【4000PV突破! 皆様、ありがとうございます<(_ _)>】
[ブラックでもホワイト企業。5時を過ぎたら、捜査はしない]
滝馬室。四十歳、独身。会社経営。安物スーツで通勤するごく普通の勤め人。
運悪く、満員電車で痴漢
間に違われた彼は、駅員から必死で逃げていた。
潔白を訴える彼が何故、逃げるのか?
それは――――――――彼が警察官だからだ。
都心の片隅に紛れた雑居ビル。
風が吹けば倒壊しそうな、このビルの上にある小さな会社。
水を売って生計を立てる会社の従業員は、わずか三人。
だが、それは世間を欺く仮の身分。
警察庁が警視庁に命じて、反社会的集団を密かに見張る為に設けた、監視チーム。
公安警察「ゼロ」から派生した集団。
”サード・パーティー”と命名されたチームは任務遂行中、警察手帳や手錠を携帯しておらず、同じ警察官からも一般人と区別がつかない。
それどころか、長い監視任務は警察内部から軽視され、いつのまにか、左遷組の吹き溜まりとなっていた。
組織の意向に不服の左遷組。
「何としても、手柄を立てて警視庁に戻る」
と掲げた部下に、滝馬室は一言添える。
「このまま、普通の会社員で行こうよ」
彼らは、警察官に復帰出来るのか?
※不定期更新です。
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 12:00:00
142461文字
会話率:26%
この世界には、俺を除いて、一切の生命が存在しない。
ツタに覆われ、倒壊したビル群にほとんど原形をとどめていない家屋
生命が滅び、約8000年
俺はある技術を確立し、世界の存続方法を探っていた。
この物語は、彼が『崩壊した世界』を変
革し、新世界を『創造』することで『やり直す』ために奮闘する彼の物語
「人間の命は脆いが、それでも守る価値があり、その命を絶やさせないために私は尽力する。たとえそれが・・・」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-20 21:01:39
1489文字
会話率:6%
同じ世界観、同じ時代に存在する3人の主人公の物語です。
近未来2028年、今までただ「魔法」と呼ばれていたものが科学的に解明され一部「デジタル魔法」と呼ばれるようになった。
また同時期に超能力研究が進み、それもまた「能力者」として存在
している世界。
その裏には科学技術の発展大きく関わり、サイボーグ技術や人口知能、再生医療なども目覚ましい発展を遂げてきた。
そんな中、西暦2016年、東アジアで起こった武力衝突により5発の核弾頭が日本に打ち込まれる。そのうちの1発が東京に命中し死者、行方不明者81万人、建物の倒壊、地盤沈下で41万人、その他避難中などの関連死65万人に及んだ日本が復興、復旧を目指して建設した経済学術研究都市(通称:学研都市)に住む主人公たち。
公安6課(架空の設定です)通称「魔法公安課」のエージェントの第1主人公、シルビア・R・ボールドマン(もうすぐ1部完成)
学研都市に住む男子高校生で超能力者(レベル0)の第2主人公、朝倉裕貴
同じく学研都市に住み始めた第3主人公でデジタル魔術師の岡本浩子
この3人がそれぞれ別の視点から学研都市で起こる様々な出来事を捉え事件を解決して行きます。
今回は完成している第2主人公の「朝倉裕貴」編です。
無能力者の主人公ですが次第に能力を覚醒させていきます。第1主人公シルビアや第3主人公岡本浩子と接触する場面も出てくるので楽しみしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-17 18:00:00
162121文字
会話率:58%
同じ世界観、同じ時代に存在する3人の主人公の物語です。
近未来2028年、今までただ「魔法」と呼ばれていたものが科学的に解明され一部「デジタル魔法」と呼ばれるようになった。
また同時期に超能力研究が進み、それもまた「能力者」として存在
している世界。
その裏には科学技術の発展大きく関わり、サイボーグ技術や人口知能、再生医療なども目覚ましい発展を遂げてきた。
そんな中、西暦2016年、東アジアで起こった武力衝突により5発の核弾頭が日本に打ち込まれる。そのうちの1発が東京に命中し死者、行方不明者81万人、建物の倒壊、地盤沈下で41万人、その他避難中などの関連死65万人に及んだ日本が復興、復旧を目指して建設した経済学術研究都市(通称:学研都市)に住む主人公たち。
公安6課(架空の設定です)通称「魔法公安課」のエージェントの第1主人公、シルビア・R・ボールドマン(もうすぐ1部完成)
学研都市に住む男子高校生で超能力者(レベル0)の第2主人公、朝倉裕貴
同じく学研都市に住み始めた第3主人公でデジタル魔術師の岡本浩子
この3人がそれぞれ別の視点から学研都市で起こる様々な出来事を捉え事件を解決して行きます。
世界観:
第2次朝鮮戦争
西暦2016年4月30日、北朝鮮は引き続き起こる北朝鮮への制裁を不服として韓国へ宣戦布告
韓国へのミサイル攻撃が始まりソウルは壊滅的な被害を受ける。
日本、アメリカは「集団的自衛権の発動により朝鮮半島へ自衛隊を派遣、事態の収拾を開始する。
北朝鮮はこれに反発し7月17・21日、日本へ向け核弾頭を発射。東京が壊滅する。
この事態を重く見たロシア、中国が北朝鮮へ宣戦布告、米・露・中の3カ国によって北朝鮮は降伏する。
経済学術研究都市
先の戦争にて先進国から脱落した日本が先進国復帰を目指して建設された都市。
人口315,539人 男:144,785 女:170,745 子供・学生:150,822
通称「学研都市」
まだまだ有るのですが書ききれなくなりました。世界観の章をどこかで設けて説明をしようと思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-04 18:00:00
136879文字
会話率:59%
同じ世界観、同じ時代に存在する3人の主人公の物語です。
近未来2028年、今までただ「魔法」と呼ばれていたものが科学的に解明され一部「デジタル魔法」と呼ばれるようになった。
また同時期に超能力研究が進み、それもまた「能力者」として存在
している世界。
その裏には科学技術の発展大きく関わり、サイボーグ技術や人口知能、再生医療なども目覚ましい発展を遂げてきた。
そんな中、西暦2016年、東アジアで起こった武力衝突により5発の核弾頭が日本に打ち込まれる。そのうちの1発が東京に命中し死者、行方不明者81万人、建物の倒壊、地盤沈下で41万人、その他避難中などの関連死65万人に及んだ日本が復興、復旧を目指して建設した経済学術研究都市(通称:学研都市)に住む主人公たち。
公安6課(架空の設定です)通称「魔法公安課」のエージェントの第1主人公、シルビア・R・ボールドマン(もうすぐ1部完成)
学研都市に住む男子高校生で超能力者(レベル0)の第2主人公、朝倉裕貴
同じく学研都市に住み始めた第3主人公でデジタル魔術師の岡本浩子
この3人がそれぞれ別の視点から学研都市で起こる様々な出来事を捉え事件を解決して行きます。
その為、一つの大きな事件に対して3主人公分を読み合わせる事で事件の真相が見え、また同時多発的に起こる複数の事件やそれぞれの事件に対する関与量が異なります。
現在も執筆中ですが、今のところ4部まで計画しています。
第1部「12芒星魔方陣」編(3主人公分がもうすぐ完成)
第2部「スペルブースト」編(2主人公分の執筆を開始中)
第3部「マナ臓器」編(計画のみ)
第4部「デジタル魔法掌握計画」編(未定の未定)
それでは、なぜか先に完成した第1部、12芒星魔方陣編、第3主人公「岡本浩子」編をお楽しみください。
尚、他サイトへの重複投稿を予定しています。その際はサイト名を明示します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-02 18:00:00
141657文字
会話率:63%
妻に不倫され裏切られた主人公は、狭いマンションのベランダ横・・・そこを主人公は「縁側」と呼んだ。その縁側で、残酷な時を過ごしていた。と、妻の不倫相手の若い刑事が現れ、主人公は殺害される。されるのだが、殺害されて死体になって、はじめて主人公は
生き始めてしまう!マンションを嵐が襲い、水害で水没するのだが、そしてマンションは倒壊してしまうのだが、主人公は、瓦礫を吹き飛ばして、蘇生する。それも死体として。最低な蘇生なのだが、主人公は、その最低な境遇に対し、ゴダールの映画の名セリフ「最低って何のこと?」をぶちかまして応戦する。そして「人生」を始めるのだった。結論は、酒と同じで、人生は、なかなか、やめられない!というものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-23 08:05:04
21192文字
会話率:29%
生前、異世界転生モノの小説を読みふけっていた男。ビルの倒壊に巻き込まれて死んだ男を待ち受けていたのは、異世界転生を司る神だった。
「異世界転生できるんですか! チート能力貰えるんですか! やったー!」
しかし、その男の転生先は、近年の異
世界モノでは「かませ犬」になることが多い勇者だった。
「転生先が勇者じゃないですか! やだー!」
「剣の勇者」の息子、アイヴィー・プエアリア。彼はシチュエーション的に自分が踏み台転生者にされると判断。この世界にいるであろう「主人公」に殺されたくないアイヴィーは、自身が死ぬ展開を1つずつ潰すために、出来る限りの悪あがきを始めるのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-16 15:05:05
15360文字
会話率:4%
彼女は監禁されていた。
彼女は『加害者』の娘であった。
十年前、この国の首都で起きた黒魔術による破壊活動。
それはまるで『戦争』のような規模であった。
嵐が吹き、炎が燃え、突如として人々が怪物化した。
大地は揺れ、天を突き刺す建築物は
倒壊、経済も混乱した。
世紀末に起きたこの暴動は、やがて新世紀を迎えた頃に
ようやく終息し、世の中は復興へと向った。
この事件に関係したとされる彼女の父と兄は、
当局によって逮捕。兄は、強制収容所へ送られた。
まだ幼い子供だった彼女は、父とともに、『安全確保』の
名目で山奥の山荘で囚われの身となっていた。
だが、その兄が脱走した。
強制収容所に囚われていた兄が、脱走した。
兄は黒魔術を使う。
兄は黒魔術使いの盟王でもあった。
俺たちはあらゆる『未知の力』を駆使して兄を迎え撃つ。
兄の目的はただひとつ。囚われの身になっている、
自分の父と妹を助け出す事。
だが『自分の家族を助けたい』と思う、
黒魔術使いの盟王の願いを、
俺たちはかなえるわけには、いかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-05 12:00:00
34850文字
会話率:8%
ある少年は絶望し、町外れの廃墟にあてもなく向かっていた。すると、誰もいないはずの中から、不気味なピアノの音が聞こえくる。ドビュッシー作曲、『仮面』。演奏者は、アスカと名乗る少女だった。音楽を紡ぐことにより、聞き手を絶望させるという彼女の特異
な考え方、ピアノに対する底なしの情熱。その思考と、ずば抜けた作曲能力、そしてその調べは少年を魅了し、彼と彼女は互いに魅かれていった。だが、彼女はどうしても自分の事を語ろうとしない。それを訝しく思った彼は、彼女の過去を探ってしまう。彼女は、実際は数年前、原爆二世であり、いじめや障害に耐え抜き、一時期世間をにぎわせた天才少女だったが、父親の職場見学の最中、建物の倒壊に巻き込まれ死んでいた。彼女は地縛霊だったのだ。だが、彼は彼女を人間として扱い、そして別れを告げた。少年は悲嘆にくれるが、彼女のメッセージを、そして彼女と作った歌を見て、音楽家になると決意する。
少年はピアニストとして活躍するようになった。地元でのコンサートで、彼は彼女と一緒に作った思い出の曲を弾く。アイネクライネナハトムジーク、小さな夜の歌を。過ぎ去りしあの日々の事を、懐古するように。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-15 16:31:11
22239文字
会話率:51%
6月18日の大阪で地震が起きました。
地震自体は防ぎようが無いのですが、当日亡くなった方三人のうちのお二人が、ブロック塀の倒壊と聞いて驚きました。
素人の思いつきですが、せめて出来ることを書いてみたいとおもいます。
小学生ならこれから色々
な未来があったと思うのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-19 23:57:09
1128文字
会話率:0%
原因不明のビル倒壊事件により体の半分と両親を失った高橋一は天才医師汐風渚に治療もとい改造手術を受けた。一命はとりとめたものの渚の趣味で改造された体は普通の生活とは無縁の体になっていたのだった。
最終更新:2018-05-18 23:30:18
2596文字
会話率:65%
火薬や車の焼けた匂い、倒壊した建物から昨日まで人々の暮らしていた家の生活必需品や洋服の焼け焦げた匂い、そして人の肉や血が焼けて溶ける匂い。混ぜ合わさった香りは、ベテラン兵士でも精神的にダメージを受けるそうです。嗅覚は人の五感で最も敏感なのか
もしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-29 21:32:35
3826文字
会話率:21%
とよばみ探偵事務所の経営者こと豊喰弥太郎の元を訪れるのは魑魅魍魎。
相談に来るのは「うっかり太鼓のばちを落とした」雷神様でであったり、「最近野犬が増えて迷い人を安全に送れない」送り狼であったり、「台風で倒壊した」塗り壁であったり。
さて、本
日の依頼内容は――?
***
一話完結型の短編集。
一話ごとの長さは五千~一万字程度(40*40文字が5~10ページ程度)です。
執筆期間:2013/10/10~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-04 14:45:10
64510文字
会話率:32%
人を崩壊させる『オルス』による世界の倒壊。
これは、そんな世界にある一幕の、ほんの一部を覗いただけの光景です。
最終更新:2017-03-16 12:47:22
972文字
会話率:15%
家に引きこもって有名乙女ゲーム『リュミエーレ王国純愛奇譚』……の続編の無双アクション『リュミエーレ王国純愛奇譚無双』をプレイしていた浪人生の五十嵐文彦とヒキコモリ高校生五十嵐早苗は、地震による家屋倒壊によってあっけなく死亡する。……と思いき
や、なんと二人共『リュミエーレ王国純愛奇譚』の世界へと転生してしまった。
しかも脳筋系バカの五十嵐文彦は百貫デブの悪役令嬢デジレ=ハークレイへ、そして虚弱モヤシ系ヒッキーJKの五十嵐早苗は超体育会系イケメン軍人ランベール=ハークレイへと、性別が逆転してしまう。更にはデジレはゲームシナリオ中、確実に死ぬイベントに巻き込まれる予定であることが判明。バッドエンド確定の人生なんてたまったもんじゃない!とばかりに、デジレ(文彦)はランベール(早苗)の力を借りて、この世界の艱難辛苦を殴り飛ばしていく!
※GL、BL展開はありません。NLです。
※少女どうしや少年少女の殴り愛宇宙みたいな展開はあります。
※主人公幼少期あたりは恋愛要素あまりありません。中盤から恋愛&バトルの展開となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-28 21:00:00
57567文字
会話率:59%
これはある男が英雄と呼ばれるまでの物語である。
20XX年、宇宙開発機関"White clover"通称W機関が開発したスペース回路によって人類の科学技術は類稀なる進歩を遂げていた。
そんな世界に一人、繭裂ア
ンリ〈まゆさき あんり〉という男がいた、彼は運の無い男だ、いや、運に見放されているといったほうが正しいか、とにかく彼の不運っぷりたるや、厄病神に寵愛でもされているのでは無いかと疑いたくなるほどだ、それもそのはず、彼がフラリと立ち寄った飲食店は集団食中毒が発生し、たまたま乗ったバスでバスジャックにあい、彼が新しく契約したアパートは入居1秒にして倒壊、本当に笑えるほどついていない。 しかし、彼は少しグレたりもしたけれど、なんとか前向きに生きていた、普通の生き方が出来ていたはずだった、今日会社の最終面接に向かうまでは…。
アンリが目を覚ましたのはどこか見知らぬ森の中の、そこには自分を捕食せんと狙う、獰猛な謎の生物の群れ、あぁ、自分は死ぬのか…。
そう思った矢先、彼は間一髪、窮地を免れた。
だけならよかったら
アンリが目を覚ますとそこには見慣れたアパートが、なんとアンリは日本に帰って来たのだったッ!!!!
無理やりおかしな世界に放り込まれた哀れな男繭裂アンリ、彼が"異世界"と"現実世界"二つの世界を交わらせた時この物語は始まりは始まる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-24 02:41:28
12937文字
会話率:60%
天変地異によりダンジョンが出現。家が倒壊して強制的脱ひっきーを果たした佐々木和真は、ぼっちという最悪のスキルを目覚めさせパーティが組めないことが判明。かくして、ぼっちの和真は一人きりのダンジョン探索をする冒険者となった。モンスターを討伐した
り宝箱を探したり、親孝行も頑張ろう。そんな和真の前に、ダンジョンの主であるダンジョンマスターが立ち塞がる。
※アルファポリスと小説家になろうの両サイトで公開中。ありがとうございました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-28 22:27:44
181250文字
会話率:29%
架空の未来、どこかの国。
世界的大災害で痛烈な打撃を受けた時代から数世代。
未だ整地がおぼつかず倒壊したビル群が建ち並ぶ巨大な廃墟と化した旧都市部、それを徐々に呑み込んでいく自然の力と野生動物に還され、人間を寄せ付けない秘境と化した大森林。
そんな時代に生き、サーヴェイア(観測者)として成長していく主人公のお話。
初投稿です。
勢いと思い付きで書いていますので、至らないところも多いかと思いますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。
……2015.1.22よりchapter2開始。頑張ります。
❕ 残酷描写~となっていますが、流血シーンが後半に多少ある程度。
残念ながら直接戦闘に役立つような異能や魔法もなく、特別派手なバトルもありません。
地味な内容かもしれませんが、楽しんでいただけるよう頑張ります。
……2014.4.14アルファポリス様にも掲載させていただきました。
……2015.1.21小説家になろう~勝手にランキング様に参加しました。
ものすごく今更ですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-19 23:30:55
276348文字
会話率:23%
『亜種』・・・生物分類学上、種の下の段階。ただし、一般に確実な基準はなく、原型から新たな種へと進化していく途中の姿とされている
2056年、日本の首都『ヨトキ』を含む関東地方広域に震度7の大地震が発生した。
ヨトキのシンボルであるスカイツ
リーは無惨にも根元しか残っていなかったが、今回の被災した地域の4割の民家は倒壊せず、何事もなかったかのように建っている。
政府は44年前の東北地方の大地震受け、ヨトキ地区の建設物を少しずつ大規模震災に耐えることの出来るように工事を行っていたのだ。
震災による被害も最小限におさえることができ、すぐに復興できると、誰もがそう考えていた。
しかし、そんな考えは甘かった。
震災から数日、異例な事態によるもので震災以上に被害が出るなんて・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-29 11:02:13
4933文字
会話率:46%
異次元の端っこにある星では、重力が生まれなかった。建築物は重力に関係なく高層化。日々新たな建築物が求められるようになった。
企業だけでは倒壊作業が追い付かなくなったこの星では、女の子たちがハンマーを握っている。
彼女たちこそ天井系アイドル、
ハンマスである!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-27 19:19:46
1627文字
会話率:37%
記憶をなくした少年ナナは知らない島の海岸で目覚め、謎の少女メエに出逢う。
メエに連れられ、ナナは王国を歩く。倒壊したビル、無人の家が溢れる世界の終わりのような場所を抜け、2人は最果てに建つ城に住むすべての鍵を握る『女王』のもとへ
……『繰
り言の王国』
渋谷に酷似した『転点』という街に住む女子高生のユウキ。
そこは完璧に幸福な街。だれもが他者を思いやり、犯罪など起きない。ユウキだけが、違和感を感じていた。そんな時、同級生の特殊な力を持った青年ジレに出逢い、この街の不気味な真相に気付いてゆく
……『独り言の街』
二つの世界が重なる時、すべての切ない秘密が明かされる。
どこか軽く、どこか切なく、どこか滑稽で、どこか虚しい、青春ダークファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-07 20:30:22
7356文字
会話率:36%
ベアトリスの一生を回想するのは、私にとって哲学に似ている。
一連の事件を経て、彼女は巷で悪魔の子と呼ばれた。それはまさしく彼女にふさわしい形容詞であったが、
今になって思えば、それは客観的事実でもあった。
16歳になろうかという冬、彼女
は捕らえられた。聞くところによると、裁判中も暴れることもなくニコニコとして(不真面目とも思ったが)、おおむね大人しかったようだ。裁判を珍しがったらしい。純粋で悪戯好きな子供。最後までそんな印象だった。
私も一度傍聴に行った。傍聴席の私を見つけて、笑いながら手を振った彼女をいまだに忘れられない。
私にとってはそれが最後の彼女の姿となった。私は手を振り返せなかった。なにか言ってあげたかった。
異例だったことは言うまでもないが、彼女には死刑が言い渡された。
最終的に彼女はある監獄で留置中、17歳でその短すぎる一生を終えたといわれているが、その監獄は今は倒壊して廃墟となっている。
遺体は確認されていない。
彼女の超自然的な「力」――—破壊力とでも言おうか―――の秘密を解き明かそうと、研究者たちは躍起になっていたようだが、世論や司法がそれを許さなかった。彼女はそれを知る由もないが、処刑後、遺体を手に入れようと手を回す組織まであった。
人は皆、運命の奴隷だ。ベアトリスも自分の運命に振り回された人生だったのかもしれない。彼女のレールを作ったのは、彼女以外のものたちだ。ベアトリスに選択の余地はなかったのかもしれないと、今は思う。
彼女の力は、使い方次第でひとを生かすこともできたはずなのに、それを選ばなかったのは彼女だ。彼女の抱えていた破壊願望の身勝手さは擁護しようもない。だがその彼女の在り方さえも、私にはまるで…。
ベアトリスの一生がどんなものだったのか。
どうしても知りたかった。
そのために私は、
(以下、手記が破れていて読めない)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-04 09:02:32
27561文字
会話率:34%