去年、一学期の終業式、亜紀は担任の江角に進路相談に行く。
明日から始まる夏休み、少しでも自分の目標を持ちたかったから。
なんとなく夏休みを過ごせるほどには子供ではなくなったし、狩にも担任、相談すれば親身になってくれると思った。
でも
、江角は午後から年休を取って海外旅行に行くために気もそぞろな返事しかしてくれない。
「国外逃亡でもするんですか?」
冗談半分に出た皮肉をまっとうに受け「亜紀に言われる筋合いはないわよ。個人旅行だけど休暇の届けも出してるんだから!」と切り返す江角。
かろうじて残っていた学校への信頼感が音を立てて崩れた。
それからの一年間の亜紀と友人たちの軌跡を追う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-17 07:11:30
56487文字
会話率:53%
これは夏野雫に起こった物語(フィクションです)
大学が決まった夏野雫の趣味は映画鑑賞だった
好きなマンガが原作の実写映画を見た翌日に……
狐の2作目
今回は前回のエンドから心機一転ハッピー?エンドです
また今回も三題噺です
今回のお題
はタイトルになってる三つです
実際には雫が入れにくかったので主人公の名前に入れましたが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-15 07:00:00
3415文字
会話率:72%
東京駅から夜行バスに乗った私は変な男に遭遇した。私の傍の窓際に座った男だった。何やら、ぶつぶつと独り言を呟いているのだ。まるで、誰かに語りかけているような口調だった。はた迷惑な、うざい男だと思い、私は注意しようとした。
最終更新:2018-01-23 20:00:00
18033文字
会話率:3%
【実話を題材にしたプロレタリア文学作品。2013年に、書籍化された新人賞佳作作品】
盛岡市生まれ育ちの主人公赤星妙子は、家族と不仲の中、地元の短大を中退してアルバイト生活に入るが、自動車産業都市の車組み立て工場『ニチドー』に、地元の知り合
い仲介人から勧められた派遣会社『セーフティ』を経由して、「2度と実家に帰るまい」との決心で職を得る。
派遣先の寮に、夜行バスで一緒に来た多重債務者の恋人の小泉潤と半同棲生活をしながら、妙子は、工場で検査員として必死に勤める。
過酷な労働現場を派遣社員として実体験していく。
まもなく、作業上の不始末で解雇になった小泉潤に、突然帰郷されたことへの不安が残るなか、職場はの上司の加藤狩雄から、妙子へ人員整理解雇の脅迫による交際強要が、会社に伏せたまま巧妙陰険に始まる。
加藤の性的交際の度重なるセクハラ・パワハラを、いったんは身の保全を考え、拒否できず、応じたものの、結局はやがて妙子も非情に解雇され、加藤に責任を求めるも無視されて、力なく傷付き、実家に帰郷する。
そこで、かつてアルバイト先で知り合った、同年輩の司法書士の瀬川新次と再会する。
親身な瀬川新次の支援も幸いして、経済的理由から弁護士へ委任できない、個人単独での『本人訴訟』で、少額賠償として簡易裁判に訴えることを、妙子は、精神上の自己回復として必要と思い決意した。
妙子の訴訟は、被告側の多数の悪徳弁護士たちとの困難な闘いとなったが、裁判所の温情判決により、いわゆる和解が勧告されて、長かった過去の過ちへの精神的清算を果たす。
判決後、妙子がこれからのことで瀬川と相談したり、訴訟を最後には応援してくれた母親と和解したところで、自己の確立と独立へ向かう光明を得る。
大テーマに、虚実入り混じるエピソードを組み合わせながら進展し、ストーリーは、後日の展開を割愛省略して足早に収束させて終える。
『無機質な腐敗』を呈している産業界大資本企業と御用弁護士たちの悪行、悪徳、裁判司法の人権軽視の姿勢とのメインの闘いが、次第に、『女性の人権』や『労働者の権利』や『人生の幸福』などを追求する主人公の『有機質な成長』を、作者のモチーフが支える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 09:39:45
35756文字
会話率:15%
休日を楽しみに夜行バスに乗って金沢に向かった才谷仁(さいたに ひとし)は事故により23歳でこの世の生を終えた
異世界の社会活性化の人材としてスカウトされたが
そこは過去1年以内の死亡率9割で生き残った者も「魔王」と恐れられるケース多発と聞
かされ、抗議するも丸め込まれて送られた
希望は前任者の失策を踏まえて新たな責任者となった(と称する)者がフォローをこまめにすると約束した事
祝福(ギフト)を受けて異世界に来たサイタニは生き延びて英雄になる事が出来るか
--あらすじはシリアスですが、基本コメディーにしたいと思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-23 01:00:00
113393文字
会話率:45%
僕等は遊びの為バスを使って出かけた。
そのバスで知らない男性から不気味な話を聞くことに。
その後に起こった不可解なことは一体…何か関係があるのだろうか?
恐怖が僕を襲う。
Yahoo!掲載
最終更新:2016-12-15 07:47:26
3752文字
会話率:4%
スキマノベル、SS投稿掲示板(チラシの裏)、ハーメルン、カクヨムでも投稿してます。
最終更新:2016-10-06 22:39:52
2364文字
会話率:16%
酔いと宵にゆらゆらと。
最終更新:2016-08-27 16:41:38
1272文字
会話率:4%
脳に腫瘍を抱えた彼はベッドの上で美少女フィギュアを握りしめる。
バンドを辞めた彼女は夜行バスで遥か500キロ先の東京を目指す。
会うことのなかったはずの2人。
響く、バンビーナ。
「こじらせてる」全ての男女へエールを込めて、この物語を送り
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-17 19:42:51
11651文字
会話率:22%
若林治は京都嵯峨野の小さな民芸品店の主で毎年買い付けに東南アジアや中国を旅しています。今年やっと念願の雲南省に行くことができました。上海まで船旅、義烏までバス。長沙まで夜行バス。空路昆明へ。今回の目的は大理古城から草木染め藍染の周城そして謎
の泉胡蝶泉を訪ねることでした。ところが私は胡蝶泉の祠でついうとうとと・・・・。目が覚めると私は城壁の上。向こうから蒙古軍が攻めてきます!
私は一目散に逃げ出しました。そして・・・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-04 16:33:10
13667文字
会話率:28%
(短編小説)別れた娘に子が生まれた。初孫だ。選挙応援を口実に東京に向かう。旦那はどんな男だ?幸せな家庭なのか?お母さんはどうなのか?実際を確かめに若林治は夜行バスに乗った。
最終更新:2009-05-07 20:28:21
9480文字
会話率:40%
平凡なサラリーマン、平岡が、乗ってしまったバスとは?
日常、よく利用するものに紛れて、恐怖はやって来る。
暗闇の中で、平岡は生き延びる事ができるのか?
最終更新:2015-04-10 18:14:34
22668文字
会話率:21%
夜行バスで温泉旅行に行く途中のミズキ先輩と私。ねむれたらいいなと思いながらも少しも眠気が襲って来ない。そんな中、先輩は私に声をかける。
最終更新:2015-02-09 10:57:58
2241文字
会話率:70%
夜行バスの運転手をしている僕は、深夜のサービスエリアで、乗客の数を数える。しかし、38名のはずの乗客が、何度数えても一人多い。39番目の乗客とはいったい……。
※なお、この小説は小生のブログ「四分小説家」と、「星空文庫」にも掲載しております
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-05 23:00:15
2792文字
会話率:11%
夜行バスを狙ったバスジャック事件が発生。警視庁や青空運行会社には何も要求が伝えられず、翌日の早朝人質たちが放置されたバスの車内で発見される。犯人は喜田参事官の孫を含む三名の男女と共に姿を消した。
それから数時間後、バスジャック犯は拉致した三
人の男女を監禁していると犯行声明をマスコミに発表。
要求は暗号が示す場所に衆議院議員朝風前進を連れてくること。
バスジャック犯に拉致された身元不明の二人の女性は誰なのか?
集団誘拐事件の背後に隠されているのは、十一年前から続く悲劇の物語だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-01 07:00:00
35524文字
会話率:59%
帰る場所があり、迎えてくれる人がいるのは幸いかな。崩れそうな足場を恐れる弥次郎兵衛は、結局どちらにも止まれずにふらふらと旅を続けます。
最終更新:2014-02-02 03:19:56
501文字
会話率:0%
遠いふるさとに思いを馳せ……
最終更新:2014-01-11 03:05:50
323文字
会話率:0%
聴覚障害者の日常シリーズです。
単身赴任をしている夫のところへ行こうとした時の出来事です。
最終更新:2013-09-19 10:26:05
1678文字
会話率:33%
彼に、その言葉が聞こえたとは思えなかった。
最終更新:2012-08-01 00:00:00
697文字
会話率:32%
きずいたら夜行バスにいた少年がいろんな時代、国、種類の人々と出会って暮らしていく。
最終更新:2011-12-29 01:28:45
467文字
会話率:50%
雪の降る夜にバスに乗った娘は、運転手に雪女の伝説を語る。
裏切られた女は、雪女になると…。
キーワード:
最終更新:2011-04-19 15:52:31
1574文字
会話率:50%
私がふと目を覚ましたのは、夜中だったのかもしれない。
わかることは闇が濃いことだけで、車内カーテンの袖から見えるのはぼうと光る街灯だった。(本文より抜粋)
キーワード:
最終更新:2010-12-06 00:16:14
919文字
会話率:0%