「喫茶アーネンエルベ」そこにはどんな事件も解決する探偵がいるという。
大学生雨宮瑠衣はある事件の相談にそこを訪れる。その日を境に雨宮瑠衣はさまざまな事件に関わることになる。
明晰な頭脳、鋭い観察力・洞察力を持つ探偵としては優秀だが毒舌、ひね
くれ者と性格に難ありな探偵が様々な事件に挑む。
ただようコーヒーの香り、レトロな喫茶で繰り広げらるミステリー。アーネンエルベシリーズ第一弾ここに開幕
*投稿は不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 19:03:50
10721文字
会話率:38%
一九三五年 ナチス・ドイツの研究機関『アーネンエルベ』がハインリヒ・ヒムラーらによって発足される。
北欧人種が世界を支配していたことを証明するために作られた、オカルト研究機関である。
一九四四年。ソ連はレニングラード包囲網を突破し、破竹の快
進撃を繰り広げていた。既にソビエト連邦は開戦前の領土をほぼ完全に取り戻し、更なる侵攻を進めていた。
これに対しアドルフ・ヒトラーは戦況を一気に覆すべく、最終手段として『アーネンエルベ』へ世界に散らばる異能の存在、"聖遺物"の強行回収を命令。
それを受けたアーネンエルベは聖遺物"を極少数で改修する為の特殊実行部隊「スピアー」を編成。
時はその一九四四年、「スピアー」編成から二か月後。女性親衛隊員エッリ・ハーパライネン中尉を中心とする、「スピアー」特殊実行部隊の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-01 21:17:40
13311文字
会話率:30%