平凡な日常を送る主人公。心のどこかで人とは違うと信じているが、これといって目立つ才能もなく、自分の人生を見ようとしない。
そんな彼の前に突然現れた「かえるドア」とはなんなのか、彼は他人とは違う存在だったのか、はたまた…
pixivという
ところにも投稿しようと考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-22 14:55:03
755文字
会話率:17%
森の中、一本の美しい木があった。
周りの木に「美しい」と毎日のように褒め称えられる美しい木だった。
その美しい木の隣には、醜い木があった。
周りの木に「醜い」と毎日のように罵られる醜い木だった。
ある日、雨が降った。
「雨宿りをさせて欲し
い」
と、醜い木に訪ねたのは、木こりの老爺だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 22:58:07
2477文字
会話率:30%
ある庭で、少女が鞠付きをして遊んでいました。
金色の糸が縫い込まれたきれいな紅い鞠でした。
少女は金色の糸で刺繍されたきれいな紅い振り袖を着ていました。
少女はころころと歌いながら機嫌良く鞠をついていましたが、なにかの拍子に鞠は少女
の手から離れ、ほろほろと転がっていってしまいました。
少女は鞠をおいかけます。
とてもお気に入りの鞠なのですから。
やがて鞠は転がるのをやめて、翡翠色をした池にぽちゃりと落ちました。
少女が見つめていると、鞠はどんどん沈んでいって、やがて見えなくなってしまいました。
少女は急に悲しくなって、涙をほろほろとこぼしました。
とてもお気に入りの鞠なのですから。
やがて池からちゃぷりと音をがして、少女がみると、池から大きなかえるがのぞいていました。
黒々とした大きな目で、少女を見ています。
「きみが鞠を落としたのかい」
かえるがききました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 16:00:00
1878文字
会話率:23%
2052年、第三次世界大戦終結勃発。
苛烈な大戦は大陸の半分を焼き、半球を焦土に変えた。
約100年に及ぶ大戦が終わりを迎えてから6年。
発達した科学技術の貢献により、世界は急速な復興を遂げていた。
本庁天良署に勤める捜査官・秋倉桜は、ある
日任務の帰りに事件に首を突っ込んだ。
その事件で彼女は大きな転機をむかえることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-19 18:27:11
24226文字
会話率:45%
物の怪アレルギーの主人公と、元・山伏で現・狐の妖怪の曾祖父、貴重な友人ふたりと年上の幼なじみのひと夏の出来事。
このはが おちるよ
とりいの むこうから やってくるよ
イッテンシカイが やってくるよ
ひとをさらいに や
ってくるよ
みたまの かえる よっかのま
とりいに はいると
雨宮司(あまみや つかさ)は、山伏だった曾祖父の隔世遺伝で生まれつき人ならざるモノが視えた――・・・・・・だけでなく、物の怪アレルギーだった。
司の住む地域には、お盆の間、異世界“イッテンシカイ”へと繋がる鳥居があった。
そして、なんの因果か、今は高校入学式で出来た、人生はじめての友人・緑川朔太郎(みどりかわ さくたろう)、赤井雅紀(あかい まさのり)と、幼なじみの社チカ(やしろ ちか)の四人で、イッテンシカイから迷い込んだ物の怪を還すということを元・人間であり、曾祖父のシロガネから押しつけられていた。
今年も、物の怪アレルギーと物の怪返還作業で補習だらけの日々が過ぎてゆく。
盆踊りなんて司にとっては最悪の行事でしかない。
そんな司の心境などおかまいなしに、チカは『今年も行こう!』と誘ってくる。
今年も、口うるさい年上の幼なじみの浴衣姿を見るはずだった。
だが、八月十三日。チカはイッテンシカイにさらわれてしまった。
タイムリミットは八月十六日。
司たちは、無事にチカを連れて元の世界へと還って来られるのだろうか――?
※他のサイト様のコンテスト参加していた作品です。『エブリスタ』でも公開中です※
※加筆修正しながら投稿しています。
※2020年8月5日追記。
※2020年7月28日タイトル改題。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 23:00:00
87896文字
会話率:33%
「私だけが生きてるの。」小田さゆりは言った。
特殊な高校生活を送る生徒と教師。
自分が傍観者であること、人が傍観者であること。それを小田さゆりは許せなかった。
11年前に起きた悲劇。何も知らない生徒達。繰り返されるイジメ。復讐を企む教師。
「いつかじゃダメなのよ。今じゃなきゃダメなの。」
今、目の前で起きていること、それに立ち向かえるか?
傍観者ばかりの世の中で、くだらない世の中で、生きる者たち。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 20:22:40
5990文字
会話率:18%
かえるがかえるになったとき、かえるは自分の探している何かを見つけに、旅に出かけた。
最終更新:2020-08-01 13:13:32
3039文字
会話率:22%
俺、神楽輝は能力者であふれかえる世界で『無能力者』と呼ばれる落ちこぼれ。そのせいで、彼女は見た目からしてできねーのはわかるけど、ダチの一人もいない!?こんな人生いやだー!?「はあー、死にたい。」そんなある日、少年の運命を変える出来事が…。
最終更新:2020-07-27 00:00:00
8809文字
会話率:49%
ずっと暗くて冷たく深い所にいた。
もう何度死にたいと思ったか分からない。
そんな高校生活最後の夏にクラスメートの天野と銀河鉄道の旅に出る。
何故みんな死んでしまったのだろうか。
何故みんな生き続けることができるのだろうか。
生きることが
本当の幸なんだろうか。
それとも死が本当の幸なんだろうか。
だとしたら、ばあちゃんは死ぬ間際何を考えていたのだろう。
「僕_______」
これは、この夏に少年たちが一歩を進む為に走り出した銀河鉄道の物語。
「かえらなきゃ」
今、銀河鉄道のベルが鳴る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 14:15:33
4503文字
会話率:57%
夜の駅。
「あっ!」という、知子ともこの叫び声に私は振り向りかえると……
夏ホラー2020 参加作品
最終更新:2020-07-20 22:51:19
710文字
会話率:47%
脱出ゲームに参加させられた4人
どのような結末をむかえるのか!
最終更新:2020-07-19 17:24:41
1152文字
会話率:62%
並行世界を現実にできる『想いの力』がある世界。今も世界は分岐し、無数の並行世界が創られている。『想いの力』はその世界の一部を召喚する力であった。全ては、完全な世界を手に入れるために。誰も死なず、悲しまず、苦しまない完全な世界を目指す少女の物
語。
そして、少女は見知らぬ花畑で目が覚めた。少女の記憶のない、無限に続く、悠久から続いた花畑で少女の物語が始まったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 20:33:31
114000文字
会話率:49%
空に大きな鷹が飛ぶ。
その背に乗る少女――肩に天秤の刺繍を飾る会計官・ラウは、じっと地平の果てを見つめていた。
その地のヌシとも呼ばれる、大陸をはばかる巨大な獣〈ダイアクラス〉。
古代から存在する翼竜・ワイバーンを使役する帝国は、今も各地
を進攻・侵略を続けている。
これに立ち向かえるのはダイアホークのみ――七歳だったラウは、そのヒナと友達になったことを理由に、国から軍属せよと命じられてしまう。
だが……これはラウの天命だった。
訓練場を訪れていた商業都市の会計官と出会うと、その才知を活かせと会計を学ぶことに。
そしてなんと十二歳にして、会計官の最高位を意味する〈金色の天秤〉の称号を与えられたのである。
「王は言う。『神のみが与を裁く』、と」
「なれば帳簿は神の宣告なり。会計は決して嘘を告げず、人の手のみ嘘を書く」
才覚を見いだし、智慧を授けてくれた師の教えを胸に。
戦場に蔓延る不正会計を暴くため、ラウは前線に出る会計官として大空へと飛び立つのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-28 22:07:52
224568文字
会話率:40%
50年前に異世界に転移した日本人のルート。魔王を倒すため異世界ペンゴアで長年戦い続けてきた。ある時、魔王はかねてからの計画を実行に移す。なんと魔王は、現代の東京に大軍を率いて転移したのだ! 溢れかえる魔物! 壊滅する東京! なんとか同時に転
移して魔物を殲滅し続けるルートを待っていたのは魔王の策略だった。ルートは絶望の淵に落とされる。そんな年老いた彼を救ったのはなんと魔物。オーガロードであるグレイザはルートの跡を継いで打倒魔王を目指す!
でもって、ついでにチートすぎるその強さで現代日本で変身ヒーローとして活動していく!
異世界ハイファンタジーなのか? 異世界ローファンタジーなのか? それとも変身ヒーローモノなのか?
それは作者にもよくわかりません…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-17 17:21:40
115841文字
会話率:47%
フレースヴェルク戦争
『死体を飲み込む者』を意するこの戦争が終わったのは、僅か十九年前だった。
黒髪黒眼を持つアンサラー人と、赤髪赤眼を持つガェヴォルカ人が軍隊をぶつけ合い、互いに敵国の人間と大地を絶望的に蹂躙した、四十年にも渡る悪夢
のような戦争。
ことは、銀髪銀眼を持つゴエティア人を殺し尽くした『ゴエティアの大粛清』に始まると伝えられている。
アンサラー・ガェヴォルカ・ゴエティアの三種族が住む、四方を海に囲まれたかつての『グルヴェイグ大陸』では、互いの国を侵略せずと不可侵の条約が定められていた。
しかし種族として衰退の一途を辿っていたゴエティアは、新たな魔術を生み出す。後世で『死霊魔術』と記される不死者の群れを操るものだ。その威力は絶大であり、その使い手は強大な魔力を有するゴエティア人のみにほぼ限定されていた。
そこでゴエティアの王は考える。
死霊魔術を用いれば、大陸を我が物に出来るのではないかと。
六十五年前。グルヴェイグ暦千二百一年に、ゴエティア国は不可侵の条約を破り、大陸を手中におさめようと侵攻を開始した。
ゴエティア国から大陸を守るため、アンサラー・ガェヴォルカ両国は同盟を結んで戦い、辛くもこれに勝利した。
この戦いこそが『ゴエティアの大粛清』と呼ばれている戦争だった。
戦いはゴエティア人という種の完全な死滅によって終息を向かえるが、六年後にガェヴォルカ王とアンサラー王によって二国間の戦争となる『フレースヴェルク戦争』が開始される。
フレースヴェルク戦争の終結から十九年後。
アンサラー国とガェヴォルカ国の国境線を挟んで並ぶ街『リゼバン』と『ブモラ』。
悪意を込めて『裏切り者の街』と呼ばれるふたつの街から物語は始まる。
リゼバンで暮らす十七歳のナナトは、周知の事実ではあるが『ある秘密』を持っていた。
ある日、ナナトは街の近くに現れたというゴーレムの噂を聞きつける。ゴーレムは死霊魔術によって生成される化物だ。
半信半疑ながらも、ゴエティア人の生き残りがいるかもしれないと考え、ナナトは幼馴染の少女チトリと青年ウィツィ、門番の女性メェガらと共に噂の真相を探りに出た。
そこでナナトは自身と同じ秘密を持つ少女と出逢う。
その出逢いはやがてナナト達を戦渦へと巻き込み、その中心へと押し上げていくことになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 08:00:00
152561文字
会話率:35%
ある日、由空 琉羽(ゆそら るう)は異世界へと転生してしまう。その世界には、「魔力」があり、「魔法」というものがある。そして、その世界はその魔力の差ですべてが決まっていた。琉羽も魔法がつかえると思い魔力検査をするが、なんと魔力適正は0!?魔
力0の最低ランクから始まった主人公の成り上がりストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 14:25:37
242文字
会話率:0%
オレには好きな人がいる。
オレには友達がいる。
オレには家族がいる。
オレには仲間がいる。
オレにはライバルがいる。
今日あった出来事をふりかえるために、人間関係の悩みを整理するために、そして何より明日をより良い明日にするために
、この「オレの日記」を書いていこうと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 16:38:31
623文字
会話率:10%
母親から、嫌み嫌われて暴力を振るわれていた琥珀。
そんな生活もある日、終わりをむかえることとなった。
「あなたを売ったわ」
実の母親から、売られた琥珀を十億で買ったのはここ周辺を取り巻くヤクザ冴島組の若頭ー美鷹 雅近だった。
ずっ
と暴力を振るわれていた琥珀は、なかなか雅近に心を開けなく
長年の癖で、ずっと雅近の顔色を伺っていた。
しかし、ある事件で琥珀と雅近の距離が縮まったと思った先、またもや事件が発生するのだった。
2人で色々な事を乗り越えていくにつれて、雅近に心を開いていく琥珀。
しかし、そんな彼らにある悲劇が……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 19:37:32
12705文字
会話率:23%
あなたのコーヒーの色は何色ですか?
最終更新:2020-06-04 01:21:40
3597文字
会話率:11%
しとしと、振り続ける雨の中
夕焼けに染まった帰り道を
学生時代に仲の良かった、親友のことを思い出しながら歩いていくお話です。
最終更新:2020-05-28 18:55:16
1102文字
会話率:22%