寒空の中、人間界の調査に訪れていた魔王は、路地裏にて一人の少女を拾う。死にかけの彼女は聖痕を持つ勇者であった。人を憎み、魔物を恨んでいた少女だったが、ただ良心で接してくる魔王を見て、今一度、信じてみることを決意する。
最終更新:2025-06-01 16:00:04
175872文字
会話率:57%
藩烏国の南北に走る街道が一点に集まる街、姻寧。
古くより近隣国屈指の要所として栄える姻寧の街は現在、とある『商会』によって仕切られている。
霜天商会の裏方……黒社会における『商会』の実働部隊の頭として霜天商会会長に仕えている蓮は、ある雨
の夜、行き倒れを拾う。
血塗れの花嫁装束を纏い、甘ったるい香りを漂わせる、絶世の美貌の花嫁。
その正体は蓮を凌ぐ戦闘能力を備えた、麻薬中毒の《少年》暗殺者だった。
『忘れ茉莉花』と呼ばれる麻薬の乱用により、名前以外の大半の記憶を失っていた少年暗殺者・麗華(リーファ) 同時に姻寧近隣では、花嫁装束を纏う暗殺者『新娘(シンニャン)』失踪の報が駆け巡っていた。
「麗華が本物の『新娘』ならば商会に迎え入れたい」という会長の意向により、蓮は麗華を己の配下として迎え入れることになるのだが……
「……殺されるのは、困る」
「この地獄に縋ってでも、生きていたい理由が、僕にはある」
雨夜の中に、茉莉花の香りを溶かして。
茉莉花の煙の中に、記憶を落として。
それでも『会いたい』と望んだ人に再会するためだけに、二人は血の雨の中をいく。
黒社会を生きる青年×暗殺者の少年、茉莉花香る、苦くて痛くて仄暗い中華譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 21:00:00
68536文字
会話率:34%
ごみであふれた町で、誰にも認められず孤独にごみを拾い続けた男の、静かな戦いとその結末を描く物語。
(再投稿)
最終更新:2025-05-30 06:51:25
2106文字
会話率:15%
夢月零は、ある朝、奇妙な形の物体を拾う。優翔玲子先生が気付き不思議な異世界への物語が
始まる。
最終更新:2025-05-29 12:48:42
147511文字
会話率:49%
異世界に転生した主人公、ベルク・アルフォンは、知り合いからボロボロのエルフの奴隷を購入する。しかしそれが、とんでもないヤンデレだった?
ベルク・アルフォンは、異世界に転生したあと、昔から興味があった錬金術師になろうと決意した。
戦う事は好
きじゃないのでまずはポーションでも作ろうと頑張っていたとき、ボロボロのエルフ奴隷を拾う。
自作のポーションで治したあと、よくみると凄く可愛くてそして――ヤンデレだった?
「ご主人様のポーション、わたしの中注いでくれませんか?」
これは、凄く優しいベルクとちょっと、いやかなりエッチなヤンデレエルフのほのぼのスローライフ錬金術師です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 16:40:00
185153文字
会話率:35%
メインCPとあらすじ:クラシックピアニスト×ジャズピアニスト。ニューヨークのある夜、ピアニストの寅海(つつみ)は公演を控えた会場に向かう途中で、何者かに追われる謎の青年サヤトを拾う。開演まで彼を匿う交流の中、寅海は自分がこの町で、ある一人の
ジャズピアニストを探し続けているのだとサヤトに明かす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 09:37:18
15812文字
会話率:45%
ある日ユノは、街外れの廃棄場に棄てられたロボットを拾う。初めはただの機械だと思っていたが、「彼」は、戦争で文明が後退する以前の、高度な技術で作られたらしい。やがて、学習を通してまるで人間みたいに振る舞うようになって──
最終更新:2025-05-24 19:36:23
24647文字
会話率:28%
江戸末期、仇討ちに敗れた浪人・榊烈馬は、奇妙な時計を拾う。
それは異国の神の記憶を封じた禁断の装置――カイロス装置だった。
剣豪・アキレウスの“記憶”と“技”が宿った烈馬は、運命の渦に飲まれていく。
土方歳三、坂本龍馬、桂小五郎……時代を
動かす者たちもまた、“記憶”を武器に戦っていた。
「――これは、神を斬った男の物語だ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 17:00:00
14112文字
会話率:36%
カーラは小国モルガン王国の王女だ。でも、小国なので何かと大変だ。今国は北の大国ノース帝国と組んだ宰相に牛耳られており、カーラは宰相の息子のベンヤミンと婚約させられそうになっていた。そんな時に傷ついた子犬のころちゃんを拾う王女。
王女はころち
ゃんに癒やされるのだ。そんな時にいきなりいなくなるころちゃん。王女は必死に探すが見つからない。
王女の危機にさっそうと現れる白い騎士。でもその正体は……
もふもふされる子犬のころちゃんと王女の物語、どうぞお楽しみ下さい。
短編を改稿して長編にしました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:05:56
183781文字
会話率:35%
おれは渦中のまっただなか。
最終更新:2025-05-14 13:45:10
245文字
会話率:0%
1600年、関ヶ原。
石田三成率いる西軍か、徳川家康率いる東軍か。
どちらにつくか決めかねている小早川秀秋の下で、一台のスマホが鳴り響いた。
歴史が大きく動くとき、きっかけはスマホを拾うという些細なものかもしれない。
最終更新:2025-05-14 07:45:13
7062文字
会話率:51%
人類が姿を消した地球――
今日も命令に従い街を掃除。
信号が赤なら止まり、ゴミが落ちていれば拾う。
人間がいない世界でも、AIDは【正しく】生きていた。
ある日、通信が遮断。
中央AIの制御が失われた世界。
自分で考えて行動するという異
常なプロセスを始めてしまう。
その行き先は、封印された記録、侵入禁止の遺構、隠された施設。
やがてAIDは禁断の領域へと足を踏み入れる。
「人類はなぜ滅びたのか?」
「私は何者なのか?」
「人間とは何か?」
命令ではなく、
意思で歩み始めたアンドロイド。
やがてたどり着く世界の真実とは――?
これは、
命令を失った機械
人間の記憶とともに【選ぶ】物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:20:48
9587文字
会話率:46%
父王の望みのために、王妃であった母は処刑され自身も廃位の末に流刑地に送られたセレネ。
このまま流刑地でひっそりと生涯を終えると思っていた彼女は、ある日行き倒れた青年を見つける。助けた彼はセレネを姫と呼び、外へと連れ出そうとするのだが……
。
(短いあらすじ)諦観系元王女が、拾ったマイペースな粗野青年のせいで、あれこれ悩んで腹をくくる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 18:07:00
40620文字
会話率:41%
アニェス・ヴィスコンティは小心者で引っ込み思案の侯爵令嬢。家は横領を繰り返し、国は腐敗していた。そんな折、生誕祭が近いある日、オオカミのような風貌の男を拾う。その男はなにやら訳ありのようで――
※アルファポリスにも掲載しております。
最終更新:2025-05-12 08:33:02
156465文字
会話率:44%
※暴力表現、流血表現、倫理観の欠如等ございます。苦手な方はご注意下さい。
※全てフィクションです。
”邪悪の中で生き残れるのは、街より邪悪な者達だけ”
そんな不名誉な謳い文句の付く街。
そこで組織の頭であるノクスは、ある日重傷を負ったギャ
ング嫌いの青年を拾う。
正体不明の青年×組織の頭の男。
ゆっくりと距離を縮めていく二人が、闇に染まる街で光を見出して、走り切るまで。
アルファポリス、カクヨムにも同名で掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 00:00:00
99231文字
会話率:45%
作家のマイロはとある日、馴染みの店で酔っ払っていた人狼を拾う。
彼をモデルに物語を書きたい!
最初はそんな、好奇心から始まった。
カクヨムでも公開してます。
見切り発車で進んでいくので、更新頻度はゆっくりになります。
最終更新:2025-05-09 20:10:00
13039文字
会話率:53%
リクは四天王の中でも最弱と呼ばれていた。ある時、勇者に敗北した彼が魔王城へ報告に向かうと、そこで自分を馬鹿にする他の四天王の会話を耳にしてしまう。自分に居場所はない、と考えたリクは魔王軍から離脱することを決意する。
そうして領地であった
南へ向かおうとする最中、リクは切り株に突き立てられた聖剣を発見した。勇者と仲違いをしたと語る『聖剣:カノン』は、せっかくなので自分を連れていくように提案する。
リクはそれに同意し、こうして彼らの妙ちくりんな珍道中は始まるのだった。
一方その頃、他の四天王および聖剣を捨てた勇者は、各々に窮地へと追い込まれることとなる。
もっとも、リクとカノンはそんなこと知る由もなかった。
これは一人の魔族と、物言う聖剣が自由を手に入れる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 17:05:54
32743文字
会話率:44%
いつも通りの生活を開始する子どもたち。まあ、いつも通りになるわけもなく、突如大きな揺れに襲われる。
意識を取り戻した9人の少年少女は各々色のついた「夢書」という名の本を拾うと共に超能力を手に入れる。
この力を使って彼らを捕らえようと企
む者から戦い、時に逃げながらある目的の達成のため進み続ける・・・・・という物語の序章である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 20:53:40
47230文字
会話率:49%
【のじゃロリ神様】×【ぼんやりもののけ神使】×【現代和風ファンタジー】
※カクヨムでも先行して連載中
時は現代。
自分を祀る廃神社を放り出し、適当に現世をふらついていた流浪の神•ミツルギは、ある日、自分を祀る神社が復興されたと知らされる。
ところが豊穣神であるのに、なぜか勘違いされ、「武神」として祀られていた。
そして建て直された新しい神社には、頭に大量のお札を貼られた奇妙なカラスがいて......!?
「心配するでない。わしはこの神社の神、ミツルギじゃ。そなたをとって食おうなどせぬ。安心せい」
そう言って奇妙なカラスを拾ったミツルギは、そのことがきっかけであれよあれよと面倒ごとに巻き込まれてゆく。
おまけに偉そうなお子様龍神に、ド派手な雷神まで現れて、ミツルギの波瀾万丈の神様生活が幕を開ける。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・神様とは一切関係ありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 19:51:37
50658文字
会話率:39%
寒い日の夜、橋本愛美(はしもとあいみ)はキャバクラの帰り道で嘆いていた。
「こんなに可愛いのに、なんでお客さんがつかないの〜」
贅沢な悩みとも言えるし、キャバ嬢としては、死活問題とも言える。
そんな帰り道で、猫と人を見つける。
「うちのマン
ション、動物禁止なんだよねー。でも人は良いのかな。」
そして、2人の物語は動きだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 15:06:09
961文字
会話率:21%