東京都夫婦連続殺害事件
東京都内、ごく普通の家に、赤く染まる夫婦の死体があった。そこには、少女がいた。少女は、右手に鮮血がべっとりとついたハサミを持ち、死体に哀れみの目を向けて、不気味に微笑んだ。そして、ハサミで夫婦の頰に爪痕のような
ものを残し、猫のように去っていった。
少女、英 兎羽(はなぶさ とわ)は窓越しに街を眺めた。人でごった返す東京の街。そこに、今月何回通ったかわからない警察の車が耳障りな音を鳴らして走って行く。そして少女は、哀れみの目で警察を見て、部屋にある幸せそうな沢山の家族の写真に目を移す。その瞳には、僅かな光が存在する隙も無かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-16 10:12:44
266文字
会話率:0%
少年の部屋の窓越しに、夜な夜な室内を覗き見る不気味な影――蒲生の親戚である県警警部の孫から、心霊めいた相談がもちかけられた。影の正体は人ならざる存在? 碓氷は安楽椅子探偵の手腕を発揮できるか。
最終更新:2019-01-20 22:20:43
6276文字
会話率:68%
詩です。過去の自分と和解しつつ、別れ、成長していく、というそんな詩です。
最終更新:2018-06-22 18:10:44
394文字
会話率:0%
保健室の窓辺にジャージ姿で佇んでいる生徒と、それを向かいの教室から眺めるヒロインの話。
一目惚れした彼女は、窓越しにアプローチを開始する。
やがて筆談をスタートし、ついに窓を開けて対面した二人は……。
これは、早とちりなヒロインが書き綴った
、短い恋日記である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-23 15:00:00
1035文字
会話率:0%
窓越しの日差しが、心地良いこと。
最終更新:2018-05-06 07:00:00
381文字
会話率:0%
古き良き時代の日本、ある田舎町。わたしはこの町で商売をしているお父さんからお店の一つを任されることになった。隣町へ続く道にある電話屋。ここには色んな人が遠くにいる誰かに何かを伝えに訪ねてくる。
お客さんたちは電話で話したあとにわたしのいる小
さな小屋に寄ってくれる。お客さんの中で一番仲良くなったのは学帽をかぶったわたしよりも少し年上の男の人。わたしはこの人がやってくる事がいつも楽しみだった。いつしかわたしはこの人を待ち焦がれるようになっていたのだ。
この小説は自身のブログSweetish trip!からの転載です。
ブログトップ:http://sweetytrip.jugem.jp/
小説ページ:http://sweetytrip.jugem.jp/?eid=81
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-01 23:34:24
2425文字
会話率:4%
わたしたちが「コイビト」になってから初めて君がわたしの部屋に来た日。これまであまり二人きりになったことがなかったから、特別なことは何もなくても緊張していた。
外は雨。普段嫌な雨もこういうときはなんだか窓越しの雨音も心地よく聞こえる。いつも通
りの家族の様子、君の友達であるわたしの兄のガサツさや鈍感さに辟易しながらもこの時間は幸せだった。
帰り道に一つの傘の中で適度な距離でわたしたちが見つけたのは生け垣のあじさい。変える前に飲んだジンジャーティーの味とあじさい色はどこか「ともだち」から抜け出せないわたしたちが「コイビト」に成り切れた証になった。
この小説は自身のブログSweetish trip!からの転載です。
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小説ページ:http://sweetytrip.jugem.jp/?eid=178折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-27 15:29:57
4344文字
会話率:30%
高校生になった俺は入学式の日、自分は対異能力組織の一員だという少女に出会う。見た目からはそんな電波には見えないんだが…………。みんなの空気が凍りついている最中街の姿が変わり始めていた。窓越しに見た俺は驚愕した。街は崩壊し、火の海と化していた
。電波の彼女はここにいたら死ぬといい、俺を連れ出した。そこから俺の新たな人生が始まる。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-01-14 20:25:53
4500文字
会話率:48%
――だからこれは、『恋』の話、ではない。
窓越しに眺める少女の為、少年は庭を造る。いつか届く、その日まで。
最終更新:2017-09-11 13:13:46
3362文字
会話率:56%
窓越しの花火は君を輝かせるための背景に過ぎなかった。
キーワード:
最終更新:2017-07-23 20:05:06
3398文字
会話率:29%
保育士さんとおおきなクモ。窓越しにそれぞれ思うのでした。
最終更新:2017-06-26 16:00:46
439文字
会話率:0%
電車の窓越しにいつも見ていた少年。
彼はなんて美しいんだろう。
あぁ、彼が欲しい。
都会の中で繰り広げられる妖しい事件。
一連の事件に、仕組まれた悲しいメッセージ。
最終更新:2017-05-04 16:10:01
2115文字
会話率:4%
『胡桃の中の蜃気楼』パトリック・ウェザーのスピンオフ。
学舎の一階の、図書室の一番奥にある出窓には、鈍い赤色の皮の張られたベンチがある。
窓越しに眺める、僕の視線の先には…。表に出される事のない想いの行く末は?
最終更新:2017-03-28 02:27:01
3497文字
会話率:13%
ある日の休日、須月 柾宏の部屋の窓は突如として異世界に繋がった。
けれど異世界は勇者も魔王も募集していなかったし、チートをくれる神様は出て来なかった。
繋がった理由とは『偶然による過度の同調』。
異世界とは意外と近くにある…のかもしれない。
最終更新:2016-11-20 15:03:38
331613文字
会話率:39%
――誰かに見られている気がする……
見ているのは誰?
見られているのは……誰?
最終更新:2016-10-29 20:20:01
471文字
会話率:0%
ある日、届いた紙飛行機。
そこには、友達になってほしいと書かれていた。
差出人不明の紙飛行機。
小さな願いは主人公の心を動かす。
最終更新:2016-10-03 01:27:52
13628文字
会話率:55%
2月18日水曜日、雨の降る午後に自分は奴を窓越しに見ていた。
最終更新:2015-02-18 17:48:14
399文字
会話率:0%
月夜の晩をねらい、見知った屋敷の馴染みの部屋へ訪れた。
寝室や居間より書斎にいる確率が高いと踏んだ。
正解だった。
目的の人物は、いつも通り辛気臭い顔で書見台の前にいた。いい歳した男が部屋で1人にこやかにしていても気持ち悪いが、あいつは機
嫌がいいときであっても同じ顔だ。
窓越しに眺めていたら、こちらの気配に気づいていたようで、合わさった視線に合図を送ると、錠が開けられた。
年甲斐もなく窓から進入するのに呆れた目で見られたが、表から堂々と入るわけにもいくまい。
人知れず話したいことがあるのだ。
わざわざ話すのは興醒めだとは分かっている。それでもどうしても直接会って話をしたかったのだ。
無粋なのは重々承知。その代わりといっては何だが実家の貯蔵庫を漁り、父親のとっておきの酒を奪ってきた。
長年、大切に仕舞い込まれたとっておきの古酒だ。めったに飲めるものではない。少しだけ気分が上がった。
さて、どうやって話を切り出そうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-03 12:00:00
5370文字
会話率:17%
不思議な夢を見る少女のお話。世界はきっと美しい。
最終更新:2013-12-23 11:55:00
2598文字
会話率:47%
満月が朱く染まると、窓越しにそれはやってくる。
甘い毒のような声で名を呼び、こちらへおいでと誘って、窓を開けてと誑かす悪魔。
女は胡椒を片手にこう叫ぶ。
「痴漢退散!」
***吸血鬼型悪魔×人間のお話
最終更新:2013-12-04 17:06:23
8601文字
会話率:38%
僕はずっとあなたのことが好きでした。あなたは僕のことなんて何一つ思ってもいないでしょう。
これからも友達として仲良くしたいって本当なんでしょうか。
僕はあなたとは仲良くなれない気がします。あなたは僕からずっと遠い存在で、僕はとても近づけ
ません。
僕はあなたをこうして見ていることしかできません。
あなたにもっと近づきたい。
でも近づけば近づこうとするほど壁のようなものが近づかせまいと邪魔をします。
壁の向こうのあなたを僕はこうして見ていることしかできないのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-17 01:16:30
524文字
会話率:0%