「白い花束のエフィ ―ある公爵令嬢の運命―」本編に入れられなかったシャルロット・ロシニョールの話です。
最終更新:2020-12-12 22:04:08
5742文字
会話率:31%
「あの鐘をやめさせて!」リーリオニア皇国皇太子ルイ・アレクサンドルの成婚の日、全てを失った公爵令嬢デルフィーヌは狂乱の中で北限の塔から身を投げ息絶える。そして意識が戻った時、彼女は市井の幼女エフィに生まれ変わっていた。慎ましい暮らしでも愛情
に溢れる家族との生活に、二度目の人生をここで歩もうとするデルフィーヌ。だが平穏は突然打ち砕かれた。家族から引き離され男爵邸に連れ去られ、エフィ〈デルフィーヌ〉は驚愕の事実を知る。自分が前世で最も憎んだ女に転生していたことを。数奇な運命に翻弄されながら、デルフィーヌは前世で自分を陥れた者が現世の歴史をもねじ曲げようとするのに立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 18:00:00
183448文字
会話率:48%
その日、公爵令嬢ティアーナは無実の罪を着せられ、断頭台にて処刑された。
人々の中に映る『ティアーナ』は、これ以上ない大悪女だった。
戦争を引き起こし、たった一人の令嬢を苛め抜き、ただ一人の男を手に入れるため帝国中を混乱に陥らせた主犯だった。
だが、最後まで抵抗し続け無念の死を遂げたティアーナの本当の姿を、優しさを知る者は、大いに憤慨した。何故、ティアーナを殺されねばならないのか。
例え無残な最期となろうとも。誰に恨まれようとも。
ティアーナを嗤い、ティアーナに責任を擦り付け、そしてティアーナの存在を抹消しようとする民よ、帝国よ。
潰してやる。殺してやる。壊してやる。ティアーナの無念を、刻み付けてやる。
――これは大切な人を失ってしまった者達が描く、救いのない復讐である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 22:33:15
363167文字
会話率:35%
気づいたら異世界で、まさに生まれたばかりだった30歳独身OLの美佐子。
まさかの異世界転生、しかも前世の乙女ゲームのヒロインを連想する容姿に焦り覚える。
脳裏に甦る悪役公爵令嬢が正義のシナリオ。ヒロインこそ「悪」であるというストーリー。
「
絶対にヒロインにはならない!」と平凡に生きることを誓う美佐子ことアリス。
ゲームとは似て非なる異世界で、平穏な生活を送ろうとしたはずが逆にイケメンに囲まれ、ついには聖女として生きる羽目になったヒロインの物語。
※副題を付けてみました(5/4)
※「R15」ほどの描写は今はありませんが、念のため設定しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 00:46:08
490561文字
会話率:28%
あ? あんた誰さ。そんなピカピカの鎧来て、畑に突っ込んで来るんじゃないよ。種が潰れちまうじゃないか。ただでさえ泥んこなんだ、入ってくるんじゃないっ!
……とある王国の辺境地。そこへ王都から代官が就任してくるという。その代官は元公爵令嬢。聞け
ば第二王子から婚約破棄の上、島流し状態になった、らしい。これはもう、お決まりの流れだと思った人間は悪くない。だが、事態は予想外の方向へと走り出す。その先に王国の知られざる歴史が残されていた。
前書きにもありますが、婚約破棄が主体ではありませんので、好みじゃない方は閉じてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 10:00:00
14002文字
会話率:84%
鮮血の魔女と呼ばれたドリス公爵令嬢によって行われたグラットン公爵一家惨殺事件。
何故彼女は、自身の家族の命をその手で奪ったのか。
多視点進行・救済のない話が苦手でなければ是非どうぞ。
最終更新:2020-11-23 23:00:00
13254文字
会話率:6%
公爵令嬢であるアザレアは、ただ一人従者であるグレイグさえいれば良かった。
例え二人結ばれることが無くとも。
燻る想いは身を焦がすけれど、それさえも覚悟の上での恋だった。
しかし、それを壊す突然の事態。
貴方は私の最期まで傍で守ると言う。
ー
ーならば、貴方の最期に私はいるのだろうか?
真っ直ぐな大きな瞳、太陽のような笑顔。
グレイグを想うアザレアは選択する。
あの頃には戻れない、その選択を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 08:48:45
9446文字
会話率:18%
『世界はタイムリープのループにハマっていた。
その周期はたったの5秒。
そう、世界は同じ5秒を延々と繰り返していたのである。
これだけ周期が短いと、結構な人数が気付いているのだが、たったの5秒では何も出来ずにいた』
を見て考えたものです。
悪役令嬢と呼ばれた公爵令嬢と、罪もない公爵令嬢を陥れた王子とその恋人の受けた報いです。
『婚約者を陥れ処刑した王子が、自らの言葉によって永遠をループする』
で書き足りない部分を、続きとして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-03 07:07:29
317056文字
会話率:55%
でんでろ3様の創作試験問題
『140字で世界を救って下さい。
シチュエーション:
世界はタイムリープのループにハマっていた。その周期、たったの5秒。そう、世界は同じ5秒を延々と繰り返していたのである。これだけ周期が短いと、結構な人数が気
付いているのだが、たったの5秒では何も出来ずにいた』
を見て考えたものです。
悪役令嬢と呼ばれた公爵令嬢と、罪もない公爵令嬢を陥れた王子とその恋人の受けた報いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 18:27:31
2601文字
会話率:37%
王子の婚約者であるイリナはまもなく王子と結婚することが決まっていた。しかし、そんなイリナの前に王子の恋人だという少女が現れる。
さらには、自分のことを魔王だとかいう猫まで現れて何故か女王を目指すことになってしまう。
これは1人の少女と猫が幸
せになるためにがんばるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-29 00:19:31
39471文字
会話率:34%
公爵令嬢セラフィーナは自分との婚約を破棄するという第三王子グレイルの言葉をたまたま聞いてしまう。グレイルが好きすぎて彼に執着していた過去の自分を猛省しつつ、婚約破棄を阻止するべく奮闘するセラフィーナ。彼女は無事に婚約破棄を回避することができ
るのか?
シリアス薄めの、よくある勘違い&思い込みからのご都合主義の話です。毎日予約投稿済で11話完結です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 00:18:23
29713文字
会話率:36%
あらすじ①
公爵令嬢らしからぬ素行から悪魔と呼ばれるリア。父のような立派な軍人になるべく東司令部部隊長として今日も王国の平和を守る。「とりあえず、殴っとけばなんとかなる!それでも駄目なら火あぶりだ!」「流石です、隊長」彼女の隣に貼り付いてい
る副官、特出すべき点がない部下、シスコンを拗らせた弟、不憫な兄、強すぎるパパ、世話焼きの犬(人)、覗き見ストーカー、ヘタレ王子などなど濃いメンツに囲まれた彼女にまともな恋などできるのだろうか!?
あらすじ②
今から十数年前、一人の男の子を残して伯爵家が惨殺された。賊の目的は王国に伝わる『石』。その『石』は国を滅ぼす程の力を秘めていた。伯爵家が所有していた『紫の石』を巡って動き出す陰謀と周辺国の思惑が絡み合う中、渦中に巻き込まれるリアのとった行動とは……?
「お前のその腐った根性、わたしが燃やし尽くしてくれる!」
温度差注意!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 00:00:00
156898文字
会話率:53%
17歳の誕生日に婚約者の第一王子に婚約破棄され、男爵との婚姻を命じられたシャーロット・モール。常に優雅で笑顔の公爵令嬢には秘密があった。
表面的には頂上から一気に転がり落ちた哀れな公爵令嬢が幸せを見つけるまでの物語。
R15、残酷描写はお守
りで中編予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 08:00:00
251254文字
会話率:43%
田舎の森の奥深くにあるボロ屋敷に、うら若き美しい公爵令嬢が越して来た。何故、こんな所に、何故……。
とまあ、そんな訳で。地元の在地領主(伯爵家)の三男の俺は、彼女が気になる、気になるのだ。俺は彼女の屋敷へ通い始めた。
でも、ストーカーじ
ゃないぞ、ストーカーじゃないんだからな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-21 17:24:37
17879文字
会話率:42%
僕、男爵家の五男、エイベルは、どう考えても、まともな貴族夫人になれない公爵令嬢の婚約者になってしまった。
なってしまったものは、どうしようもない。趣味の魔術研究を生き甲斐に、生きて行こうと思っていたけれど……。
神よ、グッジョブ! 大当
たり! 愛妻家へ まっしぐら!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 10:48:40
16837文字
会話率:41%
連邦国、帝国……
大陸を二分する二大国家の表向きの友好の証として、
連邦国から帝国の学園へと送られた少年と少女…
だが、その二人は性格に難アリ、という理由で厄介払いの意味も含めて、帝国の学園へと送られたのであった…
最終更新:2020-10-13 22:18:06
9854文字
会話率:59%
その日、ファランサ王国では華やかな夜会が開かれている、はずだった。
「シャルロット・サランジュ公爵令嬢。婚約を破棄する」
王太子ダニエルのその一言は周囲を大きく驚かせたが、しかしそれはこれから起きる大事件の幕開けでしかなかった――
最終更新:2020-10-12 21:08:33
5406文字
会話率:56%
「ロヴェルティナ!貴方を婚約者候補から外します!」
誰よりも王太子妃に近いとされていた公爵令嬢のロヴェルティナ・グラノジェルス。卒業舞踏会で複数の婚約者候補を抑え、最愛の皇太子から選ばれる筈が、暴行罪や反逆罪、詐欺罪、他にも複数の罪状により
国外追放を言い渡される。このままでは暗殺されると確信し、ロヴェルティナは修道院へ逃げる事にした。しかし途中、皇太子らの息のかかった賊に襲われ川に転落。
目を覚ますとそこは精霊が溢れるらしい異世界だった。
元公爵令嬢がこれまでの『目的のためなら手段を選ばない』性格をちょっとだけ反省し、何故か威力が爆上がりした魔法で、時々周りに迷惑をかけながら、でもやっぱりちょっとしか反省してないので基本好き勝手生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 12:00:00
58768文字
会話率:38%
物心がついた時から、女神の声が聞こえていた公爵令嬢ルーナ・ロードナイトは、王国アデュレリアの聖女候補として励んできた。しかし、誰もが彼女こそが当代の聖女であると認めていたにもかかわらず、いざ運命の聖女選定で選ばれたのは異母姉のコーデリア。
コーデリアはルーナが自分の手柄を横取りして聖女候補としての名声を上げていたのだと糾弾し、ルーナに偽りの聖女の烙印を押す。ルーナの婚約者候補であった王太子もまた、美しいコーデリアの肩を持った。
追い詰められたルーナは、神殿でひたすらに女神に祈りを捧げるも、ある晩襲撃に遭い、瀕死の怪我を負ってしまう。
やがて、死を覚悟したルーナの前に、返り血を浴びた王太子が現れる。ルーナを聖女の座から引きずり下ろした張本人であるはずの王太子は、ルーナをある離宮の中に閉じ込め、甘く笑うのだった。
「ルーナ、僕はずっと、この瞬間を待ち望んでいたのだ」と——。
偽りの聖女の烙印を押された嘆きの聖女と、聖女を箱庭に囲う王子様の、歪でひたむきな恋物語。
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 12:00:00
177946文字
会話率:31%
公爵令嬢リリアーナ・オルコット 八歳。高熱にうなされる中で前世の記憶を取り戻し、自分は生前プレイしていた乙女ゲームの世界にいることに気づく。そして、自分が悪役令嬢であることも同時に思い出してしまう。
婚約者になる予定の人物はなんとゲームにお
いてリリアーナを断罪するこの国の二個上の王子、ルーク・アルヴァン。
なんとかして死亡フラグを回避したいリリアーナは必死にその婚約から逃げようとするも、ゲームで嫌われたはずの彼女にルークは興味を持ってしまい──・・・!?
これは、前世がオタクな悪役令嬢(仮)が推しと推しの恋愛を見守ろうとしたり、王子に愛されたりするお話。
追記(19.6.13):必須キーワードに残酷な描写ありを追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-29 22:44:58
88631文字
会話率:51%
レイは子爵家の嫡男である。
この春に王都にあるワシントス王立学院に入学する為、故郷であるクロイツェル領を離れる事になっている。領地持ちに子爵家嫡男とはいえ、その領地は王国でも辺境であり、所詮は子爵家。上級貴族やましてや王族などには縁がない
家格である。領地も辺境の為、王都で権勢を誇ろう、家格を上げようなどとは全く考えていない。むしろ興味がない。自領の運営だけで十分なのだ。
なのにどうした事だろう。入学前には公爵令嬢、伯爵令嬢、入学してからは王子にまで話かけられる。おかしい、たかだか子爵嫡男である。みんな気安く話かけ過ぎではないだろうか?話かけられる身分の低い側は正直困ってしまう。それはそうだろう、だってうちは子爵家である。
だからレイは本当に思う。「勘弁して欲しい」と。
出世欲のない、ただの子爵嫡男が、気が付けば、注目される存在になり、気が付けば、英雄と呼ばれる存在にまで、本人の意図とは別にのぼり詰める話。
舞台はゲーム類似世界で異世界転生要素あり。ただし主人公は転生者ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 00:24:25
601391文字
会話率:57%
「ローズメイ=ダークサント! お前との婚約を破棄する」
ローズメイ=ダークサントは公爵令嬢であり、王国最悪の醜女(しこめ)である。
彼女は愛するギスカー王子の為に若いながらも最強の醜女将軍として名を馳せていたが、策略により全滅必死の戦
へ挑む。
九死に一生を得た彼女は、かつて自分に、醜さと引き換えに強力の加護を与えた強力神に加護を取り換えられ、自分の事を知らない遠く離れた異郷の地で新しい人生を始めるのだった。
新たな加護、『肉体美』を得て。
7/1:タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 10:06:04
242761文字
会話率:28%
スヴァン王国にある国内の貴族が学ぶ王立学院。 その卒業式においてある騒動が上がった。
そこには、悪役令嬢と呼ばれたスヴァン王国の公爵令嬢ロゼリア・ハイダ・エルメストと、男爵令嬢であるアメリア・バダムの姿があった。
物語は終わった。 アメリア
の敗北という形で。
そして……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 20:38:31
6762文字
会話率:21%