ある日突然、
知らない世界に飛ばされたちょっとぼんやりの
教育短大一年生の鈴木愛恵、
たまたま一緒にいた、財閥会長の養い子
実は性別、正体不明の、
沈着冷静、名門小学生一条花音は、
一面に草原が広がる場所に
気が付けば立
っていた。
愛恵は、年上としてしっかりせねばと思いつつも
結局、
そっけないながらも頼りになる花音の導きで
一つの遊牧民族の集落にたどり着く。
一方、
不安を抱えながらも花音は、
自分の人ではないような紫の瞳を
「綺麗な瞳」
と、言った愛恵の事が、
とても気になるのだった。
(自サイト『虹の橋の向こうへ』の転載です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-02 22:00:00
67818文字
会話率:21%