雪のたくさん降る、クリスマスイブ。
今日は何か良いことが起こるんじゃないかと期待していた私をあざ笑うように、いつも通りの、つまらないことばかりが起きた。
雪で遅延し混みあう電車の中、周りのおっさんたちの加齢臭にめまいがする出勤途中。ちょっと
したミスで、上司にねちねち嫌味を言われたお昼休み。今日中に終わらせなければならない仕事が終わらず、しぶしぶ残業をしていたら、いつの間にか二十三時を過ぎている。
いつも通りの、最悪な一日だった。
札幌に来てまだ一年も経っていない。誰かと飲みに行きたいと思っても、彼氏どころか友達すらも今の私にはいなかった。
短大時代の友達とは、夏休みに会って以来、連絡もあまり取っていない。「ぜったいスキーしに行くからね」と言っていたのに、薄情な子たちだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-29 01:08:13
8261文字
会話率:27%
───例え先生が怪異を愛していたとしても、私は先生がこんなにも好き。
女子短大生の私が出会ったのは、怪異譚を趣味で研究している講師の小松斎一郎。友人が面白半分で行ったこっくりさんを起因とする怪異事件に巻き込まれていくうちに、ある自分のルーツ
に行き着く。
主人公が憧れの講師と共に苦手な怪異事件を解決するために奮闘する、土着の民話をベースとしたホラー青春小説です。
実際の民話や土地をモデルにしていますが、かなりフィクションに置き換えていますのでご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-30 20:50:32
41671文字
会話率:54%
短大を卒業した翌日、就職先が倒産しました。
世の中やっぱり理不尽なんだなぁと知った、佐々木春穂二十歳の春。ヤケ酒に酔い潰れてその辺で爆睡するという人生最大の恥の中、介抱してくれたのは見目麗しいパン屋の青年で。
「ねえ。君、うちで働いてみな
い?」
稼ぐに追いつく貧乏無し。飛びついたその提案の先で、春穂はどんな未来に行き着くのか?
━━これは、ひょんなことからパン屋に勤めることになった春穂が、新たな友情を見つけたり、ご近所の幼なじみカップル(未満)にやきもきニヤニヤしたり、なんなら自分も恋に落ちちゃったり、果ては訪れた立ち退きの危機と闘ったり……しながら、基本おいしくパンを食べるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 00:00:00
162873文字
会話率:46%
磯村陽葵は双子の妹
短大卒業して兄を替え玉に派遣として働く
そんな兄が黒服に誘拐された!
果たして、このあらすじと本編はどこまで整合性がとれているのか?
現実世界のヒューマンドラマ(フィクションです)お楽しみ下さい。
最終更新:2018-01-31 00:46:57
3983文字
会話率:28%
短大を卒業し会社勤めをしていた咲は、ある日気が付けば見知らぬ場所にいた。そこには自分と同じ境遇下である10代半ば前後の男女4名がいた。
4人は位の高い人たちに連れられていったが、サキを連れていったのは年下の少女アメリア。アメリア曰く、サキは
魔王を封印する為に異世界から呼び出した勇者の失敗作らしい。
その上、魔力も何もないサキは城に居る価値がないのだが、呼び出してしまった責任を取るために取りあえず住み込みのタダ働きをして過ごすことなる。しかし、ある事をきっかけに王子様の相談相手に抜擢され、サキは己の隠された力に目覚めることになった。
元の世界に戻る為、サキは今日も異世界で奮闘する日々を送るのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-09 22:00:00
1084文字
会話率:42%
【実話を題材にしたプロレタリア文学作品。2013年に、書籍化された新人賞佳作作品】
盛岡市生まれ育ちの主人公赤星妙子は、家族と不仲の中、地元の短大を中退してアルバイト生活に入るが、自動車産業都市の車組み立て工場『ニチドー』に、地元の知り合
い仲介人から勧められた派遣会社『セーフティ』を経由して、「2度と実家に帰るまい」との決心で職を得る。
派遣先の寮に、夜行バスで一緒に来た多重債務者の恋人の小泉潤と半同棲生活をしながら、妙子は、工場で検査員として必死に勤める。
過酷な労働現場を派遣社員として実体験していく。
まもなく、作業上の不始末で解雇になった小泉潤に、突然帰郷されたことへの不安が残るなか、職場はの上司の加藤狩雄から、妙子へ人員整理解雇の脅迫による交際強要が、会社に伏せたまま巧妙陰険に始まる。
加藤の性的交際の度重なるセクハラ・パワハラを、いったんは身の保全を考え、拒否できず、応じたものの、結局はやがて妙子も非情に解雇され、加藤に責任を求めるも無視されて、力なく傷付き、実家に帰郷する。
そこで、かつてアルバイト先で知り合った、同年輩の司法書士の瀬川新次と再会する。
親身な瀬川新次の支援も幸いして、経済的理由から弁護士へ委任できない、個人単独での『本人訴訟』で、少額賠償として簡易裁判に訴えることを、妙子は、精神上の自己回復として必要と思い決意した。
妙子の訴訟は、被告側の多数の悪徳弁護士たちとの困難な闘いとなったが、裁判所の温情判決により、いわゆる和解が勧告されて、長かった過去の過ちへの精神的清算を果たす。
判決後、妙子がこれからのことで瀬川と相談したり、訴訟を最後には応援してくれた母親と和解したところで、自己の確立と独立へ向かう光明を得る。
大テーマに、虚実入り混じるエピソードを組み合わせながら進展し、ストーリーは、後日の展開を割愛省略して足早に収束させて終える。
『無機質な腐敗』を呈している産業界大資本企業と御用弁護士たちの悪行、悪徳、裁判司法の人権軽視の姿勢とのメインの闘いが、次第に、『女性の人権』や『労働者の権利』や『人生の幸福』などを追求する主人公の『有機質な成長』を、作者のモチーフが支える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 09:39:45
35756文字
会話率:15%
一人の男が巻き起こす全く泣けないけどちょっぴり面白い秋葉原生活ここに開幕!
短大卒!内定無!貯金無!人脈無! そんな男が趣都秋葉原を繰り広げるちょっぴり笑える日常生活
最終更新:2017-07-05 00:41:58
1279文字
会話率:35%
春を境に、僕は彼女に惹かれていく。
短大2年の僕と彼女は、ある春の日に偶然出会う。
これは、春を見ることのない僕と、春を分かち合うことを夢みる彼女の物語。
最終更新:2017-06-22 21:53:15
2336文字
会話率:21%
俺、近藤慧は冴えない浪人生だ。正確には仮面浪人だ。そして趣味はゲームにアニメの典型的なオタク。仮面浪人のために入学した短大で6年ぶりに再会を果たした幼なじみの恵と話しているうちに本当に自分がやりたいことが何かを見つけていく、、、
最終更新:2017-06-17 20:03:17
663文字
会話率:57%
何処にでもいる普通の短大生『カヤマ・ヒカル』。何気ない日常を生きていた彼女はある日、正体不明の奇病にかかる。そんな彼女の前に持ち上がる海外医療施設行きの話。最初はその得体の知れなさから拒んでいたが、最終的には不安も手伝って了承する。全ては以
前の日常を取り戻す事を願って。しかし、全ては始まっているとも知らずに。
ーーー閉ざされた巨大医療研究都市。そこは『NOA(ノア)』と呼ばれる化け物の巣窟と化していく。異形の化け物『NOA』・・・。もはや医学の領域を越えたソレは、ほんの1時間のうちに都市を飲み込んでしまった。今この都市に響くのは異形の咆哮か?それとも、科学者の狂ったワルツなのか?今、その都市を脱出しようとする残り少ない生存者がいた・・・。彼らが見る明日は希望か?それとも終焉なき明日か?ーーー
※14話までをepisode1『cursur(ククルス)』、それ以降はepisode2『spes ala(スペース アーラ)』となっています。
episode1はあまりアクションはなく、episode2から多いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-02 12:47:11
108049文字
会話率:17%
自分は自分が嫌い。悩みや日常生活の中で家族の変化や短大2年生という大人の初めての一歩をどう踏み出すか分からないなりに頑張っている私を見て欲しい。
最終更新:2017-02-20 22:35:28
302文字
会話率:0%
この作品は「ライトノベル作法研究所(http://www.raitonoveru.jp/index.htm)」にも投稿しています。
田舎から出た私は、ある短大で「彼」と出会う。私と彼は告白するにもできず、つかず離れずで時間を過ごす。就活
。私はそこで再び彼に出会った。数日後に届いた採用通知書を見た私は愕然とした。不採用。彼にその悲しみをぶつけてしまった私は、後悔し落ち込んでしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-18 00:12:44
4988文字
会話率:19%
畑中 望海は就職活動中の短大生。都会での就活は惨敗中。
「こんな時、未来(ミキ)がいてくれたらな・・・」
ふと思い出した友人の橋本 未来。
そんな望海に起こる、ちょっぴり不思議なお話。
非現実のような現実の話。
無数の点が線になった時、望海
の出した答えは・・・?
初投稿です。温かい目でご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-16 09:46:14
4964文字
会話率:33%
責任転嫁とは。
短大1年生の学園祭でのトラブル。
"一体、誰が悪い"
最終更新:2016-10-23 05:00:00
247文字
会話率:0%
短大を卒業し、親友の咲和子と同居している彩。咲和子が或る晩、彼氏の徹流と携帯越しに大喧嘩し、他の男の所に家出した。咲和子不在の間に彩と徹流の仲は急接近する。約一ヶ月後の夜、手料理をふるまいたいとの彩の申し出に、徹流は真紅の薔薇の花束を持って
いくと約束するが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-17 03:53:00
7018文字
会話率:50%
ある日突然、
知らない世界に飛ばされたちょっとぼんやりの
教育短大一年生の鈴木愛恵、
たまたま一緒にいた、財閥会長の養い子
実は性別、正体不明の、
沈着冷静、名門小学生一条花音は、
一面に草原が広がる場所に
気が付けば立
っていた。
愛恵は、年上としてしっかりせねばと思いつつも
結局、
そっけないながらも頼りになる花音の導きで
一つの遊牧民族の集落にたどり着く。
一方、
不安を抱えながらも花音は、
自分の人ではないような紫の瞳を
「綺麗な瞳」
と、言った愛恵の事が、
とても気になるのだった。
(自サイト『虹の橋の向こうへ』の転載です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-02 22:00:00
67818文字
会話率:21%
短大卒業後、事務職に就いて二年目が経過した涼香。
一方で、朋也は高校卒業してすぐ、自立して職に就いた。
それぞれ違う道を歩むふたりが再会した時、運命の歯車はゆっくりと動き始める――
※※※
こちらは「雪花」のスピンオフ、六年後が舞台となっ
ています。
多少のネタバレを含みますので、先に「雪花」を読まれることを推奨します。
特に気にならない方は、こちらから読んで頂いても構いません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-29 17:54:40
69221文字
会話率:34%
爪切りをしていると、思い出す人がいる。僕が学生の頃、ひょんなことから家庭教師をすることになった、まゆみのことだ。県内トップクラスの進学校に通う彼女と、公立の短大生に過ぎなかった僕が、そんな関係になったいきさつと、その終わりの話。
最終更新:2016-09-25 00:09:55
12700文字
会話率:43%
夏目ヶ丘町建てられた木造三階建てのアパート『ミライメゾン』。そこに住んでいる西森裕也は大学入試で失敗。その後短大に進み、夢である声優を目指し養成所に通うも何処の事務所にも相手にされず、今はラノベ作家になるために自堕落なアルバイト生活を送って
いた。そんなある日、隣の部屋に中村結依という女性が引っ越してくる。その女性は裕也の初恋の人と瓜二つだった。全てを失っている裕也にとってはそれは生きる希望となった。そこから始まる裕也の片想い生活。この恋は叶うのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-23 23:47:23
479文字
会話率:0%
人生は人それぞれ。
短大卒業後、保育士になった女性が人間関係に疲れて自己退職。その後、他の保育園でアルバイトをしたら、外国人の子供達との出会いがあり、いつか自分もハーフの子供が欲しいと思うようになった。
それが切っ掛けで、悪夢のような日々を
送ることに・・・・。でも、何とか乗り越えて素敵な出会いをし、国際結婚の夢を叶え、ハーフの子供を持つ事が出来た。
国際結婚で海外生活中に何を思ったか、を描いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-09 03:42:00
15775文字
会話率:0%