「あにさま」と弟が呼ぶ声が聞こえる。
戦闘用として作られた人口生命体『黒騎士』の兄弟、ドレイクとネザアス。
無口でまじめ、何事も不器用な兄と、粗暴で皮肉屋だが優秀で自由奔放な弟の関係はけして良好ではなかった。
しかし、戦場で重傷を負った二
人は、再生機能のエラーからか子供の姿になってしまい、基地まで自力で帰還しなければならなくなる。記憶を失った弟は今までと違って、素直に兄を慕うような言動をするのだが、兄は創造主から弟の生殺与奪を握らされていた。
「生かすも殺すも君次第」
うまく言葉にできずにすれ違ってきた、そんな二人の何でもない旅路のおはなし。
カクヨムと重複投稿しております。
U-RED in THE HELLと世界観が共通です。本シリーズには丹下左膳及び大菩薩峠(あと少し宮本武蔵)をオマージュ・モチーフにした部分が含まれます。(オマージュしました作品は著作権保護期間が終了したものでありますが、問題があれば対応いたします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 06:19:11
242964文字
会話率:42%
自称魔法使いのアリルは、見た目は17歳の可愛い女の子。
けど、その正体は、かつて世界を滅ぼした『魔法』が封印された『彷徨いの魔の森』に棲む魔女。
世界各国では国同士を牽制し、パワーバランスを保つために『兵器』の開発に踏み切った。
魔王空席に
して勇者不在の時代。
世界は、平和に見てとれたが、かつて世界を震撼させた魔王──が用いた『魔法』の『兵器転用』をめぐり、国家間の新たな争いの火種となっていた。
そんな中、アリルは『彷徨いの魔の森』の攻略を命ぜられた青年と、惚れ薬の原料となる魔性植物──コロリ茸を採りに出掛けた道中で出会う。
魔女連行を口にした青年。
生かすべきか、殺すべきか。
アリルは、魔女として一人の少女として、葛藤する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 19:14:43
9726文字
会話率:28%
ヴィヴィアンは自分が転生していることに気づくと同時に、前世でもっとも最推してあった婚約者のカーランが死んでしまうことを思い出す。
自分を愛してはくれない、そんな王子でもヴィヴィアンにとって命をかけてでも助けたい相手だった。
それから
ヴィヴィアンの体を張り命懸けでカーランを守る日々が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 10:03:18
12203文字
会話率:23%
ここは転生追放ギルド。名のとおり
「転生者や追放者ってチートスキル持ちが多いよね!
じゃあ、その人たちばかり集めたら最強のギルドが
できるんじゃないの⁉︎」
という安直ストロングスタイルな思想で生まれたギルド。
そしてこれは、そ
の最強ギルドで受付嬢として働く
モノノ・アワレー氏の『クエスト履歴(ダイアリー)』に記された物語。
クエストに派遣するチート冒険者パーティーのマネジメントも
請け負う彼女が、狂おしく悩ましいハードラック(と自身のミス)に苛まれ、
ボーナスをカットされ続ける物語。
※カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 20:02:21
110352文字
会話率:53%
愛すべき人と僅かな時間を生き、共に死ぬか。
愛すべき人を生かすべく、自分を殺すか。
選択する時間は余りない。
嫌われてもいい。
許されなくてもいい。
僕は、もう選んだ。
最終更新:2023-05-10 07:52:14
15981文字
会話率:43%
賊に捕らえられた王太子ヒューバートは一つの選択を迫られる。
それは、婚約者である侯爵令嬢と、学園で知り合った恋人である子爵令嬢。
2人の内のどちらを生かすか? という選択だった……。
最終更新:2023-04-25 21:01:13
54356文字
会話率:37%
堕落な閻魔様が美少年の裁かれ人にきゃっきゃするだけ
「ヒトを殺すことは罪だけれど、
死ぬはずだったヒトを生かすのは罪なのでしょうか」
最終更新:2023-04-20 22:29:25
4912文字
会話率:68%
日本に生まれながら魔法が使えたタクマ(18)は、ある日トラックにはねられ死亡してしまう!?
最後に、「これが転生トラックだったら…」と思ったタクマの前に現れたのはまさかの創造神!?異世界転生が現実になると喜んだタクマは“なぜか”魔力が∞だっ
たため、それを生かすための固有スキル【瞬時更新】を貰い異世界ベルランドへと転生する…!
ありきたりな俺TUEEE系異世界バトルファンタジー(なろう系)!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-30 15:48:18
1928文字
会話率:29%
森の深くには、人の血を啜り精を貪る怪物がいる
しかし噂は所詮、噂。その正体は長く生きた樹木に宿る精霊だ。もっとも、その宿木を生かす為に、命を吸う怪物である事には違いなどありはしなかった
暗い、暗い森の奥。ほらまた一人、若き女子が捕まっておる
……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 01:54:47
1817文字
会話率:68%
憧れであった兄を失い冒険者を引退した主人公。
引退から4年、主人公は高校へ入学。
そこである女子との出会いをきっかけに、再び主人公は夢を追いかけ始める。
現代には二種の人種が存在しており、一種は超人的な戦闘能力を所持していた。
そしてこの
世界にはその力を生かす職、「冒険者」が存在する。
冒険者の主人公は、次々に起こる波乱に巻き込まれながら成長しながら夢を叶えるために進み続ける。
現代に似た世界で行われる異能系ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 03:34:48
1310文字
会話率:10%
主人公・裕太は運が悪い少年だ。車に轢かれ、運悪くタイムスリップをしてしまった。だが1つ疑問があった。超能力が現実世界にあるということだ。だがそこまで暮らしは変わらない平凡な日々を過ごしていた。運がよく日本で超能力を生かす、私立真名井高校に進
学できたが、個性的な生徒ばかりで圧倒されてたら、何故かなんでも解決部に入部させられていた。どうなる伊藤裕太………折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-02-14 22:42:23
814文字
会話率:18%
「お前を農奴から解放する。どこへなりと行くがいい」。それは、長年尽くしてきた主人から告げられた、テイのいい追放の言葉。けれど、元農奴の老人——サンチャゴは文句一つ言わず、自ら山に向かっていく。飢饉にあえぐ村の状況を理解して、自分より年若い村
人たちを生かすために。困窮して子供たちを売らせないために。だが、60年間農業しかしてこなかった元農奴は、死の間際に気づく。「…………儂、ひょっとして天才じゃった?」。己に、武の才能があったことを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 18:00:00
5615文字
会話率:26%
たった今30歳になった童貞ニート、忍田藤登(おしだとうと)に訪れし女神の慈悲。
女神から授かりしペンダント。
身につけると、今1番欲する人物の幻覚幻聴を見せることができる。
一使い方は彼次第。
見ず知らずの他人を生かすも殺すもできてしまう
。
誰からの愛も受けたことがない主人公はこのペンダントによって人生をやり直すことができるのか
そして、無事卒業することが出来るのか!?
歪んだ愛と童貞が引き起こすワクワクドキドキな童貞ラブコメディ!!
主人公の成長に乞うご期待!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 21:25:05
3261文字
会話率:24%
小説家を目指す主人公「青木 蒼太」は自身の感化されやすい性格により、自分の言葉で小説が書けず悩んでいた。そこにクラスメイトの「佐藤 優」が現れる。
彼女は言った。その言葉とは正反対にある満面の笑みで。
「私を泣かせる小説を書いて」と。
これ
は哀情に対して未熟な二人が互いに互いを妬み、羨み、生かす。青春ストーリー。
涙を求めて生きてきた、僕らの人生に句点をつけよう。僕から君へ、最後の哀情を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 18:00:00
207454文字
会話率:31%
幼い少年は、一人の少女を生かす代わりに、世界を終末に導く存在『アナザー』の討伐を引き受ける。しかし、世界の敵である『アナザー』とは、少年が思い描いていた存在とはかけ離れていた。世界を、少女を守るため、少年に過酷な運命が……
最終更新:2022-12-30 20:07:28
37211文字
会話率:46%
昔話の『さんまいのおふだ』をアレンジした続編です。山姥に殺されかけたものの生還した小僧が成長し、新たに出現した二代目の山姥と戦い、やがて彼女との愛を育みます。あ、彼女というのは山姥です。つまり小僧は、自分を食おうと追いかけてきた山姥に対し
、密かな慕情を抱いて大きくなったのでした……と書いてみましたが本文中に、それらしい描写は一切ございません。あらすじを書いていて唐突に思い付きました。そのマゾヒスティックな心情を書き加えようかと思いましたが、字数ギリギリで無理でした。それを書くならば二代目山姥がヤマンバメイクを落として可憐な素顔を見せるシーンこそ追加すべきだと考えます。でも文字数の制限を超えてしまいますから不可能ですね。大幅に書き換えるのは面倒ですから、これで投稿致します。
残念に思うところは他にもございまして、美しくなったはずの山姥が再び山姥の見た目に戻ってしまった理由を書けなかったのは、心残りで悔しいです。ワンオペで育児していたら若さを失い元の山姥に戻ってしまった……みたいな記述を最後に入れたかったのですが、ここに書いておくことで良しと致します。
怪談の『耳なし芳一』的なラストでホラー締めもありかもしれません。しかし、それですと『牡丹灯籠』そのままになってしまいます。【おふだ】をテーマとして選ぶなら、多くの人が思い付くでしょうからね。でも『牡丹灯籠』だけでなく『さんまいのおふだ』も皆が考えつくような気がします。【おふだ】という言葉から浮かんでくる連想を生かすべきか、先入観を呼び起こすだけのレッテルとして頭から剥がすべきか、悩ましいところです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 15:13:43
959文字
会話率:25%
乙女ゲームの世界に転生!!だけど推しを生かすためには全ルート経験しなければいいけないらしい。めちゃ大変、第二の人生。そんな感じ。オールルートをクリアして、幻のOルートを出現させなければ。(※重複投稿しています)
最終更新:2022-12-23 13:00:00
869文字
会話率:12%
廃墟で出会った少女かすか。
そこで僕は、君を生かすために話し始めた。
(※重複投稿しています)
最終更新:2021-07-03 06:00:00
501文字
会話率:50%
「村からでていってくれんか」
病弱な妹と2人で暮らす英雄の子ヒロは村長から追放宣言を受けた。
金がなくろくに納税もできないからだ。
妹だけでも村においてもらうため魔物で溢れる世界樹へと足を踏み入れることを決意。
すべては村長の企みとも知らず
に……。
世界樹で魔物と化すヒロ。
妹へ忍び寄る魔の手。
「村にもどってもいい?もう遅いしお前を生かす選択肢はないぞ?」
魔物と化した力なき英雄の子はとうとう村人を見放した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 18:13:30
5925文字
会話率:32%
公爵令嬢が、異世界から召喚された聖女に婚約者である皇太子を横取りし婚約破棄される。
そのうえ、聖女の世話役として、侍女のように働かされることになる。理不尽な要求にも色々耐えていたのに、ある日「もう飽きたつまんない」と聖女が言いだし、冤罪をか
けられ牢屋に入れられ毒殺される。
死んだと思ったら、時をさかのぼっていた。皇太子との関係を改めてやり直す中、聖女と過ごした日々に見聞きした知識を生かすことができることに気が付き……。殿下の呪いを解いたり、水害を防いだりとしながら過ごすあいだに、運命の時を迎え……え?ええ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 08:06:23
20415文字
会話率:39%
とある王国の王子、ライル・レイルフォードは、自らの恋愛感情を優先させてしまい、元々取り決められていた婚約を勝手に破棄。婚約相手とその家に多大な迷惑をかけたうえ、婚約相手がとても王国に対し有益なスキルを保有していたことも相まって、王家からの
追放を言い渡されてしまう。
ライルはその時、思い出した。
あ、これ前世で妹が夢中になってやってた乙女ゲームってやつの世界だ、と。
追放時に、持てる限りの私物の持ち出しを許可されたライルは、とりあえず自身が持つスキルを最大限に生かすべく、どこぞの寒村や廃村などを盛り立てて、スローライフを送る計画を考えて辺境を目指した。
同じく実家から追放されたゲームのヒロイン・アリサを伴って。
――なお、ライルが元々の婚約者と同じく、とんでもないスキルを持っていたことは、同じくライルが保有している別のスキルが原因となって、王国サイドには全く認知されていなかった。
これが、後に大番狂わせになろうとは、誰も気付く由もなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 21:02:08
28628文字
会話率:31%