昔の夏の日。彼は言った星のようになると。
今の彼は……
臆病な私の切ないひととき。
最終更新:2010-09-24 21:53:06
1078文字
会話率:14%
本書は、10数年前に痴呆症(当時はそう呼ばれていた。現在は認知症)になってしまった母と私(筆者)との介護会話日記である。この日記は19年前に起こった「阪神淡路大震災」から始まった。
認知症がどのような「病」なのかを、コミカルな大阪弁で「母と
の会話」を通して著した。
母と私(筆者)は二人暮らし。
「認知症」は「切ない」病である。このため「認知症」の介護は、仕事との両立が困難で、生活苦に陥りやすく、苦悩の連続で、多くの介護者は「悩み、苦し」、挙句、心中や殺人に迄到るケースが後を絶たない。いまでも、この状況はあまり変わっていない。むしろ、高齢化社会が進んできた事や長引く不況で、増え続けているのが現状である。
昨今では、有名人や芸能人等が「介護を巡って、苦悩を告白」マスコミもこれを大きく取り上げ、「介護地獄」を喧伝している。
果たして、そうか。私は、認知症の母を介護しながら「介護」は「地獄」とする風潮に「疑義」を抱き続けてきた。
母が笑ってくれれば、笑顔を見せてくれれば、それで良い。そのためには「逆らわず、怒らず、大声を出さず」に「介護は会話から」を基本に実践した。
この日記は「認知症の介護」の答えを出した分けではない。が、このような「介護」もある、と言うことを知って頂ければ、多くの介護関係者の参考になろうかと、思い、取りまとめたものである。
その母も3年前に天国へ逝ってしまった。
私は、いま「看取り後」として、「男性介護ネット(事務局:立命館大学)」を、応援するため、このブログを続けている。介護していた愛する人を亡くし、独りぼっちになった方々を「ロストシングル」と言うそうだ。この方々は、一心に介護をしてきただけに、その反動も大きく「抜け殻」のようになってしまう方もいる。「介護」が生き甲斐となっていたからである。その生き甲斐が無くなったら。
私もご同様だ。看取り後、自分がどう生きていくかを、ブログに書いていくことにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-23 16:13:12
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会話率:46%
家族を亡くして独りぼっちになったラヴィ・ツ・レピは、祖父の最後の願いを叶えるべく村の北西にあるという”シャの湖”を探しに出かける。
その道中でラヴィの身に起こる出来事をまとめたファンタジー物語。
最終更新:2010-08-03 22:12:59
4109文字
会話率:25%
独りの女の子に手を差し延べる詩
最終更新:2010-07-28 02:29:03
241文字
会話率:0%
ある街の歩道の片隅に咲くオオイヌノフグリの1つの蕾の中で小さな花の精が生まれようとしていました。柔らかく膨らんだつぼみの中に入ってくる光や音に、花の精は外の世界に思いを馳せます。生まれた彼女を静かな月の光が迎えます。やがて、夜が明けて大勢の
人々が道を行き交うのですが、足下で咲く小さな花に気付いてくれる人は誰も居ません。夕方、花がしぼむのと同時に命が尽きようとする独りぼっちの花の精の前で、一人の若い女性が立ち止まってしゃがみ込み、小さな花を眺めました。子供の頃にどこかで見た花。そんな花に疲れた心を癒されたようでした。立ち去る女性を見送りながら、花の精は初めて泣きました。生まれてきて本当に良かった、そんな思い折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-13 12:27:14
2548文字
会話率:14%
母親から疎まれている女子高生の聡美は、早く大人になって家を出たいと願った。
家族の中で独り、独りぼっち。食べるものも服も用意されず、身体には酷い傷。
孤独感を抱えた彼女が、学校を抜け出し独りで行ったカラオケボックスで出会ったのは、車いすに乗
った少年の蓮だった。
喪失感を抱えたままの二人は、それでも前に進むことができるのだろうか。
家族からの心の傷と、取り戻せない身体の傷。すべてを包み込むように彼は歌う。
再び歩き出すための青春小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-22 10:39:24
8989文字
会話率:28%
父が出て行ったのは、自分のせいだと責め続ける少女。母親に紹介したい人がいると告げられ思わず飛び出した独りぼっちのクリスマス。周りの幸せそうな風景に思わず店頭のオーナメントをん盗んでしまった彼女の元に、なんとサンタクロースが現れて……。
最終更新:2009-12-24 20:28:12
9154文字
会話率:22%
言葉が話せない『少女』。誰とも言葉を交わせない『ぼく』。部屋に閉じこもって出てくる事の無い『博士』。触れ合いたいのに、傍に居るのに、声を聞きたいのに、聞かせてあげたいのに、ただひたすらに独りで、独りぼっちで。誰かと想いを交わす事、その真偽を
問う少年は、自分を知るために旅に出た――。という、息抜きSF短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-02-16 03:41:36
10985文字
会話率:10%
父も母もいない恵奈は、最愛の双子の兄さえも亡くしてしまう。独りぼっちになった恵奈は、生きる糧を無くしてしまい、自分も死のうと屋上へ出向いた。そこで出会った少年。恵奈は、ちょっとだけ目を閉じた。
最終更新:2009-01-13 10:33:08
882文字
会話率:0%
庵が任務から帰ってきたとき、それは庵の死すときだった。庵を失った瑛は独りぼっちで戦場を駆ける。
最終更新:2008-10-19 16:19:48
666文字
会話率:20%
おばあちゃんが亡くなって独りぼっちになってしまったアイナの前に、不思議な子供たちが現れます。その子供たちといっしょに虹のトンネルをくぐると、そこには見たこともない素敵な世界がありました。
最終更新:2008-09-26 02:38:58
28932文字
会話率:59%
独りぼっちのありす、そんなありすの特技は本の中に入る事、ありすとその仲間が童話の物語を長い長い旅をする、その行く手には??
最終更新:2008-08-15 14:09:18
1528文字
会話率:22%
僕は独りぼっちだった。私は一人ぼっちっだった。優しい風が吹いて、僕達は、私達は、一緒に歩き始める。
最終更新:2008-07-11 16:02:00
7225文字
会話率:21%
東京で、大規模な火災が起こった。私は、独りぼっちになってしまった。親戚のおばさんに育てられ、やがて結婚し、子供が出来た。パッとしない人生を送っていた。妻とは離婚し、ただのプー太郎になってしまったのだ。そんなある日、当時死んだと思っていた母さ
んが、手紙を送ってきたことを知る。私は、最低な息子だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-12-29 15:51:22
3150文字
会話率:31%
いつのまにか、独りぼっちだった。友達も、彼氏も、好きな事も……全てなくしてしまった、少女、リコ。彼女を救えるのは、一体、誰なのか……?
キーワード:
最終更新:2005-06-25 14:24:24
956文字
会話率:10%