西暦二〇四二年、夏。
警視庁新宿署管内でトー横界隈に集う、少年・少女たちを狙った、連続殺人事件が発生。
警視庁刑事部捜査一課は捜査本部を新宿署に立てて、犯人を追う。
そんな中で、同署地域課勤務の新人警察官、一場亜門巡査は上司の
三塚麗奈巡査部長と現場の警邏任務に当たっている中で、挙動不審な少女を見つけ、職質をかけるが・・・・・・
近未来SF警察バトル小説「機動特殊部隊ソルブス」シリーズの初代主人公、一場亜門の新人警察官時代を描いた、異色ヒューマンドラマ作が登場。
亜門の正義感は新宿の街に響くか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 23:00:00
18823文字
会話率:45%
二〇八五年、人々の寿命が「数値」として管理された日本は、地上と地下に分断されていた。
地下で生きる少女・暁(あかつき)は寿命を奪う「仕事」に身を投じていたが、ある出会いをきっかけに日本を揺るがす計画に巻き込まれていく。
分断された
日本を救うには、何を犠牲にするべきなのか?
地下を封鎖し、寿命管理を崩壊させようとする過激派。そしてその標的は、地上と地下を繋ぐ象徴「東京タワー」だった。
仲間と共に巨大な陰謀に立ち向かう、近未来SF。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 19:10:58
57710文字
会話率:43%
「次こそ、絶対に君を――」
屈辱に震えるヴィンセント・グラモンド。
上級貴族として、常に高位の者だけが許される優雅さと自信を身に纏い、他者を見下すことを当然とする彼は、学院でも高慢な態度と気難しい性格で知られていた。
特に吸血鬼令嬢シン
ク・ル・カーミラに対しては、彼女の魔法理論や討論の場での冷静な振る舞いを「ただの運の産物」と決めつけ、徹底的に軽んじていた。
しかし、討論授業で彼女に何度も論破されるたびに、ヴィンセントのプライドは傷つき、彼女を「自分より劣る存在」と見下していた心の安らぎが崩れていく。
吸血鬼である彼女を「高貴ではない」と見下していた自分が、貴族としての体面すら保てない状況に追い込まれ、ヴィンセントは初めて己の無力さと傲慢さに気づかされる。
そして同時に、シンクに対してこれまでにない屈辱的な執着を抱き始める。「次こそ必ず論破してみせる」――その想いは、彼の中で復讐心と異常な執念へと変わりつつあった。
一方のシンクはヴィンセントが次にどのような拙い策で挑んでくるのかを楽しみにしている自分に気づいていた――まるで、動物を弄ぶ捕食者のように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 00:00:00
18739文字
会話率:42%
近未来の巨大都市「ネオ・ルクス」。この都市では、犯罪者の記憶を直接読み取る「メモリーダイブ」という先進技術が普及し、犯罪捜査の主流となっていた。
そんな中、頑なに技術に頼ろうとせず、事件解決に臨む一人の探偵がいた。
彼の名は如月レイ。最新技
術の類には一切頼らず、鋭い洞察と直感で数々の難事件を解決してきた。
彼のパートナーは、感情を持つことを禁じられたAI「リリス」。リリスは高度な情報処理能力でレイをサポートしているが、密かに人間の感情を学習していた。
ある夜、ネオ・ルクスの片隅で一人の男が倒れているのが発見された。彼の手には小さなデータチップが握られていた。これが、連続殺人事件の幕開けとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 22:24:20
2747文字
会話率:63%
人間の体から人格を吸い出して保存する人格チューブ。
死を超越した夢の装置の被験者に、100人の富豪と権力者が選ばれた。
新たな体を用意できるまで、老い先短い富豪や権力者が人格チューブになった。
それから時は過ぎ、世は戦争や伝染病の災厄に見
舞われた。
しかし人格チューブになった100人は無事で、
まるで方舟に乗ることに選ばれた人たちとして羨望の眼差しを受けていた。
人格チューブは現代の科学技術の寵児。
そのはずだったのだが、時の流れが科学技術を進歩させ、
人格チューブを取り巻く様相が一変してしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 20:55:23
3053文字
会話率:3%
一人暮らしの老爺が、家政婦代わりに万能ロボットを買う。
万能ロボットはその名の通り、炊事洗濯掃除から栄養管理までしてくれる。
しかし生活に口出しされることに不満をつのらせた老爺は、
万能ロボットに掃除以外はするなと命令する。
その後、老爺
は不摂生がたたって倒れてしまうのだが、
万能ロボットはただのお掃除ロボットになってしまっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 22:37:49
4049文字
会話率:25%
人類が宇宙で広く生息するようになった時代。
そんな時代にも、宅配便は存在していた。
ある日、宇宙宅配便の若い男が、配達指定日時寸前の配送物を見つける。
通常の配送方法では間に合わない。
その時、その若い男は、ある方法を思いつく。
最終更新:2020-01-20 01:23:28
3038文字
会話率:18%
何不自由なく過ごしてきた少女イブキ・ナガト。
16歳の時、科学者の両親が突然行方不明になると同時に、『重力』を自在に操れる不思議な能力が発現した。
突然孤独の身となったイブキは、人工知能を搭載した自立型移動端末機『アルフレッド』と出会う。
アルフレッドはイブキの両親が秘密裏に開発していたAIロボットだった。
アルフレッドと共に、両親が消えた謎を解明していく近未来SFファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 17:23:39
119032文字
会話率:46%
地球滅亡まで残り5年。
そんな絶滅の岸辺に立たされた人類が選択したのは、仮想空間上に創造された異世界への”移住”だった。
創造された数多くの仮想空間のうちの一つ《サンタ・マリア》はMMORPG風の世界観を模した異世界で、他の仮想空間のその
例に漏れずその世界には”死”という概念が存在しなかった――
故郷の惑星を離れ、人類達が新たに築き上げていく文明の1ページ目。
永遠の生を与えられた人類が、世界によりその生の意味を問われていく、近未来SFファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 17:27:06
13568文字
会話率:30%
世界では他人の感覚を追体験できるVRソフト「イミテイト」が流行していた。竹田清春の幼馴染――間藤真昼は天才ピアニストで、彼女のピアノ演奏を収録したイミテイトも若年層に爆発的な人気を誇っていた。
しかし彼女は人気絶頂の中でこの世を去る。ニ
セモノには価値がない、と言い残して。
二年後、孤独な高校生活を送っている清春の前に、雨宮深月という転校生が現れる。偶然から彼女のピアノ演奏を聞いた清春は、その弾き方が真昼そっくりであることに気づく。
それをきっかけに深月と交流を始めた清春は、次第に深月の言動から幼馴染の片鱗を感じ始める。二人はまるで違う性格をしているというのに。
ただの気のせいなのか。自分の気持ちの問題なのか。
それとも、幼馴染に近いことに理由があるのか。
やがて清春は一つの真実と共に、避けられなかった結末へとたどり着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 18:10:00
122236文字
会話率:38%
人間は異星人であるゼラファリにより支配された世界。人間はゼラファリの奴隷として生き残っていた。企業に所有されているスポーツ奴隷であるカイ・テイラーは恋人を殺され、社会を変えるために立ち上がった。
最終更新:2024-10-11 09:49:59
3188文字
会話率:44%
二人で星を見に行くお話。
最終更新:2024-09-20 01:06:55
3766文字
会話率:46%
陰毛を拾い集めるのが仕事のロボット「INMO-71-D(通称インモ)」は広いラボを回り、日々陰毛を掃除する。
ある日、彼は拾った毛を一台のロボットと取り合う。これが彼と腋毛拾いロボ「WAKKY-SD353(通称ワッキー)」との出会いだった。
やがてワッキーはスクラップにされることが決定し──。
これが純愛だ!!! 近未来SF純愛陰毛短編。
注)この話には「陰毛」というワードが19回、「腋毛」が9回出てきます。苦手な方はご注意を。他サイト重複。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 12:26:27
4797文字
会話率:36%
光より速いものは存在しないはずの宇宙。
だけど、スペースオペラにおいてはそんな理論などどこへやら☆彡
楽しい物語の世界の設定はいかに?
最終更新:2024-09-10 06:23:18
700文字
会話率:0%
2050年、流通革命新世紀。
超高齢化社会を迎えた現代では、カタグルボッツは世界中の人間の生活、仕事、流通を支えるパートナーとなっていた。
さらにカタグルボッツによって、運用される光通信を使用したワープ装置・デジタルゲートによって流通革命が
起こり、世界の流通サービスは一変。
その流通を支えるのは、デジタルゲートを総括し、各地へと繋ぐ、静止衛星軌道上の超ISS級ロボット・アトラスボッツ。
アトラスボッツの巨大運送システム・デコピンカタパルトによって、人類は世界の裏側まで飛んでいけるのだ。
しかし、デジタルゲートは、カタグルボッツと心を通わせた、思春期の少年少女のパートナー「カタクルー」となった人間だけが利用可能となっている。
日本に住む半人前の少年・ススムは「ミライ運送」の配達員兼、レスキュー隊員だ。
相棒である人型ロボット……父が手掛けた兄弟同然のクローと共に、配達先に待つお客さんに笑顔を届ける毎日を送っている。
ある日、外国に配送に来ていたススムとクローは、いくつかの事件に巻き込まれる。
事件は全て、デジタルゲートを統括するアトラスボッツを狙う謎の組織の陰謀だった!?
デジタルゲートが起こした流通革命によって、失業を不安視した人間を煽る過激団体と、謎のスポンサー。
彼らは、世界中のシンパを集め、デジタルゲートを妨害、破壊しようと目論む。
謎のスポンサーが解き放った、悪のロボット・フィクサーがデジタルゲートを使い、アトラスボッツに向かって解き放たれる。
アトラスボッツが悪の組織の手に渡れば、世界の流通が止まるだけではなく、
超質量デコピン攻撃によって、地球は焦土と化してしまう!
いよいよとなれば、地球を救うため、世界の文明を後退させてでも、アトラスボッツを破壊しなければならない!?
だが、2人の健闘虚しく、アトラスボッツはコントロールを失っていき──
決戦に臨むとススムとクロー。クローはススムだけは守ると覚悟を決めていた。
ススムとクローの真の絆が試される!
地球の運命が、一人と一機の小さな双肩にかかっていた! 近未来SF冒険双肩活劇!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 22:51:57
9751文字
会話率:47%
人々が技術でもって空へと繰り出した頃、空の彼方から機械仕掛けの飛竜、機械竜(ドラゴロイド)が現れ、人と竜の戦争、人竜戦役となった。
そんな戦争もいつしか終わった頃、前線基地の残骸の一つに住み着いているスカイと名乗る賞金稼ぎの女性がいた。
彼女は機械竜(ドラゴロイド)の技術を応用した垂直離着陸機を操って空賊を退治しつつ、糊口をしのいでいた。
彼女はある日、仕事の中で幼い少年、ヨハンと出会う。天涯孤独の彼は父親の遺したとある兵器の特許を持っており、金のなる木であった。彼の財に目がくらんだスカイはボディーガードになったのだが、やがて彼の身を巡る他の貴族との争いへと発展する。
その中でぶつかる、年上の彼女と幼い彼。
「結局はぼくのことをバカにしてたんだ」
「アタシ達を見てくれてるのは、空だけなのよ」
これは一人の女性と、一人の少年が出会った時に始まった、空の物語。
空はいつも、彼らを見ている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 17:00:00
118826文字
会話率:47%
“今日は変わった日だと、そう認識せざるを得なかった。”
「俺の勝ちだ、宇宙人」
「あなたの勝ちヨ、地球人」
これは、とある戦争の幕を下ろした、その直後の一幕。
※この度、「冒頭部分一緒小説」企画に参加させていただきました。“今日は変
わった日だと、そう認識せざるを得なかった。”という冒頭より、それ以降は参加者が自由に物語を紡ぐ企画となります。
企画及び参加許可をいただきましたあわきち尋祢is河内三比呂 さん、本当にありがとうございました。拙い作品ですが、よろしくお願いいたします。
【企画者】
●あわきち尋祢is河内三比呂 様
カクヨム:https://kakuyomu.jp/users/kawacimihiro
ノペプラ:https://novelup.plus/user/290827661/profile
Twitter:@awakicitazune折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 17:00:00
1961文字
会話率:54%
天空都市セレスティアで、「最速の世界」の研究に没頭する若き物理学者アイラ・スターリング。
しかし、その実験中に「魔女」と呼ばれる存在「エニグマ」が突如として現れる。
エニグマはアイラに実験を止めるよう警告するが……。
最終更新:2024-08-08 22:43:57
2698文字
会話率:47%
魔法も機械も人工知能も存在する世界。そこに住む人類は【アンノウン】という未知の魔物と長らく戦っている。ただし、今はもう防衛拠点の辺りにはほとんど出没しない。逆に狩りに行くほどだ。
そんな時代に生まれた僕は、防衛拠点である【セントラル】の
有名学園に転入した。アンノウン討伐隊を主な就職先とする【防衛特科】にだ。
防衛特科は在籍中、模擬戦やその他行動を共にする小隊を組むのだが、僕は首位のチームに割り振られることになり驚いた。理由を聞いたら、彼らもまた転入生らしい。
不安と期待交じりで彼らに会ったら、隊長を筆頭に全員が癖のありそうな人物だった……。
慣れない訓練に四苦八苦しつつ、チームの人たちとも徐々に仲良くなっていった(と思う)頃、わかってきた。このチーム、嫌われ者の集まりだって!
成績を残さないと退学になってしまうから毎日が必死なんだけど、他チームの問題児に絡まれたり、さらに問題が降りかかってきて――。
僕、この学園でちゃんとやっていけるのかな!?
※SF風味異世界学園ファンタジーです。中世的ではなく近未来的です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 07:00:00
111887文字
会話率:30%
普通の女子高生、日高雨夜(ひだかあまや)は地球に来ている宇宙人の留学生に懐かれている。彼の言葉に刺激を受けたり進路に悩んだりラブコメしたりする近未来SF(要素は微小の)青春もの。
短編を連載化しました。
最終更新:2024-07-09 20:00:00
51925文字
会話率:34%
宇宙にはまだ分からないことが沢山あります。それは日常生活のなかで埋没してしまう私たちの理性を越えることかもしれません。
・・お気に召しましたら評価いただけると幸いです。
最終更新:2024-07-01 00:34:47
1078文字
会話率:18%
俺は、闘いの合間に短い休息を得た・・・
最終更新:2023-09-20 14:09:12
2206文字
会話率:32%
他惑星での凡庸な日々を綴って見ました。
最終更新:2022-12-10 20:35:32
1322文字
会話率:26%
美少女先進種族(エイリアン)VS生物兵器系異星種(エイリアン)、近未来SFラノベここに誕生! (三章からコメディ要素強めです)
あらすじ
二〇五八年五月。ゴールデンウィーク真っ只中。
友人と母親に連れられてショッピングモールにやって来た水
巳朱宇(みずみしゅう)。
母親の日和(ひより)と親同士が同じ職場というつながりで仲良くなった金髪の少女、シャノン・K・フェシュネールたちと一緒に朱宇は待ちに待った連休を有意義に過ごそうとしていた。
だがそこで、楽しいショッピングに水を差すようなニュースを見てしまう。
その内容は、VICS(ヴィシス)というエイリアンの襲撃事件であり、そのエイリアンの危険性を北欧系の少女、マリーが訴えかけているというものだった。
彼女はNOX(ノックス)と呼ばれる人間と瓜二つの、ただし高度なテクノロジーを持った先進種族の軍人であり、地球は今、NOX軍に守られて存続している。
この事実をウソのように感じられるほど朱宇の前には連休の賑わいが広がっていた。
そんな矢先、ショッピングモールがVICSの襲撃を受ける。
朱宇の今後はどうなってしまうのか――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 17:48:11
134188文字
会話率:43%
人生を宇宙で過ごしたある宇宙船乗り、エマが人生の最期に向かったのは…。
彼の最期の航行の記憶です。
(カクヨム、NOVEL DAYSにも投稿しています)
最終更新:2024-06-01 20:00:00
6436文字
会話率:34%
ヒトはどんなときに涙を流すのでしょうか? ワタシにはそれがよく理解できません…。
短編です。
(この作品は「カクヨム」「NOVEL DAYS」にも掲載しています。)
最終更新:2021-07-08 16:36:38
2953文字
会話率:78%
男の元に初めてアンドロイドがやってきて…。
ショートショートです。
(この作品は「カクヨム」「NOVEL DAYS」にも掲載しています。NOVEL DAYS✕treeの「2000字文学賞『コメディ小説』」に投稿しました。)
最終更新:2021-05-08 02:24:51
1959文字
会話率:52%