ティメリエ王国の王女のフィリシアは「厄災を呼ぶ王女」と汚名を着せられて塔に追放された後、毒をあおりその生涯を閉じようとしていた。そこに助けた猫が恩返しにと謎の葉を持ってきた。
ありがたく食べた直後、すぐ体がカチコチに固まって動かなくなり、最
後に見たのは成功を確信する猫のドヤ顔という状態で意識を失ったけれど……?
気づくと千年後に目覚めたらしく、古代史好きな謎めいた美形青年レオルに拾われたり、魔法士のコスプレのような姿となった猫と再会することとなる。
フィリシアは持ち前の度胸と魔力、そして多機能すぎて自分にしか使えない錬金道具一式を得て、千年後は楽しく送れそうだった。
ただ、白い目で見られることに慣れ過ぎているせいか、レオルの執拗な親切(という名のいたずら)は、いつになっても落ち着かない気がする。
「その悪癖、本当に直したほうがいいわ」
「わかってるけど、俺の手に負えなくて。リシアが直してくれないか?」
千年前は恋ができるような環境でもなかったため、その辺は相当鈍い王女だった。
これはその時代に理解されなかった魔力で不遇に遭った王女が千年後に目覚めてから、錬金という魔力の使い方が確立されていることを知り、それを活かして前向きに暮らしていく話です。
***
閲覧ありがとうございます!
コメディとシリアス混在の恋愛ファンタジーです。
設定はふわふわです。R15は念のため。
お気軽にどうぞ。
アルファポリスさんで先行公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 15:00:32
81985文字
会話率:47%
『ねぇ、姉さん。姉さんの心臓を僕に頂戴』
侯爵令嬢であるフィオナは、幼い頃妹を庇い魔女の呪いなるものをその身に受けた。美しかった顔は、その半分以上を覆う程のアザが出来て醜い顔に変わった。家族や周囲から醜女と呼ばれ、庇った妹にすら「お姉様
って、本当に醜いわね」と嘲笑われ、母からはみっともないからと仮面をつける様に言われる。
こんな顔じゃ結婚は望めないと、フィオナは一人で生きれる様にひたすらに勉学に励む。白塗りで赤く塗られた唇が一際目立つ仮面を被り、白い目を向けられながらも学院に通う日々。
そんな中、ある青年と知り合い恋に落ちて婚約まで結ぶが……フィオナの素顔を見た彼は「ごめん、やっぱり無理だ……」そう言って婚約破棄をし去って行った。
それから社交界ではフィオナの素顔で話題は持ちきりになり、仮面の下を見たいが為だけに次から次へと婚約を申し込む者達が後を経たない。そして仮面の下を見た男達は直ぐに婚約破棄をし去って行く。それが今社交界での流行りであり、暇な貴族達の遊びだった……。
※この作品はカクヨム、アルファポリス 、魔法のアイランドでも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 21:28:34
113309文字
会話率:43%
クリスマスイブの幼馴染と主人公の話です。
すきま時間にお読みいただける長さです。
ちゃんとクリスマスイブの夜に投稿しました!
最終更新:2021-12-24 19:17:20
1567文字
会話率:25%
バイト帰り、家への近道のホテル街で突然呼び止められる。
「あの、私をお持ち帰りしてください!」
そう言って声をかけてきたのは学園一の清楚お嬢様で──。
この作品はカクヨム様にも掲載しております!
最終更新:2021-10-23 20:00:00
122863文字
会話率:55%
「母が敵兵に犯されて、私が生まれた」
敵国の混血児として生を受けた少女ユミンは、差別と迫害を受けながら生きていた。
母からは「世界一穢らわしい子」と罵られ、学校ではいじめられ、村人たちからは白い目で見られる毎日。
いつか自分らしく自由
に生きるため、ユミンは実父を探し出して殺害することを人生の目標にしていた。実父を殺せば己の穢れた血は浄化され、新しい自分に生まれ変われると信じて⋯⋯。
これは、顔も名も知らぬ実父を探し求め『血の浄化』を望む少女の執念の復讐劇。
戦争犯罪3部作の第一弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 00:03:38
174186文字
会話率:32%
智頼に従って、重定の通夜に出向いた平佐田だが、どうにも雰囲気が平佐田の知る通夜とは違う。涙のない島人は、手に手に供え物を持って、集っている。
客に挨拶をする家人の他に、この場を取り仕切っているらしい取次様は、異様な雰囲気を纏っていた。
最終更新:2021-06-02 13:03:39
7979文字
会話率:24%
俺、シャリア・カイントは、かつて村で最弱だった。
身体能力も弱いし、ロクなスキルもなかったから、村人達からは白い目で見られ、
迫害されていた。
その結果、俺は村近くに住む魔物への生贄として捧げられた。
だが、何が原因なのかはわからないが
、俺はアンデットになって蘇った。
それから1000年…俺は戦って戦って戦い抜いた。
そして俺は力を手に入れたんだ。
けど、あれから1000年だ。俺のことを知ってる人などもういない。
「時間遡行…使ってみるか」
俺は生きていた あの頃に戻りたいと思い始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 22:39:29
5514文字
会話率:3%
スキル【超回復:xx】……。
十五歳の成人の儀でこのスキルを神様から貰った者は、国王に待遇を約束されていた。
【超回復:負傷】や【超回復:魔力】を持った者達は、魔物の駆除に貢献し王国の領土を増やすことに貢献して行った。
しかし、主人
公のビットは、【超回復:体力】であった。
ただ走るだけなら、日に100キロメートルは走れるが、スピードは出ない。荷物も重い物は持てない。
どんなに体を鍛えても、ビットの基礎体力は上がらずに、周りから白い目で見られる毎日。
それもそのはず、ビットの基礎体力は、スキルにより常に一定に保たれてしまっていたのだ。つまり、成人の儀から、成長も老化もしないというスキルだったのだ。
終いには、手紙を配達するしか能が無いと国王に無能の烙印を押されてしまう。
そして勇者パーティーに同行したダンジョンにて、大穴〈亜空間への扉〉に追いやられてしまう。
何も無い空間を漂ったビットだったが、ある空間に辿り着く。
そこには、自称魔導師を名乗る女性がいた。
魔導師は、ビットの世界よりもより進んだ魔法技術を持つ世界の住人であった。
そして、ビットは、一度自分のスキルを封印し体を鍛え始めることを勧められた。
また、魔導師の世界で最強のスキル【闘気】を教えて貰う。
そして【闘気】から魔力を変換する魔導具を貰い、四大属性魔法と空間魔法を扱える様になる。
四年の月日を経て準備が整ったビットは、元の世界に帰ることにした。
お世話になった魔導師の一つの願いを受けて。
一方で、ビットを追放した王国は、魔物達から反撃を受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-03 00:07:56
124153文字
会話率:23%
高校一年の俺、羽曳野翔鬼は、何でも完璧にこなすバイト先の美咲先輩に強い憧れを抱いている。そんな折、バイト先に強盗が現れた。憧れの先輩に危機が迫った時、俺は自らの能力を解き放ち、強盗を超セクシーに縛りあげた。何を隠そうこの俺は、江戸時代から代
々続く「縄師」の跡取りとして育てられた「縛りのエリート」なのだ。
しかし周りにバレれば「変態」のレッテルを貼られ白い目で見られるのは必須。駆けつけた警官と店長に犯人の惨状を見られてしまった。これは詰んだか…。そう思ったのだが、何故か先輩は縛ったのは自分だと俺をかばった。おまけにその日の帰り道、こんなことを呟いた。「私を、縛って欲しいのじゃ…」
後日、約束を果たすために落ちあったショッピングモールで衝撃の告白が。
先輩は神様だった。先輩の通う天原北高校は、日本中の「八百万の神々」が通う特殊な高校。そこで夏休みの間行われているのは、「生徒会選挙運動」。生徒会長には学校の決めごとに置いて全権を与えられる。先輩は生徒会長を目指していた。そのためには、選挙運動という名のバトルを制さなければならない。
「縄師」の力を借りれば能力を出せるという先輩。そんな先輩の力になりたい俺は、「選挙運動」という名の神々の超絶バトルに身を投じるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-28 00:09:55
18526文字
会話率:34%
スキルと魔法が好きで、それを自由に操ることを夢見る新米ハンター――フユマ。しかしギルドの鑑定によって告げられた言葉は「スキルも魔法も付いていない」。つまり『スキルゼロ剣士』だったのだ。
それによって人々から白い目で見られ、挙げ句の果てに
は仲間だと思っていたパーティーに、捨て駒として置いてけぼりにされて……フユマの人生はまさに絶望そのものだった。
そんな絶望の最中、彼はあるダンジョンを発見する。それは伝説の魔龍ファフニールを核として制御されたダンジョン――あとに『ファフニールダンジョン』と名付けられるものだった。
このダンジョンには金属で構成された魔物がはびこっていると同時に、彼の強大な力が凝縮されている。しかもフユマはそのファフニールの力をスキルとして受け取ることが出来た。
フユマは今日もダンジョン攻略をする。自分が求めていたスキルと魔法……それもファフニール由来の斬新なものを獲得する為に。
カクヨムでも同名タイトルで連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-16 20:09:19
165659文字
会話率:42%
毎度どうも。ボラ塚鬼丸と申します。
普段は『みそギ!~三十路で始めるギター教室~』という救いの無い作品を書いております。
アタシ自身は、そもそもラノベやら小説を読むコトが少なく、家族から白い目で見られながら、どっぷりマンガに埋もれ
る生活を送っておるワケです。
んで、昔はブログなんかも書いてたんですが、『なろう』で執筆しておるので、せっかくならエッセイとしてアップしようかと思った次第でございます。
先日……っつっても昨年末なので1年近く前ですが、Twitterのハッシュタグで
#好きな漫画10個あげると人柄がバレる
ってのがあったんで、アタシもツイートしてみたんすけど、たかだか140字で作品タイトルだけ羅列しても、人柄なんて解るハズねぇだろ?と。
なので、不定期に思い入れのある作品の話でもしていこうかと思っております。
当然、個人的な感想なので
「いや、お前の解釈は全然違うわ!」
とか言われても、誰も得しませんので読み流して頂いて、興味あったら電子書籍の試し読みやらブックオフやらで探してくだされば幸い。
ホントは新品を出版社から購入してくださると、作者様やら書店様にも還元されますんで、財布事情と相談しながらご対応くださいませ。
とりあえず、Twitterで呟いた10作品は↓こんな感じダス!
寄生獣/岩明均
編集王/土田世紀
BECK/ハロルド作石
ナナとカオル/甘詰留太
すんドめ/岡田和人
バードマン・ラリー/吉田聡
ブラックジャック/手塚治虫
俺はまだ本気出してないだけ/青野春秋
波よ聞いてくれ/沙村広明
江豆町/小田扉
好きな作品があったら、今度一緒に飲みながら話しましょうw
では、今後のアップをご期待くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 15:26:58
4731文字
会話率:11%
かつて“怪童”と呼ばれた少年は、5年の学院生活を終えて故郷のコラジスに戻ってきていた。爺にどやされ、世話役に蹴られ、周囲からは白い目で見られながらも、彼はいつも通り本さえ読めれば満足だった。問題児たちと過ごした騒がしい学院生活を懐かしみなが
ら穏やかな生活を楽しむ青年。しかし平和が崩壊する足音は、徐々に近づいてきていた。蒐集国家コラジスの“怪童”、大図書館の管理人イルディアスは、果敢に大陸の危機に立ち上がる――わけはなく、面倒くさがりながらも強制的に動乱の渦に巻き込まれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 19:00:03
61849文字
会話率:44%
成人すると、誰もが「職業」を授かる。
戦闘職。生産職。事務職。様々な役職があるが、戦闘職しか冒険者になる事は許されない。戦闘職では無かったが、それでも冒険者になる事を諦めきれなかったアルトは、冒険者内でも忌み嫌われる、『荷物運び』になっ
た。
幸運にもクランに加入することが出来、周りから白い目で見られようとも、がむしゃらに頑張り続けてはきたが、結局その努力が報われることは無かった。
理不尽な理由でクランを追い出され、何もかもがどうでも良くなっていた時に、彼の手を差し伸べてくれたのは、同じクランに加入する幼馴染だった。
この事をキッカケに、何故か幼馴染の身体能力が上がっていき、自分自身もまた段々と強くなっていく。
冒険者は只の通過点。その先にある、英雄になりたい、と言う叶わぬ夢を持っていたが、アルトはまたその夢を拾い上げる。
今度こそ、英雄になる為に。
一方そのころ、二人の脱退を契機に、何故かクランの雲行きは怪しくなっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 19:22:48
91657文字
会話率:29%
(短歌調で、お読みください。)白い目でみないでください罪なんて一人でいることそれだけですから
キーワード:
最終更新:2020-08-09 03:22:52
462文字
会話率:0%
娘のために、全てを失った男。
王国最強の騎士ウオールは、謎の病気に侵され監禁されている娘の身を案じていた。民衆はウオールの娘を病気の温床として扱い、ウオールも皆から白い目を向けられることもしばしば。妻も娘のことは諦めろと言ってくる。
ある日、王族と役人らの命令で近隣の小国を偵察することになり、数人の仲間と向かうのだが、その国でウォールはある出会いをすることとなる。
娘の幸せのために国と国の間で揺れ動く戦士の苦悩を描いた、長編ハイファンタジーヒューマンドラマ!
※この物語はエピローグから始まっておりますが、これは間違いではありません。
【ほぼ毎日更新!!(休むときには告知いたします)】
※全体を大幅に改変しました(5/20)
※タイトルを変更しました(5/20)
→旧:明日、最強騎士の娘が結婚します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 21:12:35
105764文字
会話率:24%
元モデル・高学歴の新入社員安岡航平は、色々と現実を諦めてとある百貨店に入社した。早くも周囲の女達は色めき立つが、彼はそういう面食い女子を内心白い目で見ていた。そんな時、新人研修で売上ナンバーワン堅物黒髪眼鏡地味女の伊藤さんの指導を受けること
になったのだが……なんか彼女、売り上げとお金にしか興味がないみたい……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 14:18:59
9450文字
会話率:30%
その異世界では一人一人が能力者(アビリット)となり、それぞれ個性にあった能力を得る事が出来た。能力者達は得た能力で執行遠矢(しぎょうとおや)に戦いを挑むも敗れ、世界は崩壊の危機にあった。
執行遠矢の暴走を止めるべく、新たな作戦に出た能力者
達はある人物に助けを求める事を決意する。
その人物とは、日々自堕落な生活を送っていた、もう一つの世界の執行遠矢(しぎょうとおや)だった。仕事に苦しまされていた遠矢にとってはむしろ好都合だ。異世界に飛んではみたものの思い描いていた理想とは違い、街は廃墟と化し、崩壊寸前であった。更には、世界を壊滅させた当事者が異世界の自分だという事実を叩き付けられ、周囲からは白い目で見られる。
果たして世界を崩壊させた執行遠矢を、自堕落な生活を送ってきた執行遠矢に止めることができるのだろうか。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 18:27:38
111015文字
会話率:46%
パチンコ屋に朝から並ぶパチンカー「ケイジ」は、白い目で見られながらも毎日パチンコをするギャンブル依存症だった。ある日、入店整理券をもらうとそれは異世界への入口のものだった。
異世界でケイジは自分の「強運」を知り、パチンコで大当たりを連発する
。隣に座るの異形の者。言葉もわからず当たった景品暮らしを続ける先に待ち受けていた出会い。換金所の場所は遠い魔王のお城のその先。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 08:22:37
3488文字
会話率:19%
───彼女が初めての恋を捧げた相手は、血の繋がった実の兄でした。
某伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢である芙三は、寒い冬の夜に夫と共に一計を案じて、とある陸軍の青年将校を誘い出すことに成功する。
その青年将校とは、かつて実家を飛び出して陸軍幼年学校
に入校した生粋の陸軍エリートである男で、そして彼女の実の兄であった。
芙三の父が外で作った妾の子である兄は、外国の血を引いていたため灰色の瞳を持っている。そのため狭い華族社会では白い目で見られて陰口を叩かれていたのだ。
奸計を張り巡らせ、兄を華やかな社交界に引き摺り出すことに成功した芙三。いったい彼女は何を考えて兄を罠に嵌めたのだろうか……その真意とはいかに。
これはとある寒い日の夜のこと。少女の恋が、夢の内に眠っていく話。
※こちらはアルファポリスで二月に連載していた物を転載してきたものです。
※この話は大正~昭和五年を舞台にしているため、差別用語など現代では不適切な表現等が見受けられますが、作者にはそれらを称賛する意図はありません。あしからず。差別ダメ、ゼッタイ。
※読む人によって意味が変わる系の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 19:00:00
144290文字
会話率:40%
彼女の名はアリシア・アベニウス・アドルフソン。
他人の感情の色が見えたり、心が読めたりする力を持った変わった家の令嬢である。
周囲の貴族からは何故か「幸福を招く力を持つ」と噂され、注目され……。
突き刺さるような期待の視線は監視されている
ようで何も嬉しくないです。
白い目で見られてもいいので傍にいさせてください、究極のポーカーフェイス様。
他人の感情に翻弄される少女と、感情が読み取れない系男子(表に出さないだけ)のおはなし。
※キーワードは物語の進行と共に増やしたりする予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-12 23:51:02
110457文字
会話率:37%