歌姫と呼ばれたシェーナの助けもあり王太子であったカナスによる政権転覆後も、表面上は穏やかに日々が過ぎていた。
しかし、カナスによる強烈な改革そやの唯一の寵姫であるシェーナの存在を厭わしく思う貴族たちのはかりごとで、あるときから、前王によって
囲われていた姫君たちが王宮で暮らすようになる。カナスの妃の座を争いあう高貴な血筋の彼女たちに、その出自から自信を持てないシェーナは怯えて暮らすようになるが、そんななか、お忍びで出かけた先でカナスたちの命が狙われる。
はたして、裏切り者は誰なのか。
若き王と心根の優しい歌姫が、戦場ではなく王宮で自分たちの望む未来を掴むために奔走する。
※こちらは「お伽噺のそのあとで~虐げられた姫君は大国で自らを取り戻す~」(https://ncode.syosetu.com/n5795hp/)の続編となります。前作を読んでいない方でもお読みいただけるように執筆しておりますが、前作からお読みいただいたほうが登場人物像がわかるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 09:29:09
161301文字
会話率:47%
非人の娘と武士の恋。刑場の手伝いを生業とする非人の娘、秋津。凄惨な処刑の行われる刑場に、郡代見習いの検視役としてやってきた元宮恭太郎。勝気な秋津と、心根の優しすぎる恭太郎は、いつしか互いに支え合う仲になっていく――。
※この作品はエブリス
タ、アルファポリス、カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 22:31:11
98126文字
会話率:34%
チリン
左腕から鈴の音が聞こえた気がした。
僕はこの音が大好きだったが、
二度と聴きたくないと思うこともある。
コーヒーとタバコを好む探偵神影と、お調子者だが心根が優しい助手橘の二人が織りなす探偵物語。
ホラー系?ミステリー系?
はた
また、オカルト系?
どのジャンルに当てはまるのかは
お読みいただいた、あなた次第です。
お楽しみいただければ幸いです。
いざ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 00:00:00
323704文字
会話率:58%
婚約破棄を宣言した王子は、破棄した相手である公爵令嬢イザベラともつれるようにして階段から落ちてしまう。そして、その衝撃で中身が入れ替わってしまうのだった。
イザベラとなった王子は入れ替わりを主張するも、魔法は物語の中だけの話とされているこの
国では、階段から落ちて頭を打っておかしくなっただけだと周囲から思われるばかりだった。
間もなく、公爵令嬢イザベラの身体に入った王太子は知ることになる。
可愛いと思っていた男爵令嬢アイリスの、醜い裏の顔を。優れた者達だと思っていた側近達の、腐った心根を。
王子はいかに自分が、人を見る目の無い馬鹿な奴だったのかを思い知る。
それと共に、この国の女性達がいかに生きづらく理不尽な立場にたっていたかを、女性の身となり初めて思い知るのだった。
「女なんて飾りと同じ、外見さえ美しければいい」と言っていたバカ王子が、
「国政とは想像力を働かせることだ。同性の方が想像しやすい、それは分かる。だが、国を治めるものがそれではダメだ。女性のことを蔑ろにするやつは『想像力』という国を担う重大な資質を欠けているということで、査定を厳しくするつもりだ。今後は実力主義に切り替えるから、想像力不足なものの昇進は遅くなるだろう。覚悟しておくように」と議会で演説するようになるまでの成長録。
※連載版をご希望頂けたので、作成しました。短編バージョンで省いたお話が盛り込まれる程度の内容になってしまい恐縮です。
毎週更新予定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 12:48:02
24795文字
会話率:23%
婚約破棄を宣言した王子は、破棄した相手である公爵令嬢イザベラともつれるようにして階段から落ちてしまう。そして、その衝撃で中身が入れ替わってしまうのだった。
イザベラとなった王子は入れ替わりを主張するも、魔法は物語の中だけの話とされているこの
国では、階段から落ちて頭を打っておかしくなっただけだと周囲から思われるばかりだった。
間もなく、公爵令嬢イザベラの身体に入った王太子は知ることになる。
可愛いと思っていた男爵令嬢アイリスの、醜い裏の顔を。優れた者達だと思っていた側近達の、腐った心根を。
王子はいかに自分が、人を見る目の無い馬鹿な奴だったのかを思い知る。
それと共に、この国の女性達がいかに生きづらく理不尽な立場にたっていたかを、女性の身となり初めて思い知るのだった。
「女なんて飾りと同じ、外見さえ美しければいい」と言っていたバカ王子が、
「国政とは想像力を働かせることだ。同性の方が想像しやすい気持ちは分かる。だが、国を治めるものがそれではダメだ。女性のことを蔑ろにするやつは『想像力』という国を担う重大な資質を欠けているということで、査定を厳しくするつもりだ。今後は実力主義に切り替えるから、想像力不足なものの昇進は遅くなるだろう。覚悟しておくように」と議会で演説するようになるまでの成長録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 16:43:11
15896文字
会話率:24%
今は大西洋と呼ばれている海に、一つの大陸があった。
「アトナルディア」と呼ばれたその大陸は、銀の魔女ジャネルと魔人ディクレイドによって、滅亡への道を歩みつつあった。
その地で風を読み、真実と未来を知る風の民がいた。
――トメルア。
世界
創世の時に『魔』と戦った『光の戦士』の末裔の民も、その力と宿縁故に『魔』に疎まれ、追われている。
そのトメルアの隠れ里をある日、アガシャーという老人に連れられた一人の少年が訪れた。彼の名はティス。心根の真っ直ぐな十二歳の少年だった。
彼は、族長の娘である蒼い髪の少女アーサと出会い、友達となるが……。
この作品は「pixiv」(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9667606)にも掲載しています。2000年に執筆した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 01:15:18
82753文字
会話率:45%
”私は私の道を行く。 構って貰えなくても結構です!”
辺境伯家の次女である、マロン=モルガンルース嬢は、穏やかな、心根の優しい少女だった。 小さな幸せで十分満足していた彼女は、多少の”愛情不足”も、笑って流せる少女であった。 あの日、
あの場所で、『惨劇』を経験するまでは。
彼女が『貴族たる矜持』を持った『辺境伯家の娘』となる、『惨劇』であった。
惨劇により、彼女は彼女の歩む道を決断する。 『表情』を失ってしまった彼女に降りかかる、幾多の艱難辛苦。 厳しい現実を乗り越え、『貴族の誇り』と『己が矜持』を全うしようとする彼女は、真っ直ぐに突き進む。
何処までも…… 何処までも……。
その修羅の道の果てには、何があるのか。
彼女が幸せを感じる出来事が有るのか。
ハッピーエンドマニアが贈る、戦うお姫様の物語。
お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 23:00:00
236197文字
会話率:35%
とある王都に、ひとりの貴族令嬢がおりました。華やかさこそやや欠けていましたが、文武両道、心根の優しさ、礼儀と気品……等々、多くを持ち合わせた彼女は――
『破滅の卵』と、呼ばれていました。
恐るべき魔物の生まれ変わりと噂される少女イザベル
について、お目付け役に任命された魔物研究員アドルフが残した10年ぶんの報告書――の形式でお送りするファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 19:33:30
9166文字
会話率:13%
大学進学を機に単身上京した少年、佐倉は溢れんばかりの下心に塗れたごくごく普通の童貞オタク。そんな彼のもとには、ラブコメ的お約束(ひょんなこと)から美少女が次々と現れる。
望外の幸運に若干の戸惑いを覚えつつも、折角の据え膳を食い散らかそ
うと、情欲の赴くままに美少女たちへアプローチを図る佐倉であったが、肝心なところでヘタれる心根は治らないまま。
結局、優柔不断に流されるままとなった佐倉の行き着く先とは……?
※下ネタ苦手な方はご注意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 11:36:17
223514文字
会話率:45%
明日、辛い事があってそれについてタバコ吸いながら考えてたら、思いついたので書きました。かなり衝動的に書いたので文章としてかなり読みづらいと思います。よければお願いします。
最終更新:2020-11-09 00:20:34
341文字
会話率:0%
リーフラウ国には、種から育つ人形がある。その人形は、真実を話し、種を育てた持ち主に忠実で、心根が似ると言う。
その人形は、リーフラウ国以外では、育てる事が出来ないため、幻の人形と呼ばれている。
そんな人形に、人生を翻弄されている様な男の話
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-04 12:09:57
30637文字
会話率:17%
鳥たちが庭に来ると、それはそれで、良い音と眺めになる。自然の景色にはとても癒やされる。それと同時に、果実が惜しくなる。まあ、いいやん、みんなで楽しもう、そんな気持ちになるのに、間がいる。熟すまでは生きたい、そんな思いもある。そして、もともと
の心根から、落ちないようにもしたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 11:54:28
245文字
会話率:0%
自然が迷う頃、人は、体調を崩しやすいから、せめて、まっすぐに伸びてゆきたいと、思ったところです。単純な心根で、靭やかな体で、生ききれたらいいなと。
最終更新:2020-05-04 20:02:01
271文字
会話率:0%
とりとめもなく、自分に浮かんだ言葉の波に、三行ずつで沿ってみた。どっちもどっち、良いも悪いもなく、喜びも、悲しみも、どちらもあって、心根がはしっこに伸びないように、と願う。
最終更新:2020-03-18 20:49:01
361文字
会話率:0%
私の婚約者には、永遠に愛する彼女がいます。
彼は会う度に、いかに彼女が素晴らしいかを私に言い聞かせます。
そして彼女と私を比べては、私の事を貶します。
そんな彼にいつかささやかな復讐をしたいと思ってしまう私の心根は、彼が言うようにやは
り醜いのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-29 00:23:20
4709文字
会話率:10%
高校に通うバスケ部の木槿葵は、イヤホンの修理を頼みに訪れた情報技術部で機械オタクの柊撫菜と出会った。
独特な雰囲気をしながらも優しい柊の心根に、木槿は惹かれていき、二人は仲の良い友達になっていく。
一方で、木槿のクラスメイトである桐谷遥香
は中学の頃の友人の紅葉谷楓と再会し、昔の地味な印象から豹変した彼女に驚きつつも、旧交を温めていく。
※筆が遅いですが、少しずつ更新していきます。
※pixiv、カクヨムに重複投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 20:00:00
97618文字
会話率:59%
学費を稼ぐためバイト三昧の女子大生が過労で事故に遭い、大好きだった乙女ゲームに転生したと思ったらデブスの貧乏伯爵令嬢だった。ゲーム内の立ち位置としては悪役令嬢のセリフ内で名前のみ出演というモブ以下キャラ。前世と同じく華やかな世界とは縁遠いよ
うなので、ゲームのシナリオとは関係ない所で地味に生きる道を選んだら、いよいよ実家が火の車で、借金のカタに成金商家の息子(老け顔ブサメン)と政略結婚するハメに。互いに受け入れがたい容姿ではあったものの、ヒロインの心根の素直な所と、婚約者の真面目で優秀な経営手腕にそれぞれ敬意を抱くようになり、恋愛感情へと昇華させていく物語……の、予定です。
※初対面こそデブスとブサメンですが、物語中盤くらいには、ヒロインは化粧とダイエットでそこそこグラマラスに(スレンダーは諦めた)、婚約者の彼も成長に伴い年齢相応の相貌へと追いつきます。
※只今、不定期更新になっております。どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-29 01:00:00
189151文字
会話率:41%
辛い日々、それが人生で長く続いた道草歩(みちくさあゆむ)は気づいたら28歳になっていた。
そんな歩夢が営業で訪問した家で出会った少女、青い瞳に雲のような白い髪を鈴がついた赤いリボンで左右を結んでいる。
彼女が動くと鈴の音が鳴る。
彼
女が笑うと心が温まる。
だがそんな彼女が住む家は一度入れば1ヶ月は外に出れない不思議な家。
疲れた男と不思議な少女が暮らす穏やかな日々、それは終わりへと向かうための始まりの物語。
週一更新予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 22:57:15
12142文字
会話率:39%
とある村に住む、ごくつぶしとさげすまれている変わり者の若者。
だが彼は村のため、たった独り命がけで水神様に掛け合い、村に泉をもたらすべく奔走する。
彼の優しい心根が、報われるまでのお話。
最終更新:2019-12-28 21:06:35
8931文字
会話率:25%
主人公がヒロインとなんか散歩して帰って来るお話。
魔法要素も恋愛要素も主人公の能力程度にしかありませぬ。
能力とか心根とか弱い人たちのあれこれが書けてたらいいなあ。
最終更新:2019-11-28 13:02:10
5635文字
会話率:62%
(次話、鋭意執筆中です。2023.10.24現在)
*
親からその道を反対されているが、自他ともに認める天才ピアニストの音無背理(おとなし はいり)は、ある日、廃校舎の音楽室で、昼寝をしていた男子生徒を起こしてしまう。その男子生徒
は、学校で知らない者はいない、札付きとの悪名高い不良だった。
ナルシシストなピアニストと、外見と心根が不釣り合いな不良。ちぐはぐな二人だが、次第に心が通い始める。
互いの世界を変えるため、ピアニストが不良を誘った大きな賭けと、守り通してきた切実な願い。そして、不良がピアニストに寄り添う理由とは。
孤独を抱えて生きる高校生たちの青春ブロマンスです。
*
ひみゆりん様描き下ろしの美麗なイラストもご一緒にお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 23:48:10
87561文字
会話率:35%
この世に数多く存在する鏡・・・ただ人やモノの姿を映すだけではなく、鏡は時としてこの世あらざらむモノを映すだけでなく、その人の心根まで映し出す。
時は平成。
どこにでもありそうな反抗的な気持ちをもてあます、高校生の少女、ゆり。
なにもかもがイヤ
どれもこれもイヤ
そんな彼女の周囲で急に鏡があらぬ怪しい光を放つ。
彼女に降りかかる災難は、果たして偶然なのか必然なのか
※この作品は「重複投稿」です。自サイトの古い作品を改定しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-14 19:56:31
24381文字
会話率:17%
あるところに、それはそれは美しいお姫様がいました。お姫様は、その美しさと心根の優しさから国中の者に愛されていました。
ところがある日、その評判を聞きつけた悪い魔王がお姫様を攫ってしまいました。お姫様は、魔王の城での辛い生活に毎日泣いて暮ら
していました。
ある日のこと、お姫様は魔王の手下が目を離した隙に、魔王城の秘宝である誰の夢にでも入ることの出来る魔法の鏡を使い、勇者様に助けを求めました。「どうかお助け下さい、勇者様…!」
勇者は夢に見たお姫様が忘れられず、村の者の制止を振り切り、旅に出る事を決意しました。これは、その勇者の物語です。
嘘です。真っ赤な嘘です。
魔王様の奥様が、苦労性の旦那を顧みず、「勇者に助けて貰えるお得なお姫様体験ツアー」を行いたいと自ら企画・運営し、若い男の子(勇者)と癒しの旅に出る物語です。
魔王妃は、豪胆。魔王は、堅物。勇者は、道化師。
皆、色々抱えてますが楽しくやります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-26 08:00:43
4107文字
会話率:45%