遡れば大公家の血筋を引きながら、どこかもっさりとして冴えないイエル。
父や義母に疎まれ、あわや廃嫡されかかっていたイエルに、母方の祖父が用意したのは、大国アンシェーゼの第一皇女マリアージェ(八歳)との婚姻だった。
異母弟セガーシュはプラン
ツォ家の爵位欲しさにマリアージェにすり寄るが、幼いマリアージェは何故かセガーシュには目もくれず、夫イエルだけを一心に慕ってくれた。
「庶民の血を引く、元皇女の独り言」の対となる作品です。
短編の予定で書き始めましたが、文字数がかなり多くなりましたので、数話に分けて投稿することにしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 10:00:00
166820文字
会話率:28%
これは物語ではありません。以前、『寵妃シリーズ』の主要な登場人物などの一覧があればというお便りをいただきました。シリーズ内の作品が増え、少しわかりにくいかなと思っていましたので、簡単にまとめてみたのがこちらです。シリーズのお話がいくつもある
ので、本編のお話に追加するのではなく、独立させてみました。スマホでも見やすいように、一行の文字数を少なくしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 10:00:00
6443文字
会話率:1%
大国の第一皇女であるマリアージェが八つの時に嫁いだのは、十四歳年上のおっさん夫イエル。
ぶっちゃけ顔は不細工で、要領が悪く、女性には全くもてなかったが、そう言ったところを全部含めて、イエルはマリアージェのドストライクだった。
「寵妃の連れ
子は、自国の第一皇子を振り回す」の、第一皇女マリアージェのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-03 00:00:00
17686文字
会話率:5%
ある冬の土曜日、休日出勤を終えた土田道雄 35歳 彼女なし独身は、通り魔に襲われている少女を助けて通り魔に包丁で刺され意識を失う。次に気づくと異世界の子爵家の4男として生まれ変わっていた。異世界の知識を使い、公共事業で領内の改革を進めつつ新
しい人生を楽しむ物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 10:00:00
767434文字
会話率:48%
ユーリア・ベルはワケアリの半精霊、と呼ばれている。
精霊の血をひいているにも関わらず、魔法は使えないし、ひとつの命を共有するオトモ妖精もいない。ついでに幼い頃の記憶もない。
そんなユーリアだが、豊富に持っている魔力を生かして魔法紙師を目指し
て修行中。
そろそろ修行も終了か、という頃になって師匠の店が火事で焼失。独り立ちを余儀なくされる。
やや強引な独り立ちを迎えたユーリアが、新天地で魔法紙師として、友人知人と親交を深め、これまたやや強引なアプローチをかけて来る騎士とも交流しながら、生計を立てて一人前になって行く物語。
■週に1回程度の更新予定
※誤字脱字については気を付けていますがあるものです、脳内で正しい変換をお願い致します。
※身分や都市計画等全ての設定は架空のもので、実在のものや歴史上のものとは全く関係がございません。全てこの物語の世界の中だけのものです。
※設定などはふんわりしており、ご都合主義が普通に存在しまかり通ります。
※お気に召さない場合は、そっと閉じてご自衛下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 09:22:25
185935文字
会話率:50%
英雄カインは最強で――親馬鹿だった。
その剣は大地を裂き、その拳は山を穿ち、その脚は万里を踏破する。
冒険者として、漢として、知らぬものはいないほどの英雄が、愛する娘シャルティとサージュのために東奔西走……しません。
これはただ親馬鹿
なカインが娘を思うあまり竜を一撃で屠り、魔物の大群から街を救い、悪い奴らを成敗し、神話に刻まれし黒龍とじゃれ合う物語。
たまに綺麗なお姉さんと大人なイチャコラしちゃうけど……。
だけどそんな親馬鹿なカインのことが大好きな娘たち。
ちょっとスケベで抜けてるところもあるけれど、英雄カインは最強で、最愛の娘たちのために今日も奮闘していきます!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
本作品は某新人賞で最終選考までいったものです。
作者の独りよがり的な供養のためになろう様で掲載いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 09:20:22
235385文字
会話率:47%
舞台は広大な草原。
宿星に導かれた数多の好漢たちが、亡族の遺児インジャと出逢い、これを助けて草原を制覇していく架空の歴史物語。
巻一では、フドウ氏の滅亡、インジャの生誕から独立、そして「連丘篇」「神都篇」と続きます。
下記のうち、どれか
ひとつでもお好きなら、ぜひご一読ください。
①漢文 ②歴史 ③水滸伝 ④三国志 ⑤金庸 ⑥銀英伝 ⑦チンギス・ハーン
きっと読み応えあります。
ちなみにこちらは第二稿です。
初稿は楽天ブログに同じタイトルで公開されています。
楽天のほうは「巻一二」まで進行しているので、もし続きを早く知りたい方がいたら、そちらをぜひご参照ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 09:00:00
1486879文字
会話率:48%
仲間の命と引き換えに最後の戦いに勝利した直後、勇者は何を思うのか。
自己と他者、生と死、そして憎むべき「奴」とは人類にとって何だったのか。
最終更新:2021-09-02 23:55:10
8198文字
会話率:6%
特性「本の虫」を選んで転生し、3度目の人生を歩むことになったキール・ヴァイス。
17歳を迎えた彼は王立大学へ進学。
その書庫「王立大学書庫」で、一冊の不思議な本と出会う。
その本こそ、『真魔術式総覧』。
かつて、大魔導士ロバート・エルダー
・ボウンが記した書であった。
伝説の大魔導士の手による書物を手にしたキールは、現在では失われたボウン独自の魔術式を身に付けていくとともに、
自身の生前の記憶や前々世の自分との邂逅を果たしながら、仲間たちと共に、様々な試練を乗り越えてゆく。
彼の周囲に続々と集まってくる様々な人々との関わり合いを経て、ただの素人魔術師は伝説の大魔導士への道を歩む。
魔法戦あり、恋愛要素?ありの冒険譚です。
※カクヨム様で連載していたものの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 09:00:00
1217162文字
会話率:34%
そろそろ首が涼しいプロ野球選手、入夏(いりなつ)水帆(みずほ)が手に入れたのは万能のバットだった。
強い力を加えても折れない、壊れない、曲がらない、そして体によくなじむ。
まさに最高のバットであった。
……そんでもって、重要な事が一つ。
このバット、喋る。
万能のバットにはデメリットがあったのである。
亡霊に憑りつかれるという、とんでもないデメリットが。
その亡霊は勇名(いさな)涼(りょう)と名乗る。
それはかつて伝説と呼ばれながら25歳の若さで命を落とした打者の名前だった。
入夏は未練を探す代わりに、勇名からのバッティングを教わることに。
同じように過去の選手に憑りつかれた選手達との戦い。勇名の残した未練とは何だったのか。
この出会いが自分のみならずプロ野球全体の大きく揺らす騒動に発展する事を、入夏はまだ知らない。
※タイトルは仮です。後から書き直しする事もあると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 09:00:00
156138文字
会話率:25%
未だかつて完全攻略者を出したことのない、ある意味伝説のゲーム【魔に侵されし帝国】
不幸な生い立ちの地味な独身女性守山美緒は10年の時を経て遂に完全クリアを果たす。
自分を社会不適合者だと考えている美緒は青春を全てこのゲームに捧げていた。
両親を亡くし友達もいない彼女は、気が付けば知らない世界で目を覚ます。
目の前に現れる「推し」のエルノール。
彼女、美緒は完全クリアすることにより
『ゲームマスター』という称号を獲得していた。
そしてかつての情熱を取り戻した美緒はすべてを救うため、自身を強化し仲間とともに大団円を目指す。
このゲーム、いや異世界での目的。
世界を救い悪神を倒し……
そして幸せな結婚、逆ハーレムを目指す?!
美緒とゆかいな仲間たちの非日常が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 08:40:15
202143文字
会話率:30%
静岡県の田舎町にある神川ゴルフ練習場。
そこは今どき珍しく個人営業で、打席の数は22席と少なく、自動でティーアップされる装置も無いような寂れた練習場だ。
経営者となるティーチングプロ・神川佳斗と小学生の息子・陸斗(この物語の主人公)、そして
佳斗の妹・夏目美里の三人で切り盛りしてきたが、もはや限界。
お客さんは大手の練習場に取られ、廃業寸前であった。
そんな時、佳斗の友人である大内雄介プロが訪ねてきて、こう言った。
「もう、ここで営業は厳しいだろう。どうだ、もしよかったら、私の専属キャディ―にならないか? キミの力があれば、私もまた輝ける。そうなれば、いずれここを再開させることもできるようになるのではないか?」
その言葉は、ある意味自分本位。
だが、彼は長年の付き合いから、そう言わなければ佳斗がこの話を受けないと知っていた。
そして、佳斗も。
「わかった。少し考えさせてくれ」
そう答え、妹と相談。息子の了承も得て、廃業を決めたその時だ。
「たのもう」
そんな昔ながらの訪問を告げた者がいた。
朝陽瑠利。
しがないティーチングプロでしかない佳斗を師事し、廃業寸前だった練習場を救うヒロイン。
そして、いずれは世界へ羽ばたいていくことになるプロの卵だ。
その彼女と共に成長し、朝陽のように眩い輝きを放つ瑠利をずっと間近で見てきた陸斗は、いつしか同じ舞台へ立ちたいと願うようになる。
そして二人は……。
といった感じですね。
物語は、佳斗が息子に事情を説明するところから始まります。
前半は瑠利を中心に描き、後半はその彼女に憧れる陸斗のお話。
舞台設定は神川ゴルフ練習場を中心に描いていますが、競技での熱い戦いもあります。
※ このお話はフィクションであり実在する人物、宗教、団体とは一切かかわりありませんので、ご了承ください。
本編にはゴルフに関する専門用語や知識も出てきますが、これらはあくまでも個人的な見解であって、正しい理論を保証するものではありません。勉強はしていますが、プロの監修を受けたわけではありませんので、勘違い等、多数あるかと思います。
ルールなどもこのお話独自のものを採用していたりしますので、ご注意を。
最後にゴルフ練習場での仕事経験もありませんので、これらも勝手な空想です。
これまでの経験から判断してのアレンジであると、了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 08:35:41
34070文字
会話率:38%
不登校児のキリは、クソゲーといわれるMMORPG『パンドラ』を好んでいた。
ある日、マンガを買いにいく道中、変な仮面をつけた女と出会う。明らかにおかしいのに、なぜか自分以外の人は違和感をもっていない。あとをつけてみると、彼女は推しのゲーム配
信者だった。しかも『他人から存在を認識されない』体質らしい。
彼女のことをわすれないために、一週間の同居生活をすることに。いっしょにゲームをしている最中、なぜかゲームの力を現実でも使えるようになったが、獲得したのは『水を操る』というだけのハズレ能力で。
ミステリアスで、ぐうたらな彼女との日々。
その裏では、異質な連続殺人が続いていて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 08:29:38
89879文字
会話率:46%
王国の片田舎にある小さな町から、八歳の時に母方の縁戚であるエヴェリー伯爵家に引き取られたミシェル。彼女は伯爵一家に疎まれ、美しい髪を黒く染めて使用人として生活するよう強いられた。以来エヴェリー一家に虐げられて育つ。
十年後。ミシェルは同い年
でエヴェリー伯爵家の一人娘であるパドマの婚約者に嵌められ、伯爵家を身一つで追い出されることに。ボロボロの格好で人気のない場所を彷徨っていたミシェルは、空腹のあまりふらつき倒れそうになる。
そこへ馬で通りがかった男性と、危うくぶつかりそうになり──────
※いつもの独自の世界のゆる設定なお話です。何もかもファンタジーです。よろしくお願いします。
※後半キュンなシーン多めの、明るく楽しいストーリーにしていく……予定です!
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。カクヨムにも投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 08:29:35
108167文字
会話率:43%
貴族学園に入学した公爵令嬢ステファニー・カニンガムは、ランチェスター公爵家の次男マルセルとの婚約の話が進みつつあった。しかしすでに婚約者のいるラフィム王太子から熱烈なアプローチを受け続け、戸惑い悩む。ほどなくしてラフィム王太子は自分の婚約
を強引に破棄し、ステファニーを妻に迎える。
運命を受け入れ王太子妃として妃教育に邁進し、ラフィム王太子のことを愛そうと努力するステファニー。だがその後ラフィム王太子は伯爵令嬢タニヤ・アルドリッジと恋仲になり、邪魔になったステファニーを排除しようと王太子殺害未遂の冤罪を被せる。
なすすべもなく処刑される寸前、ステファニーは激しく後悔した。ラフィム王太子の妻とならなければ、こんな人生ではなかったはずなのに………………
ふとステファニーが気が付くと、貴族学園に入学する直前まで時間が巻き戻っていた。混乱の中、ステファニーは決意する。今度は絶対に王太子妃にはならない、と─────
(※※この物語の設定は史実に一切基づきません。作者独自の架空の世界のものです。)
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 15:25:11
82366文字
会話率:44%
侯爵令嬢のクラリッサは、幼少の頃からの婚約者であるダリウスのことが大好きだった。優秀で勤勉なクラリッサはダリウスの苦手な分野をさり気なくフォローし、助けてきた。
しかし当のダリウスはクラリッサの細やかな心遣いや愛を顧みることもなく、フィ
ールズ公爵家の長女アレイナに心を移してしまい、無情にもクラリッサを捨てる。
傷心のクラリッサは長い時間をかけてゆっくりと元の自分を取り戻し、ようやくダリウスへの恋の魔法が解けた。その時彼女のそばにいたのは、クラリッサと同じく婚約者を失ったエリオット王太子だった。
一方様々な困難を乗り越え、多くの人を傷付けてまでも真実の愛を手に入れたと思っていたアレイナ。やがてその浮かれきった恋の魔法から目覚めた時、そばにいたのは公爵令息の肩書きだけを持った無能な男ただ一人だった─────
※※作者独自の架空の世界のお話ですので、その点ご理解の上お読みいただけると嬉しいです。
※こちらの作品はカクヨム、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 10:00:00
166945文字
会話率:44%
これは魔王に征服されたある国の王女の物語。
魔王軍に攻めこまれた国の王家一族は、亡命を企てたがうまく行かず、山奥の村に隠れ住んでいた。
しかし見つかってしまい、塔に幽閉されてしまい、そのまま数年が過ぎた。
このまま、世間から忘れられたまま、
塔の中で一生を過ごすと思っていたアリシア王女たちの前に、ある日突然、魔王が美女たちを連れて降臨した!
「アリシア王女は、母親に似て結構美人だ。将来、私のよき妻になれるやも知れない」
魔王はそう言って、アリシア王女を、彼女の|義姉《あね》で美女の誉れ高いルナレイラ王女とともに魔王城に連れて行くことを決めた。
魔王の力は絶大だ。その意思に背くことは即・死罪を意味する。
それに魔王の護衛のアマンダ魔王妃は、その存在だけで背筋が寒くなるほどの死神的女剣士だ。
魔王の“意向”を実行するためなら、武力行使も辞さないという怖い顔をしている
かくして、アリシア王女は、14歳で魔王城で暮らすことになった...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 08:10:00
1172034文字
会話率:35%
ファンタジー作品やSF作品などに頻繁に出て来るワードについての一考察です。
語源学(Etymology)をベースに解説しています。
用語は徐々に追加補足して行きます。
作品を書く上での参考になれば幸いです。
最終更新:2024-06-28 21:50:15
8866文字
会話率:9%
時代は12世紀。十字軍によるエルサレム占領から物語は始まる。
フランス・デイジョンの若者ローランは、エルサレムでテンプル騎士として聖地を守ることを決意し、美しい妻といっしょに旅立つ...
『カナンの地』をめぐって、サラディン軍と十字国家の血
で血を洗う戦いが続き、ローマンは騎士として頭角を現し、手柄を立てるが、彼は大きな歴史の流れの中で果たすべきことがあった。
史実をベースにした時空を超える壮大な物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 11:00:00
228673文字
会話率:36%
ある事が原因で小説の世界に転生してしまった主人公
しかし転生先は自分が大好きだったとある小説の悪役 アクセル・アンドレ・レステンクールだった…!
そんな主人公はアクセルの末路を知っていた。家族は襲われ、姉は毒殺、妹は誘拐され、やがて全てが失
っていく。そんなアクセルは人間が憎くなり、後の魔王幹部になったが、周りの部下や仲間達にも裏切られ彼は孤独の中で死んでいく。
「俺は…こいつを、こいつらの家族を救いたいだけだ…それに立ち塞がるのならどんな手を使っても蹂躙してやるよ」
彼のことを救いたいと思った主人公はアクセルの家族、ヒロインを救うためありとあらゆる手を使い、救い、そして彼自信が最凶になっていく…。
これはそんな悲劇の悪役が自分の、そして大切な人たちの未来を変えるために奮闘していく話である。
また各ヒロインとの面白おかしい日常物語でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 08:05:58
602124文字
会話率:46%
私の双子の妹の《エミル》は、聖女として産まれた。
特別な力を持ち、心優しく、いつも愛を囁く妹は、何の力も持たない、出来損ないの双子の姉である私にも優しかった。
「《ユウナ》お姉様、大好きです。ずっと、仲良しの姉妹でいましょうね」
傍から見れば、エミルは姉想いの可愛い妹で、『あんな素敵な妹がいて良かったわね』なんて、皆から声を掛けられた。
でも違う、私と同じ顔をした双子の妹は、私を好きと言いながら、執着に近い感情を向けて、私を独り占めしようと、全てを私に似せ、奪い、閉じ込めた。
冷たく突き放せば、妹はシクシクと泣き、聖女である妹を溺愛する両親、婚約者、町の人達に、酷い姉だと責められる。
私は妹が大嫌いだった。
でも、それでも家族だから、たった一人の、双子の片割れだからと、ずっと我慢してきた。
「ユウナお姉様、私、ユウナお姉様の婚約者を好きになってしまいました。《ルキ》様は、私の想いに応えて、ユウナお姉様よりも私を好きだと言ってくれました。だから、ユウナお姉様の婚約者を、私に下さいね。ユウナお姉様、大好きです」
――――ずっと我慢してたけど、もう限界。
好きって言えば何でも許される免罪符じゃないのよ?
今まで家族だからって、双子の片割れだからって我慢してたけど、もう無理。
丁度良いことに、両親から家を出て行けと追い出されたので、このまま家を出ることにします。
さようなら、もう二度と貴女達を家族だなんて思わない。
泣いて助けを求めて来ても、絶対に助けてあげない。
本物の聖女は私の方なのに、馬鹿な人達。
不定期更新。
誤字脱字報告いつも感謝しています。ありがとうございます。
この作品は私の考えた世界の話です。魔法あり。設定ゆるゆるです。よろしくお願いします。
アルファポリス様でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 08:05:15
79506文字
会話率:52%
恋を知り
ひとりがさみしくなったとき
孤独の意味がわかるのです
───────────────────
形態としては、短歌に属するのかな?
ただし、こんなの、短歌じゃねぇや。
と言われれば、まぁ、短歌としてはおかしなヤツもあるし。
まぁ、それは、いいや。
でも、そんなこととは、関係なく、ほんじつのうたを。
お読みくださいませ。
でわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 08:03:01
155868文字
会話率:3%
遅めの昼やすみに、大急ぎで書いてみました
キーワード:
最終更新:2024-09-03 15:20:48
407文字
会話率:0%
こんな風にヨウサギをじぶんのことのように、書くなんて。なんて、罪づくりな孤独なんだろう。
キーワード:
最終更新:2024-07-13 10:34:20
681文字
会話率:5%
ちょっとワーカホリックな戦闘狂魔王、リウ・ノーテル。チート過ぎる孤独だった彼女が幸せを噛み締めたり不幸に見舞われたり初めて出来た配下達のために頑張ったり頑張り過ぎて止められたりするお話。困難は基本的にチートな魔王様がぶっ飛ばします。
最終更新:2024-11-20 08:01:07
2055143文字
会話率:52%
ある日、突然銃で撃たれて死んでしまった主人公、小鳥遊結莉。
死んだはずの彼女が目を覚ますと、そこは真っ黒な空間で、1人の男が結莉を見下ろしていた。
ラノベ・漫画・アニメを好む彼女はそこで察する、これは所謂神様転生だと。
これからチー
トを授かり、剣と魔法の世界で生活することになるのだと。
この先の展開を全て読み切った結莉は大して話を聞くこともなく男の言葉に頷き、チートを授かっていざ異世界転生――することはなく。
男、もとい最高位邪神の眷属として生活することになり、その仕事を手伝って数々の世界を救っていく。
あと、ついでにめっちゃ依存するしすごくイチャイチャする。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
◇注意事項◇
話が進んでいくにつれてヤンデレと共依存が加速します。
主人公の様子はおかしい(予定)。
最初はまだ平凡ですが、ちょっとずつおかしくなっていきます。
たぶん。
特に理由は無いけど主人公は悲鳴が独特です、慣れましょう。
完成してる分のプロットでは真面目に世界を救っていますが、どこかしらで救い方がおかしくなり始めます(予定)。
予定なのでならないかもしれない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
頑張って好き放題させたいなあ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 07:18:09
173452文字
会話率:62%
かつて小説家になろうに小説を投稿していた高校生の女の子、梅灘すすめ。
しかし彼女は過激な内容だったあまりに、猛烈な数の辛辣な評判がついたこともあり、執筆を放棄し、町田でパパ活に励んでいた。
あるとき、すすめがパパ活相手にひっかけた男性に
襲われ、異世界へと浚われてしまった。
その異世界は、すすめが描いた小説の世界だった。
それから様々な戦いを経たものの、ある時すすめたちは敵・ベノム人の画策によってグループをばらばらにされてしまった。
それでもすすめたちには目指すものがある。
それは獣人界の自由と公平、平和、独立、そして尊厳と人権を取り戻すこと。
そのためにすすめ、そして獣人の女長老であるチョロの戦いは、ついに新たな段階へと歩みを踏み出し始めた。
果たしてすすめ達レジスタンス、そして獣人の運命はいかに!
☆この作品はクロスフォリオでも並行掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 07:50:00
163546文字
会話率:14%
『虹の彼方のダンテフォール ~堕ちる神と滅びる世界で、真実の愛が繋げる奇跡~』
1人のキャラ絵に惹かれて乙女ゲームにドはまりし、寝食を惜しんで推しの出現を目指す女子高生「羽角 玲於奈」。
彼女は推しの「最高神リュザス」ルートを見付けること
無く、気付けば異世界のド田舎・プペ村にただの村娘「レーナ」として転生していた。転生チートもなく、隣家の幼馴染の少年になつかれるだけの毎日――
かと思いきや、魔族と呼ばれる化け物に襲われたことで世界は一変してしまった!
幼馴染は転生直前までやっていたゲームの攻略対象で、彼女は、他の材料を使って人を治す「修復」の能力を秘めていたみたいで!?
けどゲームのヒロイン聖女が使っていた「治癒」とはちょっと違うみたい。
ならばレーナには推しである最高神リュザスに会う目標がある!
「リュザス様しか好きじゃないの!」と一途な思いを胸に突き進むレーナは、彼女に一途に思われたいリュザスとの邂逅をついに果たすけれど……何か違う。リュザスを求めたストーリー攻略も、攻略対象の気を惹くことになって恋愛がこんがらがった状態に!?
リュザスへの気持ちは2次元の壁を越えるのか!? モブだけど攻略対象との間に愛は生まれるのか?
レーナが気付く、一番大切な人とは!? 執着、溺愛、親愛入り乱れての、恋愛ゲーム開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 07:50:00
293666文字
会話率:37%
沢山の方々にお読みいただき感謝です!幾つかご要望がありましたので後日譚を少し追加したものを掲載いたします。蛇足とならないことを祈りつつ……。【1話目は短編版と同じです】
~これがただの贖罪の手紙だとお思いですか?悪女からの贈り物ですわよ?
~
ある夜会で、王太子が婚約者である令嬢に婚約破棄を言い渡した。
その理由とは、彼女が王子らの通う学園に在籍する聖女を虐げ、心身を概して聖なる力を失わせたと云うもの。
婚約者は世間から悪女と評されるようになり、国外追放の沙汰を受けることとなった。
そして、ある手紙が王子の手元に届くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 09:00:00
6441文字
会話率:5%
~これがただの贖罪の手紙だとお思いですか?悪女からの贈り物ですわよ?~
ある夜会で、王太子が婚約者である令嬢に婚約破棄を言い渡した。
その理由とは、彼女が王子らの通う学園に在籍する聖女を虐げ、心身を概して聖なる力を失わせたと云うもの。
婚
約者は世間から悪女と評されるようになり、国外追放の沙汰を受けることとなった。
そして、ある手紙が王子の手元に届くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 07:00:00
2423文字
会話率:4%
私の名前は中条寺キララ、34歳独身だ
24歳から30歳まで同棲していた男に振られ、心の傷を癒せないままズルズルと生きている
お酒とタバコ、スマホだけが友達だ
朝から晩まで働いて、晩から朝まで飲んで寝る
そんな、ただ虚しいだけの日々が続い
ていく筈だった
ある日、私に転機が訪れた折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-20 07:33:20
159353文字
会話率:17%
世紀の大発見と称される論文を書き上げたフリッカ・コロンナは、出版社に向かう途中で殺された。
気付いたらフリッカは転生し、ミドガルズ帝国の子爵家令嬢になっていた。
はーん、転生? 面白いじゃないの。
私はこのくらいじゃめげません。
前世の
悲願だった論文出版のため、持ち前の知識を生かして道を切り拓いていくフリッカ。
しかしなんと、帝国には出版の自由がないらしい!
どうしようと思ったそんなとき、前世で結婚の約束をした変わり者の帝国貴族ゲオルグと再会。なんとゲオルグは流血革命を成功させ、自らが独裁皇帝になってしまった。
「政治にも爵位にも興味ない」って言ってたのに、どうしてあなたが皇帝をやってるの!?
でも元カレが皇帝になるってチャンスかも?
その権力を利用して、私の論文を出版させてもらいましょう!
皇帝になったゲオルグに会うため、いざ帝都へ。
寄宿学校で破廉恥な授業に頭を抱えたり、男に誘拐されたり、舞踏会に参加したり。
全ては論文を世に出すため、ゲオルグの力を利用するため。
頭はいいけど恋愛赤ちゃんな天才娘と、冷酷ドエスなイケオジ(だけど実は元婚約者にベタ惚れで重ための愛情を抱えてる)皇帝が、論文出版を巡ってもう一度恋愛していくお話です。
※全7万文字ちょい。原則毎日更新します。
※なんちゃって世界観なのでなんちゃってファンタジーです
※書いてる人は天才ではないので天才描写が「ふーん……?」って感じですが生暖かく見守ってください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 07:20:00
162673文字
会話率:35%