とある悪は溜息を吐く、困り事というのは誰にでも平等にある事に、正義にも悪にも常に問題がある、ただその内容がどうか?という話し、ギルドという名を被る悪人は、依頼書を見て溜息を吐く。
またとある悪人は快楽に溺れる、自分で捕らえた奴隷達を囲
い、巨万の富を使って豪遊する、だけど心の寂しさはちっとも埋まらない、ホントに欲しい人はソコに居ないからだ、悪人の国の三大悪の奴隷商人は薄っぺらい見栄と埋まらない寂しさを抱え、笑い声を響かせる。
堕ちた英雄、逃げてきた貧民達、行き場を失った荒くれ共、表に出れない稼業人、集い集ってできた無法の国の日常と常人にとっては非日常。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 15:18:47
1515文字
会話率:56%
「はぁぁぁぁ……」
「深い溜息っすね。どうしたんです? 監督」
「ん、いやぁまあ……また、な」
「ああ、あれっすか。抗議ってうわ、まさかそれ全部っすか?」
「ああ、そうだ。各所から送られてきた抗議文。まったく嫌になるよ」
最終更新:2023-11-08 11:00:00
1471文字
会話率:78%
とある居酒屋。席に座る二人の男女。
彼らは恋人同士。しかし、楽げな様子というよりも……
「はぁ……」
「……なぁ」
「なに?」
「今ので四度目だぞ」
「なにが」
「溜息だよ溜息。この店に入る前もだ。なんなん? 俺といるのがつま
らないわけ?」
「別にそういうんじゃ……」
「じゃあ、ちょっとは愛想を良くしたらどうなんだよ。萎えるなぁ」
「なに、その言い方……。こっちは今日、具合悪いのに来たんだけど!」
「な……でもそれはそっちの体調管理の――」
『0(ラブ)-15(フィフティーン)!』
「は?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 11:00:00
1845文字
会話率:91%
「いやいや、実に楽しい時間を過ごさせていただきました。
今日はどうもありがとう」
「こちらこそです。どうぞお気をつけてお帰りください。
みなさまにもどうぞよろしく」
「ええ、良い報告を期待してください。ではまた」
宇宙船を見送った俺
はふぅと溜息をついた。
ポプロン星人は実に気がいい奴だが、どうにもあれはいただけないな。
食事の席を思い出すと、また溜息が出た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 11:00:00
1652文字
会話率:6%
東洋の立憲君主制国家である中華王朝に丞相として仕える楽永音は、中秋節の式典を無事に遂行出来て安堵の溜息を漏らしていた。
そんな永音に月餅を勧めるのは、永音の主君にして中華王朝女王の紅蘭陛下だった。
どうやら紅蘭陛下にとって、月餅は若き日の思
い出の味なのだとか。
(※本作品は、武 頼庵様御主催の「月(と)のお話し企画」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 08:17:50
2304文字
会話率:31%
「アリーチェ、聞いて。
真実の愛に出会えたんだ。」
月に一度、約束されている婚約者同士のお茶会の場で、非常に嬉しそうに報告してくるオルランド殿下に笑顔のままでいれたのは長年の教育の賜物だろう。
「まあ殿下。真実の愛だなんてロマンチックなこと
。
どのような方かお伺いしても?」
そうして始まった殿下のラブロマンスを、溜息を喉奥へと押し込めながら拝聴する羽目になるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 22:30:31
10938文字
会話率:23%
「お姉様ごめんなさい……!」
私の愛する妹であるユリエラは、そう言って涙をポロポロと零しました。私は溜息をひとつ。
普段の私であれば、庇護欲を唆るその愛らしさに「いいのよ」と言って、頭を撫でて慰めてしまうでしょう。
ですが、流石にこの状況は
見過ごせません。
なにしろ妹のユリエラと私の婚約者であるクロフォード様が裸で抱き合い、眠っていたのですから。
私と彼の婚約は、ノーヴァ侯爵様の結んだご縁であるが故に西部貴族の結束を強めるにも有効な、大々的なモノになっております。
私が許して済むモノではないのです。
私はひとつ、とても大事な質問を彼女に致しました。
その答え如何によっては、妹の為に私も微力ながら尽力する所存ですわ!
✧• ───── ✾ ───── •✧
そんなこんなで、エルヴィーラは妹の婚約者であるスペンサーを強引にでも落とすことにした。
エルヴィーラ「なんかいい方ですわ!」
スペンサー「くっ……なんて悪女だ!!」
恋愛初心者でシスコンな姉、エルヴィーラが妹の婚約者スペンサーに迫り倒し、実力行使と無自覚で彼を籠絡する話。
※ヒストリカル要素はありますが、設定はユルユル。
※微エロ注意。
※本文は三人称です。
※もう少し他視点でそれぞれの気持ちを描いた一人称長編版を予定してます。(が、予定で終わるかもしれないし、他サイトで書くかもしれない)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 18:27:59
10504文字
会話率:29%
寝耳に水の婚約破棄を受けた令嬢ヨランダは、更に寝耳に水なことに、破棄の直後に辺境伯閣下の妻となった。
だが、ヨランダと辺境伯には繋がりなどない。
(きっと、辺境伯閣下はもっと寝耳に水に違いないわ……)
そう考えたヨランダは、溜息をつきつつ馬
車に揺られて辺境へ。そこで旦那様──エルフィン辺境伯閣下と初対面を果たす。
「お前が我が妻となる娘か……堅苦しい女だ」
尊大な態度と嫌味な言葉……だが、扱いは下にも置かぬもの。
むしろ上げ膳据え膳の優雅な奥様ライフに、ドアマット根性のヨランダは恐怖すら感じる。
「私なにもしてませんけど、こんないい思いしていいんですか?!」
焦燥感と逼迫感により、自分が娶られた理由を求めたヨランダが知った事実とは──
※設定はユルいです。
※すれ違いもだもだラブコメです。
※ざまぁはオマケ程度。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 00:09:08
125204文字
会話率:27%
「リナベル・ルッドワイズロード、お前との婚約は破棄だ!!」
その言葉に私は溜息を吐く。
リナベルこと私はいわゆる悪役令嬢だ。それも、前世の記憶つきの。
そして、私は前世でハマっていたもう一つの作品「魔法少女リリー・リナベル」の主人公でも
ある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 17:10:38
2552文字
会話率:37%
伯爵令嬢リリルフィア。十歳で大人びたその少女は父からの愛を一身に受けて、小さな領地で暮らしていた。領内の茶会では容姿の可憐さで他の夫人や子供たちを魅了し、父に付いて領内を視察に行けば聡明さに領民が感嘆の息を吐く。当のリリルフィアはそれらに対
して笑顔で応え、そして影で幼さに似合わない溜息を吐いた。
「ああ…あの子はやっぱり小説に出てくる主人公だわ…」
リリルフィア・テングレム・ハルバーティア
彼女は地球の日本で1度、別の人間としての生を終えていた。
日本で趣味にしていた読書で読んだ一冊の本。
どこにでもあるような物語と記憶していたその小説で登場する名称の数々を、2度目の生を過ごすことになった彼女は幾度となく耳にしたのだ。
大陸の名称、国名、地名、口にする料理の名前、最たる証拠としては、リリルフィアの父である伯爵の名前が小説では登場人物の父として書かれていた。
主人公が旅する過程で訪れる、小さな領地の領主として。
圧倒的モブな立ち位置であることを確認したリリルフィアは、そのまま平凡に生活することを念頭に過ごしていた。しかしある日、リリルフィアの前に傷だらけでぶっ倒れる銀髪の青年を目にした彼女は平凡な生活を望むなら絶対にしない行動に出た。
青年を介抱し、父に青年が自由に行動できるまで邸宅に置いてくれるよう頼んだのだ。
リリルフィアは平凡な生活を棒に振ってでも青年を見捨てることはできなかった。
何故ならリリルフィアは青年の事を知っていたから。
「主人公に会うまで過酷な労働生活の上、主人公の想い人に冤罪を着せられるのに、解決しても対して詫びられもせずに戦地で死ぬなんて、あんまりだわ!!」
ハッピーエンド主義の転生令嬢は、悲劇のヒーローを救いたかったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 10:00:00
1019571文字
会話率:39%
ほんの眩暈です、溜息です。
最終更新:2023-06-01 17:41:14
408文字
会話率:0%
≪声に出したくなる口調や台詞を心がけております≫
全ての始まりを、貴方に。
彼らの願い事と呪いとは。
~~~~~~
溜息は口から零れた途端に
浅く短く途切れ途切れの期待を吐露しながら
醜悪な喘ぎの前置きを始めてしまうのに。
(抜粋)
~~~~~~
こちらの短編から
別の短編に続いて行ければ幸いです。よろしければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 13:45:25
668文字
会話率:23%
≪声に出したくなる口調や台詞を心がけております≫
生を受けたのは異世界。
多種多様なイキモノの住まう場所。
今日も道具屋リークス(白猫)には
「役目」を持った彼らが列を成して…
~~~~~~
紅と蒼の光、それらを包み込むような銀の木の
葉の音色。
あまりにも相応しく、
あるべき姿に戻ったかのような錫杖を手に
僕は溜息と共に流されようとしていた。
この流れに。兼任の流れ。兼任…違う!
「だから本業と混ぜちゃダメなんですって!」
(抜粋)
~~~~~~~
短編として。
サラッとお楽しみ頂ければ幸いです。よろしければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 13:14:35
2586文字
会話率:30%
「おかしな拗らせかたをなさっているのね……?」と溜息を吐いてから、公爵令嬢は行動開始しました。
最終更新:2023-05-26 07:22:07
11010文字
会話率:51%
花嫁の姿をひと目見て、彼は密かに落胆の溜息を吐いた。王女でありながら、花嫁の衣装は白一色の簡素なもの、盲目ゆえに父王に疎まれているという噂は、どうやら真実のようだった。
しかし婚礼の日の夜、彼は姫の衣装の真実を知る。
狼子由様主催「描写力
アップを目指そう企画」第六回 キラキラ☆ワードローブ企画(https://ncode.syosetu.com/n9981du/)に参加した作品を加筆したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-24 18:01:49
2898文字
会話率:38%
クラスメイトであり容姿端麗、頭脳明晰、性格は女神の『高峰詩織』さんに、何故だかロリコンの疑いを掛けた僕。誤解は解けたものの、一緒に買い物に出かけることになったり、プレゼントを交換したりとグイグイ来られてる気がする。―――最近クラスメイトが騒
がしいのはなんでだろう?当然歓声は上がるし、すれ違うと溜息は吐かれるし…。もしかして僕、嫌われてる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 08:04:13
10936文字
会話率:39%
日々繰り返される、クラスメイトからの嫌がらせに辟易しながらも、天ケ瀬 燈輝(あまがせ とうき)は今日も溜息交じりに登校する。
だが、その日友人から受け取った一枚のプリントが、彼の日常を一変させる。
吸い寄せられるように立ち入った教室で、彼が
見たものとは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 19:00:00
190134文字
会話率:30%
「お姉さま、ズルい!」
コルネリアは目の前にいる姉、アンジェリカに言い放った。
「またか、コルネリア」
アンジェリカは溜息を吐きながら、後ろから駆けてきたコルネリアの方に振り向く。
小柄なコルネリアが一生懸命駆けてはいるが、淑女としての誇り
か飽くまで大股にならぬよう小刻みにとててと向かってくる。
凛々しい姉、アンジェリカのことをいつも可愛らしい妹コルネリアは羨ましく思っていた。
ある日、頭をぶつけた姉妹は不思議な夢を見る。
「お姉さまはズルい!」という元・しっかり姉で現・可憐な賢者な妹と、「お姉ちゃんのほうがズルい!」という元・甘えん坊妹で現・姫騎士志望姉、姉妹も人生も逆転して乙女ゲームもぶち壊すお話
※本作は連裁版をコンテスト用に改訂した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 12:41:26
12922文字
会話率:36%
「お姉さま、ズルい!」
コルネリアは目の前にいる姉、アンジェリカに言い放った。
「またか、コルネリア」
アンジェリカは溜息を吐きながら、後ろから駆けてきたコルネリアの方に振り向く。
小柄なコルネリアが一生懸命駆けてはいるが、淑女としての誇り
か飽くまで大股にならぬよう小刻みにとててと向かってくる。
凛々しい姉、アンジェリカのことをいつも可愛らしい妹コルネリアは羨ましく思っていた。
ある日、頭をぶつけた姉妹は不思議な夢を見る。
「お姉さまはズルい!」という元・しっかり姉で現・可憐な賢者な妹と、「お姉ちゃんのほうがズルい!」という元・甘えん坊妹で現・姫騎士志望姉、姉妹も人生も逆転して乙女ゲームもぶち壊すお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 19:30:24
36337文字
会話率:40%
あぁ、またか。
貼り付けた笑みの裏で、リーリアはそっと溜息をつく。
目の前の婚約者は、その端正な顔に甘い微笑みを浮かべている。
けれどその瞳に映るのはリーリアではない。
婚約者の視線の先にいるのは、いつだって彼の「妹」なのだ――。
最終更新:2023-02-21 18:19:26
11746文字
会話率:44%
【悪役令嬢って何のことでしょうか?】のサイドストーリーで、婚約破棄を突き付けたサディアス侯爵の嫡男の弟が、実は色々裏で動いていたというお話です。
家同士で決められた婚約を破棄するということはどういうことなのか?
破棄する側の侯爵家はと
てもやばいことになるだろうなと思ったのと、そこに優秀なモブな弟を投入したらこうなるよねと思って書いたお話です。
馬鹿な兄の下に、有能で腹黒な弟がいてよかったねw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 13:19:56
3463文字
会話率:27%
ふわっと書いたまま投稿します。
千文字にも満たない分です。
最終更新:2022-12-07 14:36:17
921文字
会話率:0%
葵(あおい)は空を見上げ溜息をついた。肉眼では見えないけれど、気象衛星ひまわりがいるはずの空。
「もう疲れちゃったな」
同期入社で婚約者の衛(まもる)が、インターンのバイトちゃんと浮気をしている。ホテルから出てくる二人の姿を偶然見た。
※『第4回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』に応募しています。
※ 使用テーマは『ひまわり』。千文字以内の短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 07:00:00
922文字
会話率:5%
傍から見れば普通の家庭。だが、その見た目の普通を維持する為に努力している事を夫は気付かない。 なろうラジオ大賞4への応募作品です。よろしくお願いします。
最終更新:2022-12-01 10:00:00
998文字
会話率:24%
花形女性漫画雑誌『レモネード』での人気が落ち、同社のレディコミ誌に降格となった実力派漫画家・遠山萌々花。
しかし、ずっと二人三脚でがんばってきた編集の河村が退社することになり、チビで感じの悪い新しい担当・藤倉との日々が始まる。
恋愛経験の
乏しい萌々花の周りをとりまく男たち、二人のアシスタントの人生、そしてレディコミ誌『ベリィ・タルト』での、過酷な順位争い。
萌々花の秘密に、時折、溜息が出そうなほど美しいスイーツを添えて。
原作:薫野みるく
※ Nolaノベルでも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 02:40:30
145992文字
会話率:31%
昔々ある時あるところ、深い森と山に囲まれた自然豊かな小さな国がありました。
その国は色とりどりのたくさんの花が年中咲き乱れる、とても美しい国でした。
その王国の名前は『ローザタニア』。
そしてさまざまな花々に囲まれるようにそびえ立つ白い大き
なお城には、若くして国王となった聰明で清廉な青年のウィリアム国王陛下と、その妹で光り輝く宝石のように美しく可憐と評判のプリンセス、シャルロット様が住んでおりました。
さて今日もお城は穏やかに時が流れて行っております。どこからともなく優雅なピアノの旋律が奏でられ、木々にとまる小鳥は朗らかに囀り、ポカポカと暖かな午後の日差しは庭でお昼寝をしている猫に優しく降り注いでおりました。
そんな優雅な午後の昼下がりでしたが、何やらバタバタと一人の女性がお城の中を駆け回っております。白髪頭の髪を結い上げて帽子の中に詰め込み、眼鏡が曇るくらいの勢いで走り回り誰かを探している様子です。廊下ですれ違う人に会うたび何かを聞いておりましたが皆首を左右に振り、そのたびにその老女はがっくりと肩を落としておりました。
探し疲れた老女が壁に手をついて溜息をついていると、そこに真っ白な制服に身を包んだ一人の青年と出くわしました。ことの経緯を説明するとその青年は眉間に思いっきり皺を寄せ、腕組みをして大きな溜息をつきだしました。しかしふと何か思い出され、その老女に告げると老女は青年の手を握り感謝を述べてまたバタバタと走り出しました。青年はやれやれ…と息を大きく吐かれると老女の後を追って歩き出しました。
今日も大変賑やかなローザタニア王国―――…少し一緒に覗いてみましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 00:00:00
546530文字
会話率:72%