「さよなら、しよっか」
僕らは上手に生きている。ルックスを磨き、学力を伸ばし、コミュ力を持つことで誰からも価値を持たれるよう努力する。上には空気を読み、下には慕われるよう努力し、同年代には嫌われないように。
変則的な空気に機敏に反応しなけ
ればいけない生きづらい人生を、僕らは歩む。
それでも、嬉しいことはある。恋愛に部活動に趣味。やり方次第では無限大の楽しいが待っている。
この僕――八代康幸だって、楽しいを追求した結果、初恋の女性である茅野有紗と付き合うことになれたのだから。
僕はバスケが好きだ。仲間が好きだ。有紗が好きだ。大切で、大切で仕方がない。
高校一年生の冬、有紗と付き合えたこと。高校二年生の夏、仲間からのパスを受け取り、シュートを決めたこと。
何度思い出しても、思わず綻んでしまうような温かな記憶。
だけど、
「似てないね、私たち」
涙を流し自嘲気味にそう言い放った彼女に、僕は何も言えなかった。
僕は選択を間違えたのだ。それだけで、今まで築き上げてきたすべてが崩れ去るほど、大切な、人生の分岐点を。
僕らの関係は歪だ。だからこそ知ってほしい。僕らを。僕らの悲しい物語を。
この物語は悲恋物語。だけど、きっと読んでくれれば、皆さんは希望というものを持ってくれるだろう。
僕はそれを、信じてる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 21:18:19
44713文字
会話率:48%
この作品は、既に掲載中の第一編「恋愛華中 (恋人未満、いったい何以上?)」に続いてリリースした、第二編(華中への誘(イザナイ))です。
第一編では、主人公の真澄が留学先の中国青島から帰国して、中学の同級生だった俊介のアパートに同居し
、それぞれの人生の分岐点となる様々な人間模様を表現しました。
二人の微妙な関係と、異性としてはお互いに意識せずに、それぞれの人生を歩もうとするなか、俊介の中国青島への転勤が決まったこと。引っ越し作業をしていると突然、俊介の上司が現れて、俊介のアパートに真澄が同居していたことを知り、婚約者と勘違いしたこと。
そして、二人の関係は微妙に揺れながら、行く先は中国青島と同じでも、これまでの過程や思いが異なるところに、出会いや運命の出来事が折り重なって、華中に誘(イザナ)われるとういう物語となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-15 14:50:23
4059文字
会話率:3%
春が近づくと思うこと、人生の分岐点などについて書いたエッセイ。
最終更新:2020-03-07 16:52:07
426文字
会話率:0%
いつも迷惑をかけ。そんな大河は絶望した。存在意義を考えられなかった。そしてパーティから抜ける。それが人生の分岐点だった。/前の作品の(ラブコメ…いや、日常…?わかんね)能力を使ったパラレルワールド。ついでにこっちも投稿します。https:/
/ncode.syosetu.com/n1996fy/こっちからです。どっちでも読めますが。別物語ですし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 23:41:57
1014文字
会話率:55%
この俺、伊藤 賢治(いとう けんじ)は、色々あって警察に拘束されそうになっていた。そこで俺に人生の分岐点が訪れる!?
最終更新:2019-12-11 21:47:45
1230文字
会話率:16%
妄想を文にすることも絵にする事もできない、でも15年溜め込んだキャラクターを動かしたいと考えた人間が死んだ時、最期に望んだものは、そのキャラクターたちに世界を作ればよかったという願いだった……。自身の妄想の世界に転生した主人公は設定を暗記し
ていた。自分の設定に仕込まれた人生の分岐点を経て今、世界の『敵』となる。
想い残された『彼女』は自身の想いに苛む。たった一言が言いたいのに。『災害』を恨む。それさえなければ。『世界』を嘆く。でも、歩んでいく、そんな『物語』を。(第二部開始)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-11 00:51:12
1896952文字
会話率:22%
人生の分岐点がある。
産まれが違えば育つ環境も違う。
進学する場所が違えば、関わる人間も違ってくる。
習い事で能力を伸ばすのもそうだ。
学生までのうちでもこれだけ多くの分岐が存在し、やがて終着点へと導かれる。
それはつまり、より多く選択して
きた人間こそ、望んでいた現在を手に入れるということなんだと思う。
僕の目指す場所はどんなところなのだろう。
そう考えて、これまでの選択を省みて、ふと思い出す。
人生は選択の連続とはよく言うが、選択の余地すらない大きな分岐を迫られることもある。
僕の場合、それは八年前に起きている。
――記憶喪失。
その時から、僕の人生は大きく変質した。ただの記憶喪失ならまだマシだったのだろう。
でも、僕の場合はそれだけに止まらなかった。
世にも奇妙なことに、僕は二重人格になったようで、一日置きで人格が変わることになってしまったのだ。
そして、もう一つの人格の記憶は引き継がれない。
僕はこれを、『隔日人格交代症』と名付けている。
─────────────────────────
これは、そんな不便な二重人格の主人公が、不憫な彼女を笑顔にしたい物語。もとい、不憫なヒロインを笑顔にする物語である。
─────────────────────────
※タグにあるのは保険程度のものですが、一応本文中に存在しています。ご注意ください。基本、ほのぼのとした物語です
※一人称での進行としています
※ハーレム展開は含まれるかもしれませんし、含まれないかもしれません。人によって差があります
※感想・評価欲しいかもしれませんし、欲しくなくもないかもしれません。してくれる人は読者によって差があります
※主人公以外でのカップリングはありません
※人によっては寝取りだと思われる場合もあると思いますが、別にヒロインが付き合っている事実は一つもなく、ただ他人の幼馴染というだけで、実際はそのような事実はありませんのでご理解よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-12 18:00:00
6164文字
会話率:12%
自分を"普通の一国民"と評価する主人公・カレンに
ある日、知らないおじいさんから「私の息子の養子にする」と言われて________
その息子ってこの国の三代名家のに入る家柄の次期当主!?
それは、最高で最悪の人
生の分岐点だった。
__こうなったら、全力でお嬢様になってやる!!
謎の闘争心に燃える中、次々と増える問題。
彼女が立派なお嬢様になる時、それは_______。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 15:33:44
2957文字
会話率:23%
植物状態になった場合にのみ訪れる
if~もしも…~の世界
人生の分岐点
自分は選ばなかった方の人生
でも、それは存在していた!
分岐点ごとにパラレルワールドが広がり、
選ばなかった方の人生を歩んだ自分はどうなったのか見ることが出来ると
したら…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-18 18:44:42
8231文字
会話率:22%
大切な人が殺された。国が侵略され、大切なものを全て失った。
全ての原因は、一人の女。
セラ・ウィリスもまた、処刑台に送られ、死んだ。はずだったのに、次の瞬間、なぜか全てが失われる前に戻っていた。
師がおり、二人の兄弟子もいて、──
そして、『その女』もいた。
もう、あの女に何も奪われない。やられる前に、やる。
一度、全てを失ったセラが時を巻き戻り、人生の分岐点をやり直す。
かつての日常を過ごしながら、裏では全てを失わないために奮闘する物語。
※アルファポリスでも公開中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-15 21:35:43
73566文字
会話率:35%
中学二年生になった光は人生の分岐点に立った。
いじめられ、人生を見つめ……自殺を選択した。
しかし、死ぬことはできず、病院で覚醒する。
初老の小児科医、飯田の言葉で分岐の選択を変える。
最終更新:2018-10-01 15:14:39
1996文字
会話率:45%
ジーガ少年は16歳を迎えた朝に人生の分岐点になる事件が村で起こる
最終更新:2018-08-19 21:30:50
4169文字
会話率:0%
人生の分岐点は何処だっただろうか。
何のせいで人生は狂ったか。
此れは、地獄に堕ちし者達の話。
決して救われないであろう話。
最終更新:2018-06-16 18:29:36
19269文字
会話率:5%
抽選で当たったカタログギフトは人生の分岐点に戻れるターニングカタログだった。
不思議な美少女薫の案内で、佐藤清志は過去のターニングポイントを振り返る。
最終更新:2017-11-30 22:46:21
12813文字
会話率:47%
心地の良い、過ごしやすい秋がきました。
私の人生の分岐点でもある、秋がきました。
最終更新:2017-10-04 02:54:28
344文字
会話率:0%
僕は、空を描くのが好きだ。何も考えず、ただじっと、目の前にある空を僕の手元に落としてくる。それだけで僕の心は落ち着いて、満たされていた。
彼女は、僕以上に空が好きだ。空を掴み取って、食べてしまうほどに。
僕たちは、空を飛べない。
手元に写して、咀嚼して。心を満たすことしかできない無力な弱者だ。ただの子供だ。
僕と彼女の、夏休みに入る少し前。小さなクソガキの小さな反抗期。でも僕たちにとっては、大きな大きな人生の分岐点となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-02 00:29:20
28780文字
会話率:32%
大きな交差点
人生の分岐点
そこには
色々な人が訪れる。
最終更新:2017-05-17 23:31:59
2480文字
会話率:31%
寺嶋勇人はプロのサッカー選手。ポジション、司令塔。
サッカー人生の分岐点になる明日の試合には、どうしても出たい。ワールドカップに出られるかどうかの瀬戸際だから。
だけど、彼の左膝は故障のせいで思うように動かない。絶対に活躍すると、ある少女に
約束したのに。彼を一途に応援してくれていた、今はもうこの世にいない少女に。
そんな暗い気持ちのまま、彼はカタールの街をさ迷い......そして。
これはとある日本人の青年とカタール人の少女が、サッカーを通して出会い、笑い、別れ、そして意外な形で再会する物語。四年前と現在は、一本のフリーキックで手繰り寄せられ結び付く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-15 10:33:45
11249文字
会話率:28%
冴えない高校生、童樹信之助は人生の分岐点に立たされていた。バスケットボール、ここで始めなきゃ絶対に後悔する・・・。しかし、現実は甘くはなかった。口下手、恋愛経験なし、コミュ症。信頼できる仲間を手に入れ、恋をし、高校生活に花を咲かせることはで
きるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-12 00:50:58
697文字
会話率:8%
別にそうしたい訳じゃない。
昔からそうだった。
細かい選択は出来る。
でも…いつだって人生の分岐点に俺の選択肢は微塵も存在しなかった。
必然、予定調和、予め敷かれたレールのように俺の人生は思いがけないタイミングで分岐していった。
夢など見る
暇もなく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-31 18:53:39
224文字
会話率:0%