黒魔導を極めた男は願う。
敵とはいえ数多くの命を奪った。
後悔はない。
ただ願わくば次の人生は命を救う、白き魔導の探求を。
かくして男は転生を果たす。
最終更新:2018-09-13 17:43:34
876文字
会話率:9%
夢を持って高校に進学したわけじゃない。夢を持って、大学受験をしようとしているわけじゃない。
ただ、周りがそうであることが当たり前みたいな雰囲気を出すから。親がそうしろって言っているように思うから。
高校三年生。ひたむきに勉強や部活に
打ち込むでも無く、人生において最後の一年間を味わうかの如く大切に過ごすわけでもなく、ただなんとなく過ごしていたはずなのに。
どういうわけか卒業生の残したノートを参考に、演劇部の脚本を書かされている。それもこれも母さんに勝手に部屋を掃除されてポエムノートを発見され、三者面談で声高に「ウチの子には凄い才能があるんですよ」と担任の先生に語ったせいだ。この事実は一部のみが知り、けれど噂という形で流布された。
なので、「白瀬君は物語を書くのが上手」とか「執筆能力がある」と、意味の分からない持ち上げ方をされて、半ば強引に、押し付けられた。
別にそれがキッカケになったわけではない。ただ、これのせいで授業が終わればその足で家に帰り、ゲームをしていたはずの俺は放課後まで居残ることが増えた。
だから、部活動中の彼女と鉢合わせになることさえも、増えてしまった。
彼女は俺の前ではいつも偽りの表情を作る。傍目から見て可愛らしく、愛らしく見えるように。俺だって友達と話す時は大体、口が悪いから友達未満の前では猫を被るから、彼女も素の表情を見せまいと努めているのだろう。
ただ、俺は中学の頃から知っている顔を向けて欲しい。一生懸命に打ち込み、努力し、裏も表も無い、普通の表情を……なんて、そんなのはワガママだ。
考えない方が良い。気付いていないように努力した方が良い。
そうすれば、世界は一気に覆りはしないのだから。
想うなんて馬鹿らしい。心を向けてもらいたいなんて願望だ。そして、言葉にしなくとも伝わるだろうと考えている自分自身が気持ち悪い。
だから、 不思議に思うくらいが丁度良い。秘めているのが、俺にはお似合いなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-01 21:40:14
39058文字
会話率:67%
実体験をモチーフにした短編ホラー小説。
大阪芸術大学が古墳の上に建てられているという話を耳にした事はありませんか?
数々起こる奇妙な現象。
逃れられない心霊体験。
少しおかしな芸大生達。
ストーリーテラーは作者自身。
ソフトからハードまでの全10話を収録。
全体を通しスプラッター表現はありません。
夏の風物詩にして、軽く読むには丁度良い
『怖い話』をお楽しみ下さい。
【注意】文章よりイラストのが怖いかも!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-20 23:51:05
27244文字
会話率:28%
主人公JOKERは、サーカスの団長を務め皆を指揮をしているが、そんなある日ある一通の手紙が来た。内容は、『この手紙が届き、読んだ者は直ぐ様王都へ向かえ』とJOKERは、国の命令に従い向かうといろんな勇者っぽい装備をした人物が多かった。そして
、王の部下とされる者の言葉に驚く。それは、魔王討伐依頼だった。何故、サーカスの人間の自分が行かなきゃ行けないんだと思ったが、丁度良いと思った…それは、自分を拾ってくれた消えた団長を探す事。JOKERは、旅の準備をし魔王討伐と団長探しの旅出る…次々と現る敵を仲間を増やしながらも倒して行く内明かされるJOKERの過去とそれを知る人物……果たして、団長は見つかるのか?そして魔王は倒せるのか!?
という感じです。まぁ、久しぶりにこういう感じのを書きますが頑張ります!
なお、この作品は自分のオリジナルです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-19 04:00:00
1742文字
会話率:0%
I・M暦2836年3月8日。
銀河系アステカ第五惑星アイリスは現在、戦時下にあった。
突如分断されたネットワークに世界中が混乱し、混沌に陥る中、とある軍の兵士が宇宙空間で発見した船を解析して出てきた敵の姿を見、誰もが驚愕した。
「アース
」と名乗る無人戦闘機。そして彼らが言う父レザード。
人類は大いなる脅威に対抗できるのだろうか。
戦争に必要なのは金だけでいい。
途方もない金だけでいい。
雨音が騒がしい位に静かだった。
「歩くのを止めるな。後ろがつっかえてんだ」
「カウント3で行きます。3、2、カウント、ゼロ」
走れ。
過去に追いつかれる前に。
現在に置いてかれる前に。
未来を見失う前に。
マナーとは不十分なルールである。
「私以上の絶望を経験した人はいると思うわ。けれど乗り越えたのは私ぐらいでしょうね」
「悟るには短い人生だった、しかし、燃え尽きるには丁度良い人生だった」
「お前が正義なのか、お前を死に物狂いで止めに来る奴らが悪なのかは誰にも分からない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-08 19:00:00
36738文字
会話率:59%
こんにちは。
ソードワールド2.0の実卓リプレイです。
文章等至らぬ点が多いとおもいますが、お読みいただけると嬉しいです。
あらすじ
冒険者たちは、いつものように依頼や遺跡の情報を求めて、君たちの所属する冒険者の店に向かった。
そこで依頼の
情報を店主に尋ねると、まだまだひよっこ冒険者のお前たちに丁度良い依頼があると言う。
その依頼を受けたことから、主人公たちは事件に巻き込まれていく。
このリプレイはジュム様作「忌み子と魔剣」をお借りしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 23:45:35
5543文字
会話率:10%
かつて畏れ崇められた古の魔女は微笑んだ。振り払った灰を前にして。
(……丁度良いな、お前なら。我を護り遠ざける迷宮の礎にしてくれよう)
日々繰り返される突貫工事と死を招く罠。訪れる滅びと復活、歪んだ愛情。
かくしてイケメン勇者受難の日々は幕
を開けた――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-04 18:09:40
8003文字
会話率:42%
真実と言うのはやはり曖昧なもので。確固たる形が存在していないそれに振り回されるのは果たして誰なのだろうか?
Twitterにて「フォロワさんに頂いたイメージで自分を殺人鬼化」ってタグで出来た殺人鬼を、まぁ丁度良いかと使用しました
最終更新:2017-09-15 18:00:00
4908文字
会話率:33%
小さな少女は観覧車の中で寂しく外の世界を眺めていた。自由な世界を夢見ていた。でも、その願いは届かない。
だから、少女は小さな観覧車の中に友達を連れてくることを考えた。…ほら、丁度良い所にこの『裏野ドリームランド』の噂を確かめにやってきた
子供たちがやってきたようだよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-15 04:02:56
3170文字
会話率:56%
それは学園の卒業パーティーでの出来事であった。
パーティーで歓談を楽しんでいた卒業生の公爵令嬢、マイオドールの元に、婚約者のシドがやってきた。
「マイオドール、お前に話がある!」
「丁度良いですわ。私もシド様にお話しがあったのです」
シドは別の女性、メアリーを愛しており、マイオドールに婚約破棄を突きつけるつもりであった。
しかもマイオドールはメアリーのことを皆の前で良い訳のしようのないほど確実にイジメている。それは勘違いとか誤解では断じてない。そんな令嬢と結婚なんてできるものか、こんな婚約、絶対に破棄してやる! と。
「ここに居る皆を証人とさせてもらおう、皆も聞いてくれ! いいかマイオドール! 俺はな、」
「シド様! あなたとの婚約、破棄させてもらうわ!」
その時、悪役令嬢が先手を取って婚約破棄を突きつけた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-09 00:00:00
6311文字
会話率:41%
ひさしぶり
キタイは軽い方が丁度良い。
キーワード:
最終更新:2016-05-05 07:08:59
224文字
会話率:0%
GPOとは略称である。その略称は……
G グローバル
P パーソナル
O オンライン の略である。
なぜGPOと呼ばれているのか……それは遥か昔に遡る……。
我々人類や地球……その他の惑星がまだ何も無い時代からとても大きな神様がお
られた。その神様は、この何も無い宇宙に巨大な社を作られた。そこは後に 神の城 と呼ばれる事になる。
その神様は独りだった。だから自分の体から10体の別の神様達を創られた。その内の1人は娘、もう2人はその付き人として、そしてその他の7人は自分の付き人として創造したそうな……。
そしてその本体の神様は、自らの力で1つの惑星を創られた。それは私達のよく知る太陽と呼ばれる物だった。
本体の神様は太陽を創ったのは良かったものの、意外と暑がりだったらしく別の小惑星を創り、その小惑星を太陽から重ねて暑さを和らげた。しかしそれでも暑かったのか少し大きい惑星を創られた。それは後に木星と呼ばれた。
神様は不満だった。幾度も幾度も惑星を創るが中々自分好みに出来ない。神様は不器用だった。だから創るのに失敗した物はその辺に指で飛ばしたり、粉々に砕いたりして真っ暗な風景だった所も少し賑やかになっていった。
そして神様はコレクションを創る事を考えた。色々な色の惑星を創ってみたくなったのだ。神様は変な趣味をしていた。だからこの宇宙という広い空間を使い、自分好みにアレンジしていったのだ。神様はコレクターだった。
神様は決めた。このバランス良く並んでいる所に丁度良いサイズの惑星を創ろうと。でも中々良い感じにならない。実は神様はここに生命を創ろうとしていた。後にこの惑星は私達が住んでいる 地球 になる。
神様は喜んだ。その丁度良い惑星を創る事に成功したのだ。最初にやって来た頃からここまで50億年も経過していた。それだけ神様は悩んでいたのである。神様は熱中しちゃうと止まらないタイプだった。
その頃にはもう神様が創った他の10人の神様は立派に成長していた。神様は名前を付けた。 娘はサクリファイス、 付き人は1人は雷神 もう1人はその妹として風神 他の7人の付き人は 1神 2神 3神…………7神と、名付けられそれぞれの役割を決めたそうな。
神様は良い感じに惑星を並べた。神様は少し不満だった。
そしてそこからこの物語は始まる……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-06 21:44:29
1570文字
会話率:63%
暇すぎる夏休みを過ごしていた祐斗(水村祐斗)に、田舎の村に住んでいる祖父から手紙が届いた。丁度良いと尋ねたその村では、なんだかおかしな事が起きているようで…。
色々と至らない所もありますが”面白い”お話が書けるよう努力したいと思っています
。少しでも覗いていただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-29 16:19:33
10828文字
会話率:45%
「笑い声が聞こえる」
旧校舎の怪談は肝試しを誘発するには丁度良い話題で……
※「小説ストーリーテラー」さまで「新・お題投稿スレッド」に投稿したものです。
お題は『あかり』
最終更新:2014-03-25 01:00:00
4741文字
会話率:55%
蒲公英さまの『はつゆき企画』参加作品です。
灰野初音が年下の恋人を誘ったのは、凍えるような公園デート。そこで感じたかったのは……。
最終更新:2013-12-23 00:00:00
1673文字
会話率:35%
僕は”普通”を嫌悪する。普通というのは普遍ということだ。何もかもが型に圧し並べられ、そこには代用品だけが存在する。特別というものが”普通”に殺されてしまう。圧倒的な唯一というものは存在を許されない。凡百であるがゆえに、奴らは躊躇しない。罪悪
感など星霜の彼方だ。皆一緒なら『自分は悪くない』んだから。
そこは僕の居るべき世界ではない。居ることが可能な世界ではない。僕こそは1京のスキルを持つ特例。人類をはるかに超えた化け物。『ノアの子供達』。ゆえに、普通など不要だ。ここは異界。人を超える化け物が跋扈する幻想世界。人などというものは絶滅してしまえ。
これは化け物たちの物語。普通人は屍山血河でも作っていろ。さあ、始まりだ! 始められたぞ? 始めるぞ!
戦争と流血、そして愛の物語を。
「しかし、格好つけすぎじゃないですか? いちごちゃん」
「これくらいがちょうど良いのさ。何事も派手すぎるくらいで丁度良い」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-15 12:01:43
82677文字
会話率:35%
とある若き少年が描くラブコメ?残念な日々を描く
物語です!!
とにかく残念なストーリーなので期待などはしないで生暖かい視線で見てください
それが彼上島和人には丁度良い・・・
この物語りにあっています
さぁー!!解き放て最大限までうちに
秘めたぼっちの極みを!!
そして知れ世界の残酷なルールを!!
これから始まる物語りに終わりはない!!!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2013-07-03 01:12:04
32425文字
会話率:92%
男は全てを賭けて愛した妻を失って以来、変わってしまった。
廃人同様となってしまった中で目を付けたのは愛娘――。
男は自分の望む姿へと、娘を作っていこうと決意した。
Pixivからの転載です。
行き過ぎた二次創作への批判の意味を込めた作品で
す。
ちょっとエログロナンセンス入ってますが、それくらいの方が丁度良いかも知れませんね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-16 15:26:31
1923文字
会話率:5%
おぉう!これは珍しい!音楽で神に認められたやつが居る!ん?何々、そいつが異世界に転生?うん、丁度良い肩ならしになるだろう、ちょっくら言ってくる。魔法と剣とドラゴンだ!青年「竜牙」は普通の世界に潜む最強魔術師。とある暇つぶしのために転移するこ
とに...一方その頃
「神崎アスナ」は少女を助け、自分は死んでしまったと言うテンプレ的なことが起こり、音楽の神に身体強化をつけて転生させて貰う。紅と銀の絶妙なハーモニー、どうかお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-28 03:34:49
5867文字
会話率:40%
鬱屈とした心持ちの男は、その気分を晴らしたくて散歩に出掛けた。その路で出会った女の子は、電信柱を駆け回る小さな蜘蛛を眺めていたので、男もつい、一緒になってそれを眺めてしまう。仔蜘蛛は一生懸命に自分の住処を作れる場所を探しているのだった。
やがて仔蜘蛛は丁度良い草が生えているのを見付ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-17 19:43:56
7314文字
会話率:22%