御伽噺「恩寵の魔女」。1つだけ、何でも願いを叶えてくれる。その代わり、大切なものを代償として払う必要がある。そんな、よくある御伽噺。だったらよかったのだが、恩寵の魔女は実在した。
今日も、呼ぶ声を聞き、少女の元へ駆けつけた。呼び出した主は、
アメジスト色の瞳が特徴的な、色素薄めの少女である。恩寵の魔女は、少女の願いを叶えるかどうか検討するために、少女の過去を覗く。少女の闇を。
(恋愛要素はメインではなく、ほんのりと。です)
(注:自殺表現あり。苦手な方はご注意を)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 23:03:12
15289文字
会話率:47%
琳国西端に位置する碌山州から、后妃候補とその侍女が後宮に発った。
姉の侍女として名乗りを上げた鈴鈴の狙い。
それはずばり——『姉の蘭蘭を、後宮から密かに救い出すこと』!
姉推しガチ勢の鈴鈴は、日々姉の美しさを愛で、悪意を跳ね除け、計画を遂行
すべく奮闘する。
しかし思いがけず皇帝との関わりを持ったばかりか、ある騒動をきっかけに完全に退路を失って……!?
姉妹愛に燃える一途な妹侍女の、脱宮奮闘物語!
※アルファポリス、ノベマ!に同作掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 07:03:03
30168文字
会話率:48%
家出した俺を拾ってくれたのはまさかの同じクラスの女の子だった。
ここから2人の依存生活が始まる。
最終更新:2023-11-07 23:38:20
8171文字
会話率:52%
無味乾燥とした人生。
三十路に入りながら望むモノだらけの空っぽな存在。
過去の幻影に囚われたままに、俺は下らない死を迎えた。
――と、思ったのだが。
気が付けばそこは懐かしい街。
瞳に映るは懐かしい人。
己の精神が宿るは二
十年前の自分。
誰からの恩寵か。喪われた過去を取り戻した俺は、諦めた筈の幸せをもう一度掴む為に動き出す。
しかして、些細な切っ掛けで回り始めた歯車は、繋ぐ事の無かった縁を結んでいく。
接する筈の無かった少女。彼女との邂逅は、俺達の運命を大きく狂わせて行く。
輪廻は巡る。くるくると、かざぐるまのように。
――――
リクエストを頂いて書いた作品です。
色々とアイディアを下さった琳閣倫様。
ありがとうございました。
ノクターンから転載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 08:16:01
28418文字
会話率:27%
雪が世界を白く染め上げる。そんな辺境の小さな村で人生を諦めて逃げた少年が森で出会ったのは異能を持つ少女だった。少女が変えてくれた人生を仲間と共に全速力で駆け抜けた。すべては少女とした約束の為に。
「あの日した約束を覚えているか?」
異能とは
?琳琅の民とは?世界を変えようと抗う戦いが起ころうとしていた。彼等の望んだ世界とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 14:52:17
69249文字
会話率:60%
出生の秘密と目の色だけはバラせないーー!!
片目だけ紅い瞳だなんて呪いを受けて生まれてきたに違いない。殺さなければーー。そんな言葉に怯えたひとりの妃嬪が、後宮から生まれたての娘を連れて逃走した。
月日は経ち、健やかに十七歳まで成長した紅
い目の娘・曄琳(イェリン)は先帝の娘、つまり長公主であった。
見つかれば殺される。
母と二人、貧民街で身を潜めて慎ましく暮らしていたある日、曄琳は人攫いに攫われて、宮廷に連れて行かれてしまう。そして人員補填で宮廷楽師・宮妓となってしまった。
【あらゆる音を聞き分ける】という特技を利用しながら、宮廷からの脱走を目論む曄琳。しかしある日、後宮に幽鬼が出ると言われ、無理矢理解決に駆り出された先で出会った美貌の女装官吏・暁明(シャオメイ)に捕まってしまい……。
女装官吏に幼い皇帝、人たらし宦官と面倒そうな人達が曄琳の周りに増えていく。
「私どんどん逃げられなくなってないですか?」
後宮の【音】に纏わる出来事に巻き込まれていく中で、脱走の二文字を目標に曄琳は日々奮闘する!
※初め一ヶ月は書き溜めている分をあげていくので、毎日投稿になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 18:40:27
146507文字
会話率:35%
『剣聖への道』は、異世界と勇敢な冒険者の物語を描いたスリリングなファンタジー小説です。この小説は、主人公大和が突如異世界に召喚され、未知の冒険、魔法、友情、そして希望を求める旅に出る様子を追跡します。
物語は、大和が突然異世界「艾尔文大陆
」に召喚され、自身の出生や目的を知らぬまま、新たな世界に足を踏み入れる瞬間から始まります。彼は守护者の艾丽娜と出会い、この神秘的で危険な世界の探索を開始します。艾丽娜の導きの下、大和はさまざまなモンスターや魔法に立ち向かいながら、自身の力を高め、この異世界での使命を理解しようとします。
物語は大和の成長と進化、彼の友情と信念を中心に展開し、彼が異世界の住人と共に未知の冒険に挑む様子を描いています。彼は剣術や魔法を学び、強大な敵との戦いに立ち向かい、最終的には剣聖の地位を目指すこととなります。
また、物語には大和の冒険仲間である精灵族の艾琳も登場し、彼女の運命と大和との絆が重要な要素として描かれます。彼らは困難な状況に直面しながらも、互いに支え合い、成長し続けます。
『剣聖への道』は、魔法、冒険、友情、そして成長の要素が絶妙に組み合わさったエキサイティングなファンタジー小説で、読者を異世界の魅力的な冒険に引き込むことでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 00:14:29
5911文字
会話率:7%
1話1000〜2000字程度 2〜3話くらいずつ投稿
▽▽▽▽▽
明治二十二年、ひとりの少年が東京美術学校に入学するために上京する。
「私は総領だから、お前が代わりに画家になってくれたら嬉しいんだが」
兄、為吉(ためきち)の思いを胸に
、彼は美術学校で日本画の教育を受けることになる。
そこには横山大観(よこやまたいかん)や下村観山(しもむらかんざん)など、後に日本画の大家と呼ばれるようになる人が多くいた。
岡倉天心(おかくらてんしん)を始め名だたる指導者の元、彼らは切磋琢磨し成長していく。
「面白い絵が描けると思うんだ。今考えてるのを描けたらすごいことになるよ」
彼の作品は出品するごとに議論を巻き起こす。
それは岡倉天心の「光や空気を描く方法はないか」という問いに答えるために考え出されたものだった。
伝統的な絵画の手法から一歩飛び出したような絵画技術。
しっとりとした情景を思わせるぼかしの技法、琳派に傾倒した装飾的な絵画、線ではなく色を主体とした手法。
革新的であるゆえに、それは常に酷評に晒された。
それでも常に一歩先の表現を追い求め、芸術を突き詰める彼の姿勢は終生変わることがない。
その短い人生ゆえに、成熟することがない「不熟の天才」と呼ばれた彼の歩んだ道は決して楽ではなかっただろう。
その人は名を菱田春草(ひしだしゅんそう)という。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 20:00:00
117017文字
会話率:40%
とある世界に1人の魔導師がいた。
その者は魔導の深淵を覗かんと日々研究していたが、その研究を異端とした聖女イリスによって不意を突かれて討伐されてしまう。
しかし、その男は異世界にて再び生を得る。
地球と呼ばれる世界の日本という国で、曹永華琳
という女児として。
かつて魔導師であったその元男は新たな世界で何を成すのか、あるいは何も成さないのか。
これはその元男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 02:03:08
44829文字
会話率:28%
――皇帝に仕える後宮妃は、皇子に叶わぬ恋をした。
親子ほどに年の離れた皇帝に仕える後宮妃・張 琳伽(ちょう りんか)は、皇帝の崩御により後宮を去ろうとしていた。皇帝から寵を得て徳妃まで昇り詰めた琳伽(りんか)だったが、どうしても忘れられな
いのは梅華殿で過ごした十代の日々。
あの頃内院(なかにわ)に咲く梅の花を、かんざしに見立てて贈ってくれた皇子。彼は新皇帝として即位し、前皇帝の妃嬪が去った後に、新しく後宮を構えようとしていた。
※他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 17:39:03
6006文字
会話率:33%
辻 優一は事故をきっかけに異世界でユレンとして第二の人生を異世界で歩みはじめる。
しかし彼は運命と引かれあう。
農村の村人の一人としての平穏な日常は終わりを迎え、国と国、人と人がぶつかりあう戦争の世界へ足を踏み入れる。
平等に降り掛かる
死。殺し、殺されかける日々に傷つく体、磨り減る精神。しかし、彼は運命には抗えない。
彼を中心に巻き起こる動乱。そこにあるのは希望か絶望か。
そしてユレンの才能は目覚める。
彼が望むはただひとつ
「もう、零さない。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 15:26:08
159627文字
会話率:48%
魔術が現代の科学技術で明らかになろうとしている。
その研究の第一人者の母、上崎瑞希はある日、新たな人外未知との遭遇を果たした。そしてその母は何かを願い、何かを成し遂げるために今も研究を続けている。
そして息子の上崎みさきは数奇な運命なの
か、彼も瀕死の状態の時に人外未知の者に出会い、自分の寿命を犠牲に過去未来を行き来する能力を手に入れる。
すると、高校で初めて会った少女、竹ノ神琳は不死で未来から来たとカミングアウトをするが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 02:20:48
2797文字
会話率:51%
高校2年生のBL好きな女の子がある日突然事故に…
目覚めたら同じ高校2年生白鳥陸兎(♂)になっていた。
しかも4年前。
主人公は自分が作り出した夢の中だと思い、BLを体験したいというかねてからの願いを叶えようとする。
しかし、寝ぼけて階段か
ら落ちてしまった時、2026年にタイムスリップしてしまった。陸兎だったときに一目惚れをした琳音は当時両思いだったようだが、今は親友の悠里と付き合っていて?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 05:00:00
14717文字
会話率:30%
幼馴染との許婚としての顔合わせの日、琳霞は前世の記憶が蘇った。琳霞はこの『星陽国物語』で許婚が処刑され闇落ちする、悪役令嬢だったのだ!自分のため、そして周りのための死亡フラグ回避ストーリー!
最終更新:2022-08-05 12:00:00
37436文字
会話率:55%
小説家として日々、ファンタジーの世界を創作している絵田琳瑚(えでん・りんご)。
「助けて」---、ある時から、ずっと、誰かが自分を呼ぶ声が聴こえるようになる。
「あなたは、誰なの?」---、なんと、その声の主は、異世界(パラレルワールド)で
「公爵家令嬢:エデン・エターナル」として生きている自分からのSOSだった。
助けを呼ぶ声に応じた琳瑚は、その別次元の自分と対面し、世界を創造したという3人の女神様から「ハッピーエンドになるはずの物語を、何者かが、バッドエンドに書き換え、それにより多くの悲劇が生まれ、世界が崩壊しそうになっている」と聞かされる。女神様たち曰はく、琳瑚のパワフルなイマジネーション力と言葉の力は、エデンの生きる世界に存在する魔法の力に匹敵し、その力で、崩壊しかけている世界を、バッドエンドの未来を、書き換えられるらしい。
琳瑚が訪れた異世界には、「自分」だけでなく、今の世界で伴に生きている大好きな人たちが、それぞれ異なる姿と役割を持って生きており、その中には、今、琳瑚が恋している彼の姿も在った。
大好きな人たちが悲しむ姿は見たくない、目の前に現れた「自分」を救いたい、わたしの未来も、みんなと生きる世界も、わたしがハッピーエンドに書き換えてみせる!!
―――小説家、絵田琳瑚のSF・リライト・ストーリー開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 16:33:26
41513文字
会話率:56%
友達がいなかった為唯一の拠り所であった部活で無視されるようになってしまった女子高生桜田琳寧。なぜか溺愛して来るイケメン生徒会長、坂下大我に突如勧誘された生徒会での活動を通して青春を取り戻せ!
最終更新:2022-05-29 23:48:36
3026文字
会話率:23%
秋波国の姫として生まれた花琳。
秋波国は立地に恵まれ、資源が多い豊かな国であったが、それゆえ他国からの侵攻が何度もあった。けれど、代々の王はこれを退け、磐石な国家運営をしていた。
だが、それも長く続くとは限らない。
王であった花琳の両親は外
遊の際に事故で亡くなり、兄の余暉が王を継承したはいいが、余暉は生まれつき身体が弱かった。
余暉は優れた采配をする賢王であったが、病の魔の手は彼を蝕み、子孫を残さぬこともできないまま、まだ花琳が八つのときに病死してしまう。
一人残された花琳は唯一の王家の血筋として王の座を継承することになったが、女であることやまだ年若いことなどを理由に、兄の身代わりとして彼のフリをして玉座に就くことなった。幼い彼女には兄と同い年で幼馴染の峰葵が宰相として支え、花琳は彼とともに国家運営を務める。
彼女は峰葵に淡い気持ちを持ちながらも王としてその気持ちを抑えながら、憧れの兄のような王になるべく奮闘するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 19:20:38
131470文字
会話率:48%
日の当たらない後宮で雪琳が出逢ったのは秀峰という宦官だった。
少しずつ想いを育んでいく二人。
けれど皇帝の崩御、新帝の即位により雪琳は四夫人に抜擢され状況は一変する。
さらに雪琳と秀峰の間には決して結ばれることのできない理由が存在した。
秀峰の汚名を雪ぐため身を引くことを選んだ雪琳。
こんなにもそばにいるのにこんなにもあなたが遠い。
切なく苦しい後宮咫尺天涯物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 20:00:00
24988文字
会話率:59%
蘭は、ずっと片想いしている琳寧から手紙をもらっていたが、手紙を書いて渡していたのは…
最終更新:2022-03-03 07:13:04
2053文字
会話率:96%
春男の日常を描いたコメディ!
最終更新:2022-02-04 02:51:54
1255文字
会話率:77%