エミリー・ジェラルド『森の彼方の国』では、ヴァンパイア Vampyre をストリゴイ Strigoi から区別している。しかし、ヴァシレ・アレクサンドリ『吸血鬼 STRIGOIUL』を読む限り、大差ないとしか思えない。それで Strigo
i を調べたら、記録された最初の吸血鬼と目されるジウレ・グランド・アリオヴィチ Jure Grando Alilović (1579–1656) に行き当たったので、これを紹介しよう。その名は Jure Grando 、または Giure Grando とも綴られ、訳語に「ジュレ・グランド」と当てているのを見かけるけれど、朗読を何度聞いても「ジュレ」とは聞こえない。これが英米では George Grando と呼ばれ、Vampire の1体とされるのに、現地では štrigon とされ、検索は厄介である。
今ではクロアチア共和国内となるイストリア半島のクリンガ Kringa なる寒村に住んでいたそうで、この地名も Kring だったり Kringe だったりと一定しない。英語圏では大体、Kring で通っているようで、ピーター・へイニングがかました「クリングの吸血鬼 The Vampire of Kring」という出任せも、どうやらこれが元ネタのようであるから、この名により文献を訳して整理する。そんな場所だから文献もクロアチア語だったりドイツ語だったり、英語のものは少ないのが痛いが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 10:31:07
34457文字
会話率:16%
主人公は、いつの間にか異世界転移し、最古のダンジョンを制覇してチートな魔法や武器防具を手に入れます。空間魔法(転移)で現代とも行ったり来たりし、できる範囲のことをするために正体を隠すこともあります。
最終更新:2024-01-18 07:00:00
58373文字
会話率:30%
ある日僕は、人違いでエルフに特攻魔法をかけられた。
最古の魔物を討伐しないかぎり僕は死亡する、とエルフは言う。
果たして僕の立てた策はーー
最終更新:2024-01-13 17:14:18
2426文字
会話率:73%
氷の魔王を倒す為に旅をしていた勇者ラルフと仲間達。
その内の一人、最も古き勇者の仲間である少女ナオは、ある町でパーティーから追放されてしまった。
その町で塞ぎ込む日々を送るナオに、宿屋の息子であり冒険者である青年が、自分のパーティ
ーへと誘う。
青年と仲間達と共に挑んだ古い遺跡。
その奥に封印された魔法使いとの戦いの果てに、ナオは自分の想いを思い出す。
そして、少女と一人は、勇者を追う旅への道を歩み始めた。
※カコヨムにも投稿中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 18:00:00
16482文字
会話率:40%
とある世界にて最古とされる程に長い歴史を持ちながら、今やひっそりと佇む王国・ロザルディア。
訪れる者も稀なその国に、或る日、一人の青年がふらりと姿を現す。
最終更新:2023-10-18 20:25:09
12638文字
会話率:30%
本間玄調は、漢方学も蘭学も習得し故郷へ戻った。ある晩、急患の対応をした玄調は、あまり食中毒原因とならない食材によって罹患した患者のことを後に記す。それこそが、世界最古、世界初のその疾患の記録となるのだ。
本作は、公式企画「秋の歴史2023」
参加作品です。
※一応史実に基づいていますが、フィクションです。ご承知おきを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 20:42:03
2635文字
会話率:19%
メルト大陸の歴史は、魔王と歴代の勇者の戦いで綴られている。
最古の記録は五千年前。
過去一度として勇者の敗北はなく、魔王の封印に成功している。
しかし、魔王は何度でも封印を破り蘇る。
未だその存在を滅ぼすには至っていない。
「曰く、聖剣の
担い手は齢十六から十八でなければならない」
「曰く、聖剣の担い手は強者でなければならない」
大陸各地の実力者が、今代の勇者にならんと集結する。
そのうちの一人、ラインだけは違う思惑を抱いていた。
その傍には絶世の美少女──魔王リアラ。
二人の物語が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 11:41:23
14400文字
会話率:26%
この作品は、人族と魔族が二千年以上争いを続けた世界。両国で平和条約が結ばれた時代の魔族が建国した国ユートピア王国を舞台に、魔王城の地下にある最古の召喚陣に転移召喚された記憶喪失の少女カロン・クロウドが主人公の「忘却の少女は次代魔王候補のヒ
ロイン候補に言い寄られています」と、二千年前に魔族軍を指揮し、人族の軍と戦った魔王妃リリスの前世の記憶を持つ魔族の由緒ある血統貴族(魔将貴族)令嬢エリザヴェータ・シルバニアが主人公の「魔王妃だった転生悪役令嬢はいけ好かない婚約者の拾われ妹にときめいています」のふたつの物語の完全版のようなものです。
主にサブ女主人公であるエリザヴェータの物語を起点に現代の魔王の息子で次代魔王候補とされるゼノンの誕生日の日に、エリザヴェータとゼノンの婚約が貴族院から公言され、魔獣たちが棲むオルト山脈で魔獣たちが暴れ出し、麓の集落にいた民を襲う事件が起こり、現代の魔王ジュン・クロウドは魔王城の地下にある召喚陣を使い、生存者を召喚しますが、召喚されたのは新種の魔獣スライムに覆われた魔力を持たない記憶喪失の女主人公でした。ゼノンはそれを切り裂き、少女に手を差し出し、魔王は少女にカロンという名を与えて家族として少女を迎え入れました。先代魔王でゼノンの母親であるカエラがゼノンを庇って石化したまま元に戻らない事や魔族の国から魔法使いの国として変わった世界の歴史に触れ、何も持たなかった少女は成長し、ゼノンとエリザヴェータの婚約を快く思わないカロンは魔法学院で現代の聖女と称される隣国からの新入生の美少女タチアナ・シルフィーに白羽の矢を立て二人をくっつけようと奮闘しますが、なぜかカロンがタチアナから好かれしまい、カロンを気に入っているエリザヴェータは心穏やかじゃありません!
幼い頃、エリザヴェータに告白し、ゼノンをライバル視するエリザヴェータの従兄弟アレクサンドル・アカインも加わり複雑な恋愛相関図に……
二千年前の魔族と人族の戦いの因縁が複雑に絡んでゆく、喪失系無自覚女主人公の百合要素強めのハーレム展開魔法世界奮闘ファンタジー開幕です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 09:37:19
78306文字
会話率:35%
万葉集は現存する我が国最古の歌集。
天皇、皇后をはじめとして、皇族、貴族、宮廷官人から農民、遊行女婦、乞食者に至り、実に多様な階層の歌を収録しています。
万葉作者の総数としては、約450名。総歌数としては、4,500首を超えるほどの、膨大な
歌集。
その中から、筆者なりの選により、相聞歌を中心に、約1300年以上前の、この日本に生きた人々の、想い溢れる歌を、紹介してみたいと思います。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 09:00:00
497338文字
会話率:2%
高校最後の春、おかしな教師がやってきた。
普通じゃない異質な教師、彼の名は最古友春。
過去の出来事をきっかけに心を閉ざし、孤独を貫いてきた青島春樹は、意図せず最古友春とかかわることに。
人助けの少女、オタクの少年、凸凹な生徒会、根暗な教
育実習生、ランドセルを背負った転校生……。
過去、現在、そして未来。常に何かに迷い続ける少年少女+1人の教師の成長の物語。
王道(?!)青春ラブコメ、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 19:16:00
4575文字
会話率:13%
自身の最古の記憶に強いこだわりを持つ女性の話
最終更新:2023-07-03 00:11:46
1000文字
会話率:10%
冒険者の街レムリア。
そこで、世界最古のダンジョン【々の尖塔】に挑戦する一人の冒険者がいた。
異邦人であること以外はパッとしない凡人、一人の仲間もいない、10年かけても一つの成果もない出せていない。
やがて唯一の剣は折れ、終わりを覚悟した時
、一匹の蛇が冒険者の前に現れる。
古き王を名乗る蛇は、何もない冒険者に力を与えるが・・・その代償は決して小さいものではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 20:01:44
325306文字
会話率:46%
一世代に一人現れる『聖女』によって統治が行なわれる世界最古の国家神聖アラバスタ教黒。
当代の聖女である公爵令嬢のセイラは、十五の誕生日を迎えたばかり。
聖女は十五の誕生日を境に、一目で運命の人を見抜く能力を授かっており、伴侶となる
ものはアラバスタの王となり聖女を支えてゆくのが数千年続く伝統。
そんな聖女の運命の人を探すために大陸中から人々が集まるお見合いの儀を控えたある日、セイラは彼女を密かに慕う護衛の騎士を連れ森へと出かける。
実は運命の人はあなたなのですよ、と告げられた護衛騎士ラインハルトは、戸惑いながらも受け入れ、二人は婚約することになる。
婚約発表の日が迫り、国内が祝福ムードに湧いている中、水を差すかのように、帝国がアラバスタに向けて挙兵、内部では呼応したようにクーデターが起こる。
女性ばかりで正規軍が存在しない象徴国家であるアラバスタへと迫る五万もの帝国軍、そしてクーデターの行方は? ラインハルトとの婚約はどうなってしまうのか?
最強の『聖女』が困難を跳ねのけ幸せを掴むストレスフリーで、軽いざまぁテイストのハッピーエンドストーリーです。全四話完結。
婚約破棄や追放はありません。ざまぁテイストはありますが、復讐ものではありませんので、ご注意ください。
聖女の力によって性別が変化する展開がありますが、恋愛に影響するものではありません。
この作品は、柴野いずみさま主催の自主企画、『ざまぁ企画』の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 17:00:00
10230文字
会話率:38%
日本最古の長編小説を書いている母親を手伝う娘のこと。
最終更新:2023-04-29 17:38:13
641文字
会話率:25%
魔王を倒した勇者、モーセ・シナイ。ある日国王に呼び出され、王宮に行くと
「お主に王国転覆の容疑がかかっている」
と冤罪をかけられ魔王を倒した功績も相まって国外追放される。国を出て歩いていると、王国から暗殺部隊を仕向けられる。これに怒ったモー
セは、禁忌魔法【悪魔召喚】を使用した。すると最古にして最強の悪魔、七つの大罪の悪魔が出てきた。七つの大罪の悪魔と共に王国への復讐が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 18:01:33
1769文字
会話率:74%
毎日のように彼との通話に明け暮れる日々。彼との通話をしていく度に恋に落ちていくことは。
「ーーでも、私はバーチャルだから無理なの……」
バーチャルという大きな壁に悩まされる日々。それでも諦めきれない彼との恋はいったい!?
最終更新:2023-04-02 23:41:13
2344文字
会話率:27%
主人公エルバは各国を放浪する画家。
まだ見ぬ美しい風景をスケッチするため、気ままな旅をしていた。
ある日彼は冒険者のトラブルに巻き込まれ、危険な魔物の囮として残されてしまった。
命からがら逃げた先でひとりの少女と出会う。
彼女の名はリーフ
。
この地に封印されていた最古にして最強の魔女だった。
どうやら無我夢中で逃げていた際、誤って彼女の封印を解いてしまったらしい。
エルバの絵に感動したリーフは、旅に同行したいと申し出る。
頼もしい用心棒ができた、くらいに考えていたエルバだったが、すぐに認識の甘さを実感する。
最強の魔女は、あらゆる面において規格外だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 19:00:00
57955文字
会話率:36%
「神様の座標を見つけた」
謎の言葉を残し王都から姿を消す、第一王位継承者アリスティア。それは王の不在をひた隠す最古の大国ラティカの混迷をさらに加速させる。
王座を巡る争乱の幕があがると、歪めた歴史の裏に潜む人外もまた、舞台袖から蠢きはじめ
ていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 08:38:53
227167文字
会話率:44%
この世界は元々一つの大陸だった いつからか徐々に大陸は5つにわかれ強さ・権力を求め500年もその対立は続いただが、ある時を堺に終わった、終わらされた突如現れた《存在》によって 奴らはいつの間にか現れそこに住まう人々を《喰らい》街、村を滅ぼし
た戦争をやめ人類は《血の力》を使い《存在》、いつしか《血の魔物》と呼ばれるようになったモノを倒し 滅ぼすために助け合うようになった 中央の国【スムリヌ】祈りの国【エリウ】護りの国【プロセルピナ】知識の国【エンリル】技術の国【セレーネ】各国々は争いの種となり争いの道具として使った神々の武器を《血の魔物》を滅ぼすために使おうとした だが神々の武器は意思を持ち自らを扱う主人であり《パートナー》を選ぶようになった 想定していなかったことに人々は焦り神々の武器を扱えるものを育てるため護りの国【プロセルピナ】に学校を作り8歳〜16歳の子供を全員育てることにした。それが【フォルトゥーナ】《血の魔物》を滅ぼすためにつくられた最古の学園だ 武器否《パートナー》に選ばれるにはそれ相応の力が必要だそこですべての国に《ランク》を作った 《ランク》は人々はFからS+までに分けられパートナーのランクはそれに加えLそして《失われたもの》の2つがランクとして存在する神々の武器はLとされそれに認められた者をS+《神代わりの執行者》とされた そして現在 《血の魔物》が現れ【フォルトゥーナ】ができてから3000年以上の時がたった今、《血の魔物》を狩るものでSランクは64人そしてS+《神代わりの執行者》は17人 そして《血の魔物》は全く減っていなかった むしろその勢力はましていくばかりだった 【フォルトゥーナ】にはまだ狩る者ではないがSランクになる者たちが13人いた その中の一人に最弱のSランクと呼ばれる落ちこぼれがいた今年で6年生のミシェル・オーブだやる気がなく無気力 いつも団体戦で足を引っ張りF以下のSランクとも言われるほどだった、これは彼女がパートナーを選び失い手に入れ狂っていく夢の話 彼女は眠たげな目を開き夢か現実か分からぬまま前を向いた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 13:29:33
1740文字
会話率:86%
「竹取物語」は平安時代初期に書かれたとされる日本最古の物語とされています。作者不詳ですが、かなづかい、内容などからかなり高貴な方が書かれたと思われます。出てくる人物は、実際に存在した人物をモチーフにしているようです。
「竹取物語」は絵
本や映画などになり、日本人であれば知らない人はいないほど有名な物語ですが、原文を読んだことがある人は少ないのではないでしょうか。(私もその一人でした。映画は見たことがありません)
原文(実際には原文は残っておらず、後光厳天皇の筆とされる写本が最も古い)を読んでもらえば分かりますが、私の翻訳は多少デフォルメしています。
*私の翻訳ではなく、原文に忠実に翻訳した文章がネットで公開されています。そちらは著作権もあるかと思うので掲載できませんが、私の翻訳がおかしい(間違いなくおかしいのですが)と思われた方はそちらを読んでみてください。
当然ですが私がこのように脚色していなくても、「竹取物語」が卓越した優れた物語だというのが分かるでしょう。
さわりだけ読んでみても、一般的な赤子と比べて、竹の中に極端に小さく登場する。竹のようにすくすく育ちすぐに大人になってしまう。生まれたときからすべての素養は備わっており、月から来た宇宙人または異世界転生者です。
このような奇想天外な物語の発想をできる人物が日本には昔からいたということです。
物語の初期から中盤にかけて、かぐや姫は5人の高貴な男性を相手取って立ち回ります。身分差や男尊女卑に対する皮肉と風刺が読み取れます。
そして後半は、帝との恋物語に発展します。
最後は、月に帰るまでの息の詰まるような合戦が描かれており、最初から最後まで様々な要素がふんだんに盛り込まれています。
原文を読む限り子供向けの話ではないような気がします。貴族や民衆の立場や考えを読み解き、時代考証をする上でも貴重な作品だといえるのではないでしょうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 16:00:00
31202文字
会話率:13%