていることを打ち明けながらも、努力の道を後輩に示せたことを誇りに、妻子を託して呪文を唱えた。日本全土を脅かしたメルトダウン計画は、多くの死を持って阻止されることとなる。異世界と推理を掛け合わせたファンタジーミステリー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 12:05:56
122686文字
会話率:62%
【タコ化】スキル持ちである平民のクトーは、大事な妹サナの不治の病を治すために必死で勉学に励み、先生とも仲良くしていた。
しかし、クトーは次期公爵のグレーデンによって、Aランクダンジョンの底に突き落とされてしまう。
その理由も「タコ
野郎」とバカにするスキルを持つ平民のクトーの成績が、上位な事が許せないという理不尽なものだった。
死ぬしかない、そんな状況でクトーは思い出す。グレーデンがクトーの妹サナをおもちゃにするという一言を。
それによってクトーの【タコ化】スキルは神をも殺す獣、神獣と呼ばれるクラーケンの力が覚醒した。
最初はスキルに振り回され、中々上手く扱うことが出来ない。
だが、妹のサナを守るためにはクラーケンの力が必要で、クトーはその力を使いこなして行く。
やがてクトーは人々に感謝され、妹のサナの治療の糸口も見え始める一方で、クトーを突き落としたグレーデンは公爵家から追放され、地獄の様な目に遭う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 22:08:57
301631文字
会話率:46%
16年目で必ず避けられない死を迎えてしまう貴族令嬢のメイリアは、初めての死を体験後、異世界に転生してしまう。そしてその異世界においても何故か彼女は16年目の誕生日で死を迎え、すると今度は元いた世界に転生し直す、という奇妙な状態に囚われてい
る事に気がつく。
メイリアは何度も転生とループを繰り返しながらこの地獄を抜け出す方法を模索するが、その解決の糸口は一向に見つからなかった。
ある時、ついに愛する妹に殺されてしまった事をきっかけにし彼女は生き方を変える決意をする。
それは、心を非情に落とし16年目を越えてやろうとする決意。
その為には力が必要だと考え、禁じられている魔王の封印を解き、彼女は魔王の力を得る。
魔王やその仲間たちと共に苦難を乗り越えながら旅を続け、彼女に絡み合う謎を紐解きつつ、メイリアはたったひとつの答えを探し続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 15:42:51
162887文字
会話率:36%
※本作は『箱庭』シリーズのリメイクです。
世界は緩やかに停滞しようとしている。
数世紀も前から叫ばれていた燃料枯渇問題は、様々な取り組みが行われているものの、未だ解決の糸口が見つからないでいた。
まだ裕福な地域も残るものの、地理的
に自然エネルギーに乏しく、また化石燃料もない<貧しい地域>はエネルギー制限がかけられており、日常生活が原始的になり<文化的な生活>が送れない地区は広がっている。
君たち ―― 日本もまた、自然エネルギーに乏しく、化石燃料のない国だった。
それでも、技術立国としての地位を確保していたため、裕福な国ではあったが、技術が飽和していた世代において、衰退の一途を辿るであろうと予言されていた国でもあった。
日本は、持てる技術を駆使して、火山帯である地形を利用した地熱発電などを推進することで、どうにかエネルギーを確保しようとしていた。
しかし、国際社会はそれを許さず、残り少ない資源をコントロールしようと各国は躍起になり、ようやく海底地熱発電機構<ワダツミシステム>の運用にこぎつけた日本に対し、エネルギー資源の供給に制限を課した。
運用が始まったばかりのワダツミシステムでは、国内需要を賄いきれないと判断した日本は、衛星を使って太陽エネルギーを地表受電するという、とんでもない技術を採用した。
そのことにより、当時、ぎりぎりの均衡で保たれていた国際社会のパワーバランスが崩れると懸念されたが、日本はその技術及び得たエネルギーの国際流出を自粛し、緩やかに鎖国するという道を歩んだ。
列島に生きる人々の生活を支えるのは、東海沖に浮かぶ人工島からなる海底地熱発電機
構<ワダツミシステム>、そして、列島上の宇宙空間に建設した静止衛生群および宇宙基地からなる宇宙太陽光発電機構<アマテラスシステム>。
これは世界の片隅で引きこもることを選んだ人々の群像劇。
※思いついた順に書いていこうと思っていますので、時系列はバラバラです。
--
■お礼
※『箱庭』シリーズに反応くださった方ありがとうございました。
※今後はこちらを地味に更新していきたい所存です(2021/08/31)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 22:39:48
97316文字
会話率:39%
世界は緩やかに停滞しようとしている。数世紀も前から叫ばれていた燃料枯渇問題は、様々な取り組みが行われているものの、未だ解決の糸口が見つからないでいた。まだ裕福な地域も残るものの、地理的に自然エネルギーに乏しく、また化石燃料もない”貧しい地
域”はエネルギー制限がかけられており、日常生活が原始的になり”文化的な生活”が送れない地区は広がっている。
日本もまた、自然エネルギーに乏しく、化石燃料のない国だった。
しかし、彼らは40年前に、衛星を使って太陽エネルギーを地表受電するという、とんでもない技術を採用した。そのことにより、当時、ぎりぎりの均衡で保たれていた国際社会のパワーバランスが崩れると懸念されたが、日本はその技術及び得たエネルギーの国際流出を自粛し、緩やかに鎖国するという道を歩んだ。
日本が鎖国して40年。
東海沖に浮かぶトコヨと称される人工島 ―― 海底地熱発電所であるリュウグウを中心とした国立機関を舞台とした青春ドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 14:52:53
14869文字
会話率:31%
剣や魔法、モンスターや冒険者のいる世界
ここでは、人々が才能(ギフト)と呼ばれるスキルを持って生まれてくる
そんな世界で、大手冒険者ギルドの雑用係として、懸命に働いていた少女、ウズメ
彼女は、ギルドリーダーと不貞を働いたと誤解され
ギル
ドリーダーの婚約者によって、ダンジョンの奥地に捨てられる
もはや死ぬしかないと思われた彼女だったが
恥ずかしすぎて封印していた才能『宴会芸(裸踊り)』スキル
そして、天才魔法使いの少女テラスとの出会い
その2つにより、脱出の糸口が見えてくる――――
これは、自己評価の低い、雑用係だった少女が
生き残り、自らの夢を叶え、人々に認められていくお話
※捨てた側が報いを受けるのは、大体18話くらいからです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 16:02:03
109436文字
会話率:45%
僕、海野海月(うみのくらげ)は高校生であるのに靴を隠された。しかしその出来事が後に起こる事件の糸口に。
過去の記憶が映し出す犯人とは!?
最終更新:2022-03-04 23:12:21
5550文字
会話率:58%
宿屋の息子として平凡に生きていたカイル。
彼は「魔法媒体」という能力があることを見いだされる。
「魔法媒体」という能力は、本人はなにも起こせないが、パートナーの魔法能力を大幅にブーストし、その臨界点すら大きくしてしまう。
魔法能力を大幅
に伸ばし、出世の糸口を狙う野心家の美少女達に狙われるカイル。だが本人は
「未来は自分の意志で掴み取る! 流されて決断とかしない!」と決意していた。
野望を隠さない女の子達と、それにどうにか抵抗する男の子のドタバタ劇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 21:00:00
58524文字
会話率:41%
身長約5cmのパーティーリーダーと少し特殊なパーティーメンバーが送る楽しくてパワフル、そして小さな物語。
最終更新:2022-01-01 00:00:00
654文字
会話率:44%
少し特殊なこの学校。
とあるぽっちゃりした少女が教室に入ると
「「「おはようございます!!花園さん!!」」
クラス全員が、そう叫んだ。
最終更新:2021-08-07 22:32:11
855文字
会話率:25%
主人公である「白雪 創」が住む、“アンブレラハウス”と言う名のシェアハウスのような場所には創を合わせて8人の住人が住んでいた。
そのうちの1人は3年間、ハウスに戻らなかったが突然帰ってきて創に告げる。
__メンバーが増えますよ、と。
笑っ
て、怒って、泣いて、戦う少年 少女達の物語がここに始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 16:51:03
3612文字
会話率:35%
上納市で発生した連続殺人事件。偶然あるいは必然によってその事件に関わっていくことになる7人の主人公。各章ごとに変わる主人公の視点でその事件を描いた群像劇。
【第一章 朝倉勇編】
ある日勇は、本文には『甲斐夏男』とだけ書かれているメール
を受け取った。最初は単なる迷惑メールだと思いまともに取り合わなかったが、後日それとまったく同じ名前の人物が何者かに殺害されたっというニュースを目の当たりにする。
そしてその後も勇はこれから殺される人物の名前が書かれたメールを受信することになる。事態を重く見た勇は、親友の赤木、カムライ教の教祖の杏珠、警察など様々な人に相談するのだが……
【第二章 美守茜編】
親友の玲香と何不自由なく楽しい毎日を送っていた彼女。しかし同じクラスの朝倉勇から玲香が殺されるかもしれないという冗談のような話を聞かされる。腕に自身のある玲香は彼の忠告を一笑に付し、「来るなら来い。むしろ逆に犯人を捕まえてやる!」と余裕の笑みを見せる。
だがその無謀な選択は最悪の結果を招くことになるのだった……
【第三章 早乙女聡編】
とある薬物の調査を行うため派遣されてきた早乙女だったが、上納市で起きた連続殺人事件の捜査にまわされてしまう。
だがこの事件の裏で彼の目を掻い潜るようにしてとある薬物がその原因の一端となっていた。
【第四章 磯山みなよ編】
磯山みなよはイジメのターゲットになっていた。苦痛に耐える日々が続く中でひとりの少年が彼女に救いの手を差し伸べる。しかし少年のその行動はみなよにいらぬ誤解を生じさせてしまう。その誤解は彼女の妄想を肥大化させていく……
【第五章 日高考編】
警察の捜査線上に浮上したのは日高考という名の少年だった。それをいち早く嗅ぎつけた日高考は自分が犯人ではない事を証明するために奔走する。
そして彼が警察にもたらす情報が上納市で起こる連続殺人解決の糸口となる。
【第六章 楡金八重編】
その日楡金探偵事務所にやってきた女性は八重に浮気調査を依頼する。八重は依頼主に言われたとおり浮気調査を進めるのだが、その調査を進めるうちに彼女は違和感を感じていくことになる。
【終章 ???編】
上納市で起きた連続殺人事件の犯人視点。数々の運命のイタズラによって事なきを得てきた犯人だが、最期はその運命のイタズラによって幕引きとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-15 20:00:00
289873文字
会話率:35%
D大学ミステリ研究会は、思わぬ出会いから孤島の邸宅に招待されることになった。そこは古代ギリシャの時代に染められた異色の島であり、ギリシャ神話に登場するオリュンポスの神々の神像が列せられた奇怪な邸宅だった。ミステリ小説の定石を踏むように主人は
行方不明に。果てには豪雨と颶風に閉ざされた孤島で、ギリシャ神話に擬えた死体が姿を見せる。残虐性に塗れた犯人は誰なのか。その糸口は、そして真相は――。
定番のクローズド・サークル、絶海の孤島、見立て殺人、凶器のアリバイ。読者への挑戦状を載せたロジック系「犯人当て」第二弾。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 20:10:02
90735文字
会話率:44%
「あの夜、私たちはみぃんな、魔法にかけられたんだよ。悪い夢を見せられてるんだ、きっと」
六年前から、おれたちの時間は止まっている。原因となった兄の失踪事件は、解決の糸口も掴めない間にうやむやになった。納得できないおれは、絵里さんと二人で
独自に調査を続けていた。兄の手がかりを探して、六年。未だにあいつは見つからない。
そんな時に、彼女の夢を見た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 23:32:44
105283文字
会話率:46%
「ノースキルかつ下賤な生まれの貴様に、この騎士団における居場所など無い」
シェドは平民かつノースキルの何も持たない者だった。
ただ、持ち前のバイタリティーを活かし、数多の老雄を擁する名門アルミニウス騎士団に潜りこめば、騎士に叙任されるま
での活躍を見せる。
このまま騎士団長の椅子まで掴んで見せる。
そう意気込んでいたシェドだが、今までまったく顔を見せなかった公爵兼騎士団長の登場により状況は一変。下賤な生まれかつノースキルだからと退団を命じられる。
とりたて落ち込むことなく復讐に燃えることなるが、その際に自身がノースキルでは無く、【全盛期化】という強力無二なスキルを持っていることを知ることになる。
シェドの下では、全ての者が最高の状態でいられるのだった。体調、気分で実力を左右させることは無く、常に完全。老雄などは、その技術、経験はそのままに最盛期の肉体を手に入れ、さながら軍神の活躍を見せることになる。
このスキルがあれば復讐などたやすい。騎士団長をひざまずかせられるほどの地位だって簡単に手に入るに違いない。
折しも生じた戦乱が出世への糸口だった。シェドは意気揚々と戦乱の渦中に飛び込み、そして……
ーーこれは戦乱に出世を求め、そして無事に戦乱を収めた1人の英雄の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 14:08:54
147115文字
会話率:35%
虐待を受けた少女達の親の不審な死、その謎を解くために行動する、美沙、新聞記事の登坂、刑事の岩城、調べていくうちに明らかになるこの三人の意外な繋がり、この事件の解明の糸口と成る。
そして、この事件を引き起こしているのは、足を鎖に繋がれた死んだ
はずの少女だと突き止めた。明らかになる少女の過去。全ての謎が解ったと思った最後に待ち受けていたのは、悲しき真実!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 22:05:05
48791文字
会話率:57%
彼女が目を閉じて開けた瞬間、彼女と目の色と同じくその人達の運命も変わる。
どうしようもない悩みを抱えた人がいる。どんなにもがいても走り回っても落ち込んでも糸口さえも見つからない。
そんな時その人はレモンに導かれ彼女に出会う。
少し街か
ら離れた静かな場所に、小さくて古い白い家がぽつんと建つ。
その小さな白い家の小さな庭には通りからも見える大きなレモンの木がある。
そのレモンの木には一年中、季節を関係なくたくさんの実がなっていた。
そこには小柄で大きなメガネをかけた、白いワンピースとサンダルがよく似合うゆみこが住んでいた。
人懐こっくて好奇心旺盛で黄色い自転車が愛車な彼女。
それ以外にゆみこの素性はよくわかない。
彼女とレモンの木は人々を不思議な世界へと連れて行き、悩みに一筋の光を照らす。
「レモネードはいかがですか?」
もし、あなたがレモネードを勧められたら次はあなたが不思議な世界を体験する番なのかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 19:11:02
30222文字
会話率:50%