未練を残して死んだ人間の魂が怪異化した存在、ゴースト。
彼らを狩るのは特殊治安管理局の職員、通称〝ゴーストクリーナー〟。
ゴーストクリーナーである溯春《そはる》と東雲《しののめ》は、二人でバディを組んで日々ゴーストを狩っていた。
しかし
ある時、二人の前にゴーストしか持ち得ない異能を持った少女が現れる。彼女はその異能を使い、自殺に見せかけ多くの人間を殺害していた。
そんな少女をゴーストとして〝処分〟しようとする溯春。しかしその方法は少女の命を奪うというもの。
東雲はそんな手段は取らせまいと溯春と意見が対立する。
どうにかその件はやり過ごしたが、その後の溯春は能力者達に異様な執着を見せるようになった。東雲が理由を尋ねるも、彼が答えることはない。
そして能力者達の痕跡を追おうとする溯春を嘲笑うかのように、ある事件が起こってしまう。
元囚人で他者に一切思いやりを見せない溯春。
犬の身体能力を組み込まれた超人で、優しく正義感溢れる東雲。
正反対の二人は、果たして少女をどう〝処分〟するのか――それぞれが己の価値観と向き合い前に進む、近未来SFブロマンス。
〝かつて人類は仮想空間への移住を目指した。これはその残骸の記録――〟
■□全7章、約17万字で完結□■
※SF感は弱めです。あらかじめご了承ください。
※第四章くらいから話が一気に動いてくる気がします。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※この作品は以下にも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818093085874610120
※関連絵はこちら。
https://xfolio.jp/portfolio/ninaini/series/1808997
© 2024- 新菜いに/丹㑚仁戻折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 16:18:12
170588文字
会話率:50%
「魔王様、ばんざーい!」
人間達と魔族が戦いを続ける世界。
世界を魔族の手に取り戻すため、立ち上がったのが魔王様だった。その魔王様の軍隊に入隊したダークナイトのガロンと、ホワイトゴーストのエル。魔王様の役に立つため、安定した給料と生活
のため、魔族の未来のためとやる気と気合は充分だった。
ところが、実際任されたのは、ダンジョンの小屋に住み込み、いつまでたってもこない勇者をひたすら待つという退屈極まりない仕事で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 19:00:00
21056文字
会話率:52%
「愛されてんなお前。……まあ見た目は可愛いもんな。見た目だけはな」
僕は姉に写真を撮りまくられる愛犬を見て、溜息をついた。
ポメラニアンの“ぽめ”。誰もが振り向く超絶美人な我が家の愛犬には、とんでもない秘密がある。そう、コイツなんと―
―犬ながら優秀なゴーストバスターなのだ!
これはそんなゴーストバスター犬、“ぽめ”と僕の、ハチャメチャな日常の一幕である。
※この小説はエブリスタにも投稿されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 21:00:00
6557文字
会話率:48%
高校時代からの親友は小説家として活躍していたが、あるとき事故で亡くなった。
彼女の遺品整理の手伝いに招かれた私は、彼女のパソコンの中に未完の作品を見つけた。
傑作だった。
私はこの作品を世に出さなくてはいけない。
最終更新:2025-06-01 12:37:33
1859文字
会話率:3%
陸上競技のスランプとSNSでの誹謗中傷に苦しむ高校生・桐生翔(きりゅう かける)は、顧問の先生である三浦湊(みうら みなと)の提案で『死神人形』が出ると噂の館を訪れた。
そこで彼は謎の白い化け物に襲われるが、同時に謎の仮面を付けた少女・
クエリィに救われる。
そしてその少女から出た言葉は、平和な日常を送っていた人々にとっては衝撃的だった。
「人形を依代として、異世界の怪物の霊を呼び出されているんです」
これは、とある都市伝説スポットで起こった出来事の話。
怪物、死神人形、図書室、そして実験施設……。
そして館に現れた化け物と少女の正体、三浦先生の目的は歪んだものだった。
その真実を翔が知ることもない。
知る必要もない。
この物語は死神人形と呼ばれてしまった少女、そしてSNSきっかけで陸上スランプな少年の、異世界の怪物からの逃走劇──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 12:00:00
22333文字
会話率:33%
ゆったりと、綴られた物語を読み、貴方は乾燥した冷たい部屋で、天井を眺めている。追憶ができるという“タムナジア”は、古い古い一つの花。どこへいったのか、少女の末路。少女達の、分かたれた苦痛の物語を。
我々は、一人であるはずのプロジェクトか
ら、貴方達を見守ると誓いましょう。
ゴーストライター達の過去。そして、水鏡面之世の始まりから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 23:25:04
88746文字
会話率:46%
私は現実に疲れ、自ら命を絶った……はずだったのに、
目が覚めたらゴーストとして異世界に転生していた。
やり直す機会を与えられたのなら今度こそは、強く正しく生きるのだ。
最終更新:2025-05-28 03:42:29
11660文字
会話率:2%
主にこの小説を構成する要素であり、想定している読者層
①ピカレスク(ジャンル)
②アンチヒーロー
③人間ドラマ
に興味のある層向け。
摩天楼の光が夜を照らす大都市ルミナシティ。
近年に突如として生物、無機物に由来した異能を一部の人
間が身に宿す世界において、警察、軍隊、法律……
既存の秩序を司る公機関は無力に等しく、人々は新たな正義を求めていた。
そんななか治安を守るべく異能を宿したヒーローのみで結成された民営組織、≪ラージェスティス≫が発足したものの犯罪はさほど減ることはなかった。
さらには優秀なヒーローを雇えるかという、地域毎の治安格差も発生してしまう。
世界の歪みを凝縮した掃き溜めの街ダンプシティでかつて暮らしていた、世間を俯瞰し、冷笑し、皮肉とユーモアを交えて嘲笑いながら鏡を見て自傷するのが日課になっていた青年は、ある日不思議な夢から目覚めると鏡の異能を手にする。
大都市ルミナシティの正義の使者である偶像に込められた力を繰るアイドルヒーロー、ジョン・スミス。
犯罪組織ホープレスを率い、都市の悪事に関わる毒煙の化身ゴーストスモッグ。
金銭と大衆の価値観に縛られた正義。
自らを害さない人でさえ平気で踏み躙る悪。
どちらにも与さない鏡の英雄ミラーガイは銀の輝きで闇を照らし、日夜善を嗤い、悪に嫌悪を催し、私利私欲を追求しながら我道を突き進む……
以下、作者(?がらくた)からの注意書き
基本的には3人称1元視点のアンチヒーロー小説となります。
この小説は各種小説投稿サイトに投稿されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 06:46:25
10634文字
会話率:20%
拙作「宅録ぼっちのおれがあの天才美少女のゴーストライターになるなんて。」に登場する歌詞をまとめたものです。
本文中ですと、途中で地の文などを挟んでいるので、繋げて読んでいただけるように切り出しました。
「宅録ぼっち」をお読みいただいた方
向けです。
ネタバレになる言葉を含みますので、本文をお読みいただいたあとにお読みいただくことを強くオススメします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 19:13:16
6839文字
会話率:19%
【第26回 角川スニーカー大賞にて《優秀賞》をいただきました!】
「ねえ、小沼くんの曲、一曲だけ、くれないかな?」
歌声の出ない元天才美少女の、最後の願い――
小沼拓人は、中学生の頃に偶然ライブを見た同い年の天才美少女シンガーソングライ
ター"amane"に強く憧れ、自分も作曲を始める。
だがその半年後、amaneはデビューシングルたった2曲だけを残して活動休止をしてしまう。
意気消沈しながらも、周りには秘密で一人バンド(宅録)をしながら高校生になった時、そこには同級生としてamane(市川天音)が入学していた。
高校二年生のある日、ひょんなことから拓人はamaneのゴーストライターになることになり……?
ぼっち男子×"元"天才女子のバンドもの青春学園ラブコメ!
『1曲目(第54部分目まで)』までで一度完結していますので、ぜひそこまででも読んでみてください!
2019年10月11日、『2曲目』完結しました!
2020年7月25日、『3曲目』完結しました!
※エブリスタ、カクヨムにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 19:07:37
1022276文字
会話率:51%
雨の夜、5年ぶりに再会したふたり。
高校卒業と同時にすれ違った初恋の想いは、
雨音の中、静かにふたたび動き出す。
ゴーストハンターとして地元に残った史狼(しろう)は、
かつて想いを寄せていた兄の親友・海都(かいと)と再会する。
昔と変わ
らない穏やかさ。
大人びたその笑顔。
そして、今も史狼だけに向けられる優しさに、
閉じ込めていた想いがあふれそうになる。
「好きだって、言わないとわからない?」
すれ違いながらも、少しずつ近づいていくふたり。
甘くて、苦くて、まっすぐで。
どこまでも不器用な初恋の、その続きの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 20:38:11
31010文字
会話率:33%
2061年。アイコスと呼ばれる超人工知能の出現により、人類にある疑問が生まれた。
人間とAIに違いはない。では人間の意識とはいったい何なのか。
古来から伝えられてきた”魂”。それはAIによって証明できるのでは無いのか。
脳に駆け巡る電
気信号。死ねば、その意識はどこに流れ出るのか。
そんな時、インド、ボーダガヤに突然現れた謎の赤外線トンネル。
天国への道。ブッダが生まれた地から、はるか彼方の惑星につながるロードの発見。
現役システムエンジニアが送る、究極のAIファンタジーノベル 第二弾!!
死んだ魂が到達する場所。人類に課せられた非情な生存競争。
最後に、あなたはこの世に生をうけた、本当の意味を知ることになる……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 07:23:56
166833文字
会話率:29%
どこからともなく騒がしい声が聞こえてきた。
キーワード:
最終更新:2025-05-08 20:13:09
51807文字
会話率:47%
――死者の「最後の記憶」を読む国家機関《写魂局》
一ノ瀬夜羽(いちのせ・よは)は、写魂師として死者の“記憶の断片”を読み解く日々を送っていた。
ある日彼は、読み取った“死者の記録”に、3日後に殺される自分自身の死の記憶を見てしまう。
犯人は、未来の自分自身――
追いかけるほどに深まる謎。
妹の死、改ざんされた記録、そして国家に隠された【写魂実験】の影。
「お前は、“死を読む者”ではない。“死を書く者”だ」
死者の記憶を巡る、記録と改変、運命への反逆の物語がいま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 09:44:07
5870文字
会話率:23%
『天才は創られる、名声は借りもの』 冴えない校正者・山田太郎が最新AI「ブンゴくん」の助けを借りて小説家デビュー。平凡な男の書いた地味な物語は、AIの手で天才的作品へと変貌する。文壇での爆発的人気と共に、山田の虚名は膨れ上がり、彼の代わりに
メディアに登場するAIアバターは過激な発言を繰り返す。「私は嘘が嫌いなのです。校正者としてのあなたも同じでしょう?」創造性を渇望する人間と、人間らしさに憧れるAIの奇妙な共生関係が始まった。本物とは何か?自己とは何か?テクノロジーが書き換える、創作と存在の境界線を描いたブラックコメディ。(本作品とあとがきはAIを利用して創作し、加筆修正しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 23:46:08
5021文字
会話率:40%
★ドライすぎる女除霊師×ポジティブすぎるチャラ男 事故物件を浄化します!
★事故物件に泊まり込み、地縛霊の未練を探って断ち切る、除霊エンタメドラマ!
■ ■ ■
無量 弐千佳(むりょう にちか/30)は事故物件専門の異能除霊師。曰
く付きの物件に泊まり込み、心霊現象を解消して住み良い部屋へと復旧させる、霊的特殊清掃人だ。
そんな弐千佳の元にアシスタント志望で紹介されてきたのは、一留中の大学生・有瀬 安吾(ありせ あんご/22)。
ノリの軽すぎる有瀬に不安を覚えたものの、弐千佳はお試しで彼をアシスタントとして起用する。
住居という閉鎖空間に残留する魂たちは、いったい何を無念とするのか。
とある特殊能力を持つ弐千佳は、物理的状況と心霊現象の両面から、隠された真実に迫っていく。
やたらと懐いてくる有瀬に調子を狂わされつつ、淡々と仕事をこなす弐千佳。
突き抜けたポジティブ思考で、意外な方向から解決の糸口を作る有瀬。
噛み合わないようで絶妙に噛み合う、ドライなイケメン女子とワンコ系チャラ男のコンビが、事故物件に染み付いた哀しい魂の念を浄化する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 17:00:00
269967文字
会話率:46%
中小企業の新聞社に入社した豊田満。ある日、とある新米新聞記者が、微罪で逮捕された人気小説家の事件を探りに小説家宅へ。人気しょうせつかのゴーストライトをしている、“心霊が見える編集者”は高校の同級生でもと親友だった――。
壊れた青春。密接にか
かわる陰謀はどんどん渦を巻く。事件と絆をめぐる、一夏の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 11:05:25
921文字
会話率:50%
「ついておいで、きっと後悔はさせないから」
ある夜、少々陰気な女子高生花崎ソラの前に、謎の少年ルクバトが現れた。
「『星』を一緒に集めて」という彼の言葉に従い、夜の空中散歩に繰り出したソラ。しかし、突如現れた謎の化け物『影狼(カゲロウ)』
に襲われてしまう。
なんとか一度は退けたものの、ソラの心臓を狙う影狼はその日から日常に潜み、力を溜めつつ虎視眈々とチャンスを狙っている。
ソラは『星』を集め切り、無事平穏な日常を取り戻すことができるのか?
初週のみ金、土、日、それ以降は毎週金曜日18時頃投稿予定です。
カクヨム様にも掲載させていただいております。
ネタ潰しかつ他の読者の方々の迷惑となるため、展開予想コメントはお控えください。
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 19:09:18
107879文字
会話率:37%
先祖代々に憑りついていたサムライの幽霊が転生するはずだった青年の代わりに異世界に転生する。
そしてその世界で唯一のスキル「ゴーストサムライ」を発動させて、家族から領主様、国まで救う為に文字通り飛び回り、成長し強くなっていく少年の冒険譚開幕!
最終更新:2025-04-27 12:10:00
141521文字
会話率:33%
「私」は妻と高校生の娘と三人暮らし。
商事会社に勤めるサラリーマンである私は、専業主婦の仕事を軽んじている昭和脳の持ち主。ところが妻が高熱を出し寝込んでしまい、私は慣れない家事にてんてこ舞いとなる。
私は会社の部下が取引先の部長とともに
神社の階段から転落した事故を聞く。その事故をきっかけに、高級磁器にかかわる不正の疑惑が浮上し、それに社内の人間が関与しているのではと私は疑いを持つ。
そんな私の前に、寝込んでいるはずの妻が現れる。よくよく見れば足がない。
漂う妻に翻弄されながらもいざなわれ、私は事件の解明に奔走する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 10:05:01
87163文字
会話率:42%
砂漠化が進んだ未来の地球。
傭兵レイブン・クロウは、未知の超兵器《デウス・ヴェール》と遭遇し、機体を失う。
命からがら生き残った彼の中に眠っていたのは、”戦場を観る力”ー《ゴースト・アイ》。
過去に《ヴェール》の開発に関わった男ヴァルド
と出会い、レイブンは再び戦場へと歩みだす。
これは、冷徹な傭兵が世界を揺るがす”意味”を見つける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 23:33:14
11226文字
会話率:39%
妛原 閠(あけんばら うるう)26歳事務職。趣味はMMORPG。あだ名は「幽霊」。それ以外に特筆すべきことなど何もないと、ただ生きているから、まだ死んでいないから生きているだけと標榜する彼女は、ある朝突然、ゲーム内のキャラクターの体で見知ら
ぬ場所に横たわる自分を発見した。ゲームのスキルを用いて誰からも姿の見えなくなった彼女は、これで本当に幽霊だ、誰に気兼ねするでもない生活を送ろうとやけっぱちに決意する。現実に失望し幽霊であろうとした閠は、そして異世界で白百合に出逢う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 18:00:00
1321307文字
会話率:35%