何年経っても、忘れられない会話というのがある。
例えばそれは強烈な出来事であったり、早く忘れたい嫌な思い出であるとか、一生忘れたくない嬉しい出来事である場合がほとんどだけれど、何故か他愛もない会話も覚えていたりするんだから人間ってのは不
思議なもんだ。歪(いびつ)な学生生活。一言で表すならそんな日々だった。少しづつ変わっていく体型や老いに気付けないみたいに、歪んでいく日常に気が付かなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 09:23:46
22870文字
会話率:52%
出会いと別れを繰り返す中で、忘れたくない人がいる。もう二度と会えなくても。
最終更新:2023-04-17 21:20:00
337文字
会話率:0%
公爵令嬢、セシーリア・ヴァインシュタインは極度のブラコンだった。
どこに行くにも兄の後をついていき、離れると泣くわ喚くわ両親にも手がおえなくて。
そんな妹に兄デュークフリードは常に優しく接してくれていた。
それが当たり前だと思っていたのだ
。
そう、あの時までは。
それは、セシーリア七歳の誕生日。
来年には貴族院初等科に入学する。
日中もいつもお兄様のそばにいられる、と、希望を胸に迎えたその誕生パーティでそれは起こった。
主役はわたくしなのに。
なんで?
あの女、誰?
フローラ・マウアー男爵令嬢?
そんな女がどうしてお兄様のそばにいるの!?
セシーリアの前世は聖女ツェツィーリア
勇者アレクと共に魔王を倒した(封印した)のち、魔力枯渇を起こしているところを魔王の配下の手にかかり死亡。
このまま輪廻の輪に還るのだな、と、大霊に溶け混ざりあたしとしての記憶は消えてなくなっちゃうのだなとそう思ったけど、
諦めきれなかった。嫌だと。この恋を忘れたくないと、そう思っただけなのに。
どうして大好きだった恋人の妹として生まれてこなきゃいけなかったの!!
どうして! 神様!!
#######
七歳の時、前世の記憶が蘇ったわたくし。
前世聖女のあたしと恋人で勇者の彼。
でもなんで!?
よりにもよって大好きだった恋人がお兄様に転生してるの!?
ああ、もう、構うものですか!
お兄様だって構わない。
悪役令嬢になっても構わない。
わたくしのお兄様に近づく令嬢は、みんな邪魔をしてあげますから!
※【告白】から始まる恋物語《ロマンス》とは前世がパラレルな関係デス。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 19:43:48
13952文字
会話率:16%
「そうやって何度も、あの時間を巻き戻す記憶が自分の中に残っている限り、俺はそれだけで、十分なんだ。」
高校二年の夏、あの花火の下、僕は隣に座る人物と口づけを交わした。
「忘れた事なんて、ないよ」
彼は、そう言った。嬉しかった。誰
かを信用することが怖くて、誰からの関心を受けることから逃げてきた僕を、彼だけは、覚えていてくれたことが。そうして、今も尚、その〝キーホルダー〟を持ってくれていたことが。
「蒼井!」
だが。その声は彼に届くこと無く、ああ、また僕は、大切な存在を失った。夏休みが明けても、彼が姿を現すことは無かった。
あの日、花火の下、僕は隣に座る人物の頬に、そっと唇を触れさせた。
記憶を少しずつ失っていく僕には、どうしても忘れられない、決して忘れたくない、ある人物との〝一つの記憶〟があった。このキーホルダーをくれたことを、彼は覚えているのだろうか。いや、もし忘れられたとしても、構わない。僕が覚えているのならば、それでいい。ぼくは自分に、そう言い聞かせてきた。最後に小学生の彼と別れを告げてから今まで、ずっと。
だが、あの日。僕らが花火の下、交わし合った言葉。
「忘れるわけ無い。忘れた事なんて無い、一度も。」
その言葉は、僕の心臓を奪う程だった。
この感情は、一体何だ?竜巻のように生まれる、複雑に絡み合った感情の渦。それは、何とも衝動的な一夏の過ちだった。
繰り返す出会いと別れに胸を震わす、二人の青年の感情を描いた青春物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 16:29:36
80968文字
会話率:50%
いつか全てを忘れてしまう前に
最終更新:2022-12-18 19:45:36
426文字
会話率:0%
ある人物にとっての死ははじまりであり、人々の死は終わりであった。
失ってしまった後に何かを得る事は出来ないのだろうか。
誰かを想うだけでは忘れたくない事も時間と共に風化してしまうのだろうか。
神さまが存在せず、精霊が存在する世界を旅して
回る1人の画家のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 12:00:00
406541文字
会話率:31%
闘病のうちの、優しくて穏やかな一日を書いた。忘れたくない日常のかけらだから、エッセイにしておく。痛いの苦手な人は読まないでください!
最終更新:2022-11-28 12:00:00
907文字
会話率:15%
何回も恋をしてその恋が実らず消えていく恋が多かった真凜。中学生に上がり、もう絶対に恋はしないと誓った。それなのに中学に入って3週間後、私はまた恋をした。だが、彼は諦めきれなかった。私は彼に本当で本気の恋をした。忘れたくない、失いたくない彼の
存在。ーこの恋の行方はどうなるのか。ラストシーンにみんなの心が暖かくなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 11:08:57
883文字
会話率:50%
あの時から雨は何度となく降って
どしゃ降りもあったけど
二人手を繋いだ先に見えた優しい微笑みを
忘れたくない
キーワード:
最終更新:2022-09-30 22:17:21
345文字
会話率:0%
忘れたくないことは変わらないことでも
あるなぁと
キーワード:
最終更新:2022-06-27 18:08:16
210文字
会話率:100%
夢。それは寝ている時に体験する不思議な世界。
意味が分からなかったり、時々怖くなったりするけど、何故か落ち着く自分だけの世界。
これは、そんな夢を綴ったゆめにっき。
楽しい楽しい夢の時間。
忘れたくない幸せな一時。思い出したくもない嫌
な記憶。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 04:00:00
456文字
会話率:13%
楽しかった昔の記憶、たぶん愛されてたこと。
まだ思い出すだけで贅沢な残香が漂ってる。
それでいいと思った。
ちょっと夢を追いかけただけ。
それなのに後戻りができなくなった 山城百合28歳のいたってシンプルで、まともになれない日常。
若者
はいつだってスマートで器用に世界を回している。歳を重ねていけばいくほど不自由で置いてけぼりの日々を歩いていかないといけない。
まだ忘れたくない記憶がある人へ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 19:04:46
2087文字
会話率:13%
小さな頃の忘れたくない大切な思い出
最終更新:2022-07-17 14:00:00
1459文字
会話率:29%
やめてくれ、幽霊だの怪異だの、そういうのは俺に効く。
普通に考えて動物でも魔物でも自分に向かってきたら怖いだろ。剣だの魔法だの使えても相手に効かなきゃどうにもできないだろ。
だから俺が幽霊を怖がっていても何にも問題がない筈だ。むしろ俺
のことをビビらせるアイツらの方が悪いね。
そもそもこの学園に入学してからそういう手合いとの遭遇率上がってるんだけど?
何? この学園が呪われてるの? それとも俺の周りにいる奴らが呪われてんの?
正直どっちでもいいから勘弁してくれ。俺は身の危険を感じず慎ましく生きたいだけなんだ。
これは俺にとって忘れたいような忘れたくないような、この学園で過ごした六年間の非日常な日常の備忘録だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 21:15:05
118557文字
会話率:28%
私の娘が死んだあの日のことを忘れたくない
最終更新:2022-06-18 16:41:12
212文字
会話率:0%
私は、貴方が好きだった。
あの日のキスの理由は知らない。
ただ、私は忘れたくない。
最終更新:2022-06-12 06:00:00
4543文字
会話率:46%
今も思い出す、あの日の君を
最終更新:2022-04-25 00:02:29
1346文字
会話率:35%
令和4年2月14日の朝、ピゲと呼ばれている猫は目覚める。
いつも通りの時間、いつも通りの自分。
いつも通り生活の中、やがて気付くのだ。
自分のテリトリーである家の雰囲気がいつもと異なる事に。
これは、とある一般家庭における、猫視
点の物語。
忘れたくない一日。
そして──こうあって欲しいと思う願いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 09:54:12
12285文字
会話率:26%
忘れたくない。
そう深く願っても、ふとした拍子に頭から抜けてしまう。
あなたはこれまで、どのようなものを離してきましたか?
最終更新:2022-03-19 23:53:50
2385文字
会話率:2%
忘れたくない〜時間は前にしか進まない〜
最終更新:2022-01-13 23:46:49
209文字
会話率:0%
彼女を語る僕。僕を蔑む私。
過去に執着し続ける私は忘れたくないが故に書き連ねる。これが淑やかで孤独な報復になることを願って。
最終更新:2022-01-12 07:58:00
6261文字
会話率:13%