イクシア帝国、ヘルメス王国の長きに渡る戦争が終わった。
だが、平和になったからと、全てが元に戻るわけじゃない。
イクシア帝国、アルストロメリア公爵家の長女ブリュンヒルド。『処刑執行人』の家系に生まれし彼女は、処刑執行人である父の跡を継ぐため
、剣と医学を学んでいた。
そんなある日。戦争が始まる前に出会い、幼少期を過ごした幼馴染、カルセドニーが戦争の英雄としてイクシア帝国に戻って来たのだ。
カルセドニー、ブリュンヒルドの再会。それは、騎士と処刑執行人としての再会へ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 07:00:00
68971文字
会話率:49%
シュールワナ国の悪女、アイリーン・ミラー公爵令嬢。
容姿端麗、才色兼備、国を支える宰相の娘であり第一王子の婚約者と極めて地位が高く、そしてそれよりもプライドが高い。傍若無人の限りを尽くしたとされる悪女。そんな彼女は聖女である妹と、第一王子か
ら今までの悪行を断罪され、失脚した。彼女は身分を剥奪され、辺境の地へ追放となる――因果応報、悪因悪果として今も夜会で嘲笑混じりに語られる、寓話めいた話。
彼女が辺境へ渡ってから四年後。目立つこともなく粛々と生活する彼女の下へ、物語の中の王子のような出立の男が現れる。
「貴女の罪はなんですか?」
そう問う男は、この国の第五王子であるユーリス。別名、処刑の騎士。しかし風変わりな処刑執行人は、アイリーンを知るまでは彼女を処刑することはないと言う。
――アイリーンを処刑するために尋ねてきたというユーリスと、アイリーンの奇妙な共同生活が始まる。
※ハッピーエンド予定/ざまあ要素は低め折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 17:01:14
29398文字
会話率:36%
人公「ファラーシャ」は天候を操る星族の里長の一人娘。
生まれつき両足が動かず、声もろくに出せなかった。
両親はファラーシャを産んですぐに亡くなったと言われ、新しく里長となった叔母はまだ結婚していなかったにも関わらず、星族の1族の中で絶
大な星の「力」を持っており、巫女であり里長に君臨していた。
叔母はファラーシャを「一族の呪い」とし、物心ついた時から屋敷深くで幽閉生活を送らされる。ファラーシャは知りたいことが沢山あった。
「何故自分は声も出ず両足も動かないのか。」
「何故自分はこんなに力が制御出来ないのか。」
「星族とは何なのか。」
幼少の記憶が曖昧で、沢山の疑問を抱えながらも自分は「呪われた身」だからと気持ちを抑え、幽閉生活を静かに送っていた。
10歳になった時、ファラーシャは「力」がうまく制御できなくなってきていた。そして、とうとう暴走してしまい人を襲ってしまう。
ファラーシャは処刑が決まるが、1族で殺すのは呪いが降りかかるとされ、星族とは敵対関係にある「月族」に執行を任せられることになった。
明朝、ファラーシャは速やかに殺されるはずだったが…処刑執行人のその人は、真赤なボサボサの赤い髪をして、だが美しい赤い瞳をもち、そして顔立ちの整った、どこか違う世界から来たような雰囲気をもつ優しい青年だった。
処刑執行人の青年セレネに助けられそれまで知らなかった事をちょっとずつ学んで知っていく、歳の差×恋愛×ほっこり冒険ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 17:02:43
6933文字
会話率:27%
かつて悪党を倒す正義の執行人は、なぜ、処刑執行人に身を堕としたのか。
合わせる顔を失くした男に待ち受ける結末とはーーーー!?
最終更新:2022-05-29 21:30:54
1325文字
会話率:39%
とある西の果ての国には、少し変わった物がありました。
『処刑塔』……それはかの国の象徴的存在で、塔で生まれ塔で死ぬ処刑執行人たちの狭い世界でした。
そして、国で捕まった犯罪者はその罪の重さにかかわらず『処刑塔』に送られ、秘密裏に刑は執行
され闇に葬られるという恐怖の代名詞でもありました。
これは
来る日も来る日もあらゆる手段で命を奪う、そんな昏い世界で生まれた一人の少女と
いつ生まれたのかも今となっては分からず、またいつ死ねるのかも分からない青年の
物語。
◇
第14回書き出し祭りの寄稿作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 00:05:30
3754文字
会話率:44%
『世界はタイムリープのループにハマっていた。
その周期はたったの5秒。
そう、世界は同じ5秒を延々と繰り返していたのである。
これだけ周期が短いと、結構な人数が気付いているのだが、たったの5秒では何も出来ずにいた』
を見て考えたものです。
悪役令嬢と呼ばれた公爵令嬢と、罪もない公爵令嬢を陥れた王子とその恋人の受けた報いです。
『婚約者を陥れ処刑した王子が、自らの言葉によって永遠をループする』
で書き足りない部分を、続きとして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-03 07:07:29
317056文字
会話率:55%
公爵令嬢アンネリーゼ・マルク・アッシュフォールドは革命によって断頭台に送られた。平民から全てを毟り取り、贅沢を尽くしてきた悪辣の女は当然のように非難され、処刑される。
シャルルと名乗る処刑執行人の手によって、首を落とされ彼女の人生は終わ
ってしまった。
けれど、彼女は目を覚ました。小さな背丈、あどけなさが残る顔。子供の頃の姿で。
一体何故? 何が起こったの? いえ、そんなことより――
「処刑って、あんなに気持ちがいいものだったのですね……!」
やり直しの人生。彼女の目的はただ一つ。
処刑を避けるため?
革命を回避するため?
貴族も平民も平等な社会を作る?
否、そんな事はどうでもいい。
「シャルル様、もう一度私の首を斬ってください! あと斬らせてください、私にも!」
※テーマ的に残虐描写、流血描写が多々あります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 20:00:00
59144文字
会話率:32%
処刑執行人の家系に生まれた少年ルカは、初めての処刑の日天使リィンと出会う。
自らの使命に苦悩する日々を過ごしながらも、希望を見出し前に進んで行くルカ。
リィンもまた、ルカと過ごす日々が永遠に続く事を願っていた。
しかし、時代はルカを遠く彼方
へと連れ去ってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 19:00:00
19463文字
会話率:15%
この世界には、『レベル』という概念が存在する。基本的に『魔物』を倒すことで『レベル』を上げることができる。
そう、”基本的”だ。『魔物』を倒しても『レベル』は上がらず、『人間』を殺すことでしか『レベル』を上げることができないものが存在
する。その人々は偽者<ファルシュ>と呼ばれ、悲惨な運命を生まれながらに持っている。
これは、偽者<ファルシュ>の少女が己の運命に抗う物語。
※残酷描写は一応です。
※ノベルアップにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-06 17:29:00
27973文字
会話率:62%
死神と呼ばれる処刑執行人の少女のお話
最終更新:2019-02-25 21:18:16
2064文字
会話率:52%
江戸時代中期、とある街道に面した刑場で《御様御用(おためしごよう)》役、更には処刑執行人として御公儀から獄門刑に係る一切を任された、澤田朔左衛門(さわださくさえもん)。
その6代目にあたる澤田朔左衛門吉兼(さわださくさえもんよしかね)は、澤
田家の家督を継いだは良いが、血を見るのも嫌いな臆病ものだった。
《首斬り》《御試し斬り》は他人に任せ、己は刑を見届けるので精一杯の毎日を送っていた。
そんな彼に転機が訪れる。
江戸時代実在した《御様御用役》をモデルに、侍たちの心の闇に焦点を当てたスペクタクル・ホラー 時代劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-16 23:20:28
48733文字
会話率:29%
停戦から6年。アステア帝国軍上層部は毎日頭を悩ませていた。治安の行き届かない地域での盗賊、訳有りで軍が介入できない反帝国軍、腐った人間による腐った取引。食糧難、失業率、国家予算と追い詰められている中、暴力問題が多発していた。そんな中、軍上層
部は2人の処刑人を雇う。大柄で痛みを感じた事のないタケヅチ。小柄で盲目のアルフレッド。第06部隊【処刑執行人(エクスキューション・イェーガー)】通称ゴミ処理部隊。
―――断頭の銃声を鳴らしに彼らは戦場へ赴くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-10 00:10:30
7563文字
会話率:56%