その日、春の庭園にてテュルキス皇太子殿下が自身の守護役ガーネットに婚約を申し入れた。
されどガーネットは皇太子殿下と幼馴染同然に育ち、女体化の呪いで女性になってしまった元男性。
女の身になろうとも功夫《クンフー》を会得し強くなり、正体を隠
して陰ながらお守りし、いつか本当のことを打ち明けるつもりがどうしてこんなことに?
全ては6年前、禁域の森で呪いの姫柘榴の実を口にしたのが全ての始まりだった。
全8話 完結済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-22 19:00:00
32143文字
会話率:47%
同じアパートに住むちょっと変わった先輩、甘柿瑪瑙が気になる真梨柘榴。彼女はなにかと理由をつけては甘柿の部屋に出向いて、仲よくなろうと試みる。 だいたいいつも元気な柘榴と、だいたいいつもぼんやりしている甘柿の、彼女たちなりのいちゃいちゃ系ガ
ールズラブ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 21:28:32
35639文字
会話率:60%
高みを目指した男の物語。
キーワード:
最終更新:2021-10-09 20:55:34
790文字
会話率:47%
離れ離れにならなかった男女の物語
最終更新:2021-10-09 20:40:53
1259文字
会話率:0%
夏と青春の嫌なところを詰めました
最終更新:2021-06-18 21:41:27
1349文字
会話率:32%
古い印刷所に住んでいた黒猫の家族とのひと時だけの思い出。
最終更新:2021-10-07 12:40:05
2046文字
会話率:0%
死後の世界で死者の未練を聞く仕事をする死者達の話。※恋愛は香る程度です。自殺を匂わす表現があるので、残酷な描写ありにしてあります。 高校の時に部活で書いた小説です。知り合い(部活の仲間、友人)が読んだと知ったら憤死するので、もし知っている話
だったらそっとしておいてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 23:00:00
11646文字
会話率:55%
吾緋村(あびむら)には、季節を問わず咲く彼岸花があるという。
それらは怨恨を糧に咲き、村が存続する限り、失せることはないという……。
日本の地獄をモチーフにした和風創作BLです。
失踪した弟の為に村に残る蜜樹、蜜樹の弟を殺してしまった柘榴
。
2人の行く末は?蜜樹の弟の体は、どこに?
不定期更新していきます。
耽美と絶望を美味としてご堪能ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 21:20:53
321文字
会話率:0%
満月の夜、幸いを願って紅葉を狩る。
それは、夢の中で行われてきた、この町の秘密。
最終更新:2021-06-13 16:05:45
2742文字
会話率:12%
ブローニングの詩集 Dramatic Romances and Lyrics は1845年、「鈴と柘榴」Bells and Pomegranates 第7巻として発表された。本書の前半は Dramatic Lyrics(1842)全部をそっ
くり再録しており、そちらは別に訳しているので飛ばした。だから内容としては Dramatic Romances とするべきかもしれない。とはいえ内容形式に於て Lyrics と何が違うか聞かれると、ちょっと答えられない。抒情詩といってもバラッド(物語詩)に近いものが大半であり、『劇的』と題しつつオペラチックな描写は前作と同様で、詩人の豊かな趣味が窺える。
Robert Browning(1812-1889)は、シャルル・ボードレール(1821-1867)と同時代のイギリス詩人で、上田敏『海潮音』(1905)以来「ピパの歌」一つで知られる有様だが。「アンドレア・デル・サルト」(『男と女』所収)を漱石がネタにし、大作『指輪と本』を龍之介が翻案し、ラフカディオ・ハーンが厨川白村はじめ後進に教えるなど、小説家には崇められた。反面、日本の詩人には必ずしも人気がなく、特に戦後日本現代詩人の態度は冷淡といってよい。それ故にか未だ全訳がなく、この翻訳は訳者自身が読みたかった、原典からの完訳を目指すものである。
訳出に際しJohn Woolfoad と Daniel Karlin の註釈、及び最近に入手した野口米二郎『ブラウニング詩集』(第一書房)を参照した。ヨネ野口の翻訳は詩と呼べるもので、全集ではないこと、絶版して久しいことが残念でならない。
固有名詞のカナ書きは既存の表記及び原産国の呼び方を優先したが、不明のものは辞書の発音を聞き書きした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 23:45:06
126718文字
会話率:2%
レイモンド・チャンドラーの探偵小説に於て、主人公フィリップ・マーロウ曰く。
「詩人のブローニングだ、君は拳銃の方が好きそうだが」
銃器設計の天才 John Browning とビクトリア朝を代表する英国詩人 Robert Brownin
g(1812-89)の何れも知られていない我が国では、残念ながらこのネタも顧みられることがない。そこで、この詩人が編んだ詩集を訳出する。
詩集 Dramatic Lyrics は1842年、「鈴と柘榴」Bells and Pomegranates 第3巻として発表された。同シリーズは詩人から出版者への手紙によると、以前より大衆向けに廉価で親しみ易い小冊子として企画され、本書も民衆に関心の高い題材を選び収録数を14篇に絞った。Dramatic Romances and Lyrics(1845)に再録の際、若干の改変がある。翻訳には、この改訂版を用いた。
Lyrics は元来、リラに合わせて歌う曲であり、朗吟される Epics(叙事詩)に対比される。「ドラマ的な叙事詩」についてはアリストテレースが言及しているので、その向こうを張った題名になる。
詩人はイギリス人のくせにフランスやイタリアが大好きらしく、しげしげと旅に行った。イタリア・オペラを堪能し、フレスコ画を見て回ったのか、作品の至る所にそのネタが仕込んである。In a Gondola ではついていけず、Woolford と Karlin の注釈(LONGMAN 1991)に頼ったことをお断りしておく。
本書の原文は、作者の死後100年以上経過した public domain である。
Copyright(C)2020,Gaku Hagiwara. 本書の訳文は、GNU FDL に拠る Free Document とする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 22:56:36
72871文字
会話率:2%
散文詩を書いております。
キーワード:
最終更新:2021-03-05 01:15:36
216文字
会話率:0%
彈正原組の若頭、彈正原 翠«だんじょうばら みどり»は。正義感の熱い男である。悪は決して許さない。例えそれが、妖怪であったとしても────……
「妖怪? ただのコスプレの間違いだろ」
人間も妖も関係ない! 拳で今日も妖怪に分からせ
る天然系極道若頭、ここに登場。
※読みやすさ重視で分かりやすく改行を入れています。また、妖怪の知識は非常に浅い物です。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 12:20:43
293文字
会話率:100%
白浜柘榴は転校してしまった親友とも一番の仲良しとも言えない只の元クラスメイト翠明日香を探しに、主人公城岩亜莉那と共に私立異伝人学園を探索する
最終更新:2020-12-19 22:42:33
9967文字
会話率:47%
『白い影』
とある中学校の女子学生が、夜道で襲われるという事件が立て続けに二回発生した。
その二人と友人だった少女は、ある日、どこか不吉な気配を纏う男に、出会う。
黒いスーツに、黒いネクタイ。革靴も黒。ワイシャツだけが、白い。
彼の目的と
は、少女たちの想いとは。
『柘榴石の涙』
とある山あいの村。短期間に、立て続けに失踪する住人たち。
消えた者たちの思い。留まった者たちの傷。
彼らはどこへ消え、何を残していったのか。
果たして、それは、罪なのだろうか……。
『狐よ踊れ』
大阪の街の一角で発見された、奇妙な死体。
一体それは何者で、何故、どうやって死んでしまったのか。
地元のしがらみに苦悩しつつ、西園寺は解決に向けて奔走する。
章ごとに完結する、短編連作です。
恐怖感・残虐描写はさほどありません。
『IMAGE Crushers!』の登場人物によるスピンオフとなっています。
(こちら単独でもお読みいただけます)
『白い影』のみ、FC2小説にて掲載されているものを加筆訂正して投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 18:00:00
90647文字
会話率:40%
柘榴堂。それは、魔女のひとりが店主をつとめる、時の止まった空間(アンティーク・ショップ)。
使い魔の銀の狼とともに、選ばれた客を迎え、しかるべき場所へ送ってゆく。
それが彼女――エリザベートのつとめ。
※柘榴堂のエリザベート(短編)の続編
です。1話完結物ですので、短編を未読でも読めるようになっています。
※不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-13 18:06:05
20718文字
会話率:51%
柘榴堂はアンティーク・ショップ。売られているのは、ちょっと変わった、客をえらぶおしゃべりな骨董品たち。主人はブロンドの髪をした女性。そして、従業員は彼女を「お嬢様」と呼ぶ男だけ。逃げ出してきたやもりの帯留。壊れそうな家族を取り戻すために、今
日も彼女はふるいものたちに耳を傾ける――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-18 18:08:15
7315文字
会話率:48%
甕柘榴(もたいざくろ)先生と同じお題(カレー、網戸、ラジカセ)の三つで短編を書きました。
最終更新:2020-05-22 00:00:00
1157文字
会話率:32%
オカルトが好きな青年、大門翠は、とある殺人事件が起きた廃屋敷に足を運ぶ。
そこで、可愛らしい見た目をした瑠宇と、無愛想そうな眼鏡をかけた凛斗と、ガタイのいいヤンキータイプの柘榴の3人組と出会い、共に廃屋敷に潜り込む事になる。
だが、廃屋敷
に入った後、様々なハプニングが起き、屋敷から出ようとするも__
「……開かない……」
__不思議な力で閉じ込められた4人の脱出劇と…
”大丈夫だよ。俺は……のそばを離れないから。…絶対に守るから”
小さく芽生えた、恋のお話。
※BLです
※ホラーです
※字書き初心者です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-03 14:48:35
21847文字
会話率:41%
来客を報せるベルが鳴った。
いらっしゃい。おや、ずいぶんと小綺麗な方ですね。カウンターでよろしいですか?ご注文をうかがいましょう、……はい?聞きたいこと、ですか?構いませんが、道案内ぐらいしかできませんよ?それで、構わない?あの、お兄さん
、ここは喫茶店なのでお酒は置いてませんよ。というか、まだ学生でしょう。いけません。それで、聞きたいこととはなんですか?…ほぉ、用心棒を探しておられる、と。ずいぶん物騒ですね。用心棒を雇うだけのことをした自覚はあると。こんな寂れた喫茶店に顔を隠してくる時点で何かあるとは思いましたが。いえ、あなたの正体には毛ほども興味はありません。ここでは誰もが誰でもないのですから。ですが、先ほども言った通り僕には道案内ぐらいしかできません。どこに連れていく気かって?あなたが言ったんですよ?用心棒を探していると。……奥へどうぞ。きっとあなたが望むものがありますよ。それが何かって?
ーーただの、用心棒ですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-06 18:37:09
414文字
会話率:0%
日本は三大勢力によって抗争が絶えない国となっていた。国を守る国防軍、国に反旗を翻した反政府組織、そして古きしきたりを重んじるマフィア。国防軍に所属する椿ほのかは、三組織の抗争の鎮圧のために精鋭部隊を結成し、各地を奔走していた。――【大阪陥
落編】大阪地区で反政府組織の襲撃を受け、国防軍の支部局が壊滅したという。椿は精鋭部隊を率いて現場に急行したが、大阪地区はすでに反政府組織が占拠しており、国防軍本部との通信も遮断され、精鋭部隊は孤立無援の状態での調査を開始せざるを得なくなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-15 20:05:21
1985文字
会話率:7%
七名の作家による「いけおぢ×健気おにゃのこ」アンソロジー。
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【企画の要項】
①「いけおぢ」と「健気おにゃのこ」の小説であること
②五千字~三万字の短編であるこ
と
③年の差が十歳以上であること
④ハッピーエンドであること(各々の判断で「読後感が良い」と思うものを書いてください)
⑤「切ない」「儚い」「美しい」のいずれかorすべてのテーマを扱っていること(各々の判断で、いずれかorすべてをお話に取り入れてください)
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【参加作家/作品タイトル/字数】
❊狼子 由「雪原をわたる風のごとく」(全5話)……約22810字
❊悠井 すみれ「姫君がお城を出る日」(全6話)……約20520字
❊青月 クロエ「親愛なる私のリバティーン」(全4話)……約13300字
❊ながる「青葉眩しき山神さまの二葉葵」(全7話)……約29750字
❊青造花「柘榴忌」(全5話)……約14150字
❊中條 利昭「抽象音」(全7話)……約21270字
❊結音 ゆえ「いのちの星図」(全6話)……約29270字
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※サイトの規約上、参加作家は本作のブックマークをしておりません。また、レビューと評価は受け付けないこととし、評価も非表示(ランキングから除外)としております。
※頂戴した感想は、主催者(結音)より各作家へお伝えいたします。ですが、その場合のお返事は時間がかかる、もしくは出来ない場合もございますので、あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-29 12:00:00
151095文字
会話率:38%
誕生日の寒い夜、T氏は馴染みの宝石商から血のように赤い柘榴石を買う。どうやらそれは長年待ち望んだある人物・K伯爵との面会に必要な品物であるらしい。K伯爵が待つ館からの迎えを待つT氏の許へ、夜空を駆けて天馬がやって来る。柘榴石を通じて結ばれる
T氏とK伯爵との関係性とは——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-24 20:42:04
10439文字
会話率:23%
恋人とは無縁の独身男性と家出少女のお話。
最終更新:2020-02-15 15:23:13
3127文字
会話率:46%
関綾香は出版社で働く25歳。文芸雑誌『柘榴』の編集部員として、忙しい日々を送っている。ある日、関は編集長である道岡から人気作家・三澤諒の担当に着くように言われる。自らもファンである三澤と一緒に仕事ができると胸を躍らせる関。
自宅兼仕事場
のタワーマンションに向かうと、端正な顔立ちの三澤が迎えてくれた。整頓された部屋。暖かいコーヒー。見晴らしのいい景色。関の期待はますます大きくなっていく。
しかし、三澤にはある秘密があった……。その秘密を知った関は……。
これは全ての「作る人」へ向けた「はじまり」の物語。
なおこの作品はnoteとの重複投稿になります。note版から一部加筆修正を施したものとなっています。何卒よろしくお願いいたします。
note版→https://note.com/19940604/m/mbda892d65635折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-24 18:06:52
44390文字
会話率:53%