幼い頃から母と2人で暮らしていた少女がいる。
金色の髪に雪のように白い肌。少女は純粋で優しく疑うという事を知らない。
ある日大好きなおばあちゃんの体調が悪くなりお見舞いに食べ物と飲み物を持って出かけた。
大好きなおばあちゃんがくれた赤い頭巾
をしっかりと被り、少女は笑顔で母に手を振り家を出た。
おばあちゃんの家へと向かう森の中、ふと脇道をみると綺麗な花畑がそこにはあった。
色とりどりの花たちをみつけ少女は嬉しくなり思わず笑みが溢れ、少女は脇道に逸れ花畑の方へと歩みを進める。
ふと花畑を見つめるとそこには1人の男がいた。
こんな森の中に人がいるなんて珍しい。そう少女は思いながらゆっくりと歩みを進めていく。
そして男の姿がはっきりと見えた時少女小さく驚いた。
花畑に立っている男には獣耳と尻尾が生えていた。
少女は驚きその場に立ち止まっていると、気配に気づいたのか男は少女の方へ振り向いた。
短く黒い髪に狼のような耳、体格はガッチリしており背丈も大きい。
少女と目が合うと男は少し驚いたような不思議な表情をした。
この出会いが2人の人生を大きく変える出来事になるとはまだ知らず
少女は唇をひらいたーーー
*赤ずきちゃんモチーフではありますがほぼ序盤だけ。
基本的にはほのぼの〜シリアスな感じだと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 07:14:26
28157文字
会話率:24%
学校の帰り道。
店頭でキャッチをしていたコンカフェ嬢に一目惚れした。
長い前髪で左目が隠れた銀髪、白い肌に細い四肢、長い天然まつ毛。
どこか柔和で不思議な雰囲気を纏うコンカフェ嬢。
がまさかの推しのアーティストだったら?
※作者にコンカ
フェの知識はありません。ネット等から得た知識を活用しています。
有識者の方で、こいつ何馬鹿なこと書いてるんだ、と思われた方、指摘何でも待っています。お願いします。
※この作品は同題で「カクヨム」様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 01:23:12
18052文字
会話率:32%
「黒のシャンタル」シリーズの登場人物の解説です。
場合によってはネタバレになることがあります。
話が進むのに従って人物紹介も更新されると思います。
ネタバレを避けたい方は気をつけて読んでください。
「この人はどんな人物だっただろう?
」と思った時の確認の時にでも読んでいただくと便利かも知れません。
※本編の第一部、第二部とほぼ登場順に並んでいます。
※外伝は補足として紹介のところに説明を加えてあります。
※「アルディナの神域」の人の容姿については全員が黒髪、黒い瞳、白い肌なのでその部分は割愛し、年齢的な白髪やその他特筆すべき点だけを記載しています。
※「シャンタル宮」の侍女はトレードマークの色を記載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 14:52:50
20622文字
会話率:1%
シノペ(古代トルコ)の公金鋳造家を父に持つディオ(β)は、父が贋造の罪を着せられたことにより、家族、身分(市民権)、金、全てを奪われ故国を追われる。
一度は奴隷に身を落としながらも、たどり着いたコリントス(ギリシャの都市)で悟り(?)を開い
たディオは、大甕に住み着き、やがて「犬賢人」としてコリントスの市民の間で有名となる。
そんなディオの話を聞きつけ、ある男がディオに会いに来る。
その男こそ、マケドニア王国の若き王であり「大王」と呼ばれるα、アレクサンダー大王だった。
ディオに興味を持ったアレクサンダー大王は東征の旅にディオを連れ出すことにする。
これはそんなディオ(β)とアレクサンダー大王(α)の恋と東征の始まりの物語。
ディオ……20歳。β。元シノペの市民、奴隷を経て、現在コリントスの大甕に住む「犬賢人」。白い肌に、銀の髪、青い瞳、美しい顔の美人。
心根は野犬。
アレクサンダー大王……20歳。α。マケドニアの大王。逞しい長身、黄金の髪、精悍な顔、茶色と緑色の左右で違う色の瞳の美丈夫。屈託ない傲慢さのある太陽のような人。かなり粘り強い。
※これは序章となる短編です。始まりはコメディですが、ドラマチックになる予定です。
許可なくコンテンツまたはその一部を転載することを禁じます。(日本語版、翻訳版とも)
Reproducing all or any part of the contents is prohibited without the author's permission. (Both original and translated ed.)
© 2024 Kagishippo 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 17:14:21
5364文字
会話率:25%
藤野巡の住むマンションの隣の部屋には猫がいる。夕月朝姫は学園のネコとも呼ばれる女子だ。人との交流を嫌い、自分の責任座っていつも日向ぼっこをしている。だが、そんな面とは裏腹に、成績はいつも学園一位。運動神経も抜群といった面も兼ね備え、栗色のシ
ョートヘアーはいつもさらさらとして光沢が見え、人形のような白い肌は、シミ一つない。まさに心技体全てを兼ね備えた完璧超人である。そんな彼女の隣に住むのが、藤野巡。巡は彼女に比べ、生活能力がない。そんな巡が朝姫と出会ったのが雨上がりの日の帰り道。朝姫はジャングルジムの上に登って日向ぼっこをしていたが、バランスを崩し、落ちてしまった。その時に朝姫に噛まれ、巡は風邪も引いていたため、朝姫は看病をすることに。いつしか料理を作ってもらったり、部屋によく出入りしたり、二人でお出かけしたり。これはそっけないようで違う、二人の恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 19:52:43
6901文字
会話率:40%
この世界のありとあらゆる魔法、魔法に関係するものを集め、制御する団体、MCC機構。
目が覚めると、ぼくは知らない場所で寝ていた。 確かぼくは重い病気にかかって、家族みんなに見守られながら眠ってそれで――。
知らない人たちがぼくに声を
かけてくる。ぼくは自分の身体に意識が向かった。どこも痛くない。髪が目に映る。長くてコーヒー牛乳みたいな色、それから驚くほど白い肌、やわらかくて細い身体。
後から知ることになる。ぼくは魔法のある世界の、女の子に転生したのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 20:13:28
29739文字
会話率:59%
本音をいえば働きたくはない小笠原由紀夫。
就職活動でも履歴書に、何も書くことがなかった。
志望動機はもちろん、「長所」「強み」「特技・資格」「アピール」「質問、要望」……なにもなし。
ほとんどの会社に見向きもされず、日本を代表するブ
ラック企業に入って激務とパワハラでボロボロになる。
社会の負け組となった彼はひどい目にあい続け、借金地獄で闇金融に追われる。
金に困って歩きスマホでヤバい仕事を物色しているうち、駅のホームで足をすべらせて線路に転落。目の前には高速の特急列車が迫る。
絶体絶命のそのとき――。
〈異世界勇者 緊急募集!〉
成果時代で高報酬、高待遇を用意。
ただし魂消滅のリスクあり。
の広告がスマホに表示された。
〈応募する〉をタップ、新たな世界への扉が開く……はずだったのだが、そこにも面接はあった。金髪で巨乳のミニスカ女神・ソフィーが行う勇者面接で由紀夫は史上最低点をマーク。
ここでもダメ人間のままなのか。
しかし由紀夫の土下座となりふりかまわぬオネダリ攻撃がワンチャンを生んだ。女神が、あまりにプライドがなさぎるユキオに心を打たれ、チート能力を与えたのだ。
冒険者・ユキオとなった彼は冒険者ギルドで美しすぎる精霊・アイシルと出会う。ミニサイズだが、バストはぷるんと上向き、キュッと締まったヒップでスタイルは抜群。おまけにいろんな種族との意思疎通ができる。
さらに抜群に可愛くて明るいウサギ族亜人・うさみみも専属奴隷としてゲット。
念願の大きな風呂つきの一軒家を買うと、みんでお風呂タイム。
冒険者ギルドの美人事務員ハルミも、自慢の大きなおっぱいを揺らして毎日訪ねてくる。
だが、それは毎日のように起こる事件を伝えるためだったが……。
やがて長い三角耳が特徴の長い髪の美しいエルフ・ルシアもユキオの仲間に加わる。長い髪の香りは甘い花のようだ。白い肌はツヤツヤに輝いていて、触れると優しく手になじむ。
ユキオたちの行く手には、闇夜で首を切り裂くモンスター、圧倒的な『黒魔法』で人々を殺戮する魔人が暗躍している。
ユキオは身を守るため、仲間を守るために戦いつづける。
やがて彼らが暮らすカラビア国にも、恐ろしい侵略国家の影が忍び寄る。
これは、社会から切り捨てられた男が、すこしだけ残っていたわずかな力で足掻(あが)こうとする物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 12:20:00
120575文字
会話率:34%
小泉さんは清楚なんだけど白い肌と大きな目、柔らかなエクボが可愛い人気女子だ。
僕はといえば成績も運動も人並み以下の底辺男子。つまらないスクールライフ確定のはずが、そこに小泉さんが乱入してきた!
甘いシャンプーの香り、柔らかな白い指先
、そしてつややかな唇から、ほのかに感じるフルーティなリップクリームの匂い…初めて感じる女の子に僕の心臓はもう限界…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 18:58:50
36310文字
会話率:25%
「‥あら?ごきげんよう。また会えるとは思いませんでしたわ、聖女様」
ほの暗い檻の中からベットに腰掛け、じっと檻の向こう側を見つめる少女。
簡素なワンピースを身に着けている彼女は、元々美しかったであろう白い肌も金の髪も今では艶を無くし、煤
ぼけている。
一見、どこか疲れたような優しげな笑顔を浮かべているが、翠色の瞳だけは、憎悪に染まりながら真っ直ぐに檻の外の人物を見つめていた。
彼女は、聖女殺害未遂の罪で、処刑される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 04:02:41
5053文字
会話率:48%
身寄り無し、食べ物なし。財産は、檻と血と齢十五の身ひとつ。
細々と十年間、少女・イロハはどうにか討伐対象たる『怪人』を食い殺して生きてきた。
如何に血を浴びようと白い肌。歳月の数だけ伸び呆けた白髪。
その身に唯一育まれた『畏能』。
いずれも貧民街にあるまじき、異物にして例外。
三色寝床付きなのに不満をボヤく周囲に染まらず、その紅眼はボンヤリ不思議げに眺めてさえ居る。
『生きているだけ、皆えらい』――を地で行く、地中に埋没したレベルに低いハードル。
しかしある日。その脳天気さえ目を剥く事態に見舞われて――。
――――違いを知り、己を知る。
喰らう事、望む事。
これは、穢らわしいコトを受け入れ、進むヒトの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 12:10:00
193147文字
会話率:26%
「君は誰?」そう囁くのは、艶やかな黒髪と陶器のように滑らかな白い肌をもつ、妖艶な男、クリストファー・ラングドック。彼は『冷徹な婚約者』として有名だった。そんな彼が落馬事故により記憶を失ってしまう。目覚めた彼の口から出るのは甘い囁きばかりだっ
た。婚約者のミッシェルはそんな彼に戸惑いながらもそばにいるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 18:05:30
4175文字
会話率:54%
時は現代より少しばかり未来。例年よりも早く咲いた庭の桜を眺めて、その家に住む女性と同居する人造人間とが話している。人造人間の外見は、透き通るような白い肌に、人間ではないことを示す長く青い髪、髪と同じ青い瞳を持つ中性的な肢体の少女。話の内容
は、間近に迫った、その人造人間の賃貸契約期間の終了を踏まえて、二人がこれまでともに過ごした時間に培ってきた思い出に関するもの。そして、契約の主眼である、人造人間の人工知能が、女性との暮らしによって如何に人として成長したかについてである。契約期間が終了すれば、この人造人間は製造元に返還され、女性と過ごした時間の記録――記憶は、個人情報保護のため、全て抹消される。人工知能に残されるのは、人として成長した思考力及び感情のみなのだ。その契約内容を全て知った上で、人造人間と女性は静かに穏やかに語り合う。人造人間が、初めて女性のために作った料理が、栄養価は完璧でも味は酷いものだったことから、女性の影響で庭いじりが大好きになったこと、近所でも有名な買い物上手になったことまで、話は進む。やがて女性が指摘する。記憶が全て抹消され、人として成長した思考力及び感情のみが残されて、次の契約者の許へ派遣されるという仕組みは、まるで輪廻転生のようだ、と。人造人間は、その言葉を感慨深く聞き、その「輪廻転生」を繰り返した結果、自分はどのような人工知能になっているだろうかと女性に問う……。
ゲンロン「超・SF作家育成サイト」でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-30 22:32:48
27078文字
会話率:50%
『輝くような髪、白い肌、翠の瞳、強い癒しの力を持つ少女』。
王家が王子の婚約者として探し求めている人物像に、なぜか完全一致する少女フローラ。王家に見つかりたくないフローラは、姿を偽って魔法学園へと入学する。
なるべく目立たず騒がず、学園
生活を地味にやり過ごす予定が、学園一目立つ男・レイと関わってしまい……
自称『普通』の家庭に生まれたフローラが平凡な人生を手に入れるはずが、エリート眼鏡男子・レイに振り回されるお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 07:00:00
156466文字
会話率:44%
タイトル「異世界で最強勇者に転生した俺はチーレムを極める」
主人公、俺。中学生でトラックにひかれて異世界に転生する。女神からチートスキル『最強』を貰って最強スキルで最強魔王を倒す。
ヒロイン、エリナ。可愛い女エルフ。B89W52H85。肩
までかかる金髪。白い肌。青い目。胸が大きいのを気にしている。魔法とか使う。俺のことが好き。
魔王。悪いやつ。俺が最強魔法で倒す。
魔王の部下、サリーナ。女幹部。エロい。B88W55H85。最強魔法で改心して俺を好きになる。
村娘、アキ。可愛い。B95W54H90。俺を取り合ってエリナと喧嘩する。
母親、英恵。母ちゃん。B?W?H?。怖い。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818023211779980261折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 17:34:54
2375文字
会話率:76%
片瀬 真。30歳。
自分でも言いたくなるほど容姿も背丈も平凡などこにでもごく普通のサラリーマンだ。
生い立ちも一般的な家庭で育ち、特に何かに秀でることも無く大人になった。
しかし、そんな凡庸な自分でも他人とは大きく異なる点がある。
それは
、妻がとても美人ということだ。
誰もが振り返ってしまう程、人並み外れた整った顔立ち。
白磁を連想させる白い肌。腰まで伸ばした黒髪は黒曜石のように透き通った光を放ち、大きく形の良い黒目は吸い込まれるほど綺麗なアーモンドアイであり、モデルも顔負けのスタイルは究極の美を体現していた。
完成された美しさは妖精のようで、とても同じ人間だとは思えない程だ。
そんな彼女とは大学にて知り合い、5年の交際を経て卒業後に結婚した時、自分は夢の中にいるのではないかと思った。
もうこれからどんな不幸が自身に降りかかってきても仕方ないとさえ、思えた。
それから幾年もの年月を経て、今では3人の子宝に恵まれ順風満帆に穏やかに暮らしている。
冴えない自分には不釣り合いと言えるほど綺麗で素晴らしい女性である妻と結婚できただけでも分相応だったが、愛すべき我が子も出来たのだ。
今が間違いなく幸せの最中であることは疑いようもない、はずだった…。
妻が浮気しているのかもしれない。
そんな疑惑さえ起きなければ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 17:18:29
5626文字
会話率:25%
生まれつきの茶髪に、白い肌。時には女性に見間違えられてしまう中性的な整った顔立ち。
百七十センチに満たない身長がコンプレックスで『可愛い』を受け入れられない男、原田克己(はらだかつみ)。
五歳の時に両親が離婚して、シングルマザーで朝から晩
まで働く母親と、三歳下の妹・由恵(ゆえ)の三人家族になった。
小柄で大きな目の由恵が『可愛い』担当で、自分は『えらい』や『賢い』担当だ。むしろ『可愛い』と言われると不安になる女、近藤沙恵(こんどうさえ)。
そんな二人の話です。章ごとに男女交互で視点が替わります。
『失恋のその先。』の続編です。
読まなくても分かるように書いたつもりですが、気になる方は前作からどうぞ。
https://ncode.syosetu.com/n1766ha/
更新は毎週月曜日の0時になります。ストックが無くなり次第不定期連載になりますので予めご了承下さい。
予定にない更新は、誤字/誤変換や表現の修正になります。大筋に変更はありません。
2023.06.05 公開開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 08:41:42
101620文字
会話率:28%
セスは夜の路地で少女と出会う。金色の髪が殊の外美しい白い肌の娘だ。着の身着のまま、飛び出してきたらしい。裸足だった。薄手のワンピースだけで寒そうだった。ワケアリなのは明らかだった。無視してもよかったのだが、案外簡単に助けてやろうと決めてしま
った。おぶってやった。家に連れて帰った。そして、セスは少女に名を訊いた――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 12:19:07
22138文字
会話率:24%
間宮朱音は白い肌、白髪、朱色の眼を持っていた。しかもその瞳には視力が無く、しかし視覚はあり、それも赤外線から紫外線域までを含んでいた。彼女は阻害競れて中学までを過ごし、それまでのしがらみを捨てて高校に入学した。その高校は部活に異常なまでの力
を入れており、更にその科学部は生徒会と対立しつつも独自の活動を繰り広げていた。朱音はそれに惹かれて入部し、今まで知らなかった世界に自らの活路を見出すことに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 09:25:00
72494文字
会話率:36%
孤児のレジーナは都市国家連合の冒険者ギルドが認定する魔法使いの中でも最下級の魔女。
ギルドから魔女の資格を剥奪されないためには、人々の忌み嫌う、死者の身体を清め、弔う「弔い魔女」として生きて行く他はない。
家族も友達もいない、仕事も最
底辺。
傍目から見れば憐れにしか映らないレジーナ。
けれど、家に帰れば魔獣のスクートにこれでもかというくらいに甘やかされ、可愛がってもらっているので毎日がとっても幸せ。ちっとも辛くありません。
意地悪な誰かをやり込めたり、一発逆転で玉の輿に乗るようなお話ではありません。
魔女と人外の魔獣の友達以上、恋人未満の仲良し物語です。
途中からむさいおっさん戦士も登場してありがた迷惑なラブラブアピールをしまくります。
レジーナはちびで痩せっぽちの白い肌、黒い髪の十六、七歳くらいの女の子。
子供と間違われる事が多いけれど、胸は大きいようです。(スクート談。)
スクートは普段は真っ黒な巨大なイヌの姿をしていますが、時々獣人や他の姿に変化します。
時々天然下ネタを言ってレジーナを困らせています。
おっさん戦士、アーミテージは筋肉質の大男。
物語ではいちいち言及しませんがスキンヘッドです。
このお話の主人公は、レジーナであり、貴方でもあります。
人の営みに欠かせない大切な仕事をしているのに、世間からは辛く当たられ、見下される。
一生懸命頑張っているのに、標準以上の結果を出さないと、誰も興味を示してくれない。
それくらいで泣き事を言うなんて怠け者だ。
他の人はもっと苦労している。
そう言われるのが目に見えているから、誰にも話を聞いてもらえない。
そんな私達が、ボロボロになって学校や仕事から帰ったら、こんな癒しが待っていたらいいな。
そんな思いを込めて書きました。
※冒頭部分に暗めの描写がありますが長くは続きません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 01:39:22
131004文字
会話率:41%
大学に入学して一年目の秋、城咲翡翠は祖母・城咲桜を亡くした。
桜は翡翠に生きる知恵だけでなく、この世のものではないとされる存在について、語ってくれた。
御伽噺のような話に、翡翠以外の誰もが桜を悪様に言ったが、翡翠はその話を好ましく思うと同
時に、桜のことをとても大切に想っていた。
結局、桜の死から一ヶ月経っても、翡翠の世界は色を取り戻さなかった。
何に対しても興味が持てなくなっていたそんなある日、ほんの出来心から、翡翠は桜に近づくな、と警告されていた神社に足を踏み入れてしまう。
いつも通り過ぎるだけの神社は、翡翠が想像していたよりも遥かに広い参道と、大きな社が鎮座している、規模の大きな立派な神社だった。
その様子に、翡翠は首を傾げる。
『側から見たら、こんなに立派なお社があるようには見えなかった』
狐につままれたような心地を抱きならが境内を散策していると、突然、視界に男性の姿が飛び込んできた。
ぶつかりそうになり咄嗟に謝った翡翠は、その後すぐに、男性の浮世離れした美しさに目を奪われることとなる。
桜とは旧知の中だと話すその男性は、一方的に翡翠にとある事実を突きつけた。
「貴方には危機が迫っているので、これから約一年の間、貴方を監視させていただきます」
「それ、本気で仰っていますか!?」
昔々、そのまた昔。
まだ人間と神々が一緒に暮らしていた頃、一柱の神が生まれた。
白い肌に赤い瞳を持つその神は、太陽神天照大神よりある使命を与えられる。
幾度となく使命を全うし続ける中で、一人の少女と出会った。
これは、途方もないほど長い時間を過ごす一柱の神と、その神の時間に彩りを与えることになった人間との、出会いのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 21:49:21
196190文字
会話率:35%
僕は埋葬屋という仕事をしている。
死体愛好者だからこそできる仕事で、僕にとってはこの仕事だけが生きがいだ。
そんな僕の心を塗り潰す女性が現れた。
死体よりも死んだ目に、彫刻よりも冷たい目。その陶器のように白い肌の下には血肉ではなく、金属が駆
動しているのではないだろうか。
彼女のことが気になる。
そんな僕に波乱を呼び込む電話がかかってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 02:42:54
15531文字
会話率:29%