ぱっと見。
尻尾以外は、原型をとどめていないエビフライ。
これは、生エビがエビフライへと再誕を果たすまでの物語である。
最終更新:2022-02-11 00:00:00
329文字
会話率:0%
べティック・アノールという町で、働いている交通機動隊、AGE隊その日常に少し変化が見られ、色々なことに巻き込まれてゆく……その時、主人公、ブライト・デュラハンはどのような決断をするのか、そして、それに巻き込まれるブライトの相棒ガーベラ・ラピ
ットイヤーは相棒に対しどういう対応を取るのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-19 22:37:52
8309文字
会話率:58%
宇宙海賊デュラハンの船に、居候兼メイドとして乗り込んでいたラライの前に、意外な人物が現れた。困惑するラライの前で、その人物は、自分もこの船に乗せてもらいたいと言い出すが・・・。蒼翼のライ5の後日譚にあたるエピソードです。全3回。短いですがよ
ろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-19 06:00:00
12082文字
会話率:28%
元宇宙海賊のラライは、度重なる就職失敗を経て、今度は警備会社のプレーン(巨大ロボット)パイロットにチャレンジしていた。上手くいかない人間関係にも疲れていた矢先、警備していた調査船が何者かの奇襲を受ける。プレーンの腕では宇宙一を自負していた
ラライの前にかつてない程の強敵が・・・。宇宙海賊デュラハンとの共闘、そして、バロンとの関係も急展開&急接近。メイド・くノ一・異世界勇者と、ラライの七変化にもこうご期待? 謎の超古代文明の遺産を巡る、ラライの新たなる冒険がはじまる。
「蒼翼のライ」シリーズ、エピソード4です。はじめましての方も、お読みいただいている方も、目にとめていただいて本当にありがとうございます。今作からお読みいただいても、独立ストーリーですので大丈夫です(ネタバレは最少にしています)ただ、登場人物の人間関係や、読んでいるとニヤリな部分もありますので、是非エピ1~3もよろしくお願いします。
よろしければ、ブックマーク・感想・コメントなど頂けると嬉しいです。皆さんの声を力に続けてまいりますので、何でもお気軽に声を聞かせてください。
更新は毎朝5時~8時頃の予定です。全70回超となりますが、ぜひ最後まで、お付き合いください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 06:00:00
339805文字
会話率:25%
巨大人型汎用マシン(巨大ロボット)プレーンを使って行われる、宇宙規模のレース大会がある。その名もギャラクシーエクストリーム1、略してGⅩ1。元宇宙海賊にして、銀河の英雄とも称えられた「蒼翼のライ」こと「ラライ・フィオロン」は、過去の経歴を抹
消し、新しい就職先として、レースチームの門を叩いた。
プレーンの扱いと銃の腕前を除いては、ポンコツ娘の名を欲しいままにしてきた彼女だったが、今回は違う! 得意なプレーンの整備士となるべく、偽造ライセンスもちゃっかり取得してきたのだ。
しかし、チームを訪れたラライを待っていたのは、何だかクセのあるチームメイトと不穏な空気。そして、ついに始まった大会では、予期せぬアクシデントが次から次と襲い来る。その影には、なんだか怪しい組織の暗躍も・・・。
おなじみ宇宙海賊デュラハンや、探し屋シェードの力も借りながら、ラライは陰謀と罠に立ち向かっていく。
蒼翼のライシリーズ、エピソード3です。今回も独立したエピソードとして、今作から読んでも楽しめる作品を目指しました。前作までのネタバレは最小に抑えたつもりです。でも、前作までを読んでいると、「あ、あの時の」など、ニヤリとする部分もありますので、是非一作目の「就職が出来ない」と、二作目の「ツアーコンダクターになりました」も、ご覧ください。最後までよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 06:00:00
247076文字
会話率:31%
インフェルノという魔界に暮らすデュラハンの女・キーラはヘルナイツと呼ばれる騎士団の団長だった。
酒好きのキーラはインフェルノでは身分の低い妖精魔人の身でありながら、腕っぷしと度胸、そして暴力性により自分の部隊を作り上げ、それを正式な騎士団
として軍に組み込ませ、異例なことに騎士の称号を得た女である。
キーラは四の君(しのきみ)と呼ばれる魔王の末娘の護衛として平穏な日々を送っていたが、敬愛する四の君のインフェルノからの扱われ方に憤りを覚えていた。
四の君は都から離れた塔に隔離され、護衛としてつけられたのは下層階級出身のヘルナイツ。
なぜ四人の娘の中で、四の君だけが不当な扱いを受けているのか。
のけ者の姫に仕えるのけ者の騎士団長の懊悩が酒の量を増やしていくなか、ある日行なわれた軍議で、人間界からの侵入者・勇者の対応について話し合われる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 18:14:21
21234文字
会話率:2%
自室で眠りにつくはずだったのに次の瞬間には異世界の海のど真ん中に召喚されていた引きこもり高校生・砂塔蝋太郎は、溺れ死にそうになっていたところをたまたま通りかかったゾンビだらけの幽霊船『彷徨えるシットローズ号』に助けられ、乗客の吸血鬼、キロ
リッター・トングラム・センチメンタルの所有物となる。
──かつて、魔王と勇者の戦争があった。
戦いの末に追い詰められた魔王は、世界の陸地の大半と勇者の命を簒奪し、この世から遠く離れた冥府へと去った。この大災害を『大いなる死』と呼ぶ。その後に残ったものは、広大な海と僅かな島々のみだ。
そんな終わりかけの世界を舞台に旅をする蝋太郎。
やがて彼は世界の真実と自分の秘密を知ることになる──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 22:30:54
637823文字
会話率:34%
僕の彼女のクレアは魔王軍幹部でデュラハン。そんな彼女が今日は疲れて帰ってきたようで・・・
※カクヨムにも投稿しています
最終更新:2021-10-02 19:15:19
1591文字
会話率:79%
地球に人が増えすぎていると、過保護な金の女を説得し、白の男はとある手段を取った。そして体を失った魂達は異世界で新たな生を与えられる。
その世界は魔物や魔王が存在し、科学ではなく魔法が発展している世界。
地球よりも身近に死がある世界が舞台
の神に殺された者達と異世界に飛ばされた少年の物語───
「いきなり勇者が死ぬってどうよ!?」
いや、
神に殺された者達と異世界に飛ばされデュラハンになった少年の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 02:18:05
70481文字
会話率:43%
※改行ページ4分割の再編集版です。一気に一話ずつ読みたい方は既に完結済みの同作へ。
通り魔に首を刈られた主人公イミトは死後、秩序の女神の下で裁判を受けていた。
「アナタの罪は何ですか?」そう問われたイミトは、己を嗤《わら》う。
そんな
折、とある世界で発動された転生魔法に巻き込まれ、彼は女神と共に異世界へと転生を果たしてしまった。
深い森の中で途方に暮れる二人、更に何処の世界に飛ばされたのか見当の付いた女神に置き去りにされてイミトはとうとう独りに。死体転がる戦場跡の森を移動する最中に耳に届く聞きなれない言語が聞こえ、行く当てもないイミトは仕方なく声の下へと向かうと——。
そこで出会ったのは体を奪われ、首だけしか存在しないデュラハンのクレアであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 21:37:24
602209文字
会話率:49%
私は親類の家で奴隷の様に扱き使われ、虐待をも受け続けた。私は両親のお墓へ来たあと神社の鳥居を抜けると、そこは知らない場所で、どうやら私は異世界転移してしまったようです。ある日、私が宿屋の窓から外を眺めていると、可愛らしい妖精さん? が怪
我をして、フラフラと私の頭の上に落ちたので、傷を癒した後、森の入り口に倒れていた魔族の男性にも癒しを使い『ありがとう』と言って隣国へと帰った次の日に、隣国からのお見合いの打診が宿屋にいる私に来て、誰かも分からない相手とお見合い? をする事に。その相手が、この人って人間? いいえ『デュラハン』でした。この世界で一番強い魔力持ちの大国の王だが、お見合いに来る女性は扉を開けた途端に逃げたり拒否しているとか……そんなに怖いかな? 話すととても楽しくて、もっと話してたいって気持ちに……お互いが初恋同士で、相手のデュラハンである『ストドーラ・ハン・エルクレイ』(愛称:エル)と婚約し結婚するが、デュラハンがいる国には人間はいないが平和な国です。逆に人間の国は争い事が終わらない。デュラハンと正式な婚姻をすると同じ長い長い死ぬことのない時間を過ごす事になるが、それを承知した私とデュラハンは契り(初夜)をし、私とエルとのラブラブな生活が人間の王や貴族の耳に入り、自分の娘や貴族の娘を正妃にと打診が来ているみたいだが、デュラハンには愛しい妻である『ミア』がいるので拒否するが、私とエルの仲に無理矢理入り込もうとする者や、私が妊娠中に亡き者にしようと企む者まで出て来ては、エルや周りの優しい皆に助けられたりと、ドキドキしたりヒヤヒヤしたりの日々を過ごします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 11:14:36
38605文字
会話率:25%
その昔、強大な悪に立ち向かうことに備えて、数体の巨大ロボットが開発された。
そのロボットたちは"フェアリア"と呼ばれた。
しかしフェアリアたちが完成した次の日、開発者の一人であった科学者によってその他の開発者たちが皆殺
しにされたのだった。
その科学者は行方をくらまし、フェアリアたちもどこかへ消えた。
一機だけを残して・・・。
それから、世界には謎のロボット軍団が現れ、世界を荒らしていた。
しかし、それを拒むモノがいた。
一機だけ残ったフェアリアである、首無しの巨人「デュラハリオン」だった。
デュラハリオンは、果たして世界を守れるのだろうか・・・?
※本来は自作ゲームシリーズ「The HENTECO Would」シリーズの15作品目(『0』も含めるのでナンバリングは「14」)を予定していた作品でございます。
そちらも制作に取り組んでおりますが、長い年月をかけてしまいそうなので、小説版として先に公開しました。
ただ、原作ゲームのメイン主人公は別のキャラクターですので、小説版はゴウをメイン主人公とした話という感じになっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 08:32:29
4049文字
会話率:7%
ローファンタジー
アクション
冒険
ショタ 主人公 マリク。
最終更新:2021-06-09 19:42:25
1640文字
会話率:0%
目が覚めると何故かくらい洞窟にいる。もしやこれは今流行りの異世界転生ってやつなのでは!?
自分の姿を見てみると何故かデュラハンの“首”になっていた。
「……は?」
いろんなチートスキルを駆使しながら敵を薙ぎ払っていく。俺TUEEEEE
EEEE
穏やかな異世界ライフを過ごしたいのだが厄介ごとに巻き込まれてしまう主人公。
これは何故かデュラハンの“首”に転生してしまったものの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 14:49:14
16847文字
会話率:22%
「勇者よ。この世界の平和を脅かす魔王を退治してくれ」
私こと華も恥じらう女子校生の愛原香は、ある日、突然に異世界に勇者として召喚されてしまった!!
魔王を倒してくれと懇願されるも、戦いなんてしたことないし、ましてや魔王なんて………と思っ
ていたけど、色々と成り行きで魔王を倒す旅に出ることに。
更に、魔王を倒す為には、旅の道中で六人の選ばれし仲間………六勇士を探せとのこと。
まぁ、仲間が入れば心強いし、勇者に相応しい仲間を集めようとするも…………。
まともな奴が仲間にならねぇ。
私の下に集まってきたのは、暗黒殲滅騎士を名乗る骸骨騎士や、暗黒神にリッチにデュラハンにスケルトン………etc。
もう、勇者の仲間どころじゃないですから?!これ、魔王パーティーですから?!裏ボスルートですから?!
「違いますから!?私は勇者で、魔王はあっちですぅぅぅ!!」
果たして、勇者香は魔王っぽい仲間達と共に、無事に魔王を倒すことができるのか?
というか、魔王の明日はどっちだ?!
勇者と仲間達の冒険と日常を描いた笑いあり、涙ありの物語が今、始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 12:03:56
1143367文字
会話率:39%
世界の【水やり】を名乗る者に転生を強いられた男が使える魔法は【金属使役魔法】のみ。貴族の家に転生したアレスは、属性魔法を使えない事で両親から廃嫡をされそうになるも、優しい兄姉や周りの使用人達に助けられる。修業を重ねながら樹海に狩りに行くうち
に洞窟を発見し、ミスリルの鉱脈を見つけたり、古代文明の遺跡を発見。その遺跡の中で古代魔法や魔導具作成などのアーカイブを見つけたり、古代文明を滅ぼした超魔導生物のプロトタイプである猫のタマと出会う。
その後、五百年前の大戦の生き残りである魔女族のサテランティスと共に同胞探しの旅に出る。そして大ケガから勇者に助けられた姉ジョルフィーナと再会した。そして魔女族の保護者である闇竜の話から、勇者がやり残した万能薬【エリクサー】の素材探しに出発する事となった。次元竜の王との戦いの最中、偶然にも行方不明だった勇者トールを助け、次元竜の王を倒す。そしてトールと共に最後の素材探しに向かう。苦難を乗り越えようやく素材を揃え魔女の国へ戻り、【エリクサー】によってジョルフィーナを元の姿に戻す事が出来た。アレスはサテランティスやミネルバ、トールと別れ、辺境領に戻る。
魔導船で交易を始めたアレスの元にサテランティスが帰って来る。繁栄の一途を辿るデュミナス領に連邦と手を組んだ父デュラハンが戦争を仕掛けて来るが、アレス達三兄弟でこれを撃破、父デュラハンもアレスとの死闘の上、最後はエリオットに討たれ、連邦も王国と帝国に侵攻され大敗を喫する。
そして三年が経ち、アレスはマイケルからの親書を帝都に届ける旅に出た。
カクヨム様にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 06:00:00
548016文字
会話率:59%
断罪され処刑されたはずの悪役令嬢エリザベス。
ふと目覚めるとそこは過去、でもなんでもなく普通に遺体安置所で、しかも首は落とされたまま。ついでにボディには何だか知らないが乙女ゲームに異世界転生したとか抜かす怪しい人間の魂が宿っていると来た。
ともあれ、蘇ったことには変わりない。アンデッド化した悪役令嬢は、この状況に陥らせた元凶に仕返しすべく、首から下(自称異世界転生人)とヒロイン(雌豚呼ばわり)と攻略対象共(喧嘩仲間)を引き連れ傍若無人に突き進む。
※カクヨムにも投稿中
※思いつきでタイトル少し付け足し折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-29 17:00:00
88377文字
会話率:64%
ひょんな死因で異世界転生した高橋進は、人類存亡を賭ける運動会に参加することとなった。
ライバルはサタンやデュラハン、ケンタウロスなどの異種異形の魔物たち。
その中で大会は説明もなく突如として開催される。
何の変哲もない平凡な高校生がこの魔物
たちとやりあえるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 17:05:38
958文字
会話率:58%
世界で唯一グランドマスターの称号を持つ死霊術師エリック・ウェストは教会の影響から所属していたパーティを追放されることとなった。
教会の影響は大きく、多くの同業たちが追放されてしまった。そんな中、エリックは同じようにパーティを追放された
見習い死霊術師フィーネと出会う。
お金もなく、完全に途方に暮れていたフィーネにエリックは同情して、弟子として暮らすことを勧める。そして、ふたりは師匠と弟子の関係で暮らしていくのだが、恋愛などとうの昔に忘れたはずのエリックの心が……。
一方教会は冒険者の心が離れ、教会の内部では権力闘争の影がちらつき始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 20:11:09
509413文字
会話率:61%
世界で唯一グランドマスターの称号を持つ死霊術師エリック・ウェストは教会の影響から所属していたパーティーを追放されることとなった。
教会の影響は大きく、多くの同業たちが追放されてしまった。そんな中、エリックは同じようにパーティーを追放さ
れた見習い死霊術師フィーネ・ファウストと出会う。
お金もなく、完全に途方に暮れていたフィーネにエリックは同情して、弟子として暮らすことを勧める……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 20:11:04
15171文字
会話率:58%
首を切断されて殺される事件が発生。犯人は24人の首を切断して逮捕された。男は犯行動機について「デュラハンを見つけ出したかったから」と語った。
最終更新:2020-11-14 17:49:29
1532文字
会話率:14%
その夜、山奥のとある廃城では、モンスター達によるハロウィンパーティーが開かれていた。
「ハロウィンといえばパーティー。パーティーといえばゲーム大会!ということで、スゴロク大会を開催します!」
彼らは、スゴロクで止まったマスの罰ゲーム…も
といミッションをクリアしながらゴールを目指す!
参加者の人物紹介(順不同):
吸血姫(美少女。ゴスロリ。偉そう。つるぺた)
ケルピー(水棲馬。人型の時は、筋肉質な美丈夫。割と慇懃無礼)
デュラハン(首無しの老騎士。美味いものが好き)
ミイラ男(おっちょこちょい)
狼男(耳と尻尾のついた少年の姿。可愛い)
レイス(儚げな美少女。実体はない。癒し)
吸血鬼(美青年。ノリが軽い)
魔女(妖艶なおっぱいさん)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 12:00:00
7836文字
会話率:48%
これは、感情をエネルギーに変換する心の新領域「聖杯」によって、特殊能力を行使できる「アイドル」となった少女たちが、黒色の怪物「イドラ」との戦いや仲間たちとの葛藤を乗り越え、成長する物語である。
二年前。「国際対イドラ現象機関(ISCI)
」に所属するキリアは、イドラを率いる組織「ノヴム・オルガヌム」の本拠地探索任務に就いていた。
そのとき、キリアは敵本拠地近くの「イドラの大釜」と呼ばれる巨大クレーター湖で、人のかたちをしたイドラ・デュラハンと出会う。彼女との闘いの中で、「誰かに認められたい」という葛藤を見やぶられ動揺したキリアは、彼女に敗北し、からだを乗っ取られてしまった。
そして、現在。キリアの心はデュラハンの聖杯の中で、彼女のことを励ましたり、慰めたりしながら、彼女の心といっしょに生きていた。しかし、自分の存在によって、次第にデュラハンの聖杯が不安定となっていることがわかる。その原因はデュラハンとキリアの聖杯がひとつになっていないことだった。
キリアのことを深く知り理解すれば、聖杯をひとつにする方法がわかるかもしれない。この問題を解決するために、デュラハンがキリアに対話を提案した。彼女に自分の過去を語っていくキリア。やがて、自分の葛藤の原因とそれを克服する可能性を見つけた。しかし、デュラハンの強い思いを無視することができず、自分の気持ちを抑圧し、聖杯の奥底に沈められることを選んでしまった。
デュラハンの成し遂げたかった思いは、キリアも所属したことがあるアイドルユニット「キャメロット」の打倒だった。全力を尽くして、邁進した彼女だったが、思い届かず敗北する。
その後すぐ、キリアは自分のからだを取り戻した。自分の中に残っていた承認欲求が具現化したイドラを斬り捨て、デュラハンとの闘いに勝利し、葛藤を克服したキリアは、自分を信じて新たな一歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 07:00:00
127490文字
会話率:32%
【第9回 講談社ラノベ文庫新人賞 落選】
これは、有志の心「聖杯」を持ち、特殊な力を行使する「アイドル」となった少女たちが、黒色の怪物「イドラ」との戦いや仲間たちとの葛藤を乗り越えることで、未来を臨み、成長する物語である。
アイドルのキ
リアは、プロデューサーであるジュリアとの不仲に悩んでいた。自分の何が悪かったのかが、わからないキリアは、高難度の任務である敵本拠地の探索を成功させ、ジュリアに認めてもらい、関係を改善しようと考えた。
キリアは、敵本拠地の予測地点を目指して北上する。そこで、人型イドラのデュラハンと出会った。通常のイドラとは規格外の実力を持つ彼女に追い詰められ、キリアは、デュラハンに聖杯を支配され、からだを乗っ取られてしまった。
二年後。キリアのからだをあやつるデュラハンは、因縁のアイドルユニット「キャメロット」に戦いを挑む。しかし、デュラハンの聖杯が不調であったため、敗北してしまった。キリアは、この敗北を恥じたデュラハンから提案され、聖杯を正常に機能させるための対話を試みることになった。
対話の中で、キリアは、自己肯定が未熟であったこと、それが人間関係に悪影響を与えていたことを知り、落胆する。しかし、幼い頃の恩師との交流を思い出したことで、自己肯定の芽生えを感じていた。
デュラハンは、キリアの変化を理解できなかった。キリアとの絆が断絶してしまうことに焦ったデュラハンは、彼女を斬り捨て、抑圧する。そして、自分の思いのままにキャメロットに再戦を挑むが、善戦むなしく敗北してしまった。
デュラハンの敗北の直後、からだを取り戻したキリアは、聖杯から出現した承認欲求が形になったイドラを退治して、自己肯定を正しく成熟させることに成功する。そして、聖杯の中で眠っていた不安の象徴であるデュラハンと再び対話し、力を示し、受け容れることもできた。
これらの変化によって、キリアは、自分を愛して、未来を臨み、生まれ変わることを決断した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 12:10:51
141767文字
会話率:32%
この物語は、少女たちが人外の怪物やライバルたちとの戦いを通して、成長し、自己実現を達成するバトルファンタジー。
特殊な能力を持ち、訓練を受けて『アイドル』となった少女たちが、イドラと呼ばれる世界を脅かす怪物と戦い、普通の人々の平和を守る
物語。
白のアイドル・キリアは、任務に失敗し、人型イドラ・デュラハンに負けて、黒のアイドルとなってしまった。
それ以来、キリアの体には、自分の心とデュラハンの心が同居することになった。
同居した心がキリアとデュラハンのアイドル活動を妨げる。
黒のアイドルとしての活動で失敗が続いたキリアとデュラハンは、イドラの軍勢の長・マリアに叱責を受けてしまう。
挫折感にさいなまれていたとき、キリアとデュラハンは自分の心の問題に気づく。
キリアとデュラハンはそれぞれの心の問題を解決するため、対話を試みることになった。
対話によって互いを理解することができそうだったが、
意見がすれ違い、対立することになり、デュラハンが、キリアの心を完全に封じ込めてしまう。
心機一転したデュラハンは自分の目標である「アイドルチーム・キャメロットの撃破」に挑戦する。
しかし、キャメロットと、心の中で、再起を果たしたキリアに敗北する。
キリアは、自分の体を取り戻す。
心の片隅に残ったデュラハンの心に触れ、理解し、受け容れる。
心の問題を完全に克服したキリアは、自己肯定とこれからの生き方を獲得する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 16:14:52
165849文字
会話率:25%