私は、32歳の地味顔、小さな機械金属加工メーカーで事務員をしていた平凡な女性だったはずなのに――。
ある日、車に轢かれて死んだと思ったのに、奇跡的に助かり目が覚めたと思ったら、そこは、天国でも地獄でもなく、異世界だった。
私は、非の
打ち所がない美少女、エリーゼに転生して、新しい人生を生きようと思ったのだが、転生したエリーゼの記憶は全く思い出せないことに気づく。
その代わり、前世の思い出はすべて記憶に残っており、その記憶を生かして、エリーゼとして生きていくことになった。
前世の記憶持ちだと知らされた彼女の家族や近しい人間は、温かく迎えてくれた。
そして、エリーゼは前世の華道の知識を生かし、華道の心を異世界に伝えようと行動し始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 00:50:18
364366文字
会話率:52%
惑星を作成するためのファクトリーで、新たな惑星『ミライ』を作成していく。
これまで惑星を作成していたファクトリーがある惑星が消滅する度に、完成された惑星を拠点に惑星を生み出していく。
キーワード:
最終更新:2025-01-05 23:32:36
789文字
会話率:18%
幼い頃に両親に捨てられ、過疎地で孤児として育てられた俺――石崎磨器斗(いしざきまきと)はある日、山での散策中に真っ昼間から光を放つ不思議な石を発見。これはお宝かもしれないと思い手に掴んだ瞬間、足を滑らせて急斜面から転落! そのまま帰らぬ人
となってしまう。
――のだが、何故だか剣と魔法のファンタジックな異世界へと転生し、第2の人生がスタートした。転生のお馴染みとも言える特殊なスキルを得られる事もなくごく普通の平民として生まれてきた俺だったのだが、村の裏山での探索中に俺が転生するきっかけとなったあの光る石を発見。吸い込まれるように手で触れると神の声みたいなものが脳裏に響き、石属性の魔法が授けられた!
だが世間とは世知辛いもので、「石属性? そんな魔法は聞いたことないね」やら「どうせならもっと役に立ちそうな属性に目覚めてほしかったよ」やら「やれやれ、宝の持ち腐れか」等と酷評ばかり。そう、これまでに前例が無かっただけに正当に、評価できる者が居なかったのだ。
だったら見せてやればいい、石属性の究極魔法――メテオを! そして教えてやるといい、石魔法による加工技術を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 21:25:43
41615文字
会話率:60%
ある時とある動画サイトに、数本の動画がアップされた。
それはホラー風味に加工されたもので、最終的には祠を壊すに至った。
祠を壊した動画をアップして数日。コメント欄に、「自分も壊していいんだ」といった文言が散見された。
泡を食った配信者は、そ
の後の動画をアップした。
配信された動画とそのコメント欄だけのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 11:40:00
4383文字
会話率:0%
遙か未来。地球軌道で繰り広げられる乱痴気騒ぎ。彼らは過ぎ去った時代を踏襲するかのように、無軌道な若者の特権を振りかざします。地下鉄サーフィンよろしく、真空生遊泳という危険な行為でスリルに興じるのは生粋の地球原産宇宙人。迷惑行為との鼬ごっこは
宇宙文明へ発展しようとも切っても切れない間柄なのでした。
ChatGPTに投げた内容をほぼそのまま、並べ替えたりする程度弄って作成しました。挿絵もAI画像を元に加工した物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 23:18:23
22124文字
会話率:18%
強すぎる薬は、毒になる。──王の血統が絶え、新たな王家を決める争いのさなかにある、ミロシュ王国。聖域『花の谷』は、神の花ロザの栽培と加工、そしてロザの力を引き出し薬にする花聖女の力で、独立を保っていた。花聖女ルティーダは、王候補レークと婚約
していたが、結婚式で突如として力を狂わせ、神殿中のロザを枯らしてしまう。彼女は聖域を追放され、妹のシアーシャが代わりに結婚した。──それから三年。もう一人の王候補であるトルフォンは、山奥の旧修道院で暮らすルティーダを発見した。力を抑えるため顔に染料で紋様を描いた彼女は、まるで魔女のよう。ルティーダに興味を持ったトルフォンは、あれこれ理由を付けて彼女を客人として連れ帰る。レークの元婚約者としての自分を利用しようとしているのでは? とルティーダは警戒しつつも、二人の距離は少しずつ縮まっていき……。そんな中、三年前の結婚式の裏側で起こっていたことが明らかに。力が狂った原因は、妹のシアーシャ!?/12時と20時に更新、25日夜に完結予定で全9話予約済です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 20:00:00
23872文字
会話率:45%
※どんな場合でも本文は読まなくても構いません。本文を読む場合だけは先にこの注意書きに目を通さなければなりません。
【1.一応創作物です】この文章は2017年から2021年にかけて公開していた『ソーサラス・シークレット・サービス』の設定集で
、特に登場人物らが使用する魔法について説明するものです。本編はローファンタジーという性格上、登場する魔法は全て神話由来か実在するものかのいずれかです。ですので本文は一見、創作のための資料のように感じられるかもしれません。しかし以下の理由により、本文の記述のほとんど全てに渡って書き手の創作が混じっています。神話の記述そのままだと思って他の創作物に取り入れると、「原典と違う!」などということになりかねませんので注意が必要です。
[a]同一の魔法に関して異なる書物が相容れない記述をしている場合、書き手は恣意的にいずれか1つの説を採用しました。時にはそれらを統一的に説明できる設定を書き手が新たに考え出しました。
[b]ほとんどの場合、神話に登場する魔法に関して原典はそれがどんな魔法なのかを説明せず、その魔法が使われた時の状況を描写するのみです。この場合、当該魔法についての一般的な説明は、原典に断片的に書かれている情報を元に書き手が想像しました。
[c]原典の記述から明らかに当該魔法が強力すぎて、自作品に取り入れると登場人物同士の力の均衡を維持できない場合は、威力を下げたり、条件や代償を新たに設けたりして、原典よりも抑制的な性能に改めました。
【2.原作は読めません】ソーサラス・シークレット・サービスは2021年以降、検索除外設定としています。個別にURLを教えることはしていません。
【3.設定変更があります】本文には本編と異なる記述があります。原作が公開された2017年から現在までの数年間だけでも、神話などに関する資料価値の高い本が多数出版され、日本国内で入手できる情報の量が飛躍的に高まりました。2017年以降に新たにアクセスし得た情報のために書き手自身の考え方が変わった部分もあります。原作が非公開であることもあり、躊躇なく設定変更をしました。
【4.挿絵の使用について】書き手は挿絵の加工・使用を第三者に許可できる立場にありません。挿絵はソフトウェアにより出力されたもので、書き手はライセンスの範囲内で加工や公開をしているに過ぎません。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-18 22:16:39
35939文字
会話率:18%
世界を救った勇者、一条零。
幾多の冒険と激戦を経て、最強の敵である妖魔王リヴォールを討伐した。
だが、栄光の裏には力を恐れる視線があり、零は自らの能力を偽装して平穏な生活を手に入れることを決意する。
勇者の肩書きを捨て、新たな人生を歩むた
めに選んだ道は「採掘者」。
静かな村に移り住み、愛猫ハルとともに穏やかな日常を始めた零は、宝石や鉱石の採掘に魅了され、やがてその美しさを引き出す加工の技術を身につけていく。
温泉を掘り当てて癒される日々、偶然発見するダイヤの原石――それは、剣を振るっていた零にとって、全く新しい戦いの形だった。
しかし、平和な日常の裏では、再び世界を脅かそうとする影が蠢いていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 08:04:34
22957文字
会話率:32%
魔道具作りは金がかかる。素材はもちろん加工のための設備や拠点。知識や技術を習得するためにも教本、指導料、研究用の素材代など、何をおいても必要になるのは金だ。腕が良ければ魔道具を売って金を稼ぐこともできるが、その技術を得るためにはやはり金が要
る。金さえあればどんな凡人でもそれなりの技術を身に着け、良い素材と設備でそれなり以上のものを作り出すことができるのが魔導技師の世界だ。
新米魔導技師の少年ウルは金持ちの後輩たちに次々追い抜かれていく状況を打破しようと、一攫千金を求めて危険な迷宮都市を訪れる。しかし世界は彼が思っている以上に世知辛く過酷で……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 13:00:00
691988文字
会話率:48%
「出来ないなんてことありません」
イレインは呪術師である養父を前にうなだれていた。孤児であるイレインは養父リヴィエラの元で15年間育てられた。里の習わしである魔道を皆と同じように学ぶものの、イレインは落ちこぼれだった。
そんな自分に落ち込み
、リヴィエラから逃げたイレインは、その日洞穴で卵と出会ったことにより平凡な生活が一変する。目の前で卵から孵った”蛇竜《ヴィヴィル》”に『名もなき者』と呼ばれ、自分を目指せと言われたのだ。
自分は平凡ないち村人、特別な力もない。
なのにイレインは急に周りの時間が動き出したかのように、里から未知の世界に送り出されてしまう。”蛇《ヴィヴィル》”に出会うエンディングを目指してイレインは動き出す。
この迷路の出口に果たして間違いなく彼女はたどりつけるのだろうか。
※PRG風ファンタジーです。世界観や時代考証などすべて架空です。時代や国を問わず、実在するものを加工して引用している部分もありますのでご留意しながら読んでいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-27 10:00:00
399066文字
会話率:31%
敵は怪異か人間か――?
第二次世界大戦終結から一年、希望と絶望が入り混じる占領下の日本。世界の趨勢も明日の食べ物をも見通せぬ、混迷の統治下。権力の空白、目を覆う不平等、明日の糧を求めて人は彷徨う――。
荒廃した日本で活発化した怪異現象を
調査・統制すべく派遣された国際的霊会組織『神聖同盟』日本支部。彼らにスカウトされた卜部武季(うらべたけすえ)は、日々の生活に当惑しながらも、次から次へと現れる怪異を銃弾と発現した異能――邪眼で制圧していく。
だがこの力は誰のために――?
ナチスドイツ、大日本帝国が残した遺産を求める組織、国、そして怪異――。それぞれの思惑が複雑に錯綜し、硝煙と陰謀が渦巻く中、一人己の生きる道を見据える男の物語。
※時代考証にガバはありますが、ファンタジーです。(頑張ってますが)大目に見てやってつかぁさい。
※本作の表紙画像やキャラはstable diffusion(model:ageless_v2)で出力し、加工編集しています。TIPSの画像は筆者作成です。
※この作品はフィクションです。実在の人物、団体とは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 19:00:00
308048文字
会話率:30%
自画像をAIで加工し続けていった結果、元のイラストがわからなくなるほど神イラストになりました。
最終更新:2024-10-29 19:41:47
1246文字
会話率:0%
4章開始しました。
この宇宙はユグドラシルという樹木に支えられた13の惑星で成り立つ世界。
ユグドラシルはあらゆる産業や医療、そして戦争の道具に至るまで加工次第でなんでも出来るしなんにでもなれる特徴を持つ。
約200年前、汎用人型
兵器『クライドン』を製作した「解放軍」と名付けられた惑星の軍により、この宇宙は上位等星連合と解放軍の2つの勢力にわかれてしまう。
そして今、秘密裏にお互いの軍が人型兵器クライドンの新型を製作し、この戦争の終結へと向け歩みだそうとしていた。
物体に干渉する才能を持つ少年サンド
干渉を遮断する才能を持つ軍人ユリウス
万物を生成する才能を持つ少女クリス
かれらは偶然か必然か、お互いの新型兵器を奪取することとなる、そして、この無益な戦争を終わらせるため、戦うことを決意する
のんびり更新ですが、よろしければ感想、評価の方お願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 19:27:08
266709文字
会話率:47%
主人公とその仲間たちは、AI技術を使ってアイドルのリカコを美化し、彼女を売り出すことに成功する。しかし、リカコの本当の姿が漏れたことで、一部のファンが激怒し、彼女を追いかける事態に。逃げる途中でファンに見つかるが…… (テーマとの関連から、
AIにあらすじを書かせてみました・笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 11:06:11
1239文字
会話率:28%
雑文となります
面白くはありません
キーワード:
最終更新:2024-09-19 05:34:29
270文字
会話率:0%
整形もメイクも終わる時代がもうすぐ来るね
最終更新:2024-09-05 19:45:48
653文字
会話率:0%
気付いたら念願の転生を果たしていたヨウ。農民の息子として生まれ、前世で触れたゲームや漫画、アニメやなろうのやや偏った知識と自らに宿った特殊なリボルバーを携え、双子の妹ルナと共に剣と魔法の世界を冒険していく。………もう一度、ルナの笑顔を見る為
に。両親との約束を果たす為に。
※無断転載禁止。Reproduction is prohibited. 禁止私自轉載、加工 무단 복제 금지. การทำซ้ำเป็นสิ่งต้องห้าม Воспроизведение запрещено.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 01:41:59
4968文字
会話率:8%
「嘘でしょ!? お式までもう間もないのに、今更破談!?」
時は幕末。
動乱の中心地、京の都にいながら、先帝の第八皇女・和宮《かずのみや》は、自分を異性として見てくれない婚約者を振り向かせる為孤軍奮闘する――言い換えれば、動乱とはまった
く無縁の、平穏な毎日を送っていた。
しかし、その婚約者・有栖川宮《ありすがわのみや》熾仁《たるひと》親王との婚儀を間近に控えたある日、降って湧いたように持ち上がったのは、まさかの破談と、ほかの男との縁談!?
熾仁との結婚に待ったを掛けたのは、遙か遠い江戸の地に棲む幕臣たち。
彼らの狙いは、彼らが頂く長である第十四代将軍・徳川家茂《いえもち》に和宮を娶《めあわ》せて、公武合体を成し遂げることだった――。
※この物語は、史実を元にしたフィクションです。
実在の人物、地名、その他が登場しますが、一切関わりはございません。
また、史実を一通りさらっておりますが、大幅な脚色を加えております。
史実に忠実でないと受け付けない、という方は、ご注意下さい。
※この作品は、過去に書いた『箱庭恋歌』を大幅に改稿した作品です。
※個人サイト、エブリスタにも掲載中。
©️和倉 眞吹2020-.
禁止私自转载、加工 禁止私自轉載、加工
この小説の文章の著作権は和倉 眞吹に帰属いたします。許可なく無断転載、使用、販売する事を禁止します。
Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 14:59:48
337480文字
会話率:47%
平安末期、人と妖《あやかし》との間に生まれた混血の少年・冴月《ひづき》。
八百年来、謂われのない恨みや理不尽な扱いに晒され続け、令和の世を無為に生きていた。
そんなある日、過去、自棄になった末に所属していた暴力団組織・溝際《みぞぎわ》
組の末端組員・仙葉《せんば》の訪問を受ける。
彼は、組が開発した新型麻薬を売るのを手伝って欲しいと頼んで来た。
断る冴月に構わず、仙葉はその怪しい薬を置いていってしまう。
その薬からかすかに放たれる妖気に気付き、不審を感じた冴月は、やむを得ず仙葉のあとを追った。
他方、ある特殊能力ゆえに両親に疎まれ、母方の祖父母の下で育った少女・和華《のどか》は、保護者だった祖父母亡きあと、祖父母の残した神社兼自宅以外の遺産をすべて実父に取り上げられ、高校卒業後の進路に悩んでいた。
高校最後の夏休み。そろそろ寮へ戻る支度をしようと思っていたある日、実父がある薬箱を手に来訪。中身を和華の所属する全寮制高校の寮内で売るように指示。
うまくやってくれれば大学への進学費用は出す、と唆されるが、都合のいいときばかりいい顔をする父のやり口が気に入らない。
更に、薬の説明を読んで、明らかな麻薬に類する薬だと判断した和華は、薬そのものから放たれる嫌な空気に、早々に警察へ持ち込む決断をする。
しかし、その道中で突如、一つ目の妖に襲われて……!?
妖気を放つ、謎の薬を介して交錯する、少年と少女の運命は――。
令和に暗躍する妖ミステリ綺譚、開幕。
※この物語はフィクションです。
実在する地名などが登場するかも知れませんが、一切関わりはありません。
※エブリスタにも同時掲載中です。
©️神蔵 眞吹2022-.
禁止私自转载、加工 禁止私自轉載、加工
この小説の著作権は神蔵(旧・和倉)眞吹に帰属いたします。許可なく無断転載、使用、販売する事を禁止します。
Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 16:53:00
97789文字
会話率:48%
『私』を構成して来た人生のあれこれを、徒然に書き綴ったものを展示していきます。
※『片づけの極意』『本当にあった新手の詐欺っぽい電話』『蜂の巣』『投稿漫画原稿の処分』については、一度ブログへ上げたものを、加筆修正しております。
―――――
―――――――――――――――――――――――――――
©️和倉 眞吹2012-2013 .
禁止私自转载、加工 禁止私自轉載、加工
この小説の文章の著作権は和倉 眞吹に帰属いたします。許可なく無断転載、使用、販売する事を禁止します。
Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 16:49:33
115077文字
会話率:44%
限界集落に対しての移住プロジェクトに申し込みが。移り住んできた都会の人物がどのような風をその村に吹き入れるのか。5人の名前が出てきますが憶えておかなくても全然大丈夫です。
最終更新:2024-08-07 00:00:00
2741文字
会話率:18%
中網好也は、目を覚ますと何もない白い空間に横たわっていた。
そこに現れる異世界の女神様。異世界の危機的状況を救うため、ネット小説の異世界転生モノを愛読していた好也に目をつけ、転生を求める女神様だったが、好也はにべもなく断る。
異世
界転生モノを愛読していながら、異世界転生を断る。
矛盾したその対応に、女神様が理由を尋ねると、好也答えて曰く。
「だって異世界にはインターネットないし」
確かに異世界転生は魅力的だったが、ネット依存症の好也にとっては、ネットができなくなる事の方が由々しき問題だったのだ。
ならば別の人間の魂を、とはならなかった。
好也の魂は、まさか断られるなどとは思ってもみなかった女神様によって、異世界を救う力と一緒に既にとある加工が施されており、今更地球に戻す訳にはいかなかったのだ。
女神様の説得や紆余曲折を経て、好也は異世界でもネットのような事ができるスキルを貰える事を条件に、転生を了承した。
別に異世界に興味がない訳ではないので、たとえ少しばかり機能が劣っても、ネットができて異世界転生もできるのであれば、何の問題もなかったのである。
こうして、好きな時にネット(のような事)ができる、好也の異世界転生ライフが幕を開けた。
良く居る小心者のクズで、ダメ男でもあるネット依存症の主人公が、異世界に転生してチートスキル無双する話……のつもりで書いております。
この属性の主人公に不快感を感じる方は、ご遠慮いただいた方が良いかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 18:00:00
262670文字
会話率:22%