未来の日本で、ゲインはアイアラート対応司法捜査官している。アイアラートは保護システムのAIから出される推測アラートで、過去データから予見された大規模自然災害から個人的な災害までの多種多様な保護内容で通知される。
ある日、ヒロノという男の
保護通知が来た。現場に駆け付けたが既に男は自殺した後で、遺書とタイマーで消そうとしているファイル群が残されていた。
ゲインはファイルを調べ出すが、内容は超音波検査で発見された未知の反応に対しての研究論文だった。
論文では人間の心らしきものを識別でき、人類には心が無いものもいるとの結論だった。自殺の要因にはならない内容だったが、論文には続きがあった。
心を持つ人間にも種類があり、いわゆる輪廻転生できそうな者は非常に少数で、なおかつ生まれた時から決まっているというものだった。
この論文の公開は、宗教の否定や新たな差別の発生など、世界的にも大きな影響を与えることになる。ゲインはヒロノの自殺した原因と、自分がこれを知ってしまったことを後悔する。
データを消そうとしたゲインはAIにより緊急保護され、同時に世界から隔離された。論文内容は公開されるべきだが慎重に行う必要があり、知る者であるゲインの隔離は必須だった。
隔離期間は12年と言われたゲインだったが、低体温睡眠により2年程度の老化でその期間をやり過ごすことも可能とのことだった。
低体温睡眠を選択したゲインはAIから人間の可能性を聞き、そして人類自体の覚醒を見ることになるのではないかと思いながら眠りにつく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-13 22:55:04
15450文字
会話率:53%
⑴『小説家になろう狂い』・・・架空上の小説家としての狂い
小説家になろうというサイトで、架空上の小説家として、小説を書いていることに対する、幸せや苦悩。そこから発生する、長い道のりの先に、光が差すことに依拠しているという、小説的エッセイ。
⑵『小説家になろう狂い』・・・PV数(閲覧数)と評価に関する、自己内考察
PV数と評価に関する、自分の中での2つの傾向について考察した。しかし、最終目標としては、小説のスタイルを確立することであり、PV数と評価は、後から付いてくることが理想だとする、小説的エッセイ。
⑶『小説家になろう狂い』・・・速筆による文章の実効性
自分の小説の執筆方法論として、まず思いついたことをそのまま書き、その後まとめると言った形が、小説家になろうに来てからの状態だ。絵に例えるなら、偶然を必然へと塗り替えるようなものであるという、直感に任せた、速筆運動に狂っているという小説的エッセイ。
⑷『小説家になろう狂い』・・・ランキング狂い、戦争に酷似した現象
小説家になろうの、ランキングについて。作者を離れた作品は、独り歩きする、その現象が、戦争が起こる現象に酷似している。しかし、戦争とは似て非なるものである、ランキングを登っていく作品の現象は、偶然性と奇跡が傍にあるという、小説的エッセイ。
⑸『小説家になろう狂い』・・・アイデンティティの死滅の否定の場所として
芥川龍之介と志賀直哉に於ける作品執筆態度の話を持ち出して、無意識の強さと弱さについて述べ、作品内容を引っ手繰るという現象の根源について考察した。結果的には、アイデンティティが死滅しない様に、自己を確立することが良いとした、小説的エッセイ。
⑹『小説家になろう狂い』・・・終わりに
死に際分かるであろう、入り口と出口を念頭に置いて、先の見えない中で外界へと文章化していくのは、一つの狂いである。執筆=生、の図式を忘れることなく、小説家になろうに狂おうと宣言した、小説的エッセイ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 04:08:13
6364文字
会話率:14%
チート能力って言葉に対する言及です。
キーワード:
最終更新:2019-07-25 07:00:26
2654文字
会話率:0%
絶対に変わらないものってなんでしょうね
最終更新:2019-05-21 13:40:47
306文字
会話率:0%
「他人の意見ではなく、その理不尽さを否定する」
周囲に合わせることと自分を圧し殺すことは、決して同じではないのだと。
最終更新:2019-04-01 12:20:36
476文字
会話率:0%
簡単な超光速の否定法。
最終更新:2019-02-02 09:49:10
1065文字
会話率:0%
革命という文字の持つ麻薬のような匂いに酔わされ踊らされた青年の物語
最終更新:2019-01-06 18:23:44
3024文字
会話率:8%
ほんとうの恋、なんて、ない。
いや、恋の否定じゃなくて、千差万別恋模様、って言ってる。
って、なんの七文字熟語?わからない、わからない。なら、そんな熟語は置いておいて。
でも、きっと、ひとつ、最上の恋と言っていいものがあって、それが、この
『しのぶこい』だと思う、って言いたい。のです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 11:38:15
695文字
会話率:9%
「愛」についての懐疑。正確に言えばテレビCM的な、世俗的な「愛の肯定」の否定という事になると思います。「愛」という言葉を違う風に使うのであれば、そこにまた違う世界も開けるでしょう。
キーワード:
最終更新:2018-12-16 19:12:51
6280文字
会話率:0%
世界は三つに分けられている。
悪魔たちの住まう地獄・神や天使の住まう天界・人間や動植物が住まう地上。
母親は神であると人間の父に聞かされて育った自称神の子、ティウ・デ・ソルドは、銀の髪に琥珀色の瞳を持つ美しい女の子。
世は悪魔が
地上に攻めいる大戦争時代。いくら祈っても救ってくれない神の存在を、人々は認めなくなっていた。天界の存在、神や天使の存在自体が否定される世の中で、しかし彼女は自身が神の子であることを過剰に誇示していた。
結果、ティウは人間の攻撃対象となる。
村にいてもいじめられ、攻撃され、家には火まで放たれる始末。ティウは思った。
「こいつら全員見返してやる」
「本当に神の子なら、魔王を倒して世界に平和をもたらせ」という罵倒を真に受けた彼女は、齢十二歳で村を出た。
神の存在の否定とは、すなわち母と自分の存在の否定である。
私が神の子であることを証明してやる!
これは、神の子といえども特別な力を持たない割りと超一般市民の美少女ティウ・デ・ソルドが、自分の存在と母の存在を肯定するためだけに魔王を倒そうと奮闘する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-08 20:00:00
6864文字
会話率:44%
ネットのニュースで見ましたが、戦後の民主主義の常識「人権、反戦、反差別」の否定がネット上でなされているらしいですね。
意味が分からなかったので考えてみました。
最終更新:2018-07-23 00:02:49
2327文字
会話率:0%
「中二病を封印する!!」
俺こと【八百万 神流】は固い決意をもって親友に告げた。
しかし返ってきたのは親友の「無理だろ(笑)」という言葉と失笑…
なぜだ!!
俺はこんなにも固い決意を持っているというのに!!
理由を言え、理由を!
え?…な
るほど、確かに…、いや待てそれなら反論させてもらう!
これは中二病を封印すると決めた主人公と、それを否定する親友との熱き戦いの記録である。
主人公は親友の否定を乗り越え、無事中二病を封印することができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-17 00:15:47
27581文字
会話率:11%
「美人だね」と言われ続けて21年。
しかし彼女(沙希)の心に残るのは「でも背が低いね」「顔が良いだけじゃだめだよ」などの否定的な言葉ばかり。そのため、いつしか彼女は間違うことに恐れを抱くようになり「完璧な人間」を演じるように。
彼女の過
去に何があったのか?自分に自信の持てない彼女の行き着く先は?
そしてアルバイト先で出会ったある男性との恋の行方は?
心震えるヒューマンラブストーリー。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-13 05:10:38
241文字
会話率:40%
『なぜ、人を殺してはいけないのか』と、問われて考えたことを。この質問に気楽に返す人を見て思うことを。
最終更新:2018-04-26 14:34:22
2656文字
会話率:16%
中村太郎(仮)37歳。
彼はいわゆる霊能力者である。
現代日本の片隅で現代社会に生きる彼を語り部に、読み手からの質問に応じながら、彼の体験談が綴られていく。
ある時は霊の話を、またある時は神々の話を。
大多数の人々にとっての非日常、彼にとっ
ての日常、はたまた彼の知人友人の日常が、少しずつ語り明かされる。
これは、そんな終わりの見えない読者参加型の小噺集である。
フィクションなのか、はたまたノンフィクションなのか。
それは読んだあなたの気分次第。
※注意※
筆者は無信仰であり、いかなる宗教組織にも所属していませんし、しません。
また、本作は特定の宗教組織への勧誘を意図したものではありません。
思想信条の自由は尊重したいので頭ごなしの否定はしませんが、勧誘その他の行為に一切関わる気はございません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-15 18:57:22
4165文字
会話率:0%
どうでも良い独り言です。
これには「チート能力」「ハーレム」への否定的な意見が含まれています。
これらが好きな方は閲覧をお控えください。
勿論、これらが好きだという人を否定する気も悪く言う気もありませんので悪しからず。
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最終更新:2018-01-28 22:00:00
1414文字
会話率:10%
翼を持つ人間『ハーピー』が生きる世界。人間とハーピーのなかでは、翼を持つものへの否定が生まれていく....
そんな世界の光を求めて逆心するのは、人間だったのか....
最終更新:2018-01-19 20:28:08
1156文字
会話率:28%
時は人歴450年、宗教の否定と技術の革新を色濃く反映する日本に生きる青年は18歳の誕生日を迎えた。
文献に記された情報だけを基に日本各地に点在するという「光の痕跡」を追い求めて旅をする彼の目的とは…?
最終更新:2017-09-11 00:00:00
1590文字
会話率:0%
「シュタッツ家さえ居なければ・・・」
アマンダ・タードの祖父の遺言。シュタッツ家への恨みを聞き続けたアマンダはシュタッツ家の娘、セリスを悪役令嬢に仕立て上げるために行動を始める。
最終更新:2017-08-28 21:32:14
7945文字
会話率:54%
広島原爆忌にあたり、核廃絶についてを虚構なりに……
※ご注意!!
この短編作は、
同著者の挫折しながらの連載作「―地球転星― 神の創りし新世界より」の、広島原爆忌を意識して同日、投稿した内容、サブタイトル「26.太陽の否定」のお話をそのま
ま短編としてコピペしただけのものを一部の部文だけ省略して、微妙に加筆、修正を加えてあるかもしれないだけのものを、短編作としても投稿しただけのものです。
ですので、冒頭からいきなり、連載作の途中より始まります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-06 08:00:00
11750文字
会話率:9%