あらゆる生命を喰らいながら、増殖していく化け物たち、ディストラル。前触れなく出現したソレは瞬く間に文明を崩壊に至らしめた。
あとに残ったのは食料も安全もインフラも碌に得られない世界。人が当然のように死に、死体は埋葬されることなく食い荒ら
される。
過去にいじめを受けた経験のせいで人を信じれない少年、荒場こたつは、ある日、ディストラルへの唯一の対抗手段たる武装兵器、『鎧』を託された。
『鎧』。それは代償も資格も理由もなしに振るえる絶対的な力。故に彼の前に立ちはだかるはディストラルとの戦闘だけでなく、『鎧』を所有することへの葛藤や責任、他の『鎧』の所有者との衝突。時には命が懸けた経験を経て、こたつは『鎧』の力をどう扱うか、その答えを見出していく。
なろうで定番の終末世界ゾンビものに仮面ライダー混ぜたみたいな世界観です。良ければみてやってください。あとできれば感想も(貪欲)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 16:27:22
48073文字
会話率:19%
祖父が死に、埋葬した満月が煌々と輝く夜。
忌み子と呼ばれた少年はぼろぼろの少女と出会う。
太古の昔、冥府から眷属達を招いたとして悪神と言い伝えられる女神アルテミス。
恩人である彼女の悪名を晴らすべく少年は旅に出る。
最終更新:2023-10-06 01:29:52
603文字
会話率:0%
舞台は近畿地方のN県T村武蔵地区。都内で不慮の死を遂げた姉、奈桜の葬儀を執り行った。
書置きに残された彼女のたっての願いで、武蔵地区の共同墓地で土葬することになったのだ。
寝棺を墓穴におろすと、あとは土をかぶせ、埋めるだけと、妹の沙月は思
っていた。
ところが一人の高齢男性が前に進み出、ライフル銃をかまえたから驚かずにはいられない。
なんと、いきなり墓穴めがけ発砲――。
都内で暮らす沙月には、はじめての土葬と、やたらと死者を甦らせない作法やら儀礼に戸惑うばかり。
それほど呪術を張り巡らせたにもかかわらず、埋葬したはずの奈桜は死霊となって甦り、都内まで帰ってきてしまったのだ。
家族は、それと対峙する。そして帰ってきたことについて問い質すのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 23:00:00
20233文字
会話率:19%
美麗で細かな模様に造り上げられた黒鉄の鳥籠が天井から吊り下がる。
荘厳な屋敷の家具の一つとして。
檻の中では一羽の小鳥が囀る。
小気味良い旋律を、機械じかけの楽器のように。
小鳥はやがて空へ舞い飛び、その羽根を存分に広げ大きな空へと
飛び立
つことなくその一生を終えた。
広い庭の一画に寂しく埋葬される。
暗く温かい土の中に。
カチ、カチ、カチ。
歯車は廻る。
いつもどおりに。当たり前に。
美しい屋敷の一画で小鳥が鳥籠に囚われていた。
羽ばたいては揺れる鉄製の鳥籠。
天窓から見える蒼穹の光に照らされて
小鳥は息を引き取った。
悲しげな旋律を残して。
カチ、カチ、ガチ。
楽しげな朝の音色。小鳥の囀り。
絵画の中の曲目。
小鳥が揺れ、鳥籠も揺れる。
鉄格子は壊れない。か弱い心が朽ちて錆びてもなお。
ガチ、ガチ、、、、、、がたん。
歯車が軋みを上げ、ついには外れる。
予定調和の理が劣化し、故障し、狂わす。
。。。。
歯車は止まった。
1人の家政婦が鳥籠の小鳥を眺めていた。
小鳥の世話をするのが仕事だった。
いつものように餌を食べさせ、
いつもとは変えて鉄の小窓の鍵を開け放した。
小鳥がひょこりと飛び出る。
小鳥はしばらく辺りを見渡し、
他の鳥たちが歌う森の中へと羽ばたいていった。
それは陽光きらめく穏やかな朝。
家政婦、否、彼女はすっきりとした面持ちで立ち上がり、外を見据えた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-29 14:08:35
559文字
会話率:0%
とある地の、野辺送りと埋葬の話。
最終更新:2023-07-22 00:12:20
4238文字
会話率:13%
二月、小雪の降る夜だった。会社からの帰り道、高架のガード下の暗がりに、まだ新しい段ボールの箱が置かれてあるのに気がついた。その段ボール箱の中には……。
最終更新:2023-07-12 07:05:20
792文字
会話率:0%
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。死霊術師ギルドの陰謀によって面倒な話を押し付けられた主人公は、浄化も弔いも埋葬も終わって半月ほども経ってから、屍体も何も無しに降霊を行なってくれとの依頼を引き受ける羽目に。駆け出しの三下に押
し付ける依頼じゃないだろうとむくれるが、よくよく話を聞いてみると、いまわの際に故人が残したダイイング・メッセージの謎さえ解ければ、死霊術に拘る理由は無いという。自分のような下っ端に対しても丁寧な口調を崩さない依頼人の態度に好感を持った事もあって、それなら努力の余地もあるかと話を聞く事に。
そこで明らかになったのは「七つの人形の濃い物語」とでもいうべき曰くありげな逸話と、その逸話にまつわる七体の「オーガの像」の存在で……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」・「貴方はだぁれ?」・「死者の神像」・「斥候職のお仕事」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十六作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 21:00:00
5194文字
会話率:35%
比較してみたかったので、政府公式の文献を元に、明治天皇、大正天皇、昭和天皇の葬儀に参列した外国人招待者の一覧を作ってみました。インターネット上には大正初期と昭和初期の参列者について書いている人がいないように感じたので、葬儀関係の資料が好きな
人に刺さればいいなと思っています。
ただの一覧だと読みずらかったので、クソブログ構文を利用してみました。
好評でしたら、世界の宗教別葬儀方法とか、葬儀に関する歴史とか、様々な埋葬方法についてとか、死に関する行事や、死を媒介とした世界の実在する呪術などについてもエッセイ?を書いてみたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 09:00:00
10325文字
会話率:0%
ある奇妙な体質を持った故に、数奇な運命をたどったエドガーという男の話――。
本作は『カクヨム』様にも掲載しております。
最終更新:2023-04-15 12:20:41
1997文字
会話率:18%
子爵令嬢パトリシアはある日の夜会で伯爵令息ジョナスからあらぬ罪を着せられ、婚約破棄されてしまう。
家族からも見捨てられたパトリシアは絶望し、この世を呪いながらナイフで首を刺して自害する。
しかし、埋葬された彼女は動く亡者“ゾンビ”として蘇っ
てしまった。
同時に死体をゾンビ化させる術も身につけた彼女は、同じく理不尽な死を遂げた騎士ルドルフを始め、大勢の死者をゾンビに変える。
ゾンビたちは皆、主である「パトリシアに従う」という。
パトリシアは、ジョナスとその恋人ヘレンに壮絶な復讐劇を開始する……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 16:35:09
7897文字
会話率:28%
土曜日に猫を埋葬すると、死んだ猫の霊が連れて行ってくれるという神話を聞いたことがありますか? 中村平成はたまたま道端で死んだ猫を見かけ、可哀想にその死体を家に持ち帰り、埋めた。 そして今、彼は別の世界にいます。 しかし、この魔法の世界では、
彼は魔法をまったく使うことができません。 神は彼に力を与えた突然の事件に罪悪感を感じ、後で魔法の世界で生き残ることができました.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 19:14:58
4749文字
会話率:31%
愛猫が亡くなり、遺骨を庭に埋めようとすると金に変わって戸惑う男の話
最終更新:2023-03-05 22:41:05
1037文字
会話率:0%
飯塚孝樹はある日、路上で猫の遺体を拾った。冷たくなった体を抱き上げ、埋葬したその翌日から――彼に死んだ猫の幽霊、猫又が憑依した。
あくびをしつつも孝樹に害のある霊を威嚇して守る猫――を見守る者がクラスに一人。
それは、ちょっと天然がはいった
美人なクラスメイト、曽根崎未来で。
これは霊視能力のある未来が孝樹の守護猫をガン見し、その動作に一喜一憂し、それを未来が孝樹に恋をしたと勘違いする周りのコメディ(恋愛?)物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 16:00:00
34966文字
会話率:58%
小学五年生の僕が飼っていたペット、アマガエルのピョンタ。ある日、ふとピョンタに外の世界を見せてやりたくなって外に連れ出すが、思わぬ事態を引き起こす。
最終更新:2023-01-09 21:39:18
5250文字
会話率:42%
町の司祭ボレアスの教を読む値段は法外すぎる。そんな有名なボレアス司祭を呼ばずに葬式を済ませ老婆を埋葬した村人達は後悔することとなる。
最終更新:2022-11-07 18:45:34
3422文字
会話率:47%
聖女信仰が深く根差した国。
聖女に選ばれた女性は、同性の補佐官と共に聖域に入り、他の者との交流は許されずに生涯聖域で国の安寧を祈る決まりとなっていた。
ある日突然、妹のキンバリーが聖女に、婚約者のフェリシアが補佐官に選ばれてしまい、全て
を奪われてしまったセオドア。
彼は彼女達に会う為に聖域に侵入しようとして投獄された。
罪人として国外追放になったセオドアを国境の門まで連行する審問官が、ふと呟く。
「お前は、『聖域の向う側』の話を聞いたことはあるか」
その場所は、聖域で生涯を終えた聖女と補佐官が埋葬される場所だと言う。そしてその場所で墓守になれたなら、彼女達の最期の顔を見ることが出来るかもしれない、と。
追放されたセオドアは、その場所を探して辿り着く為に必死に調べ始めた。
そしてセオドアが辿り着いたその場所には、思いもよらない出会いと、聖域の秘密が待ち受けていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 17:00:00
15409文字
会話率:45%
『魔道石板と九人の妃』の執筆に入ったきっかけは、PCのハードディスクが飛んで書きためていた習作の数々が無に帰した反動(やけとも言う)だったのですが、ほんの一作品、ほんの書き出し部分だけが別ドライブにのこっていたので、静かに奉納させて頂きます
。
ずっと昔に書いたものですが、初めて九人がでてくるお話が生き残ってくれていたことに感謝しつつ。
石板のお話の近くに埋葬――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 14:17:17
36543文字
会話率:39%
量子技術、新薬、銀河周辺の植民地の急速な発展により文明が非常に繁栄する地球の遠い未来。
<A.I。と呼ばれる量子コンピューター アマデウス>は、最先端の無人惑星テラフォーミング宇宙戦艦で、実験的なワームホールドライブを備えた
別の銀河に送られ、そこで惑星が別の宇宙に移されました。
彼女が最終的に居住可能な惑星に墜落し、そこに埋葬された場所。
ただし、<A.I。 アマデウス>が墜落し、彼女はそれを生物が住むことができるようにする目的として、惑星上のすべての惑星テラフォーミングナノマシンを広げました。
その後、<A.I。 アマデウス>は、<A.Iアマデウス>のプログラミングや論理回路の暴走を超えているかのようにシャットダウンしていました。彼女は、アクティベーション後に初めて、少なくとも意味を理解できないという嘆きの「本物の感情」を経験しました。 親や子のような他の人に愛され、愛されること。
その後、<A.I。 アマデウス>再び再開した彼女は、船の中に女児が殺される危険にさらされているのを発見しました! わずかな偶然と事故によって彼女を救ったと同時に、彼女を新しい「管理者」として登録し、今度は<A.I. アマデウス>「母」?..。
さらに、惑星が魔法とモンスターでいっぱいになるのを見ました.. !!
これは、<アマデウス>の新しい旅を開始し、プリンセスの今の「母」として、それ自体の存在の意味を理解し、それ自体の「特異性」の領域に到達します。彼女は時々誤解し、両方を「女神」と呼びます。 だけでなく、「悪魔の王」。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-28 03:09:38
17339文字
会話率:1%
ローザリンデは彼女を愛する人たちに囲まれ、亡くなった。自らの異母妹ラーラとともにいるであろう夫、ゲオルグを病床で思い浮かべながら。母の死後、次々と発覚する父の裏切りに、長男ルードルフは父抜きでの葬儀を、母の幼馴染、ガッデンハイル枢機卿の下執
り行う。しかし、埋葬の時突然やって来た父は、その日の未明、掘り起こされた棺の母の骸に覆いかぶさるように亡くなっていた。
そこから始まる、やり直しの物語。
ローザリンデと、彼女を取り巻く人々の不幸な人生。悪かったのは、誰なのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 13:00:00
711599文字
会話率:18%
「俺」アルゲート・オコンネルの元にある日実の父親が現れてこう言う。「お前の母親は彼奴らのせいで気が触れて自殺したんだ」と。
アルゲートは母親の死後、父の姉夫婦の元に引き取られ、跡取りとして育てられる。だがそれは出来がさして良く無い従姉達を放
っておいての見栄えの良い息子が欲しいがためのものだった。
医師である父親譲りの頭と、人の顔色をうかがうことに長けたアルゲートはメイドの噂話の中から母の自殺の状況を知る。ただ何故なのか、はその時点では判らなかった。
全寮制の学校に行って後、友人もでき、その妹との間に思いが通じ合う様になり、卒業後に婚約。
その在学中に実の父が前記の言葉と、経緯を語る。
裏付けとしての母方の親戚に渡りをつけ、母の埋葬先に関しても知った彼は、養家に対しどうするのか。
この作品はアルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 12:33:44
31617文字
会話率:45%