デュソール王国の若き女王ヴィオレーユが失踪した。
七日後には大勢の国賓や王侯貴族を招いて王宮で催される女王とプルミエ公爵家の子息シリルとの婚約披露宴を控えており、宰相プルミエ公爵は秘密裏に女王を連れ戻すため、女王の従妹であり自身の娘であるプ
ルミエ公爵家の令嬢フランシーユを女王の身代わりに仕立てることを決める。
身代わりは兄が女王を連れ帰るまでの七日間の辛抱だと思い引き受けたフランシーユだが、もし女王が王宮に帰ってこなければフランシーユがそのまま女王としてシリルと結婚することになるのだと宰相から告げられる。そして明かされたのはフランシーユの出生の秘密だった――。
女王の身代わりとして政務に(勝手に)奮闘する公爵令嬢と、その護衛をすることになった婚約者(脳筋)の七日間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 10:00:00
128826文字
会話率:42%
――さあ偽りだらけの宴を始めましょう
一通の招待状が緤の元へ届いた。
墓場まで秘密にすると決めた隠蔽の事件と、ゲームへの参加を願う文面の両方が記載されてあった。参加しなければ白日の元へ晒される。
最悪の事態を避けるために、緤は相棒の終夜と
共に、招待状の送り主である舞月綾無の屋敷へ赴く。
舞月綾無――彼女は愉悦と娯楽のために、人は死に勝者には願いを叶える遊戯を、参加者の命で開催する、法の埒外に存在するもの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 21:41:09
472132文字
会話率:49%
「エリン、お前はこのパーティーから抜けろ」
パーティーの実力に見合わなくなってしまった少女、シルバ・エリンはパーティーから追放された。
だが、今まで自分を抑えていたシルバにとっては窮屈な生活からの解放を意味していた。それは、偽りの才能から本
当の才能を発露を意味していた。
惨劇を、悲劇を、狂気を、シルバはその申し子とも呼べる天性の才能とそれに見合うだけの力があった。
「さあ、宴を始めましょう」
血と惨劇と悲劇に彩られた狂気が目を覚ます。
これは、後に『厄災』の異名で世界から知られる事となるシルバの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 08:05:55
113017文字
会話率:36%
前編あらすじ《 300年に一度、地上の神々が天に集まって宴を行う。さえはそこで群舞の一人として舞を披露する若い天女だ。さえの親友のひのでは、特別優れた舞手として一人舞を披露し、そして地上の神に見初められる。宴の最後の日、さえは舞の最中、親友
と離れる悲しみに呑まれそうになるが気を持ち直し笑顔で舞を終える。そんなさえを見ていたある海の神が、さえに結婚を申し込んだ。 》
この話は、仙道企画その1への参加作品です。前編と後編で完結します。曲にあっているのは後半だと思うので、よろしければそちらだけでもご覧ください。
前編のあらすじを読めば、そのまま後編が読めるようになっております。
後編の予約は本日8月2日の午後9時です。
後半部分を投稿後に「仙道企画その1」のタグをつけさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 21:00:00
5982文字
会話率:16%
勇者パーティでのクエストが終わり、宴をしている時、突然勇者---シャックに言われた。
「なんでお前まだここにいんの?」
「なんでって。同じパーティメンバーなんだから一緒に居るのは当然だろ?」
「あ~。言い忘れてたわ。リアム、今日からもう
来なくていいよ」
「え?」
すると蔑むような目でこちらを見て来ていた。
(なんでだよ)
「え? じゃねーって。無能のお前はいらないって言ってんの。優しく言ってやったんだから聞き返してくんじゃねーよ」
「無能って......。どこが無能なんだよ」
そう、今までみんなに固有魔法---リミッター解除でバフをかけて来ていた。それなのに無能なんて......。
「本気で言っているのか? お前は今まで俺たちに何をしてきた? 何もしてこなかっただろ? それを普通は無能だって言うんだよ」
「みんなにバフをかけていたよ。それにモンスターだって倒して来たじゃないか......」
「何を言っているんだ? バフをかけてきた? 嘘をつくんじゃねーよ。バフなんて今まで感じた事ないぞ。それにモンスターを倒すなんて誰だってできることだ」
気づいていなかったなんておかしいだろ......。すると、シャックに言われる。
「お前にやる金なんてねーし、お荷物なんだよ! 無能は無能らしく俺の言うことを聞いとけばいいんだよ」
こうして俺は勇者パーティを追放されてしまった。
★
一週間程経って、クエストを受けようとしている時、Sランクパーティに話しかけられて荷物持ちとして雇われた。
このクエストでリミッター解除の本当の実力を発揮していった。そして、俺はエルフの王女との出会いが俺の人生を変えて行った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 21:52:27
5998文字
会話率:42%
ローゼリア姫がま白い月光の中で産声を上げた。城も国も喜びに満ちる。花火が打ち上げられ、大聖堂の鐘の音が鳴らされ響く。夜が明けると早速、王は故事に習い良き魔女七人を招待し宴を開いた。そして、彼女は呪いを受けてしまいます。
ローゼリアはすくす
く育ち、十四歳。その美しさ、彼女が双の瞳に涙を浮かべ見つめると。罪人は罪を告白し、懺悔を述べ始めると言われている。
空を見上げれば舞う鳥が見惚れて地面に堕ちてくるとも。
美しき王女は、ある夜王妃である母親から、両親がとんでもない計画を立てていることを聞かされます。
運命を変えるべく城を出る王女様。
いばら姫のモチーフを使用しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 21:52:11
73532文字
会話率:45%
妹様の才知を妬む『鬼』の仕業で御座います
そう教えてくれた。対処法を出せといえば、今は御心を癒やすようにとだけ、そう言い置き帰って行った。
くそぉ……あの陰陽師に坊主!大枚叩いたというのに、どいつもこいつも役に立たんわ!
歳月の速
さに少しばかり切なくなる。妹は、すっかりやつれて戻ってきた。それからは誰一人にも文も出さず、気晴らしの管弦の宴を催しても顔を出さす、貝合わせを、香合わせと誘いをかけても、御簾の奥から出てこない。鬱々と沈む様にぼんやり日々を過ごしている。
どうしてこうなった!
妹かわいい!のお兄さんがぼやいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-24 19:00:00
8149文字
会話率:34%
旦那様が何を読んでるか、聞いてきますね。それでは!朗読をいたしましょう、
その赤く滴る血の祝宴をーあら、不服ですが?
最終更新:2018-11-27 21:19:09
1067文字
会話率:4%
その家では代々、最初の一輪の花と酌み交わす儀式が伝えられていた。
満開の花、満月の下でのみ、本当の宴が催されるという。
春の夜、幽玄の宴を描く。
最終更新:2021-03-19 23:00:00
1096文字
会話率:49%
起きると喉が痛い…そういえば昨日は我々は盛大に勝利の宴を開催したのを思い出した。
最終更新:2021-03-09 07:44:39
2450文字
会話率:32%
記憶を失った少年が記憶を取り戻すため、仲間と共にもののけと戦う物語。
この作品はTwitter(@s_n583)にもツイートしています。
最終更新:2021-02-11 03:25:56
19553文字
会話率:54%
時近くして結婚したヴィオとセシル。二人は領地に戻り、改めて結婚披露宴を行うことにした。
その披露宴でのドレスを注文するため、ヴィオがオススメの仕立て屋へと赴く。
仕立て屋のおねぇさまは、ヴィオの実家の元軍人である。
驚異の情報網とセン
スを持って仕立て屋を経営するエミールおねぇさまのお話です。
マーペリア辺境伯軍の恋愛奮闘記の一部をピックアップしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-07 01:04:14
932文字
会話率:62%
ある森の奥深くには、桜の老木が生えている。
今年も美しい花を咲かせ、見る者を魅了する桜のもとに、アヤはひとりで暮らしている。そんなアヤのもとへと、徳利を手にしたひとりの鬼の少女――ハクが訪れる。
彼女は遠い日に交わした約束を果たすため
、春夜の桜の下で一夜限りの宴をはじめる。
注意!
若干の『百合』要素あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 20:41:19
13124文字
会話率:32%
ふらりと、桜の樹のもとへ鬼の少女が訪れた。
そこで彼女は、樹の精霊とかつて交わした『約束』を果たすため、桜の晩に宴を始める。
最終更新:2017-04-07 19:59:17
6212文字
会話率:42%
ある皇帝の物語。
作者主催の新作オリジナル小説企画「第六回月餅企画」の参加作品。
色々なサイトでも投稿しています。(カクヨム、エブリスタ、待ラノ、ノベマ、ツギクル、pixiv)
最終更新:2020-10-01 00:00:00
5122文字
会話率:39%
片田舎にある村をある男が訪ねてきた。
なんでも修行の旅をしているというその男は、よく聞いてみると勇者らしい。
これには村も大盛り上がり! 村の危機を救ってくれた恩人であり勇者である男に感謝して宴を始める!
その後、夜の相手を指名する
男だが……選ばれたのは十歳の少女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-13 00:54:37
8909文字
会話率:30%
かつて、世界は三つに分かれていた。天神のもとで世界の恵みを司る天の民の住む天の国と冥神のもとで災いを司る冥府の国、そして、その二つの民によって虐げられる地の民の住む地の国である。
降誕暦一年、天神は地の民を憐れみ、地の国に降臨し、地の民
の女と一夜を過ごし、その女に託宣を与えた。
「私は天神である。いづれお前は私の子を産む。お前の子が十五になったら私はお前の子の前に姿を現し、重大なる使命を下すだろう」
一年後、女は男子を産み、その子をヘロと名付けた。
十五年を経てヘロの前に天神が現れた。
「ヘロよ、私は天神であり、お前の父だ。今から、お前に使命を下す。お前は民衆を扇動し、冥府の国に通じるテル山の四つ目の洞窟をもぐり、冥府の民を皆殺しにせよ。ただし、冥神は不死身だ。神の血を引くお前が封印の呪文を唱えることでしか冥神を封印できない。地の民が冥府の民を滅ぼしたら、我等、天の民と手を組み、理想郷を作り上げようではないか」
「父上。父上が冥神を封印することはできないのですか」
「ヘロよ、天の民と冥府の民は互いに干渉できないのだ」
「父上、分かりました」
ヘロは民衆を扇動し、冥府の国へ進軍した。冥府の民は全滅し、冥神は封印された。
天神は勝利の宴を催そうと天の国から地の国に向けて虹の橋を下し、地の民を宴に招待した。天の民が酒に酔っているとヘロは口笛を吹いた。すると地の民は隠し持っていた武器を取り出し、天の民を殺戮し始めた。
「ヘロ、なぜだ」
天神は言った。
「父上、私は騙されない。理想郷を作ると言って我々を利用し、冥府の民を滅ぼそうとしたのは、天の民が独占的に地の民を支配したかったからだ。我々は誰の支配も受けない地の民だけの国を造るのだ」
天神と天の民が追いつめられると、天神は呪文を唱え、自らと天の民を白鳥の姿に変え、どこかへ飛び去って行った。
地の民は地の民だけの国を造り、ヘロを皇帝に選んだ。ここに、ヘロ帝国が誕生し、ヘロの在位中、隆盛を極めた。しかし、ヘロが崩御するとヘロの八人の息子の間で後継者争いが起こり、帝国は八つに分裂し、以降、この争いは国土統一戦争と名を変え、何代にも渡って続いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-06 18:00:00
3524文字
会話率:39%
黄国(シトリーノ)の王女、ルスティカ姫は17歳。優しい父に溺愛され、見目麗しい婚約者がいて順風満帆、何不自由なく暮らしていた。
ある日、物心つく前に生き別れとなった双子の妹、マレーナ姫が還ってきた。
失われた半身の帰還に喜ぶルスティカだが歓
迎の宴を開いた夜、見知らぬ男に押し入られる。
「俺はアカシア。砂漠の民の長だ。――アンタを攫いに来た」
そう言ってアカシアは笑った。
王宮から呪われた不毛な大地、砂漠に連れ去られたルスティカは―――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-30 21:00:00
95030文字
会話率:34%
俺は高校生らしい見た目をしていないため、補導される心配なし。よって夜中に一人でコンビニへ行き、夜ご飯と徹夜のお供の品々を購入した。そして帰宅し、夜の一人宴を楽しもうと、そう思っていたのだが……なぜか俺の家の前でお酒飲んでるお隣の美人なお姉さ
んがいるんだけど……。そんなラブコメでよくある出会いから始まる、イチャイチャラブコメディ! このお姉さん、まさかのとんでもない非リアだったとは……。俺の青春が、美人なお姉さんによって狂わされていく――
ただ傍にいる。だけど、それがいい。※日間二位獲得! ※6月5日。完結いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-05 18:03:43
81830文字
会話率:44%
人を喰らおう。皆で宴をしよう。
最終更新:2020-05-22 16:18:04
332文字
会話率:7%
昔は、とっても優しく綺麗でカッコよく皆の憧れの存在だった、陳城真斗。
どうして落ちぶれたのか…
落ちぶれる前と陳城真斗の死の直前までを描くストーリー
謎の人物と一緒に物語という名の宴を楽しみましょう?
最終更新:2020-02-25 17:44:37
478文字
会話率:17%
コードウェル王国は雪解けの季節になると宴を催す。
その宴で起こった一幕
最終更新:2020-01-06 07:00:00
8945文字
会話率:37%
光西国の王宮で、後宮に上がる妃候補生に対して教育を行う「学司≪がくし≫」の仕事を、母の亡き後に受け継いだ花影は、顔を頭巾で覆った異様な風体で講義を行っていた。
ある日、花影は母の形見に「銀花明々為」と書き殴られた文字を発見する。
意味を調べるため、国王主催の宴を脱けて、王宮に植わっている「銀花」の花の前に赴いた花影は、そこで美しい舞妓と遭遇する。
舞妓・凌星の正体とは……?
母の遺品の意味とは……?
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※凛として玲瓏、愚者の野望と同じく瓏国の世界観で書いたシリーズです
(それぞれ、独立したストーリーなので、この話だけでも十分、分かるようになっております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-03 12:20:01
227472文字
会話率:41%