唯一の神、ユヴェール神を崇(あが)める島国、ツァール国。
ここは、古より神から特別なる力を賜(たまわ)った十二人の宝石眼(ユヴェールアオゲ)が生まれることで繁栄を築き上げた国。
そんな国の片隅にある町、ブラオの『ハルト』という宝石店で宝石
鑑定士をする少女、サファイアは、ある日自分への噂話が原因で大事な姉、スズランの結婚が破談になりかけていることを知ってしまい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-25 23:09:25
625055文字
会話率:21%
「ようこそ、夜明けの柘榴へ」
人通りの少ない路地を進んで、見落としそうな看板を見つける。
そこには、
《Cinderella eating poisoned apple(毒入り林檎を食べたシンデレラ)》の文字。
扉を開くと出迎えてくれる
のは、やる気のない青年店主に爽やかで明るい青年、そして店主の肩を揉んでいる少女。
店主の名は、苹果(ヒョウカ) 紅(ミユキ)
女のような名前だが男である。
某有名国立大学出身だが、家の事情というやつで宝石店を経営している。
宝石鑑定士である井原(イバラ) 暁月(アカツキ)
爽やかな外見に反し、毒舌で守備範囲の広い女好き。
実は一途に好きな女性に報われない恋愛中。
とある事件により、助手(奴隷)にされてしまった灰被(カイヒ) 玻瑠(ハル)
美大在学中でジュエリーデザインを学んでおり、一応デザイナーとしてアルバイト中。
そして、今日も《Twilight Garnet》に曰く付きのジュエリーが持ち込まれる。
シンデレラや人魚姫などをモチーフにしたジュエリーの謎に迫る推理物…の予定。
恋愛要素アリですので、お気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-23 14:46:32
5382文字
会話率:34%
結婚を控えた直哉と由佳は御徒町の宝石店へ行った。そこで直哉達は、円花という女性と出会った事で、運命が変わってしまった・・・・
最終更新:2015-10-25 17:36:42
6239文字
会話率:55%
平成十七年七月某日。豪華客船ファンタジア号がテロリストたちに乗っ取られた。警察との交渉の末、人質の大半は解放された。だがその籠城事件の舞台となった豪華客船が突如爆発。取り残された十名の人質と共にテロリストたちは沈没する船と共に、海の底へ消
えた。
その事件から九年後、ウナバラナナミと名乗る人物の指示で、二人の男が大分県大分市の宝石店で強盗事件を起こす。二人組の強盗犯は全国に指名手配された。
宝石店強盗事件発生から三日後、その強盗犯が何者かに襲撃されるという事件が発生。犯人は強盗犯を撃ち殺し、盗んだ宝石を二個ずつ置き、姿を消した。
同時刻、東京から二百キロメートル離れた離島にある洋館で一人の男が射殺された。その殺害現場にも、宝石店強盗犯が盗んだ宝石が二個置かれていたという。
同日同時刻に発生した三件の殺人事件は犯行手口まで同一である。
警視庁は大分県警と合同捜査本部を設置して、奇妙な殺人事件の謎を解こうとする。だが刑事たちを嘲笑うかのように、新たなる殺人事件が発生してしまう。
宝石店強盗事件。同時多発殺人事件。水面下で活動を続ける某国の工作員の存在。
一連の事件の背景に隠された犯人グループの復讐と九年前の悲劇。一体誰が犯人なのか?
今山本正純の本当の処女作『離島の一族』が鮮やかに蘇る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-05 07:00:00
97687文字
会話率:43%
敵対していた“白”と“黒”という相反する二人の魔術師、イレールとエウラリア。二人は長き対立の末、白百合の名を抱く少女――百合のもとに互いを認め合う。
それから、一か月がたったあくる日のことだった。仲良く乗り合わせた豪華客船の甲板の上。突
如として彼らは、自身の心に秘めていたはずの過去の因縁に絡めとられていく――――
世界を揺るがすのは、人への寂しさに狂った錬金術師、クロードヴァルド・ザシェール。
彼はただ、裏切らない宝石の輝きを欲して……
イレール達聖者と心の痛みをぶつけ合うのは―――自身への断罪に囚われた白魔術師、虫も殺せぬ気の優しい黒き少女、野獣に育てられた廃屋の少年狼、神の御業を超越して生まれ落ちたビスクドール、そして、錬金術師ザシェール。
今、アナスタシアの聖女は、宝石店のドアを開く
―――その先にあるのは、麗しきL'harmonie(ラルモニィ)、即ち、“調和”の世界。
※『イレールの宝石店』の続編となりますが、時系列がその後であるだけで、まったく傾向が変わって、完全な恋愛ファンタジー作品となりました。こちらから読んでいただいても問題のない構成となっています。一章分が、一エピソード。という、進め方です。前回に引き続き、短編集に近い傾向で書いていく予定……です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-15 02:24:45
65291文字
会話率:37%
白魔術師イレールの経営する宝石店。そこは心が傷つき、破壊され、輝きを失いかけた者を救うための場所。そんな彼のもとへと集うのは、傷ついた人間たちと―――サーカスにておどける死神、忘れさられた氏神、芸術家を愛する天使……etc.の、人ならざる者
たち。いつも優しく人間を見守る“彼ら”。彼らはどうしてこれほどにも人間に優しいのか…?宝石の輝きは心の輝き、彼らが織りなす切なく優しい物語。
追記:一話分のメインエピソードは独立しているので、ある程度どのお話から読んでいただいても大丈夫な構成を目指しています。
※第一章では”人ならざる者たち”の思想や人となりを中心に描いています。物語の濃い部分には第二章から入っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-05 11:43:06
531732文字
会話率:39%
伊藤由香と藤田明はS県警O署の警官だが、由香は明の自分に対する態度に何時も怒っていた。
そんな由香の誕生日を明日に迎えた日、パトロール中の由香は署の後輩である片桐小百合が明と2人で仲良く高級宝石店に入るのを目撃するが、そこに宝石店強盗が押し
入り、小百合を人質に取られた。必死になって強盗を説得する明と2人を助けるために店内に入る由香…。果たして、由香と明、そして、人質に取られた小百合の運命は…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-23 17:52:55
6659文字
会話率:57%
なんでも望みがかなう。強い運命をひきよせる代わりに、外せばその反動がふりかかってくるというアクセサリーを販売する宝石店Liebe。
あらしの夜の客の望みは、人前では演奏できないバイオリニストの従弟の運命を変えること。5千万円という破格の金額
を支払ったが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-06 00:42:57
6323文字
会話率:25%
ちょっと控えさせてもらいます。
最終更新:2011-02-09 08:00:00
1060文字
会話率:0%
宝石店の前で立ちすくむ男と、
それを呆れて見ている男。
店の前で迷い、気付く。
そして、足を一歩踏み出す
最終更新:2010-11-23 11:50:43
8298文字
会話率:23%
宝石店の夜間警備を依頼された私立探偵の磯田明と境出水が事件に巻き込まれた。そして、他にも事件に巻き込まれた男性がいた。暑い夜の出来事を抒情的に描いた小作品。あなたの人生と影が重なりますか?
最終更新:2010-07-26 17:16:25
5488文字
会話率:18%