一九三五年 ナチス・ドイツの研究機関『アーネンエルベ』がハインリヒ・ヒムラーらによって発足される。
北欧人種が世界を支配していたことを証明するために作られた、オカルト研究機関である。
一九四四年。ソ連はレニングラード包囲網を突破し、破竹の快
進撃を繰り広げていた。既にソビエト連邦は開戦前の領土をほぼ完全に取り戻し、更なる侵攻を進めていた。
これに対しアドルフ・ヒトラーは戦況を一気に覆すべく、最終手段として『アーネンエルベ』へ世界に散らばる異能の存在、"聖遺物"の強行回収を命令。
それを受けたアーネンエルベは聖遺物"を極少数で改修する為の特殊実行部隊「スピアー」を編成。
時はその一九四四年、「スピアー」編成から二か月後。女性親衛隊員エッリ・ハーパライネン中尉を中心とする、「スピアー」特殊実行部隊の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-01 21:17:40
13311文字
会話率:30%
一九四五年八月。世界初の原子爆弾による攻撃は京都駅直上だった。
二十世紀が終わろうとしている頃にようやくアメリカを皮切りにソビエト連邦、中華帝国と次々に原子力潜水艦を進水させていった。
四方が海に囲まれている日本海軍は焦燥のなか、
現在のディーゼル潜水艦でもなく原子力潜水艦に代わる新動力潜水艦を進水させた。
SSC-601。クリスタルにレーザー光を照射させて水を蒸気に換えて動くものだった。クリスタルの動きは不安定を極め、乗組員は制限から全員二〇歳にも満たない少女たちばかりだった。
そんな彼女たちに課せられた任務はこの最新鋭の潜水艦を使えるようにして帰ってくることだった。
(この小説は登録2013-06-30に星空文庫にて投稿したものを重複して投稿したものになります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-28 00:06:50
13914文字
会話率:42%
1941年6月22日・・・・・ナチス第3帝国はソビエト連邦に奇襲を仕掛けた。
独ソ戦の開戦、と言えるだろう。
当初はドイツ軍の快進撃であり、ソ連軍は押され続けていたが・・・・この戦いが、ドイツを破滅へ導くとは誰も知らない。
そんなドイ
ツ軍に一人の青年が居た。
名はハント。
ハント・フォン・ウィルヘルム。
ドイツ貴族の嫡男で、国防軍の精鋭-――大ドイツ師団の戦車兵だ。
彼は極寒の地で一人の女性と出会う。
戦女神、と言われた女性で・・・・・彼は彼女に恋をしたが、決して報われない恋だった。
大戦が終結して半世紀が経過してから、彼は一人のジャーナリストに自身の人生を語る。
だが、決して武勇伝ではない。
一人の騎士が女神に恋をしたが、報われずに醜い老いた姿を晒した、と言える。
そんな物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-08 22:32:08
21021文字
会話率:26%
ミリオタ少年岡崎匠が終戦記念日に彼の両親と靖国神社へ慰霊で参拝した後に神社の境内にある遊就館に行き、主に大東亜戦争についての展示を見学した。その後匠は家に帰り彼の父と彼の祖父岡崎良之助が戦時中、戦車兵であり終戦、占守島でどのようにしている
かを聞いた。匠が彼のからの話を聞き、どのようにしてたのかを想像しながら部屋に戻り寝ると次に目が覚めたときは彼の部屋ではなく占守島の陸軍のテントの中であったのだ。しかも匠の祖父岡崎良之助でだった。匠はそこで会った彼の祖父の戦友たちとソ連軍に戦車兵として奮闘するのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-20 18:14:01
908文字
会話率:50%
自分個人のサイトとの重複投稿です。三部構成。後の「スターリン」が妖精「フェアリー」と出会う。主人公スターリンは、フェアリーの遣わし手・謎の老婆「ゾーヤ」の助言を受ける。ロシア革命が起こり、内戦(干渉戦争)を通してスターリンは出世してゆく。新
国家「ソビエト連邦」が樹立され、党内抗争を経てスターリンは権力を掌握する。副主人公ベリヤが登場。時代は1930年代に突入する。スターリンは大粛清を起こし、多くの人民や「同志」を殺害する。やがて第二世界大戦が起こり、ソビエト連邦はドイツの侵攻を受けるが、最終的には勝利する。戦後の世界において、アメリカをはじめとする西側諸国と対峙するなか、スターリンは死亡する。彼の「部下」たちの最期とソビエト連邦の崩壊直前まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-15 10:48:36
737809文字
会話率:40%
東部戦線。鋼鉄の猛獣達が殺し合う闘技場。これはとある“ガールズパンツァー”の物語。
*これは第二次大戦が何年か長引いたIfのストーリーです。
最終更新:2012-10-13 17:21:42
3004文字
会話率:29%
戦後、連合軍により南北に分割された大日本帝国。
その一方、ソビエト連邦が主導し建国された北日本共和国を舞台に、日本分断の原因を作った男の孫、進藤勇は周囲から迫害されながらも自身の存在意義を求め、やがて列強の傀儡国家と化した日本を戦火の炎で包
んでいく。
戦車に代わる兵器として人型機動兵器・駆動甲冑が登場する架空戦記モノです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-21 01:00:00
2946文字
会話率:19%
彼は悲しげに口を割った。
「僕―、『 』…ないから。」 「…は?」
おいおい、お前、幾つだよ。
「…いくつに見える?」
そう言って恥ずかしそうに微笑んだ。 喧嘩を売ってるのだろうか、この巨漢は。
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彼と出会ったのは1914年の8月ロシア・モスクワ付近にて。
私はその日、15歳の誕生日を迎えていた。
そんな日にあんなことになって、
あんなことになるとは自分でも想像がつかなかったがな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-01 23:00:00
35141文字
会話率:34%
我々は憎きファシスト共を祖国から追い返す為、
進軍中のはずであったが、絵本の様な世界に飛ばされた。
どうやらこの世界は貴族主義者どもが支配しているらしい、
これは許せん、ただちに人民を解放し、貴族どもを根絶やしにし、この世界を共産圏に染める
のだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-10 18:12:56
2381文字
会話率:21%