落ち着いた雰囲気の喫茶店。コーヒーの香り漂う店内で。
「いえ、結構です」
「…………書いて」
「書きませんし、凛りんさんは18歳でも、僕は16歳。結婚できない年齢ですし、そもそも結婚しませんから」
「…………マンデリン、おかわり」
「はい!
喜んで〜」
にっこりと笑顔で答える。
凛りんさんはぷるぷると肩を震わせて、手に持っている婚姻届の用紙をぐしゃっとした。
「………めんこい」
そして、顔を覆う。
いつものやり取りに、喫茶店のマスターが微笑ましく笑う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 14:03:20
6370文字
会話率:34%
びょうきのゆうきくんをとてもしんぱいしているゆうきくんのおとうさんとおかあさんは、あるひ
「チバちゃん」とかいてあるねこのぬいぐるみをみつけました。
てにとってみるとぬいぐるみのせなかには、「77万年前にちきゅうのじしゃくがひっくりかえった
ときにけんこうでとしをとらなくなった、ふろうちょうじゅのねこのかみさま。
弱いものにめっぽうやさしいせかいでいちばんやさしい「救そねこかみ」。そんけいするねこともは
ねずみのジェリーにとてもやさしいねこのトム」とかいてありました。ゆうきくんのおとうさんと
おかあさんは、かおをみあわせておもわずにっこりわってチバちゃんをかってかえりました。
チバにゃんはろくおんしたうたをうたってくれるねこのぬいぐるみでした。
ゆうきくんはチバにゃんがとてもすきになってチバにゃんからたくさんげんきをもらいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 23:41:56
661文字
会話率:5%
「クリスティーナ・ローセン、君との婚約は破棄だ」
隣国王子との婚約パーティー中、突然言い渡された婚約破棄に驚く。
王子は別に愛する女性がいて、彼女さえいればクリスティーナは不要だと言い張るのだ。
そこまで言うならと、自分とて別に王子のことが
好きなわけでもないので婚約破棄を承諾した。
すると翌日、さっそく義弟が「さぁ帰ろう」と隣国まで迎えに来てびっくり。いくら何でも迎えが早すぎない??
しかもこの義弟、『後方彼氏面』を遺憾なく発揮し、帰国の挨拶で隣国王子にマウントをとろうとするのでクリスティーナは恥ずかしくてたまらない。そんなとき、魔物が襲ってきて事態は急変して?!
魔物が退治できない? そんなことは知りません、だって婚約破棄しましたから(にっこり)
隣国王子が最後サックリざまぁされる展開となります。
※連載の形ですが15,000字ほどで完結します。 別サイトにも掲載する予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 20:06:35
66354文字
会話率:47%
伯爵令嬢バーベナは、困り果てていた。彼女は悪事の果てに処刑され、死んだはずだった。しかし彼女は、こうして生きている。一年の時をさかのぼって。彼女は処刑を免れるために、様々な努力を重ねてきた。しかしそれも空しく、彼女は何度も何度も死んでは戻
りを繰り返していたのだ。
「わたくし、もう死にたくはないの。けれど、どうしていいか分からない」そう言って、バーベナは執事のミシェルに全てを打ち明けた。とても優秀な執事である彼は、彼女の話を聞いてにっこりと笑った。
「お嬢様、私にお任せください。必ずや、お嬢様を破滅からお救いします」
そうしてミシェルの指示のもと、バーベナは行動を開始する。彼女が想像もしなかったその行動の果てに、彼女は救われる。あまりにも、予想外の方法で。
(全四話のお話になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 12:25:31
16422文字
会話率:48%
満月の夜、そのひとは窓辺に降り立った。
フードのついた青いローブ。一振りで夢を叶えてくれる杖。
少女の願いを耳にしたそのひとは、にっこり笑ってこう言った。
「お嬢さん、僕と踊ってくれませんか?」
最終更新:2022-12-18 19:00:00
30307文字
会話率:39%
自称薬師見習いは、隠し事が一杯。嘘とシラを相棒に、今日も国王の3男兼魔女狩り責任者の騎士を相手に、にっこり作り笑い――いつまで持つか定かでないのが、最近の彼女の頭痛の種らしい。(全3話)
(本作品は、以前自サイトにて公開していたものの、改
稿版となります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 09:08:46
9999文字
会話率:42%
とある国で、結婚式が行われている。
王太子と婚約者の結婚式だ。
国を挙げて盛大に祝われる中、教会で神父による神への誓いに移った。
「妻を愛する事を誓いますか?」王太子は頷く。
「夫を愛する事を誓いますか?」その問いに、花嫁はにっこりと口角を
上げ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 14:01:07
2044文字
会話率:15%
俺はタンザ王国の第2王子、アルベルト・パライドル・タンザ。
子供の頃から俺が片思いをしているのは、クラリス・アルフォント公爵令嬢。
魔道士となった彼女と王族の特権で婚約をとりつけたが、同じく彼女に恋している、親友のジェスター、ミカエルに邪
魔をされ、当の本人のクラリスは仕方なく婚約をさせられたかわいそうなアルベルト王子と思い込み「婚約をぶっ潰しましょう」と俺の手を取り、にっこり笑う。
どんどん婚約破棄賛成勢力が増えていく、あいつも、あいつも、あいつまで!?
今日も明日も明後日も、孤軍奮闘、俺は頑張る。
この恋、成就できるのか?
※連載中に題名、あらすじの変更、文章の改稿等、行う場合がございます。ご了承ください。
※エブリスタ様、アルファポリス様で投稿しております作品を加筆修正等いたしまして、題名を変えて投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 20:13:59
119842文字
会話率:34%
結婚式当日、新婦であるマーシャの控室に幼馴染の青年アデルが駆け込んできた。
「こんな結婚認めない!一緒に逃げよう!」
そう告げて手を差し伸べるアデルににっこり微笑んでマーシャは…
最終更新:2022-06-06 20:50:24
1862文字
会話率:38%
国家は滅びて終わりにはならない。
黒エルフ共和国は崩壊し、属国だった白、黒鱗国の再建も話題にあがる。
再建とはインフラと経済とそれを運用する政府の再構築。
利権うずまくなかに占領者である帝国軍主計課もまきこまれ、元捕虜で現地採用であるとかげ
人の半しっぽも否応なくまきこまれる。
その一方で占領した帝国軍団の交代の話があり、帝国軍の中でも動揺が走る。諸事手配する役目の主計課はもちろんその真っただ中。
主計のトップ、黒森屋中佐はにっこりいう
「さあ、楽しいお仕事の始まりです」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 08:25:27
38857文字
会話率:61%
にこにこにこにこにこ
最終更新:2022-04-10 16:02:50
388文字
会話率:0%
私の可愛い子供達部下を泣かす子は、絶対に許しません!』
こう叫ぶのは城山仁美43歳。
辞職寸前に追い込まれた『再生課』の社員達。そこに現れたのは、重度の心配症で、言いたい事が半分も伝わらないコミュ障の城山仁美。表情筋の使い方はレベル1相
当で、にっこりと微笑んだつもりが相手を恐怖に落とし入れる。しかし、彼女の奮闘と真っ向から部下を心配する様子を見て『再生課』の彼らの意識も変わって行く。
『にやり』と『にこり』の使い分けは出来ないが、今日も脳内に名曲を流しながら走って戦う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 20:00:00
67627文字
会話率:32%
俺の名前はダフニア……その筋じゃ「からくり血煙殺すニア」なんていう、頭のネジが数本外れてそうな「二つ名」で、有名になってしまった哀れな男だ。
15歳で成人した俺に天が与えたスキルはレア中のレア、「幸運」だった。
これさえあれば農村から大都
会に出て行ってもなんとかなるよね、と思っていたら、気づけば兄に借金をなすりつけられ、食うに困って盗みに手を出したらそれが裏ギルド(つまるところチンピラの集まり)の息が掛かった店で、ヤバイやつらに捕まって、これは死ぬ、と思っていたらあれよあれよという間に下っ端構成員になっていた。
これが王都か。魔術と科学の渦巻くまさに魔都だわ。
じゃねーよ!「幸運」スキル、仕事しろよ!
「お前に与える最初の仕事だ」
ゴリラ男(誠に残念ながらこれが俺の上司だ)から手渡されたのは魔導爆薬「ダイナマイト」。火薬と魔術の相乗効果でクソほど殺傷力が上がっている代物だ。
「敵対してるギルドのボスにな、ちょいとぶち込んで来いや」
やらなかったらお前の口にぶち込むことになるからな、とゴリラ男ににっこり微笑まれれば、やるしかないってことになるでしょう?
「幸運」スキル、仕事しろよォ!?
さすがに人殺しは無理。ダイナマイトなんて捨てて、俺の身分も捨てて、王都も捨てて、田舎に帰ってやり直そう……とビルの屋上で決意した。見納めになる王都夏祭りの花火をひとりで見物していたら、落ちてきた燃えかすはダイナマイトに引火。
大急ぎでダイナマイトを上空にぶん投げたら飛んできたコウモリの大群がダイナマイトを持ち去って向かいのビルへ。その屋上で大爆発すると、コウモリの血の雨を降らせた。
折しもそこでは美女を侍らせた男が豪遊中(なんと麻薬パーティー。こちとら鉄砲玉に身をやつして世をはかなんでいたというのに!)。阿鼻叫喚の大騒ぎの中、男の手から放り出された麻薬が地上の通りにいた近衛騎士隊の手に落ちて、突入してきた騎士隊によって男はご用になった。
そう、この男こそ、俺の所属する裏ギルドを執拗に追っていた王都治安本部のお偉いさんだった。
敵対組織の組長を殺すよりもはるかに大きい功績だと褒められ、俺は裏ギルド内で出世したのである。
「幸運」スキル……そういう仕事は、俺、求めてなかったよ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 18:00:00
105226文字
会話率:37%
伯爵夫人はにっこりと笑っていた。彼女の人生は幸福で満たされていた。
伯爵の誤算を読後に読んでくだされば幸いです。
最終更新:2021-08-25 16:49:54
1498文字
会話率:22%
おこたに入った令嬢のほっこりラブストーリーです。
最終更新:2021-07-24 14:54:35
872文字
会話率:13%
「スキルに劣る者は放校やむなし!」
スキル評価が人生のすべてを決める冒険者。【釣りスキル】しか持たないレイルは悪徳理事長から放校を宣告される。
失意のレイル……だが、謎の老人から手渡されたアイテムにより、レイルのスキルは思わぬ進化を遂げる…
…人生逆転かと喜び勇んでスキルを試したレイルが釣り上げたのは……異世界の女大魔導士!?
やけに庶民的でカワイイお嬢様大魔導士と意気投合したレイル、彼女を元の世界に戻すヒントを探すため、旅立つことに。
旅の途中、レイルと彼女に次々と新たなスキルが目覚めていき、魚だけでなくレアアイテムまで釣れるようになったレイル、釣りスキルを駆使して人助けしたりモンスターを退治したり。感謝されるって最高だよね!
……レイルの活躍が、なぜか無自覚に悪徳理事長を追い詰めていくのだが。
「確かに朝市の特売セールは気になりますが……そうですね、レイル……どうしてもあなたが気にするのでしたら」
「”向こうに戻るためのスキル”探し、手伝って頂けますか?」
そう言ってにっこりと笑った彼女の輝く笑顔に、オレの心臓がどきりと高鳴る。
レイル・フェンダー18歳……冒険者学校を放校されただいま無職。
これからの人生の目的が定まった瞬間だった。
これは、戦闘の役に立たない【釣りスキル】を持った少年が、異世界の少女と共に、2つの世界をまとめて救う物語。
※他サイトでも連載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 21:14:17
100981文字
会話率:35%
ルペリオ暦632年3月9日
クレハラッド公爵令息のイシスは常に冷静沈着で優秀な人物だ。
王太子の右腕を務める彼は、不測の事態にも瞬時に対応し、主である王太子に対しても時にはキツイ物言いで窘める。
ついたあだ名は『氷の貴公子』らしい。
王
太子の信頼も厚い彼なので、周りからは一目置かれている――――というか怯えられているのだが、それが気に食わない人物がいた。
その人物は今日もイシスの周りで暗躍する。
イシスの冷たい叱責を受けて落ち込んでいる文官に近づくと、一冊の本を手渡した。
「あ、あの⋯⋯あなたは⋯⋯?」
その人物は、戸惑う文官ににっこりと微笑むとこう言った――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 22:05:00
11423文字
会話率:16%
あらすじ
グンペイジ王国の王子ジークフリートは困り果てていた。兄王が放蕩の末に性病で死の床にあり、兄に操を汚された侯爵令嬢が自害したために起こった内乱で国は混乱を極めていた。幼なじみの参謀レオノーレとすぐにも結婚したいのに、後ろ盾になって
いる西の大国は兄の妃であるエリーザベト王女と結婚しろと言ってくるし、周囲は癒し系未亡人マグダレーネを寵愛するように押しつけてくる。頼りになる軍人貴族の武闘派お嬢様クリスティーナは左遷されて辺境だし、従兄のフランツ公子はにっこり笑ってムチャばっかり言ってくるし。
反乱軍の経済封鎖で困窮しはじめる王都オストブルクの明日はどっちだ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-10 00:00:00
238755文字
会話率:38%
「え~、それでは席替えを始めます。ここにある箱から紙を1枚取ってそこに書かれている番号の席に移動してください。番号は黒板に書いてありますので、それじゃあ1番からどうぞ」
今日休んでいる仲地さんの机に箱が置かれた。
先生はまるでらだの
暇つぶしをしているように席替えの説明をしていく。だが先生とは違い生徒は「○○君の隣がいい~」「あいつの隣だけは嫌」「また一緒になれたらいいね!」などと大盛り上がりではしゃいでいる。もちろん俺もどの一人で友達こそいないから一緒になんて言葉は出えてこないものの「○○君の隣がいい」という言葉とはあって今脳内で神様に必死にお願いしている最中だ。
生憎俺は最後から二番目なので願う時間がたっりある。
(あの子がいい、璃紗さんの隣がいい!頼む神様。一生のお願いだ)
「次は12番だな。12ばーん」
「はい」
ピクッ。
12番、つまり俺の好きな人の番号だ。
ジロジロ見すぎるのはばれてしまうので横目に璃紗さんを見ることにした。その横目に映ったのはミディアムの黒髪が小さく舞って白パーカーが清楚感を出し、にっこりとした笑顔で箱のところまで小走りで走っている璃紗さんだった。
「可愛いな・・・」
璃紗さんはこの学校のいわゆる美少女だ。
顔はまるで女優さん見たいだし、体型もいいし性格も陰キャのような僕にも優しくしてくれる。そんな璃紗さんを皆好きで、男子はもちろんのこと女子まで「レズになっちゃった」と好きになる人まで出てきた。
そんな璃紗さんを僕は好きになっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 20:00:00
1666文字
会話率:26%
この世界はなんてつまらないのだろう。
俺はいつどんな時でもそう思っていた、幼稚園生の時魔法の剣を書いてたらそんなものあるわけないといじめられた時も、初めてできた彼女に僕の夢は勇者になると言ったら気持ち悪がれた時も、ファンタジー物の漫画を
描いて薄っぺらい作品と言われた時も、その後下ばかり見てたらトラックに轢かれて死んだときも。
目を開けると周り一面真っ白の世界で、困惑するが目の前のこの真っ白の場所ではとりわけ存在感を放つ黄金の椅子に座っている女性の金髪のふわってしている髪の上に輪っかの金色に光った物がこれがどういうことかを示している。
俺は少し落ち着こうと胸に手を置き深呼吸を大きく吐く。
すると突然神、いや天使が笑い始めた。
「プププッ、自分の作品を薄っぺらいと言われて落ち込んで下向いて歩いてたらトラックにバンッで死亡って。石上智、第一印象暗いだったけどそれにバカも付け足しとくわwww」
「えっと、あなたは死んで転生します!」
「やっぱり死んだか・・・え」
転生という予想外の単語に思わず口を開く。
「ちょっと待って転生ってどういう?」
俺が少し戸惑った表情で尋ねると、天使は顔をげっそりした顔からまるで獲物が見つかったようににっこりと顔が変わり、俺の目の前にい黄金の椅子ごと飛んできた。
「あっ、今驚いたっしょ。うぇーい驚いた驚いたー」
俺の顔をぷにぷにとつついてくるのでその手をどけてもう一度聞く。
「で、転生ってどういうことだよ」
「だから転生は転生だって言ってるでしょ。お前が思っているより多いのよ転生者って」
「そうなのか」
「まあ何になるかはお楽しみだけどね」
フンコロガシとかだったら最悪だな。
「まあ人間になるのが大半だけどね」
「ふぅー、良かった」
と安心してるのもつかの間。
「そういうことだから転生さよならー」
「え?」
足元に魔法陣が浮かび眩しい光を放つ。
そして俺の体ごと包んで消えていった。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ」
その光景を見て天使と呼ばれたレキナはつまらない表情をしていた。
「君には最高かもね、あの世界をつまらないと言った君なら、いつどんな時も魔物が襲ってくるかもしれないあの世界、君らの世界の人が言う異世界は」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 19:20:28
1340文字
会話率:56%
ぼくの見つけたまほうのじゅもん。
みんな にっこり笑ってほしいな。
最終更新:2021-02-05 00:00:00
994文字
会話率:0%