樹里は16歳の高校生。学校の帰りに事故に遭い異世界へ飛ばされてしまう。そこは見たこともないお城の中だった。驚いて逃げ出す樹里だったが、どうも違和感を感じる。体が異様に小さいのだ。それに知らない人たちが沢山出てきて、自分のことをジュリエッタと
呼ぶ。そう、樹里は現実世界から異世界転生したのだ。自分は死んだのかと落ち込む樹里は鏡を見ると幼女に変わっていることに気が付く。そしてこの世界では聖女と呼ばれているらしい。彼氏が欲しくてしょうがなかった樹里は自分が一生処女で居なくてはいけないことに驚いて悩んだ。そんな時、戦争が勃発した。我が大国ミステルに隣国アステルが戦いを挑んできた。樹里はジュリエッタとして戦場に招集されいつの間にか使えるようになっている魔法を駆使して思いもよらず敵に向かっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 11:04:16
15736文字
会話率:62%
「私には他に愛する者がいる。君を抱くことはできない。悪いが、この結婚は白い結婚をさせてもらう」
初夜のベッドで、子爵令嬢リーシェンスは、新婦である伯爵子息ソルイードから無情な言葉を告げられた。
しかしリーシェンスは驚きも悲しみも見せなかっ
た。
既に全ての準備を終えていたのだ。
周到に、執拗に、徹底的に。
白い結婚を台無しとする、準備を。
はたしてこの白い結婚はどうなってしまうのか?
リーシェンスの胸に秘めた真の目的とは?
※女性が乱暴される場面があります。
苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 06:40:00
12256文字
会話率:16%
「婚約破棄された令嬢を娶りたいと思う」
その言葉に、秘書セクレティリアはただちに捜索を開始した。
『妙なる導き手』と呼ばれる伯爵子息ナイクレアードの言葉は、常に意外な功績を導くのだ。
すると驚いたことに、婚約破棄された令嬢が三人も見つかっ
た。
果たして伯爵子息ナイクレアードは、望み通り婚約破棄された令嬢と結婚することができるのか?
セクレティリアの胸に秘めた想いとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 11:00:00
15463文字
会話率:42%
「婚約を破棄したいだと……!?」
第一王子オートランディスから相談を受け、王は驚きの声を上げた。
婚約者である公爵令嬢アーサルティアは非の打ちどころのない才媛だった。
器用貧乏で自分に自信が持てない王子は、王国の未来を憂いて婚約破棄を決意
したのだ。
「あんなにも素晴らしい令嬢と結婚したら、僕は劣等感に苛まれて
他の女性に安らぎを求めるでしょう。
そして王家の血を受けた子供がたくさんできる。
やがて彼らは王位継承権をめぐって争うことになる。
王国は滅亡してしまうかもしれません……!」
「お前は何をバカな妄想にふけっておるのだ!」
王の指摘を受けてなお、オートランディスの決意は固く、
婚約破棄をすることを諦めようとしない。
果たして王は、婚約破棄を思いとどまらせることができるのか?
公爵令嬢アーサルティアのとった意外な解決策とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 06:00:00
11744文字
会話率:36%
辺境伯爵の次女タニア・エンルーダ。目立たぬように学園を過ごして来たタニアは、学園の卒業舞踏会でウイルザード皇子に断罪をされ、牢へ入れられてしまう。
「、、ようやく悪役令嬢じゃない人生に転生したのに。
今度は上手く生きれるはずだったんじゃな
いの?何故なの?」
ウイルザード皇子から言い渡された罪は、彼の婚約者であるパメラ・ブルボンヌ公爵令嬢を幾度も害してきた為と言われるが、今世のタニアには覚えがない。
それよりも、牢への中で判明した事実にタニアは驚愕する。
「もしかして、子供が出来たの?たった、、1回で?殿下、の、、子、、が。」
自分を断罪した皇子の子供を妊娠したタニアは、牢の中で運命に抗う事を決意する。
タニア本人を断罪した皇子と、いかに逢瀬を遂げたのか?そして彼女が呟く言葉の意味は?
悪役令嬢のループから抜け出した令嬢タニアの運命は?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-09 02:15:06
150269文字
会話率:32%
ハウワ母星とアダーマ帝系銀河は
宇宙覇権を巡って
長い時間軸を戦い、
現在も銀河間戦の真っ只中。
わたしは
操縦式人型機動兵器
ヒューマノイドアーマーウエポンのコックピットから
一瞬にして目があった
敵の主力人型機動兵器の
操縦席の人物に
驚愕する。
そこには過去に遡り
旧消滅地球で何度も夜を過ごした
男の姿を垣間見たから。
「貴方も時間逆行の人なの?カンジ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 23:22:48
57526文字
会話率:21%
この世界には、不思議な力を宿したアイテムが存在する。
死者を蘇らせる《不死鳥の羽》、空を歩く《空踏みの靴》、人の心を見る《心眼薬》……。
そんな奇跡の品々を求め、人々は命を賭けて冒険に挑む。
未踏の地【アウターヘル】に広がる無数のダンジョン
――そこには秘宝と危険が待ち受ける。未知を求め、名誉を追い、そして純粋な好奇心に駆られて、冒険家たちは今日も命懸けの旅路を歩む。
だが、冒険は命を賭ける者だけのものではない。
『アイテム士』――それはアイテムを知り、匠に扱う者たちのことを指す。しかし、ジッパはそんな「アイテム士」を名乗るには程遠い存在だった。本来持ってあるべきアイテムに関する資格を何も持たない田舎育ちの青年。けれど彼には、誰にも負けない「アイテムへの情熱」があった。
ひょんなことから目の前に現れた謎の地図を手に、ジッパは夢見た冒険の旅へと踏み出す。
そこには伝説のアイテムたちが眠り、彼を嘲笑うような運命の試練が待ち受けていた。仲間たちとの出会いと別れ、宿敵となる冒険者たち、そしてダンジョンの奥深くに隠された驚愕の真実。
アイテム士を夢見る少年が挑む、冒険と奇跡の物語がいま始まる――!
※なろうカクヨム同時公開折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 21:21:06
179909文字
会話率:54%
侯爵令嬢のフリーデリンデが階段から落ちた事故。呼ばれた医師と共に現れる騎士によって暴かれる、後見人であり叔父夫妻の虐待。その娘であるエミーリエから見た家族の悲喜こもごも。と言いたいところだけど…
事故から目覚めたフリーデリンデの様子が違う…
…!え?前世の記憶!?な、何で矢が飛んでくるの!?と困惑する過酷な世界の記憶を持つフリーデリンデの言動に驚愕する騎士とエミーリエ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 19:00:00
6911文字
会話率:39%
様々な長寿種族の血を持つティウの一族は「賢者の一族」と呼ばれていた。
一族だけが持つ魔法「遺伝書録」を使い、世界を記録していく。
その一族の中でティウは「守護の賢者」と呼ばれているらしいが、本人にそんな記憶などなかった。
ある日の朝、目
覚めたティウは周囲の慌てように驚く。なんと100年も眠り続けていたらしい。
さらに眠る直前の3年分の記憶も、それを記したはずの遺伝書録も白紙になっていた。
16歳だと思っていたが、現在119歳だと言われて呆然としてしまう。
100年前の自分に一体何が起きたのか?
記憶を無くした過去の原因も気になるけれど、それよりも100年後の今が気になるー!!
そうだ、ちょっとその国に観光してきます!!
気になったら即調べないと気がすまない。
そんなチートな主人公とその家族のお話です。
※更新を優先するため、コメントやご質問を頂いてもお返事は致しかねますのでご了承下さい。
※誤字報告の反映は時間がかかることがございます。
※他追記などがあれば随時こちらのページとTwitterでご報告致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 17:00:00
137305文字
会話率:45%
他の多くの物語と同じように、この物語も同じように始まる、私はただ... まあ、君に任せるよ。とにかく警告しておこう: 僕のキャラクターが特別ではないことに驚かないでね。
最終更新:2025-01-08 03:31:44
9216文字
会話率:0%
東京都立帝都大学でヒトの蘇生の研究をする
凡人「唐木俊」と天才「甘井霜」。
ある日から霜を見かけなくなった俊は霜のことを心配するがある日の起床後を襲われ、大学内がゾンビで溢れかえっていることに驚く。俊は真っ先に霜を怪しむが……………。
人
類の選別が始まる、ゾンビパニック開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 00:47:56
2164文字
会話率:51%
女性に縁の無い人生を送ってきた高校生上条七桜は入学式に向かう電車の中で痴漢の冤罪を掛けられてしまう。さらには駅のホームで揉めていた弾みで電車に轢かれその15年の短い人生を終えた。
「アハハ、人生で一度も女性に触ったことも無い君が選りに選っ
て女性に触ったことにされて死んじゃうなんてね」
自称上位存在が驚くほど女性に縁が無かったのに女性絡みで事故死した事を気に入られたらしい。
「次の人生では思う存分女性に触れるようにしてあげるよ。興味はあるんでしょ?」
医者になりたかった夢を叶え、女性に縁の無かった人生をやり直せるチャンスらしいけど、どうもこの自称上位存在、僕のこと面白い玩具だと思ってるっぽいんだよなぁ。
不安は拭いきれないまま行われた異世界転生。
お約束の森の中、かと思えばいきなり目の前でデッカい狼に襲われてる女の人!?
性格の悪い自称上位存在に「愉快な力」を貰って渡った異世界。
女性に縁が無かった気弱な少年、実はむっつりスケベ!?根は真面目だけど女の子には興味津々のナオはどう生きるのか。
残酷な描写R15は保険。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 23:55:17
228465文字
会話率:49%
田之上司は二十一年ぶりに幼馴染でありプロ野球選手として一流の活躍を見せた福井雄太郎からキャッチボールに誘われる。
あまり乗り気ではないが、一緒にキャッチボールをする事になる。
プロの身体能力や技術に驚かされる中、これまで雄太郎とのキャッ
チボールを避けてきた理由を吐露して……
真冬の苦く止まったままの青春の終わりとこれからをはじめる青春と壮年期にかかる野球小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 20:45:44
5394文字
会話率:33%
主人公、リクは、幼少期に両親を戦争で失い、戦場で育てられてきた。その中で、彼は戦闘における驚異的な才能を発揮する。
だがリクには秘密があった――彼は転生者であり、別の世界での記憶を持っている。
しかし、その記憶は彼の人生に特別な力を与
えるわけではない。ただ前世の知識を持ちながら、今世の「一般兵士」として生きている。
戦場ではその才能のおかげで常に生き残ってきたが、リクは自らの能力を誇ることなく、目立たずに生きることを望んでいた。
隣国との戦争が終結し、平和が戻った今、彼のモブとしての人生計画は危機にさらされていた。
戦争での活躍が周囲に認められ、出世を求められるようになってしまった。
「なあ、リク。そろそろ昇格してもいいと思うんだ」
「……勘弁してくれません?」
これはモブとして生きたいリクが、権力者と関わったり勇者の師匠になったりして結局世界を救うことになる、モブ兵士の英雄譚である。
カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 17:39:12
126604文字
会話率:42%
「エリーゼよ、光栄に思うが良い。赤髭公爵の次の奥方として、お前が指名された。出発は明日の早朝だ! わはははっ」
「嘘でしょ、お父様! 何を仰るのですか!?」
愉快に笑う父ビリーに困惑し、エリーゼは驚愕しながら尋ねた。
エリーゼは没落した
伯爵貴族の令嬢だ。
それでも父伯爵は王宮勤めをしているから、今まで生活が困窮することはなかった。
既に領地と先祖代々の邸は売り払われているが、その分の資金の一部は父伯爵の懐に入っているから、贅沢しなければ当分は暮らせる状態にはある。
言ってみれば父の代での経営の失敗で、爵位以外を手放したようなものだった。
「どうして私が婚約者に? 私にはマイケルがいます。赤髭公爵に嫁ぐことは出来ませんわ」
ビリーを問いつめるエリーゼに、義妹のロリータがマイケルの腕を組んで姿を現す。
「そんなの大丈夫よぉ、お義姉様。私がマイケルと添い遂げますからぁ」
「すまない、エリーゼ。そんな訳なんだ」
ばつの悪い顔をした婚約者だが、義妹に胸を押し付けられて時々そちらを見てニヤケている。最低だ!
「な、なんでエリーゼとマイケルが? 嘘でしょ?」
「もう後戻りなんて出来ないわ、公爵様との約束だもの。今日はご馳走にしたから、たくさんたべましょ。ね、エリーゼ」
義母のアルラウネが喜色満面にお祝いしようと騒ぎ立てたことで、父が私を金で売り払ったと予想が着いた。
テーブルいっぱいに並ぶご馳走と、ロリータの着ている真新しいドレスと義母の大きな宝石の付いた指輪。最近まで家にはなかったものだ。目をそらす父を私は睨み付けた。
もうやってられない。
このご馳走は私を売った金で買ったものだろう。根こそぎ食い尽くしてくれるわ。
「ガツガツ。グビグビッ。っくううっ、美味しいわ!」
「まあ、下品ねぇ。エリーゼったら」
「本当よ。マイケルの前なのにそんな姿見せて、良いのぉ?」
もう貴族のマナーなんて、いらないわ。
マイケルなんてもっといらない。
だって明日死ぬかも知れないもの。
右手にフォーク、左手になみなみにワインを注いだグラスを持ち食べまくる。
「いやぁ~、私の分がなくなっちゃう」
義妹のブリッコ口調を目でギッと睨み付け、気にせず猛烈な勢いで食べまくる。文字通り最期の晩餐として。
そして翌日、赤髭公爵の邸へ向かうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 11:11:58
7490文字
会話率:36%
「私、幸せになりたいの。だから、死んでください、|お義姉さま《おねえさま》!!!」
そんなことを言われて、義妹に包丁を向けられてる私は、当然逃げる。
「止めなさい、アレンシア。貴女はクソ王子に騙されてるのよ! 目を覚まして!!」
追い
詰められて階段。
あ~れ~と、体が浮いて階下へダイブ。
打ち所悪く、
チーン♪と、ご臨終。
異母妹アレンシアは、今頃事の大きさに驚き動揺している。嘘泣きではない涙が頬を伝い、膝を突いて嗚咽をあげる。
「あ、ああっ、|お義姉さま《おねえさま》。私、私は何てことを。ごめんなさい、ごめんなさい………」
あっと言う間の出来事で、使用人が止める間もなく死んだ私はナイアガラ・アルサーキ。公爵家の長女だ。
私がクソ王子呼ばわりしたのは、この国の第二王子ケニーア・イブメリアンで、私の婚約者だった男だ。
ケニーアはナイアガラの婿となり、アルサーキ公爵家の婿に。ナイアガラの兄はザンクロス大公家の婿に入る事が、幼い時に王命で決まっていた。
◇◇◇◆◆◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 20:43:01
15519文字
会話率:24%
私は生家の侯爵家を追い出され、乗り合い馬車で隣国に行く途中である。
「ああ、良い天気。空が青いわ」
ゴトゴトと揺れる馬車に、子供連れのご婦人はお尻が痛いと呟くが、子供は景色を見ながら元気いっぱいに歌っている。
それを見る私も、初めての
乗り合い馬車の振動に驚いているが、気持ちはスッキリしている為か楽しんでいる。風も暖かく頬を撫でる。
ハチキナ侯爵邸の物置部屋で、使用人に交じって掃除をしていた時とは雲泥の差である。たくさんの使用人もいるのに、私にもそれを強いていたのだ。
「お義姉さま、まだ此処の床汚れてましてよ。これじゃあ夕食をあげられないわよ」
態とバケツを蹴飛ばして、掃除後を汚す義妹のギルモア。
「本当屑ねえ。チャチャと遣ってちょうだい。旦那様が戻るわよ!」
見ていた癖に嫌みを言う義母ユネジュー。
私の名前は、サフラン・ハチキナ。
母が亡くなってから、父の愛人家族が侯爵家に乗り込んできた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 22:42:17
4919文字
会話率:33%
閻魔大王物語の番外編
閻魔大王の管轄のもと、死後妖退治を行う狩猟部は、今日も妖怪との熾烈な戦いを繰り広げていた。狩猟部の医師兼研究者である山田は、潜入調査のための新たな試薬「幼児薬」を開発した。しかし、その薬が偶然にも聖の手に渡ってしまっ
た時、運命は一変した。聖はその薬を誤って服用し、気がつくと10歳の幼い体になってしまったのだ。
この驚くべき変貌に戸惑いながらも、聖のパートナーである周や、部長秘書の喜一は幼くなった聖の面倒を見ることになった。
さてさて、どうなる事やら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 22:57:22
6913文字
会話率:17%
キャロラインは田舎から出てきてパン屋で働いていた。可愛さと愛想の良さで看板娘と呼ばれお客の人気も高い。騎士のクロードもキャロラインに惹かれる一人だったが、アプローチは中々進まなかった。ガードの固いキャロラインと恋人になれたのは一年も過ぎた
頃だった。
漸く手を繫いでデートが出来るようになりキスまで出来た頃、キャロラインの幼馴染のシルベーヌが伯爵家のメイドとして勤めるようになったと会いに来た。友達の恋人を見たいと好奇心でパン屋に来たシルベーヌはカイトの格好良さに驚いてしまった。
街にお使いに行った時に破落戸に絡まれたシルベーヌを助けたのがカイトだった。恋に落ちたシルベーヌは横恋慕をする。それは悪意にまみれキャロラインを深く傷つけていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 20:38:48
14564文字
会話率:39%
裕福な子爵家のビビアンは没落寸前の伯爵令息オリバーからの資金援助目的の縁談を、憧れの人の側にいることが出来れば良いと軽い気持ちで受ける事にした。
社交界での彼の存在は令嬢達に囲まれたアイドルの様で話すこともなかったというのに。
婚約したオリ
バーの態度は義理を果たせばいいくらいの素っ気ないものだった。それでも良いと思っていたビビアンだったが、ようやく結婚の前に避妊薬を手に入れる決心をした。初夜に「君を愛するつもりはない」という言葉を聞いて自分の失敗を身を持って味わったビビアンは白い結婚のまま一年で別れる契約をオリバーと結んだ。離縁後は好きなドレスを作り自立をすることにし、ビビアンは有名ドレスメーカーになった。一年後無事に離縁届にサインをした後でオリバーが最後に話をしたいと言って隠していた事を聞くことになるが、驚きの事実が彼を苦しめていたことを知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 08:20:08
17003文字
会話率:43%
ある日ウィステリアは見知らぬ部屋で目を覚ました。三十歳くらいの優しそうなメイド服の女性が奥様お気づきになられたのですねと言って涙を見せたが、その人の事が分からなかった。自分の事も何一つ覚えていなかった。
自分の日記により結婚が初夜から置き去
りにされた酷いものだと知ったことでウィステリアは行動を起こす。
夫に離縁を突きつけたのだ。驚きおたおたする夫と愛人がいるだろうから自分と別れて、そちらと結婚すれば良いという妻の攻防が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 06:12:58
32075文字
会話率:56%
過去の自分がいて、足らないこともあるけど
キーワード:
最終更新:2025-01-06 07:58:28
330文字
会話率:0%
夏のこの季節、誘った僕は驚いた
キーワード:
最終更新:2024-07-01 08:04:47
329文字
会話率:15%
偶然、リアクション、虹、肩越しに
最終更新:2023-11-21 12:17:14
318文字
会話率:34%
いじめられっ子の主人公は、己の人生に嫌気がさして飛び降り自殺を考える。
しかしたった一つの生き甲斐だった『デウス・エクス・マキナ』というゲームをプレイしたくなった彼は自殺を断念ー…しようとしたところで強風が吹き事故死してしまう。
デウス・エ
クス・マキナの世界を夢見ながら死んだ彼はなんとそのゲームの世界で転生を果たす。
しかもその主人公として。
そして転生後最高潮の驚きは、デウス・エクス・マキナ最強キャラであるゼウスがいきなりガチャ召喚で現れ、自分の最初のパートナーになるという勝ち組チート召喚士になったことだった。
知っているはずのゲームだったのに、このままゲームに無かったストーリーを新たに開拓することになった主人公と相棒ゼウスの波乱万丈な生活が幕を開ける。
全知全能の神と召喚士の主人公。しかし主人公自身やゼウスのお互いの残念さによって相棒が苦労することと、新たな物語により崩れ去るというぶっちゃけタイトル詐欺なお話。
詐欺にならないよう主人公が頑張る成長譚である。
カクヨムさんでも内容は一緒で掲載することにしました!
遅筆であることを予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 20:12:09
792879文字
会話率:45%
近未来、物体の原子レベルまでの三次元構造を読みとるスキャナーが開発された。
とある企業で、そのスキャナーを使って人間の三次元データを集めるプロジェクトがスタートする。
主人公、北村海斗は、高額の報酬につられてデータを取るモニターに応募
した。
スキャナーの中に入れられた海斗は、いつの間にか眠ってしまう。
そして、目が覚めた時、彼は見知らぬ世界にいたのだ。
いったい、寝ている間に何が起きたのか?
彼の前に現れたメイド姿のアンドロイドから、驚愕の事実を聞かされる。
ここは、二百年後の太陽系外の地球類似惑星。
そして、海斗は海斗であって海斗ではない。
二百年前にスキャナーで読み取られたデータを元に、三次元プリンターで作られたコピー人間だったのだ。
この惑星で生きていかざるを得なくなった海斗は、次第にこの惑星での争いに巻き込まれていく。
(この作品はアルファポリスとマグネットとカクヨムにも投稿してます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 17:40:15
1209899文字
会話率:53%
緑豊かな田舎町「星見町」。美しい星空で知られるこの町で、天文学者・桜井悠斗と看護師・水瀬凛は運命的に出会う。
悠斗は、かつてタイムリープ実験の失敗で婚約者エリザベスを別の時間軸に飛ばしてしまった過去を持ち、今は亡き父の天文台で隠遁生活を送
る。一方、凛は心臓に重い持病を抱え余命宣告を受けながらも、星空の絵を描き、明るく前向きに生きている。
星空の下、惹かれ合う二人。しかし、凛の病は進行し、特殊な遺伝子異常が原因と判明。その異常は、悠斗の過去の研究と関係している可能性が浮上する。さらに、凛の描く星空の絵には、悠斗にしか見えないはずの"あるはずのない光"が描かれていた…。そして、凛は幼い頃、星見町で不思議な光を見た記憶を、おぼろげながら持っていた。
悠斗は凛を救うため、封印していたタイムリープ研究を再開。凛の夢を叶えるべく企画された天文台での個展「星空の絵画展」の当日、凛は意識を失い、病状はさらに悪化の一途をたどる。悠斗は、凛の遺伝子異常が、過去の実験で別時間軸から混入したエリザベスの遺伝子情報が原因だと突き止める。
凛を救う唯一の希望は、時間軸を超えた遺伝子治療。しかし、それは凛の存在そのものを消滅させるリスクを伴う、禁断の治療法だった。悠斗は、凛の「時間軸を超えて、あなたの大切な人に会わせてあげたい」という言葉に、全てを賭ける決意をする。
そして、悠斗の父が遺した「アルビレオ計画」のデータ、凛の描いた絵、そして別の時間軸から来たという謎の老人の証言…。全ての点が繋がり、悠斗は時間軸を超える治療法の確立に奔走する。
一方、凛の意識は、20年前の星見町へとタイムリープしていた。そこで凛は、幼い自分自身と、若き日の悠斗、そして、エリザベスを元の時間軸に戻すための「アルビレオ計画」の真実と出会うことになる。
果たして、悠斗は凛を救うことができるのか?そして、時間軸を超えた先に待ち受ける、驚愕の真実とは…?
これは、星空の下で紡がれる、命の尊さと、時を超えた愛の物語。悠斗と凛、二人を取り巻く人々の想いが、星屑のコンチェルトとなって、未来への希望を奏でていく。アルビレオの二つの星のように、決して離れることなく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 14:51:15
50174文字
会話率:58%
中学生であったレオンはレオンを虐めていたハヤトと共に異世界に転移させられた。何とか街にたどり着いた二人は冒険者となり、生きる糧を得た。孤児カルロスを支援してゆく中で、レオン商店が立ち上がり、次第に成長し、王国内にレオングループという巨大企業
が生まれる。次第に王国の行く末に大きな影響を及ぼして行く。何故レオンとハヤトが転移させられたのか。そのミステリーは明らかになるのか。日本と異世界にどんな繋がりがあったのか。終盤には驚くべき事実が明らかになって行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 14:27:38
22327文字
会話率:45%
ルネッタはオブドラエルの王の婚約者で、魔女だ。自国では無かったことにされひっそり生きていたのに、今は怒られたり笑いかけられたり毎日忙しくて驚いている。
これは、自分の呼び名が一番の宝物。そんな小さな魔女の、恋における戦いの物語。
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連載中の「婚約者の浮気現場を見ちゃったので始まりの鐘が鳴りました」のスピンオフです。
作中に登場した年の差カップルのお話ですが、本作だけでも楽しんでいただけるように書いていけたら、と思っています。
*R15と残酷な描写タグは念のための保険で、基本的にはシリアスぶったラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 10:59:27
128320文字
会話率:37%